ホイスvsケンシャム
2016年 02月 20日
ホイス・グレイシー○-×ケン・シャムロック(1R TKO)
両者スタンドで間合いを測りつつ、ホイスは前蹴りを繰り出していく。見合う時間帯が続いた後、2分過ぎにホイスが組み付きヒザ蹴り。顔面にヒザが入り動きの止まったシャムロックをテイクダウンすると、そのままパウンド連打を浴びせたところでレフェリーがストップ。シャムロックは下腹部を押さえながらうずくまるような素振りを見せていたのでローブロー疑惑はなくもないのだが、とりあえずホイスが健在ぶり(?)を示した。
仮に自分が金を払って会場に来ていたらどう思っただろうか、と想像しようとしたものの、そもそも自分はこのカードに何か期待していたんだっけ?ということに気づいてそれ以上思いを巡らすのをやめた。とりあえずこのカードがあるから今回の大会に注目していた人は相当数いたはずで、ビジネスとしては間違っていないんだろうけど。でも「メインのレジェンド対決で注目を集めて、正統派MMAの試合もアピール」ならともかく、セミもキンボ・スライスだもんなあ。
キックボクシング部門の立ち上げも含め、スコット・コーカーは相変わらず「K-1&PRIDE全盛期的価値観」がお好きなようだが、その路線と最近のUFC大物ファイターの引き抜きがマッチしておらず、どうもチグハグな感じ。
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以前、ヌゲイラさんと電王戦のPVの話や、カスパロフ招聘はリゴンドー来日より驚いたみたいな話をしましたが、その時に妄想で、「例えば、ソフトバンクの孫正義が格闘技大好きなら、金にものをいわせてビッグマッチが組めるし、将棋大好きなら、羽生善治vs ponanza を実現できるかもしれないのに」などと考えていたんですが、その孫正義氏。人工知能分野には触手が動いたようで、電王戦にはお金を出してくれたみたいですw