UFCの開催国推移
2015年 09月 16日
2012年・・・アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、スウェーデン、オーストラリア、日本、中国(8ヶ国)
2013年・・・アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、スウェーデン、オーストラリア、日本(7ヶ国)
2014年・・・アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、スウェーデン、ドイツ、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国、シンガポール、UAE(14ヶ国)
2015年・・・アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、スウェーデン、ドイツ、アイルランド、ポーランド、オーストラリア、日本、韓国、フィリピン(13ヶ国)
この4年間毎年大会が開催されているのは2013年に開催している7ヶ国。今後はG7サミットの参加国はこの7つでいいな。
2014年から拡大路線に入っているが、開催国数で見ると横ばいで、2014年と2015年で入れ替わっている国も結構多い。シンガポールやニュージーランド大会が定着しなかったのはまあ分かるのだが、アジア戦略の拠点かと思われた中国や、富裕層は掃いて捨てるほどいるはずのUAEも2015年は開催されず。経済規模とは別に「格闘技興業を受け入れる素地があるか」といった要素も影響しているのが何となく透けて見える。
日本大会が始まった当初から「大会開催を通じて、UFC側も日本市場の『査定』をしてくるはず」と繰り返し主張しているのだが、こうしてみると日本市場は幸いにも一定の評価を得ているということか。
とはいえ、来年の大会数は40大会という話も聞こえてきており、大会数は当然ながら飽和状態。メキシコやアイルランドは今後は開催常連組に入ってきそうだし、未開催で手を挙げてきている国も多いはず。限られたパイの奪い合いは今後ますます激しくなってくる。(一方でブラジルが経済危機の煽りで今後開催ペースが落ちそう、なんていう話も聞こえてくるけど。)
2016年以降の日本大会継続に向け、まずは27日、我々ファンがしっかりたまアリを盛り上げていきましょう。