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by nugueira
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ゴロフキンvsブルック

 昨日はUFC・ボクシング・パンクラスと盛りだくさん。順次消化していきます。まずは早朝のボクシング、WBC・IBF世界ミドル級タイトルマッチ、ゲンナディ・ゴロフキンvsケル・ブルックから。

 1R、積極的に前に出ていくゴロフキン。ボディを入れるが、ブルックもひるまず応戦。ラウンド後半にはゴロフキンもいいパンチをもらう。ゴロフキンにしては危なっかしいスタート。2Rも前に出るのはゴロフキンだが、攻め急いでいるのかパンチが大振りなうえにブルックの連打をもらってしまう。今回のゴロフキンは攻めも守りも粗さが目立つ。
 3・4Rもゴロフキンはパワープレーで押しまくるのだが、ブルックはその時間帯を凌ぐとラウンド後半はスピードのあるパンチで反撃。ポイントはゴロフキンが取っているはずだが、長引いたらどこかで致命打をもらってしまうのでは?という不安が拭いきれない。
 しかし迎えた5R、ゴロフキンが引き続きプレッシャーをかけ、ロープに詰めての連打。ブルックはさすがにダメージがあるのか手数が出なくなり、ゴロフキンのパンチをもらい続けてしまう。ラウンド後半に入ってもブルックには反撃する様子が見えず、セコンドが見かねたようにタオル投入。やや唐突なフィニッシュでゴロフキンが防衛に成功。

 これでゴロフキンは世界タイ記録となる世界戦17連続KO防衛。とはいえこれまでのような盤石の強さを感じさせる試合内容ではなく、ボロが出る前に力ずくで押しきってしまったという感じ。体調不良という話も聞こえていたので、短期決着を意識したのだろうか。ブルックは十分すぎる見せ場を作ったが、やはり2階級上の絶対王者が相手ではパワー差はいかんともしがたかった。
 これで気になるのがゴロフキンの次戦。カネロが来週の防衛戦をクリアして来年両者が激突、という流れになれば最高だが、そう簡単にはことは運ばないんだろうなあ。
 

by nugueira | 2016-09-12 23:39 | ボクシング | Comments(0)