反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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オルティスvsスコット

 エキサイトマッチの感想。まずWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ジェイソン・ソーサvsスティーブン・スミス。
 距離を取ろうとするスミスを追うソーサ。飛び込みながら左アッパーをヒットさせる。2R開始早々、スミスが体勢を崩したところにソーサの左が入りダウン。勢いに乗ったソーサはこの後も圧力を強め、連打を入れる。3Rも攻勢を強めるソーサは、終盤にカウンターの左フックをヒット。スミスは目じりから出血する。
 4R、今度はスミスの右がヒット。一瞬動きが止まったソーサだがすぐさま反撃に転じ、両者近距離での打ち合いに。5R辺りからソーサはダメージのせいか手数が落ちてきたが、スミスも攻め切れず一進一退の展開で後半戦へ。
 7R、スミスが左ボディ連打。ソーサの身体がくの字に曲がる。8Rはスミスが右カウンターを入れるがソーサも飛び込んでの左アッパーをヒット。9Rになるとソーサは下がる場面が増えてくる。しかしスミスも身体を密着させて押し込むものの、そこから流れをひっくり返すだけの攻め手がない。
 11R、踏ん張りどころとみたソーサは再度ギアを上げて左右のボディやフックを叩き込む。最終ラウンドもスミスに逆転打を許さず、根競べの展開を制したソーサが判定勝利で防衛。

 続いてWBAインターコンチネンタル王座決定戦、ルイス・オルティスvsマリク・スコット。
 開始から露骨に距離を取るスコットに、オルティスは両手を広げて挑発。オルティスが踏み込んでワンツーを打ち込む。2R以降も、ボディストレート等で攻めるオルティスに対しスコットは相変わらず逃げるだけ。
 4R、オルティスがクリンチに来たスコットに打ちおろしの左を入れダウンを奪う。続く5Rはスコットがカウンターの右を狙うが、オルティスはその打ち終わりに左カウンターを入れ2度目のダウン奪取。このままオルティスが押しきるかと思ったが、スコットは上体を柔らかく使ったディフェンスで決定打を許さずに凌ぎ続ける。
 それでもオルティスは左右のボディやアッパーを着実に入れると、8Rにカウンターの左ボディ一閃で3度目のダウン。この後は徹底して下がり続けるスコットを仕留めきれなかったものの、オルティスが上下の打ち分けで攻め続け試合終了。13~15ポイントの大差をつけ判定勝利。
 試合前の分析では技巧派同士の対戦と謳われたものの、スコットが極端にディフェンシブな戦いを貫いたため試合として成立していなかったのが残念。オルティスはゴツイ体型の割にきれいなパンチを打つね。

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by nugueira | 2016-12-28 23:01 | ボクシング | Comments(0)
 エキサイトマッチでWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ワシル・ロマチェンコvsニコラス・ウォータースを視聴。

 ジャブから左を出すロマチェンコに、ウォータース左ボディを返す。1R終盤からフットワークのギアを上げたロマチェンコはウォータースのパンチをかいくぐりながら右をヒット。
 2Rもロマチェンコは外に回り込みながらパンチを繰り出す得意の動き。ウォータースはスピードに対応できない。3Rはロマチェンコがガードの隙間からねじ込むように左ストレートをヒット。ウォータースもパンチを返すが、ロマチェンコがボディワークとブロックで有効打を許さない。ウォータースはガードを固めてカウンターを狙うが、ロマチェンコは左ストレート、さらにダブル。
 5Rにさらにギアを上げたロマチェンコはジャブの連打から左をヒット。終了間際には立ち止まってウォータースを挑発する。6R、ウォータースは前に出ながら強い右を振るいペースを変えようとするが、ロマチェンコはサイドに回っての右、さらに左アッパーから右へのコンビネーションを次々とヒット。
 7R、さらに攻勢を強めるロマチェンコは回り込んでの右連打から左ボディ、左アッパーとやりたい放題になってくる。ウォータースは決定的なダメージを受けたわけではないが、戦意を喪失したのかこのラウンド終了時にギブアップ。

 リーチではウォータースが上回るうえに一発の破壊力は言わずもがなで、ロマチェンコにとっては十分すぎるぐらい怖い相手のはずだが、蓋をあけてみれば過去の試合と同様に卓越したスピードとボディバランスで圧倒。一時期の必要以上に様子を見ちゃう場面もなくなってきたし、プロの水になじんできたんだろうなあ。一方のウォータースは、商品価値が暴落してもおかしくない負け方。玉砕しろというわけではないが、この終わり方は勘弁してほしかった。

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by nugueira | 2016-12-24 23:14 | ボクシング | Comments(0)

PANCRASE283の感想

 MX枠3試合の感想。と言いつつMXで見たのはサンドロだけだが。

松嶋こよみ×-○マルロン・サンドロ(1R KO)
 スタンドで間合いを測る両者。松嶋がバックスピンキックを繰り出すが空振り。圧力をかける松嶋だが、踏み込んだところにサンドロのカウンターが入りダウン!タックルに行く松嶋だが、サンドロはレフェリーに確認しながらエルボーを入れ続ける。最後は亀になった松嶋にサンドロがパウンドを落としたところでストップ。
 ここ何年か精彩を欠いていたサンドロだが、久しぶりに強い姿を日本のファンに見せた。その相手がホープの松嶋というのが切ないのだが…。

ISAO○-×高谷裕之(判定)
 高谷のパンチが入るが、ISAOもアッパーからのコンビネーション。ISAOがタックルでテイクダウンするが高谷はすぐ立つ。ISAOがローを入れ続け、終盤にはテイクダウンも奪いやや攻勢で1Rを終了。
 2RもISAOがローを入れ、高谷の足が流れはじめる。ISAOはハイキックもヒットさせ、タックルを混ぜながらのパンチで優勢に試合を進める。しかし高谷はひるまず3Rも前に出ると、カウンターの左フックをヒット!フラッシュダウンしたISAOだが、高谷の追撃を凌ぐと細かいパンチを入れ、終了間際にはテイクダウン。ジャッジ二者は3RもISAOにつけ、判定で完勝。元ライト級王者の帰還でフェザー級がさらに面白くなってきた。

砂辺光久○-×北方大地(2R チョークスリーパー)
 砂辺が遠い間合いからのパンチと顔面への前蹴り。北方もコンビネーションを返す。両者目立った有効打がなく1R終了。砂辺がやや前に出ていた印象だが、手数を取ったかジャッジは三者とも北方。
 これで砂辺に火がついたか、2Rは一転して近距離での打撃戦。砂辺の右アッパーから左フックのコンビネーションが入り北方ダウン!すぐさまバックに回った砂辺は、立ち上がった北方をスープレックスで叩き付けると再びバックを奪いチョーク!がっちり極まり北方タップ!
 砂辺が気持ちの強さを見せつけるようなフィニッシュで防衛に成功。次なる相手はブルックスか神部か。いずれにしても面白い試合になりそう。

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by nugueira | 2016-12-19 22:51 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

UFC on FOXの感想

 つまみ食いで見た感想を。

エディ・ワインランド○-×水垣偉弥(1R TKO)
 序盤からパンチの応酬。水垣のジャブ、さらにワンツーがヒット。ワインランドもパンチを返すが、水垣はよく見えている感じ。しかし水垣が踏み込んだところにワインランドの右フック!ダウンした水垣、立ち上がるが明らかに効いている。さらに右フックをもらい水垣がダウンしたところでレフェリーストップ。
 ダウン直前までの動きは悪くなかっただけに残念。とはいえここ最近は簡単にKOされる場面が目立つし、ダメージの蓄積も相当あるのでは。残念だがさすがにこれでリリースかなあ。

コール・ミラー×-○廣田瑞人(判定)
 廣田がパンチから組み付いてテイクダウン。立たれた後、ワンツーを効かされた廣田が下がるが、再び組み付いてテイクダウンからパウンド。この後も廣田は繰り返しテイクダウンを奪い、パウンドで削っていく展開で1R終了。
 2Rも廣田があっさりとテイクダウン。ミラーは足関を狙いながら上を奪い返すが、廣田は片膝を着いた状態で踏ん張りながら細かいパンチを入れると、再度上を奪う。この後も廣田がパウンドで削り続けてラウンド終了。
 3R、廣田はスタンドでも上下に打ち分けて攻勢。そこから簡単にテイクダウンを奪うと、試合終了まで4分以上トップポジションをキープし、パウンドを入れ続け試合終了のホーン。廣田が判定で念願のUFC初勝利を挙げ、ようやくUFCへの「リベンジ」に成功。苦戦必至とみていただけにこれは嬉しい誤算。

ユライア・フェイバー○-×ブラッド・ピケット(判定)
 フェイバーが距離を測りつつパンチや組んでのヒザ。フェイバーが片足タックルに行くが、堪えたピケットがもつれるようになりながらテイクダウンを奪う。そこからの立ち上がり際、フェイバーの左フックがヒット!一撃でダウンしたピケットにフェイバーはチョーク狙い、さらにパウンド連打の猛攻。しかしピケットが耐えて1R終了。引退試合なんだからレフェリーもさっさと止めりゃいいのに。
 2R、ピケットのヒザ蹴りをキャッチしたフェイバーがテイクダウン。さらにピケットのタックルをがぶりバックに回るとチョーク狙い。スタンドに戻った後はピケットを押し倒すようにテイクダウンし、立ち上がり際にニンジャチョークに行くがこれも逃げられる。
 3Rもシングルからテイクダウンを奪うユライア。スクランブルの攻防でピケットにスイープを許さず、しつこくチョークを狙いながらパウンドを入れていく。終盤ハイキックにパンチを合わされ尻餅をつく場面はあったが、逆転のチャンスを与えず完勝。
 軽量級の牽引役でありながらUFCのベルトには縁がなかったユライアだが、最後は地元の試合で有終の美。結果的に前回の試合が引退試合になっちゃった、というケースの多いMMAの世界にあって、非常に恵まれた引き際といっていいのでは。

ペイジ・ヴァンザント×-○ミシェル・ウォーターソン(1R 裸絞め)
 ヴァンザントは飛び込みながらのパンチやサイドキック。ウォータースもパンチやサイドキックを返す。ヴァンザントが首相撲からのヒザを入れるが、ウォータースが首投げでテイクダウン!身体を反転させたヴァンザントのバックに回ると、そのままチョークへ。粘ったヴァンザントだがガッチリ極まってしまいレフェリーストップ!
 ヴァンザントは前回のKO勝ちがもの凄いインパクトだったが、早くもそれを帳消しにしかねない完敗。人気は高いので起用され続けるだろうが、これだと上位進出は望めない感じ。

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by nugueira | 2016-12-18 23:22 | UFC | Comments(0)

DEEP CAGE IMPACTの予想

 AbemaTVで見た感想。

金原正徳○-×チャーリー・アラニツ(1R TKO)
 開始早々、前に出るアラニツに金原がカウンターのテンカオをボディへぐさり!効かされた様子のアラニツに金原はパンチ連打からミドル、サッカーボールキック。額をカットしたアラニツにドクターチェックの結果ストップがかかり、わずか30秒で金原勝利。
 緊急出場かつ本来1階級下の選手なのでいろいろ割り引く必要はあるとはいえ、お見事な勝利。やっぱりまだ引退は早い。

長倉立尚×-○今成正和(判定)
 間合いを測り合う両者。今成はいつもながらのノーガードからロー、跳び蹴り。長倉もローを返す。両者動きが少ないまま1R終了。
 2R、今成の飛び込んでのパンチが入るが長倉はすぐ打ち返す。今成の跳び蹴りをパンチで迎撃した長倉が、ボディストレート、左ジャブ、ローを着実にヒット。手数を増やし流れを引き寄せる。
 このまま長倉が逃げ切るかと思えた3R、今成が自ら前に出ると跳び蹴りがヒット!さらにパンチ連打で長倉をグラつかせると、タックルに来た長倉を倒してパウンド。大ピンチの長倉だが上を奪うと今成のオモプラッタを凌いで肘を入れる。スタンドに戻ると両者パンチの打ち合い!しかしここは長倉がパンチを効かせ、今成一瞬ヒザを着く。蹴りでバランスを崩す長倉だが、組み付いた今成から逆に上を奪うとパウンド。スタンドに戻った後も左右のパンチを着実に入れ、今成の顔面をのけぞらせる。ダウンシーンの後は長倉が盛り返した形で試合終了。
 3Rに盛り上げてくれたが、まあ長倉の勝ちか…と思ったが、判定は3-2で今成。DEEP特有の5人制ジャッジでは珍しいスプリットの接戦を制し、フェザー級王座に返り咲いた。
 ラウンドごとの採点ではないDEEPの判定基準は理解しているが、それにしても3Rのダウンシーン以外は長倉が優勢だったのでは。一度でも追い込む場面を作れば他の時間帯が劣勢でも勝ててしまうのでは、国際基準とかけ離れ過ぎてるなあ。いい試合だっただけに結末にもやもやが残ったのが残念。

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by nugueira | 2016-12-17 22:32 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

ガルシアvsバルガス

 エキサイトマッチでウェルター級10回戦、ダニー・ガルシアvsサミュエル・バルガスを視聴。

 1R、ガルシアがバルガスの入り際に左右のフックをヒット。ボディを混ぜながら面白いようにフックを当てていく。2Rもガルシアは前に出てくるバルガスをよく見ながら有効打を重ねると、バルガスの打ち終わりに右フック!後ろに倒れたバルガスがそのまま後方に一回転する見事なダウンを奪取し、早くも圧勝ペースに。
 3Rもガルシアが右フック、左ボディからの右ストレートを次々ヒット。ガルシアにパンチを合わされ続け打つ手がなくなってきたバルガスは、4R終盤にもガルシアの左フックが入り一瞬グラつく。タフなバルガスはそれでも前に出て手数を出そうとするが、6Rにはカウンターの右フックを合わされ動きが止まる。
 迎えた7R、ガルシアは右のショートを入れると、下がったバルガスをロープ際に詰める。最後はガルシアが左右のパンチを叩き込んだところでレフェリーがストップ。

 ガルシアが実力差を見せつけて快勝。というかここでノンタイトルマッチを戦ったのが不思議なのだが、来年春にはキース・サーマンとの統一戦が実現。激戦区ウェルター級、衰えのみえる(というか上積みが期待できない)パッキャオよりもこの二人の激突に要注目だな。

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by nugueira | 2016-12-16 23:28 | ボクシング | Comments(0)
 エキサイトマッチでスーパーフライ級10回戦、ファン・フランシスコ・エストラーダvsレイムンド・タブゴンを視聴。

 1R、エストラーダが左ボディを起点にコンビネーションを入れていく。タブゴンも左ボディから返しの右をヒット。エストラーダはタブゴンのパンチをフットワークでいなすと、上下左右に打ち分け着実に有効打をヒット。3Rはタブゴンをたびたびロープ際へ詰め連打を入れる。
 4R、エストラーダはカウンターの左フックを入れるとさらに右アッパー、左ボディ。タブゴンのパンチを見切ったエストラーダは相手の打ち終わりに狙い澄ましたパンチを次々と入れていく。タフなタブゴンはダウンこそしないが、6Rからは下がる場面が目立ち始める。
 7R、エストラーダはジャブを立て続けに突き刺す。ディフェンスもオフェンスも実に無駄がない。完全に試合を掌握したエストラーダだが、後半に入ってもショートのパンチ主体で無理にフィニッシュに行かない。9Rにはボディ連打をもらったタブゴンが効かされた様子を見せるが、ここでもエストラーダは仕留めにはいかない。
 エストラーダは手術をした右拳を痛めるリスクを避けたのか終盤は安全運転の様子が目立ったが、三者フルマークの快勝でスーパーフライ級初戦を白星発進。今日の試合内容では井上やロマゴンと戦ったらどうなるか、という判断まではできないが、スーパーフライ級が気づけば激戦区になってきた。

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by nugueira | 2016-12-15 23:14 | ボクシング | Comments(0)

UFC206の感想

 今回もDAZNへの苦情から。画像がカクカク止まるし、もの凄くフラストレーションの溜まる視聴環境。これで本当に来年からJリーグ中継するのかね。

ジョーダン・メイン×-○エミル・ミーク(判定)
 ミークがローを入れるが、メインがカウンタータックルでテイクダウン。スタンドではミークがいい打撃を出すが、メインは再度タックルからテイクダウン。ミークの右が効いたか、メインが下がる。お互いボディの打ち合いの後、ミークがロー連打。
 2R、ミークがケージ際でパンチ連打。さらにダブルレッグからテイクダウンすると、肩固めを狙いつつパウンドで削る。メインはガス欠か動きが一気に落ちた。3Rも圧力をかけるミークがメインを潰すようにテイクダウンし、トップキープから削り続けて試合終了。判定は三者ともミーク。メインはブランクが痛かったか。

ティム・ケネディ×-○ケルヴィン・ガステラム(3R TKO)
 1R、ケネディが組み付いてバックを奪いテイクダウン。立ち上がるガステラムだが、ケネディはバックをキープしてチョーク狙いとパウンド。しかしラウンド終盤に振りほどいたガステラムは左を立て続けにヒットさせ、さらに左ハイも入れる。
 2R、ケネディのタックルをがぶったガステラムがバックへ。ケネディもバックを奪い返すが、ガステラム振りほどく。ガステラムの左がヒットし、さらにカウンターの右。ケネディはダメージのせいか前に出れなくなった。
 3Rもガードの下がったケネディにガステラムの左ハイと左右のパンチがヒット。焦らずじっくり攻めたガステラムは最後は左フックを入れ、ケネディが亀になったところでレフェリーストップ。ケネディもさすがにブランクがきつかった。

カブ・スワンソン○-×チェ・ドゥホ(判定)
 1R、ドゥホが左をヒット。さらに首相撲からのヒザ連打。スワンソンは右のオーバーハンドを返す。両者近い距離でパンチの応酬。ドゥホがボディストレート、さらに左。
 2R、圧力を強めたスワンソンが左右のオーバーフック。ドゥホ効かされた!だが追撃するスワンソンにドゥホがカウンターの右!一気に逆襲に転じパンチ連打。スワンソンはこれを凌ぐとテイクダウンを奪い一息。スタンドに戻るとスワンソンがパンチをもらいつつ右を入れドゥホが下がる!だがドゥホもパンチを入れ返し逆襲。スワンソンはカポエイラキックをヒット。
 3R、圧力を強めるのはドゥホ。右からコンビネーションを次々ヒット。だがバックを奪われたスワンソンがトップを取り返すと、スタンドに戻ってから右をヒット!ここからスワンソンが次々とパンチを入れ、さらにスピニングエルボー。しかし驚異的なタフネスを見せたドゥホが最後まで戦い抜き試合終了。
 判定は3-0でスワンソンだったが、ドゥホは敗れてなお評価を上げる内容。並の選手だったら、二人とも3~4回ずつKOしている(されている)試合ですよ。もう今日の出場者から1万ドルずつ没収して、2人に10万ドルずつあげたい。

ドナルド・セローニ○-×マット・ブラウン(3R KO)
 セローニが相打ち気味の右をヒット。さらに左ハイが入りブラウンぐらつく。セローニがローを混ぜながらパンチを入れるがブラウンも打ち返す。ブラウンが蹴りのバランスを崩して倒れるが、覆いかぶさったセローニに三角。けっこうガッチリ入ったが、ここはセローニが脱出する。
 2R、セローニがタックルを混ぜながらパンチ。セローニが左ハイを入れるが、ブラウンが構わず右を打ちこみセローニダウン!動きの止まったセローニにブラウンがパンチ連打。しかしセローニは左ハイから右を打ちこみダウンを奪い返す!この後はセローニがパンチと肘で攻勢。
 3R、前に出るブラウンにセローニがカウンターの右。最後は左ハイを叩き込みブラウン大の字!セローニが圧巻の4試合連続PON獲得。いや、毎度ながら面白い試合してくれるわ。

マックス・ホロウエイ○-×アンソニー・ペティス(3R KO)
 1R、ペティスが二段蹴り。ホロウェイは前に出てパンチを入れるが、ペティス左ミドルを返す。ホロウェイは左ボディから右のオーバーハンド。ペティスはなおも左ミドル。ホロウェイが細かいパンチをヒットさせ、ラウンドを取ったか。
 2R、ホロウェイの右が入りペティス尻餅をつくようにダウン!ホロウェイはグラウンドは付き合わずスタンドで着実にパンチをヒット。左ボディを繰り返しいれていく。ペティスが組み付くが、ホロウェイは堪えながらヒザを入れ続けラウンド終了。
 流れをつかんだホロウェイは3Rもパンチで攻勢。さらに足払いからテイクダウンを奪うとペティスの寝技には付き合わず攻め続け、最後は右ミドルを効かされたペティスにホロウェイがラッシュを仕掛けKO!
 ホロウェイはお見事の一言。怒涛の10連勝で遂に暫定王座を獲得した。一方のペティスはこの負け方だと、今後の展開が見えづらくなってくる。

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by nugueira | 2016-12-11 22:41 | UFC | Comments(3)

UFN102の感想

 メインとセミの感想を。

フランシス・ガヌー○-×アンソニー・ハミルトン
 ガヌーのローにハミルトンがタックルを合わせる。テイクダウンされながらガヌーがハミルトンを弾き飛ばすが、ハミルトンが立ち上がりざまバックを奪う。しかし腕をアームロックに捉えたガヌーがそのままハミルトンを投げると、ニーオンザベリーの体勢から絞り上げて一本。今回も底を見せないまま4連勝。

デリック・ルイス○-×シャミル・アブドゥラヒモフ(4R TKO)
 1R、ルイスのハイにアブドゥラヒモフがタックルを合わせテイクダウン。サイドからアームロックを狙うがルイスは凌いで立ち上がる。ラウンド終盤もルイスはローをつかまれ、テイクダウンからトップポジションを奪われた状態でラウンド終了。
 2Rもルイスは脇を差されケージに押し込まれる展開。さらにローにパンチを合わされ、アブドゥラヒモフにパウンドを落とされる。足関節で反撃するルイスだが、スタンドに戻った後再びテイクダウンされ、ここもサイドポジションを取られたままラウンド終了。
 3R、タックルを切ってじりじり圧力をかけながらパンチを振るうルイス。だが大振りのフックにまたもタックルを合わされ、サイドポジションを奪われる。なかなか有効打が出ない苦しい展開が続く。
 4Rもルイスは蹴り足をつかまれテイクダウンされるが、スタンドに戻すとアブドゥラヒモフのタックルを捕えて首相撲からのヒザ。さらにダブルレッグからテイクダウンを奪うと、ここまでの憂さを晴らすようなパウンドの嵐。最後はマウントからパウンドを連打したところでレフェリーがストップ。
 ルイスはグラウンドのザルぶりを露呈しグダグダの展開だったが、ワンチャンスをものにした。でもこれじゃ上位戦線に割り込むのは難しそう。

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by nugueira | 2016-12-10 21:58 | UFC | Comments(0)

KNOCK OUT Vol.0観戦記②

T-98○-×長島☆自演乙☆雄一郎(2R KO)
 序盤からゴリゴリと圧力をかけるT-98が強烈な左ボディ。長島の身体がくの字に折れ曲がる。この後もT-98が圧力をかけ続けるが、長島はヒジを立て続けに放ちT-98が顔面から出血。長島が思いのほかキックルールに対応している。まあ元をたどればNJKF王者なんだけど。
 しかし2Rに入ってもT-98優位の流れは変わらず、組みながらのヒザ連打で削り続けると、右ストレートでダウンを奪取。なんとか立ち上がるがダメージの色が濃い長島を最後は右フックで沈め、現役ラジャ王者の強さを見せつけた。

那須川天心○-×ワンチャローン・PKセンチャイジム (1R KO)
 開始と同時に仕掛けた那須川がヒザ、ミドルで猛攻。ワンチャローンはやや面食らったか。それでも那須川のラッシュを凌いだワンチャローンが鋭い蹴りを返し、試合はやや落ち着いたリズムに。長丁場になるとまだまだ分からないか…と思った1R終盤、那須川のバックスピンキックがワンチャローンのアゴを捉え、衝撃のKO勝利!
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 KOの瞬間「マジかああ!!!」と絶叫するしかない、あまりに凄すぎるフィニッシュ。下の階級とはいえ現役ルンピニー王者相手に肘ありルール初挑戦。正直、那須川の初敗北を見てしまうのでは?という思いも抱きながら見ていたのだが、怪物はどこまでも怪物だった。年末はボクシングも含め興業ラッシュを迎えるが、正直この日の那須川を超えるインパクトの試合は年内はもう出てこないのでは。

梅野源治○-×シリモンコン・PKセンチャイジム(判定)
 プロフィールではほぼ同身長のはずだが、向いあうと梅野の大きさが目立つ。序盤からこつこつローを入れる梅野だが、シリモンコンがローに左ストレートを合わせ梅野がダウン!しかしここはスリップと裁定される。両者細かいフェイントをおりまぜながら攻撃を繰り出す、派手さはないが濃密な攻防。
 続く2R、今度は梅野の右が入りシリモンコンがダウン!のはずがここもスリップの裁定。これで帳尻は合ったか(?)。シリモンコンはローも効かされたか、このラウンドから一気に動きが落ちてくる。
 3R以降は主導権を握った梅野がロー、ミドル、ボディ、ヒザで攻め続けるが、シリモンコンもタフさを見せなかなか倒れない。最終Rも梅野は逃げ切りを狙うことなく逆に手数を増やすが、シリモンコンを倒すことはできず試合終了。相手のレベルを考えれば十分なパフォーマンスだったが、いかんせん前の5試合が凄すぎた。

 大会全体としては100点満点で1000点をつけてもまだ足りないか、と思えるぐらいの神興業。後楽園ホールに足しげく通っていた時期でさえ年に1~2度巡り会えるか、というレベルのKOをこの日だけで3~4つ見てしまった。チケット代3000円でここまで楽しんでしまっていいのか、と申し訳なくなってくるレベル。
 とにかく出場選手、特に日本勢の入れ込み具合が半端ではなく、この新しい場を盛り上げてみせる、という気合がそのまま試合内容と結果に直結していた印象。大袈裟ではなくK-1MAX旗揚げ戦と同レベルの衝撃を格闘技ファンに与えたと思う。
 この興業でハードルが上がり過ぎてしまった可能性はあるし、今後大会を重ねていけば全試合判定といった地味な意味での「キックらしさ」が出てしまう場面もあるのだろうけど、とにかくKNOCK OUT が最高のスタートを切ったことは間違いない。格闘技ファンを名乗るのであれば、この団体から目を離しちゃいけませんよ。

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by nugueira | 2016-12-06 23:37 | その他(立ち技系) | Comments(3)