グラドビッチvsジェブ
2013年 11月 25日
1Rから積極的に手数を出していくグラドビッチ、右の有効打を繰り返しヒットしまずは先手を取る。2Rもグラドビッチが手数でリードするが、ディブもしっかり打ち返していく。
3Rに入るとディブが自ら前に出て乱打戦を仕掛けていく。ディブのパンチもそれなりに入るが、手数・有効打ともに依然としてグラドビッチか。
しかし4Rに入るとディブの顔面への有効打が目に見えて増えてくる。自ら前に出て行く戦略が功を奏したか、流れがやや変わり始めた。続く5Rはグラドビッチが再び手数で盛り返すが、序盤に比べてパンチスピードが落ちてきた感じ。
長丁場になるとグラドビッチは厳しくなってきそう、という雰囲気だった6R、パンチをもらったディブが足をもつれさせるようにダウン。グラドビッチにとって貯金ができたのは大きいが、ディブのダメージはさほどでもないか・・・と思ったものの、ここから流れが一気にグラドビッチへ傾いていく。
7Rに足の止まったディブにグラドビッチがショートの連打を叩き込むと、8Rにはグラドビッチがまたも猛ラッシュ。ディブがこのラウンドは何とか凌ぐものの、結局9Rにグラドビッチが連打を入れたところでセコンドがストップ。グラドビッチが再戦を制し防衛に成功。
グラドビッチは見た感じパンチ力はさほどでもないんだろうけど、とにかく手数が圧倒的。4Rに一度ペースを奪われかけたのに、また手数で取り返しちゃった。グラドビッチは前回の防衛戦もマカオで行っているが、時差なんかを考えるとロシアの選手にとってはラスベガスよりマカオの試合の法が比較的調整しやすいはず。今後はマカオを拠点にしていくロシア人選手も増えてくるんだろうか。
これに勝てる日本人がいればサリド、ドネア、ロマチェンコなんかに絡んでいけて面白くなるんですが。
>今後はマカオを拠点にしていくロシア人選手も増えてくるんだろうか。
マカオ興行は軽量級とアメリカやヨーロッパで人気が出ない落ちこぼれの集まりといってもいいですからね、人気があったり期待されているロシア人は基本的にアメリカで勝負してる気がします。ロシア人より日本人の出番だと思うのだけど、なぜか日本人の姿が見当たらないという、、。
モレノは試合してませんw(察してくださいねw)
>なちょさん
どうなんでしょう。パッキャオ戦をもってきたことからも、最近GBPに押され気味のトップランクがアジア進出を結構本気で考えているのではと思っています。
村田もそっち方面で担ぎ出されそうですよね。
あの選手については、選手の実力としては完全には否定してはおりません。強豪に挑む試合であれば注目しますね。
もちろん井岡×ロマゴンもしかりです。
是非実現してほしいですよね。
マルチネスについては、来年予定の復帰戦がどうかですよね。
完全復活してくれたら、そのカードは是非実現してほしいところです。
ゴロブキンはビッグマッチにたどり着いてほしいですよね。
マルチネス、ウォード、カネロ、フロッチなどなど、観てみたいカードが一杯ありますよね。
モレノは少し過大評価されている気がします。やったら山中選手が普通に勝つのではと思っていますし、またモレノ、マレスあたりより西岡利晃の方が強かったと思っています。確か、西岡が名誉王者になったのって、GBPがあの時点でのマレスでは西岡には勝てないと判断したとかみたいな裏経緯なかったでしたっけ?
マルチネス×ゴロフキンが何故一番見たいかと言いますと、僕の大好きなマルチネスが不利な試合だからです。だから、ゴロフキンの強打に引導を渡されるかもしない、しかしもし勝ったら本当に凄い選手だ、みたいなワクワク、ドキドキ感があるんですよね。世界的なオッズはどうでるんでしょうかね。
マカオで試合した日本人というとこの前帝拳の石本選手が戦っていたぐらいですかね。確かにラスベガスよりはハードル低そうなので、ここを狙っていく選手が出てもおかしくない気がします。
>ユウツギ様、みゆパパ様
レスが遅れた間に盛り上がっていただき何よりです。亀田の試合は本気で存在自体を忘れており、録画し忘れました。ある意味語り継がれる試合だったようで、見逃したのを後悔しています。
ゴロフキンはビッグネームと是非戦ってほしいんですが、マルチネスがここまでリスクの大きい試合を引き受けますかね。