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by nugueira
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刃牙vs勇次郎

 板垣恵介がイベントの中で「(刃牙vs勇次郎は)あと10回以内で終わる」と発言。

 これはもうハッキリ言わせてもらうが、個人的には

 「えっ、あと10回で終わっちゃうの!」

 というよりも

 「えっ、あの展開を更に10回も続ける気なの?」

 という気持ちの方が強い。同じ思いの人は多いはずだと確信しているが。

 『刃牙』についてはこのブログでもちょいちょい触れているが、前にも書いたとおりこの漫画のピークは地下闘技場最大トーナメント編だと思っている。あれが終わってからもう12~13年だっけ?
 ピークを過ぎてからこれだけ引っ張っているのは凄くもあるし、作品にとってはある意味不幸でもある。格闘技漫画にとって「強さのバブル現象」は避けて通れない宿命なわけだが、『刃牙』に至ってはもはや人類の歴史上最長のバブルですよ。

 ただ、刃牙vs勇次郎以外に目を向けると、列海王vsボクシング世界チャンピオン(陸上短距離の金メダリストからボクシングに転向という設定で、ボルトがモデル。)はまだだし、「極上のカード」として愚地独歩vsXを組む、という話も伏線を張ったままになっている。
 刃牙の世界で作者が書きたい物語、我々が見届けたい物語はまだまだ存在する。そのためにも刃牙vs勇次郎は早めに一区切りつけるべきだと思うのだが。

 『修羅の門』も最近取り上げてないなあ。人気ブログランキングへ
by nugueira | 2012-06-13 20:59 | 雑記 | Comments(0)