反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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明日の速報

 というわけで明日はUFC141のWOWOW生放送及び元気ですか!!大晦日!!2011の会場観戦の模様を速報させてもらいます。日本格闘技ファンにとっての長い1日、果たしてどのような衝撃やドラマが生まれるか。

 ヒョードルvs石井の地上波放送がまとまらなかったのは残念だし、ビジネス的にも痛いところ。とはいえこれはもう決定のタイミングの問題もあるし、致し方ないところでしょうね。

 今の格闘技界の状況を考えると「ブログの速報見てる暇があるならスカパーかニコ生のPPV買え!」と言いたくなるのが素直な気持ちですが、まあそれはひとまず脇に置いといて久々の会場速報を頑張らせてもらいます。ツイッター(@antonionugueira)の方でもつぶやいてますんで、そちらもチェックいただければ。

 それにしても心配なのはUFCを見てから会場入りして間に合うのかという点。たまアリは最悪の場合最初の2~3試合は見逃す覚悟をしておかないといけないか。でもまあ、UFCがサクサク進んでくれれば間に合う可能性もあるのでは…と思ったら今回のUFC出場メンバーの中には「塩漬け大魔神」ジョン・フィッチが。神は我々にどれだけ試練を与えれば気が済むのか。
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by nugueira | 2011-12-30 23:11 | DREAM | Comments(0)
アンデウソン・シウバ○-×チェール・ソネン(5R 三角絞め)
 ソネンの蹴り足を掴んで巧みに距離をキープするアンデウソン。今回もやはり王者ペースの試合になるか。ところがソネンが先にパンチをヒットさせ、アンデウソンがまさかのダウン。ソネンはそこからパウンド攻勢に入り、アンデウソンが防戦一方のまま1Rが終了。
 「テイクダウンの機会すら与えずに打撃で勝つ」というのがアンデウソンの必勝パターンだが、今回はそれが全く通じない。2R以降も序盤はスタンドで細かい打撃を入れるのだが、主導権を握る前にソネンにテイクダウンを許してしまい、パウンドと鉄槌のノンストップ爆撃を凌ぎ続ける展開の連続。4Rにようやく打撃でソネンを押し込む場面を作ったものの追撃につなげられず、逆にソネンに再びトップポジションを奪われてしまう。
 反撃の糸口が全く見えてこないまま迎えた最終R、またもソネンがパンチでダウンを奪うと、再生VTRを見せられているかのようなパウンド攻勢。
 絶対王者が敗れる瞬間というのはこんなにあっさりと来るものなのか。もはやこれまでか。ヒョードル敗北を見たときと同じような心持ちで画面をみつめるしかなかった最終R残り2分、アンデウソンが一瞬の隙を突いて三角絞めの体勢へ。ソネンがしばらくは堪えたものの、アンデウソンが左腕を伸ばしたところでやや微妙な、しかし言い訳のしようがないタップのアクション。敗北寸前のスパイダーが、最後の一刺しで王座を守り切った。

 まずアンデウソン側からこの試合を振り返ると、「レスラータイプにはこんな簡単にやられちゃうのか?」という点が驚き。寝かせりゃどうにかなるだろう、と思われながらも誰もまともに寝かせられないまま防衛回数を重ねていたわけだけど、今回は完全にソネンの戦術にはまってしまった。まあこれまでの防衛戦の相手を見るとストライカー(フランクリン)、柔術家(レイチ、マイア)、レスリングベースのオールラウンダー(ダンヘン、マーコート)、よく分からん選手(コーテ)はいたけどここまでゴリゴリのテイクダウン&パウンドスタイルの選手は初めて。相性的には一番噛み合わせが悪い相手だった、ということなのか。

 一方のソネン側から見ると、「もったいない」の一言。あと2分少々で格闘技史に残る王座奪取劇の主役となれるところだったのに。とはいえソネンにミスがあったというよりは、あそこまで追い込まれた状況で三角を極めてみせたアンデウソンを賞賛するべきか。また、敗れたとはいってもあの時間帯までノンストップのパウンド攻勢を完遂してみせたのは単純に凄い。

 疑惑の判定というわけじゃないのでダイレクトリマッチになるかは微妙だし、アンデウソンには先にベウフォート戦を実現してほしいけど、仮に再戦があった場合は果たしてどうなるか。「絶対王者」の称号にも、徐々にかげりが見え始めてきた。
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by nugueira | 2010-08-09 23:34 | UFC | Comments(0)
 あまりに凄すぎる結末だったメインは改めて書くとして、他の試合の感想を取り急ぎ。

ロイ・ネルソン×-○ジュニオール・ドス・サントス(判定)
 ネルソンの組み付きも落ち着いて対処したサントスが1Rからパンチ連打を叩き込む。KO勝ちも時間の問題か、と思ったものの、脂肪でダメージを吸収してしまうのか異常な打たれ強さを見せるネルソンを崩しきれず判定でサントス勝利。
 サントスはベルト挑戦へ着実に結果を出したものの、やはり豪快にKOで決めてほしかったところ。この程度の相手に手を焼いているようじゃレスナーの牙城は崩せないでしょ。

マット・ヒューズ○-×ヒカルド・アルメイダ(1R ギロチンチョーク)
 両者間合いの計り合いの展開。アルメイダの方がやや動きがいいかな、と思っていたところでヒューズが左をヒットさせアルメイダがダウン。そのままアルメイダをがぶったヒューズがノースサウスチョークのような体勢でギロチンに捕らえ、あっという間に一本勝ち。
 このところレジェンド対決路線が続いていたヒューズが、この相手にこういう勝ち方をできたというのは驚きの一言。まだまだ底力ありますねえ。

クレイ・グイダ○-×ハファエル・ドス・アンジョス(3R TKO)
 ノンストップの打撃戦とテイクダウンの奪い合いを続ける両者。削り合いの展開で判定までもつれこむかと思ったが、3Rにグイダがテイクダウンを取ったところで、アゴの骨を痛めたドス・アンジョスがタップ。終わり方はやや消化不良だったものの、グイダがプロモーター側から評価される理由がよく分かる一戦だった。

ジョン・フィッチ○-×チアゴ・アウベス(判定)
 アウベスの打撃に必要以上に付き合わなかったフィッチが、いつも通りのしつこいテイクダウンからポジションをキープし続け完封勝利。これでフィッチはGSPに敗れた後、いずれも判定で5連勝。GSPとの再戦が見たいかというと全くそんなことはないのだが、着々とベルト再挑戦へ足場を固めていますな。
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by nugueira | 2010-08-08 23:12 | UFC | Comments(2)

UFC on Versusの感想

 地上波観戦の感想を。

マーク・ムニョス×-○岡見勇信(判定)
 スタンドでジリジリと圧力をかけていく岡見が、クリーンヒットはないものの正確な打撃で徐々にペースを握っていく。このまま岡見が押し続けるかと思った2R、ムニョスの大振りな左がヒットし岡見がダウン。すぐさまタックルに行き追撃は許さなかったものの、急に雲行きが怪しくなってくる。
 それでも落ち着いて対処し続ける岡見は、3Rに逆にカウンターのパンチでダウンを奪い返すと、ムニョスのタックルを切り続け再度主導権を奪取。判定は割れたものの、終始ペースを握った岡見がスプリット判定で勝利をものにした。
 ムニョスは一発狙いのパンチと比較的真っ正直なタックルしか攻め手のない選手だったので、岡見にはスッキリとした勝ち方をしてほしかったところ。とはいえ結果を出して生き残ったことをまずは良しとすべきか。岡見はベルト挑戦のためにはもう一頑張り、タイトルマッチ経験者クラス相手の勝利が必要になりそう。

ジョン・ジョーンズ○-×ウラジミール・マティシェンコ(1R TKO)
 マティシェンコが突っ込んできたところにタイミングよくタックルを合わせたジョーンズが、そのままマット・ヒューズ・ポジションからのヒジ連打を入れたところでレフェリーストップ。マティシェンコを何の苦もなく粉砕してみせた。
 ロートル相手の勝利と言ってしまえばそれきりなんだけど、ジョーンズは自分のスタイルに合う勝ち方をしっかり見につけている感じ。今後のライトヘビー級戦線でキーパーソンの一人となりそう。

タイソン・グリフィン×-○五味隆典(1R TKO)
 予想どおりのボクシング勝負の展開で迎えた開始1分過ぎ、グリフィンのローに若干バランスを崩しながらも振りぬいた五味の右がクリーンヒット。グリフィンがうつ伏せにバタッと倒れこみ、ほぼ同時にレフェリーが試合をストップ。五味が迫力も説得力も満点のKO劇でUFC初勝利。
 ファイトスタイルが噛み合う相手にうまく展開がはまったということなんだろうけど、タイグリのこんな負け方を見たのは初めて。去年の中蔵戦といい今回といい、もう後がない状況で凄味を発揮してみせるのはさすが、としか言い様がない。懐疑的な予想ばかりして申し訳ありませんでした。
 ケンフロ戦の敗北を帳消しにしてお釣りが来るぐらいの結果を出した五味、果たして次戦の相手はどうなるか。
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by nugueira | 2010-08-07 23:43 | UFC | Comments(0)

UFC117の予想

 今週末のUFCの予想を。

ジョニー・ヘンドリックス○-×チャーリー・ブレネマン
 着実に連勝を重ねているジョニヘンに今回も期待。

ロイ・ネルソン×-○ジュニオール・ドス・サントス
 ネルソンの実力を測りかねる部分はあるものの、ミルコ越えで勢いに乗るサントスを買い。これに勝った方が次々期挑戦者の座を手中に収める感じか。

マット・ヒューズ×-○ヒカルド・アルメイダ
 けっこう予想の難しい古豪対決。とはいえ3連勝中でウェルター級への適応も進んでいるアルメイダに対して、ヒューズの衰え具合を考えるとちょっと苦しいかな、という気がする。どっちが勝つにしても判定までもつれこみそうだけど。

ジョン・フィッチ○-×チアゴ・アウベス
 ウェルター級のタイトルマッチ経験者同士の一戦。フィッチの最近の試合内容はしょっぱいの一言に尽きるのだが、負けない試合運びを着実に実線しているのも事実。アウベスが手術明けでコンディションが読みにくいことを考えると、フィッチの判定勝ちか。

アンデウソン・シウバ○-×チェール・ソネン
 ソネンが勢いに乗っていることは確かだけど、やっぱりこの試合の勝敗はアンデウソンのモチベーション一つにかかってくると思う。ズルズル長丁場をやってしまうとソネンのテイクダウン&パウンドにやられてしまいそうな気もするけど、こういう一戦で凄味を発揮するのもアンデウソンのよくあるパターン。なんだかんだで防衛は固いかな、と思います。個人的にベウフォート戦の実現まで負けて欲しくないという思いもあるので。

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by nugueira | 2010-08-04 23:04 | UFC | Comments(0)
 遂にPPV放送が行われるUFC VERSUSの予想を。とはいえPPVは回避して地上波で見させてもらいますが。

ジョン・ジョーンズ○-×ウラジミール・マティシェンコ
 ベラ戦の圧勝ぶりから考えると、ジョーンズがロートルを軽くたたきつぶしそう。

岡見勇信○-×マーク・ムニョス
 岡見の前戦の戦い振りは信頼感が高い。連勝でミドル級戦線での再浮上を果たしたいところ。

タイソン・グリフィン○-×五味隆典
 メインではないけど日本のファン的には最も注目度が高いであろう一戦。「タイグリならスタイルが噛み合うので五味はやりやすいのでは」という声も聞くけど、今の五味は噛み合う展開になったところで結果が出せるのかなあ・・・という根本的な不安が。スティーブンソン相手の方がまだ一発入れて自分のペースに持ち込める可能性があったと思うのだが、グリフィンだとボクシング・レスリングともにじりじり削られ続けて終わっちゃいそう。

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by nugueira | 2010-07-30 23:19 | UFC | Comments(0)

UFC116の感想

ジョージ・ソティロポロス○-×カート・ペルグリーノ(判定)
 パンチで前進しながらのしつこいタックルで優位なポジションをキープし続けたソティロポロスが試合を完全に支配。終了間際にペルグリーノのヒザ蹴りを食らう場面はあったものの、文句なしの判定勝利。上位クラスを相手に白星を重ねているソティロポロス、エドガーVSペン再戦後のライト級戦線でキーパーソンとなるか。

クリストフ・ソジンスキー×-○ステファン・ボナー(2R TKO)
 1Rから両者ガンガン打ち合っていくが、当て勘の良さでソジンスキーの方が上回るか。2Rも同様の展開でソジンスキーが押し気味だったものの、金網際の攻防からボナーがヒザをクリーンヒットさせると、倒れこんだソジンスキーへ追撃を入れて逆転勝利。流血ストップとなった前戦のリベンジに成功。

クリス・ライトル○-×マット・ブラウン(2R アームロック)
 1Rにブラウンがアナンコンダチョークでライトルを絞め上げ、一本はとれなかったものの優勢に試合を進める。このままブラウンのペースかと思われた2R、タックルに来たブラウンをライトルがギロチンに捕らえると、横三角の体勢からアームロックを極めて逆転一本。今日のベストサブミッションだろうか。

クリス・レーベン○-×秋山成勲(3R 三角絞め)
 1Rは秋山がタイミングよくテイクダウンを奪い続け、腕十字やアームロックを狙う場面も作り優勢の印象。動きは悪くない感じ。
 2Rに入るとレーベンの左が秋山を捉え始め(というか秋山が不用意にもらう場面が増え始め)、今度は秋山が劣勢に。しかし打ち合いから秋山の左がクリーンヒットするとレーベンの動きが一瞬止まり、秋山はこの後テイクダウンも取って体勢を立て直す。
 両者消耗している感じの最終R、ここもテイクダウンを奪うのは秋山。しかしレーベンに下からパンチとヒジの連打を入れられペースを握れず、残り30秒のところでレーベンの三角絞めに捕えられると秋山がまさかのタップ。このまま試合終了していれば微妙ではあるが判定勝利できていただろうに。
 秋山がUFCで連戦連勝を続けると信じていたわけでは全くないのだが、このタイミングでこういう負け方をしちゃうとはなあ・・・。秋山陣営にとっても痛い一敗だが、それなりに構築されていた「魔王幻想」をあっさり壊された我々としても非常に痛い。2R以降スタンドで劣勢なのを見て「もっとグラウンドでガッチリ固める試合運びに徹すれば、面白いかどうかはともかく白星は重ねられるのでは」と思っていたのだが、この負け方を見せられてしまうとそれも怪しくなってくる。

ブロック・レスナー○-×シェーン・カーウィン(2R 肩固め)
 1R序盤にレスナーのタックルを凌いだカーウィン、スタンドでジリジリ圧力をかけていくとパンチ連打で一気にレスナーを追い込み、パウンドの嵐を浴びせていく。流血も見られるレスナーはいつ止められてもおかしくない状態だったと思うが、なんとか立ち上がり1R終了。
 最大のピンチを凌いだレスナーは2R、タックルからテイクダウンに成功すると、目立った動きのないカーウィンに肩固めを極め大逆転勝利。混迷のヘビー級戦線、最後は正王者がベルトを護り切った。
 カーウィンは結果的に「1R勝利を重ねてきた怪物、2Rに入ったらあっさり失速」というまあお約束の展開と言えなくもないのだが、1Rにレスナーをあそこまで追い込んだ力は紛れもなく本物。逆に言うとレスナーはあそこで耐え抜いたのが凄かった。試合ブランクや相手との相性を考えると今回が最大のピンチと踏んでいたのだが、ここをクリアしたとなると更なる長期政権の可能性が高くなってきたか。

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by nugueira | 2010-07-04 15:54 | UFC | Comments(3)

UFC116の予想

 WOWOWでは生放送のUFC116、主要カードの予想を。

ジョージ・ソティロパロス○-×カート・ペレグリーノ
 シドニー大会ではジョー・スティーブンソンに予想外の圧勝をしてみせたソティロパロス。あの勢いが本物なら今回もいけるのでは。相手のペレグリーノも4連勝中のようだけど。

クリストフ・ソジンスキー○-×ステファン・ボナー
 前回対戦はソジンスキーが勝ったんだけど、バッティングによる流血でのストップだったので再戦になったんだっけ。ソジンスキーはタイトル戦線に絡むような存在ではないけど個人的にけっこう好きなので、返り討ちを期待しておきます。

秋山成勲○-×クリス・レーベン
 シウバ戦が流れたのは残念だけど、ビスピン戦の内容からするとさすがに秋山やばいんじゃないかと思っていたので、命拾いをしたんじゃないかという気も。まあ「シウバ相手なら派手に負けても商品価値は落ちない」という陣営の計算があったのかもしれませんが。
 代役のレーベンはスパンの短いスクランブル出場ということもあり、コンディション的に厳しいか。ベルチャー戦のような微妙な内容で秋山勝利、と予想しておきます。

ブロック・レスナー×-○シェーン・カーウィン
 レスナー復帰によりようやく実現するヘビー級王座統一戦。この二人って「体のデカさとナチュラルな強さで勝つ」という似通った持ち味の選手同士なので、レスナーが万全のコンディションならともかく、病気からのブランク空けとなるとパワー負けしてしまうのでは。カーウィンについては以前は「たまたま相手と展開に恵まれただけだろう」と思っていたものの、ミア戦であの勝ち方をされるとそうも言っていられないようだし。
 というわけで今年王者交代の相次ぐUFC、ヘビー級も新政権誕生という予想にさせてもらいます。

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by nugueira | 2010-06-29 20:29 | UFC | Comments(0)

UFC115の感想②

 前座カードの感想を。

ベン・ロスウェル○-×ギルバート・アイブル(判定)
 ロスウェルがしつこくテイクダウンを取り続けて優位なポジションを取るものの、アイブルも隙を見て度々スイープに成功。上下が頻繁に入れ替わる何か大味な展開。
 3Rはロスウェルがマット・ヒューズポジションからの連打でアイブルに何もさせず、これが決め手となり判定勝利。アイブルは昔に比べると丁寧な動きをしている(あるいはやろうとしている)ように見えたが、やっぱりUFCで戦えるレベルじゃないか。

カーロス・コンディット○-×ローリー・マクドナルド(3R TKO)
 1・2Rはスタンド・グラウンドともに両者よく動き続ける互角の展開。マクドナルドがタイミングよくテイクダウンを何度か取るものの、スタンドの打撃ではコンディットが細かいパンチやヒザを入れていた印象。3Rにコンディットがハーフガードからのパウンドをクリーンヒットさせると一気に主導権を握り、最後は金網際に押し込んでパンチを連打したところでレフェリーストップ。
 敗れたとはいえマクドナルドも非常にいい戦い振り。今大会のベストバウトですね。

マーティン・カンプマン○-×パウロ・チアゴ(判定)
 1Rにカンプマンの右がヒット。さらにラウンド終了間際にはチョークでチアゴを捕らえかける。
 チアゴは手数は出すもののパンチの大振りが目立ち、その隙を突いてグラウンドを優位に進めたカンプマンが危なげなく判定勝利。
 ウェルター級は年末?にGSP対コスチェックが行われた後のトップコンテンダーは今のところ不在の状態。今回勝ったコンディットやカンプマンといった第二集団の選手が、ここから半年余りの間にどこまで存在感を高められるか。
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by nugueira | 2010-06-19 12:43 | UFC | Comments(0)

UFC115の感想

 とりあえずメイン2試合の感想から。

ミルコ・クロコップ○-×パトリック・バリー(3R チョークスリーパー)
 1Rにバリーの右が繰り返しヒットしミルコは2度のフラッシュダウン。いずれもバリーは深追いせず。
 2Rに手数で盛り返してきたミルコ、グラウンドで上を取るとバックからスリーパー狙い。一本は取れなかったが、ポイントはイーブンに戻したか。
 3Rに入るとスタミナが切れて動きが悪くなったバリーに対して、ミルコがパンチで徐々に圧倒。最後はラッシュを受けたバリーが金網際に倒れ込んだところで、後ろに回り込んでチョークを極めて一本。
 ミルコは結果は出したけれど、内容としては「苦戦した」という印象の方がどうしても強くなってしまう感じ。「活きのいい若手」にはまだ何とか勝てることは証明したけれど、じゃあそのワンランク上の上位集団クラスと戦ったらどうかというと・・・。やっぱり今のミルコに多くは期待できないし、使い方の難しい選手であることは引き続き変わらないというところか。

チャック・リデル×-○リッチ・フランクリン(1R KO)
 リデルが序盤から手数を多く出し、テイクダウンも奪って動きは悪くない感じ。リデルの右でフランクリンがフラッシュダウンするものの、追撃をさせず(というかリデルにそこまでの余裕がなかったか)息を吹き返したフランクリン、逆にラウンド終了間際に金網際での打ち合いからカウンターの右を打ち込み、逆転KO勝利。
 両者とも「全盛期ならもっと簡単に勝ってたんじゃ」と思わせる内容だったけど、フランクリンの方が相対的に衰えがひどくなかった、ということか。リデルは昔ならあのフラッシュダウンの後で一気に試合を持っていってたと思うんだけどなあ・・・。

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by nugueira | 2010-06-14 23:43 | UFC | Comments(0)