刃牙vs勇次郎
2012年 06月 13日
これはもうハッキリ言わせてもらうが、個人的には
「えっ、あと10回で終わっちゃうの!」
というよりも
「えっ、あの展開を更に10回も続ける気なの?」
という気持ちの方が強い。同じ思いの人は多いはずだと確信しているが。
『刃牙』についてはこのブログでもちょいちょい触れているが、前にも書いたとおりこの漫画のピークは地下闘技場最大トーナメント編だと思っている。あれが終わってからもう12~13年だっけ?
ピークを過ぎてからこれだけ引っ張っているのは凄くもあるし、作品にとってはある意味不幸でもある。格闘技漫画にとって「強さのバブル現象」は避けて通れない宿命なわけだが、『刃牙』に至ってはもはや人類の歴史上最長のバブルですよ。
ただ、刃牙vs勇次郎以外に目を向けると、列海王vsボクシング世界チャンピオン(陸上短距離の金メダリストからボクシングに転向という設定で、ボルトがモデル。)はまだだし、「極上のカード」として愚地独歩vsXを組む、という話も伏線を張ったままになっている。
刃牙の世界で作者が書きたい物語、我々が見届けたい物語はまだまだ存在する。そのためにも刃牙vs勇次郎は早めに一区切りつけるべきだと思うのだが。
『修羅の門』も最近取り上げてないなあ。人気ブログランキングへ