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by nugueira
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TUF23 Finaleの感想

 AbemaTVで見た感想を。

グレイ・メイナード○-×フェルナンド・ブルーノ(判定)
 開始から左右フックを振り回すブルーノ。メイナード少し効いた様子を見せるが、打ち合いからアッパーを入れていく。ブルーノがテイクダウンするがメイナード上を取り返す。スタンドで再開した後はブルーノ疲れたか、下がる場面が多い。終盤はブルーノがテイクダウンするが攻め切れず。
 2R、ブルーノがフック。メイナードは右を入れ返す。ブルーノの片足タックルに、メイナード引き込むように下に。上下が目まぐるしく入れ替わるが、メイナードがバックを取ってパウンドで削る。ブルーノはグラウンドでも動き続けてはいるが、やはり消耗が激しい。
 3R、フックを振るうブルーノだがパンチにスピードがない。メイナードがテイクダウンするとトップからバックをキープし続ける。ブルーノが起死回生のスピニングチョークを狙うがこれは極まらず。グダグダの展開だったが、メイナードがなんとか生き残った。

チェ・ドゥホ○-×チアゴ・タヴァレス(1R KO)
 ドゥホのヒザに合わせてタヴァレスがタックル。ドゥホは尻餅をつかされる。立ち上がるドゥホだが、タヴァレスはしつこく組み付き続けて再度テイクダウン。この展開を続けられるとドゥホはきついか…と思った途端、距離が離れたところでドゥホのワンツーがタヴァレスを打ち抜く!一撃でタヴァレスは崩れ落ち、ドゥホがまたも1ラウンドKO勝利。
 解説のV.V.meiがキャーキャー騒いでいたが、確かにこのKO見せられたら男でも惚れるわ。レスリング力の強い選手と当たると厳しいだろうけど、この勢いでどこまでいけるか楽しみ。

ロス・ピアソン×-○ウィル・ブルックス(判定)
 ブルックスが左ミドル、さらに組み付いてケージに押し込み細かいパンチとヒザ。1Rは全体としてブルックスのペースだが、圧倒しているというほどでもない。
 2R、ブルックスがきれいなタックルからテイクダウン。立ち上がろうとするピアソンだがブルックスがトップ、さらにバックをキープ。立ち上がった後ケージに詰めてパンチ、ヒザ、ヒジ。さらに強烈なボディブローを叩き込む。ブルックスにエンジンかかってきた。
 しかし後がないピアソンは3Rに入った途端、距離を詰めてパンチの連打。左フックがブルックスの顔面を捉える。ブルックスのタックルをきったピアソンはさらにボディを連打。効かされたブルックスは防戦一方となり、ケージに押し込みながらピアソンがボディを中心にパンチ連打。終盤にブルックスがテイクダウンを取るが、3Rは完全にピアソン。
 さすがに1・2Rは問題なくブルックスが取っていたので、判定はブルックス。とはいえ試合内容は期待はずれ。アルバレスがライト級王者になったことで同じベラトールの現役王者であるブルックスへの期待感も相対的に上がっていたはずだが、ランカーでもないピアソンにこの内容だと評価は下がってしまうか。

ヨアンナ・イェンジェチック○-×クラウディア・ガデーリャ(判定) 
 1R、いきなりガデーリャのジャブがヒットしヨアンナ倒れる。ガデーリャは打ち合いから距離を詰めて組み付き、テイクダウン。パウンドで削っていく。ラウンド後半はヨアンナが距離を取って打撃を入れる。
 2R、ガデーリャは再び打ち合いから組み付いてテイクダウン。片足を立てるヨアンナだが、ガデーリャは立たせず顔面へパンチを入れる。この後もガデーリャがケージに押し込み続けラウンド終了。ここまでヨアンナの打撃をおそれず組み付きペースを握っているが、5R続けられるか。
 3Rもガデーリャがスタンドの打ち合いからタックルにいきテイクダウン。立ち上がりかけるヨアンナをケージに押し込み続けるが、ヨアンナはこれを凌ぐと左右のパンチ、前蹴りを次々と入れてペースをつかむ。ガデーリャが再びダブルレッグにいくが、ヨアンナはすぐ立ち上がるとバックに回りパウンド。スタンドに戻してからはパンチ、前蹴り、ケージ際でのヒジ連打も繰り出し、気が付けばいつものヨアンナの試合になってきた。
 4Rもヨアンナはパンチ、前蹴り、インローのコンビネーションで圧倒。ガデーリャはスタミナの消耗が激しいか、まったく手数が出ず防戦一方。
 5R、打ち合いで劣勢のガデーリャが渾身のタックル!だがケージに押し込まれながらもヨアンナは踏ん張り続け、遂にふりほどくことに成功!ラストチャンスを逃したガデーリャに、ヨアンナはまたもパンチ、ヒジ、前蹴りのコンビネーションで攻め続ける。ケージ際で組み付かれたところでも逆にガデーリャを倒しヒジを落とす。
 4R以降は10-8をつけたジャッジも多く、ヨアンナが判定勝利で防衛。前半は苦しみながらも、3R以降は得意の倒されずにスタンドで攻め続ける展開に持ち込み逆転に成功した。この相手にこの展開で勝ったとなると、やはり崩せる選手が見当たらなくなるなあ。

 いよいよ明日はUFC200。人気ブログランキングへ
by nugueira | 2016-07-09 19:44 | UFC | Comments(0)