[こだわり]バウト
2015年 10月 01日
MVP:廣田瑞人&石原夜叉坊(9/27 UFC Fight Night Japan)
敢えてベストバウトではなく両者MVPという形で。試合は両者の「勝ちたい」という気持ちがよく表れていた好勝負だったし、何よりこの3ヶ月間、毎週楽しませてもらった。これからの戦いは決して楽ではないと思うが、健闘を祈る。
ベストバウト:山中慎介vsアンセルモ・モレノ(9/22 WBC世界バンタム級タイトルマッチ)
ホームタウンデシジョンの判定に注目が集まってしまったのは残念だが、試合内容自体は掛け値なしの名勝負。息詰まるジャブの差し合いから、巧みにペースを握るモレノを一発でひっくり返す山中の左。世界最高峰のせめぎ合いを見させてもらった。
ベストKO:ユライア・ホール(9/27 UFC Fight Night Japan)
今年のUFC年間KOランキングでも間違いなく上位に入りそうな、あまりに衝撃的なフィニッシュ。ムサシが負けたのは残念だが、凄いものを見てしまった。
ベストサブミッション:中村K太郎(9/27 UFC Fight Night Japan)
終わってみれば中盤の無駄な大苦戦も試合を彩る飾り付けになった形。前のめりに崩れ落ちるジンリャンの映像はこれまたインパクト十分だった。
[おすすめ]バウト:ゲンナディ・ゴロフキンvsデビッド・レミュー(10/18 3団体統一世界ミドル級タイトルマッチ)
連続KO防衛記録更新へ突き進むゴロフキンだが、今回対戦するレミューも一発を持っている選手。ゴロフキンは前回の試合で粗さも垣間見えたし、決して油断はできない。目が離せない息詰まる試合になりそう。