10周年特別企画・10年の名勝負100選⑤
2015年 05月 08日
81.山中慎介○-×マルコム・ツニャカオ(12R KO)(2013.4 WBC世界バンタム級タイトルマッチ)
ツニャカオの粘りを断ち切る神の左!山中、王者の誇りを示す最終ラウンドKO。
82.ノニト・ドネア×-○ギジェルモ・リゴンドー(判定)(2013.4 WBA・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦)
至高のスーパーバンタム頂上決戦。リゴンドーの技がドネアを押さえこむ。
83.アンデウソン・シウバ×-○クリス・ワイドマン(2R KO)(2013.7 UFC162)
アンデウソン政権、突然の崩壊!MMAの一つの神話が終焉を迎える。
84.三浦隆司○-×セルヒオ・トンプソン(判定)(2013.8 WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ)
敵地でダウンの応酬!三浦、メキシコの激闘を制し価値ある海外防衛!
85.村田諒太○-×柴田明雄(2R KO)(2013.8)
黄金の拳、東洋太平洋王者を屠る!村田、衝撃のプロデビュー戦。
86.ベンソン・ヘンダーソン×-○アンソニー・ペティス(1R アームバー)(2013.9 UFC164)
WEC以来の再戦はペティスが返り討ち&王座奪取!難攻不落の王者をミドルキックが粉砕!
87.ジョルジュ・サン・ピエール○-×ジョニー・ヘンドリックス(判定)(2013.11 UFC167)
「名勝負なき名王者」GSP、よもやの大苦戦。難敵ジョニヘンを退け王座を死守!
88.クリス・ワイドマン○-×アンデウソン・シウバ(2R TKO)(2013.12 UFC168)
因縁のリマッチはあまりに衝撃的な結末!アンデウソン神話、完全なる終焉!
89.井上尚弥○-×アドリアン・エルナンデス(6R KO)(2014.4 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ)
「怪物」が「怪物」たる所以、ここにあり。井上、日本人最速世界王者記録を文句なしのKOで奪取!
90.キコ・マルチネス○-×長谷川穂積(7R TKO)(2014.4 IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ)
長谷川、3階級制覇の夢砕ける!名王者は気高くリングに散る。
91.板橋寛×-○大月晴明(判定)(2014.5 Krush41)
爆腕いまだ死なず!大月、40歳にしてKrush王座を奪取!
92.ヘナン・バラォン×-○TJ・ディラショー(5R TKO)(2014.5 UFC173)
UFC史上屈指のアップセット!ディラショーが絶対王者バラォンを粉砕!
93.HIROYA×-○寺崎直樹(1R KO)(2014.7 Krush.43)
Krush史上最大の番狂わせ!キャリア崖っぷちの寺崎がまさかのKOで王座奪取!
94.ローマン・ゴンザレス○-×八重樫東(9R KO)(2014.9 WBC世界フライ級タイトルマッチ)
八重樫の意地、ロマゴンには通じず。日本ボクシングがまたも世界の高き壁に屈する。
95.マーク・ハント○-×ロイ・ネルソン(2R KO)(2014.9 UFC JAPAN)
UFC日本大会の主役はやはりハント!オクタゴン怪獣大決戦をKOで制す!
96.ジョゼ・アルド○-×チャド・メンデス(判定)(2014.10 UFC179)
UFC軽量級史上最大の死闘!魂の打撃戦を制したアルドがメンデスを返り討ち!
97.アンソニー・ペティス○-×ギルバート・メレンデス(2R ギロチンチョーク)(2014.12 UFC181)
ライト級頂上決戦はまさかの決着。ペティスがメレンデスをギロチンに斬って落とす!
98.ジョニー・ヘンドリックス×-○ロビー・ローラー(判定)(2014.12 UFC181)
UFC史上最大のシンデレラストーリー!リリース経験者ローラーがウェルター級王座を奪取!
99.オマール・ナルバエス×-○井上尚弥(2R KO)(2014.12 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ)
怪物覚醒。井上が圧倒的火力でナルバエスを粉砕、圧巻の2階級制覇!
100.ロンダ・ラウジー○-×キャット・ジンガーノ(1R ストレートアームバー)(2015.3 UFC184)
試合時間わずか14秒!秒殺女王・ロンダがUFCタイトルマッチ史上最短決着!
年度別や選手別の分析で多少書きたいことがあるので、総括の記事をまた改めて書かせてもらおうと思います。とりあえず今日はここまでで。
まだ手を付けていないので忘れたころの掲載になるかもしれませんが、気長にお待ちいただければと思います。
敗者の意地が名勝負になったもの、衝撃的な勝ち方のもの、
といくつかの試合が強烈に思い出されます。
その中でも井上選手、ペティス選手は2試合がエントリーされており、きっちりとファンを興奮させてくれる試合が出来る選手と証明されますね。
たいして、敗者が作った名勝負といえば、やはりロマゴン×八重樫は絶対外せないですね。
先日の試合で見事復活してみせてくれましたし、まだまだ好勝負が期待できる選手です。
選ばれた試合の傾向としては「かつての名選手の散り際」「予想外のアップセット」といったものが多いんですが、井上は純粋に「凄い試合を見せられたから選んでいる」という感じです。新しい歴史が切り開かれていく瞬間を自分は見ているのだ、と思わせてくれる稀有な選手ですね。