K-1開幕戦・中国開催へ
2011年 09月 15日
何はともあれWORLD GPの灯火が消えずに続いたことを喜ぶべきか、フジテレビ撤退を悲しむべきか。なんだかんだで「テレビの人気コンテンツ」としてのポジションを土台にその勢力を伸ばしてきたK-1が、遂に地上波から姿を消す。2011年は大きな歴史の変わり目ですなあ。
出場メンバーについてはディフェンディング・チャンピオンたるアリスターの欠場が既に確定しており、これだけでテンションだだ下がり。一方で、バダ・ハリを始めとするイッツ・ショウタイム勢の参戦が表明されたのはけっこうな驚き。
一時期「訴えるぞコノヤロー!」と激高していたサイモン・ルッツが協力姿勢に転じたということは、未払い問題は解決の目途が立ってきたと受け止めていいのだろうか。
まあK-1は年明け以降ファンの信用も関係者の信頼もこれ以上無理なぐらい失い続けてきたわけで、ここまできたらもう失うものはないはず。大幅なダウンサイジングが不可避だとしても、まずは「次の一手」が現実になったことを素直に喜んでおけばいいのかな、と思っています。