反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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RIZIN観戦記②

北岡悟×-○矢地祐介(2R KO)
 序盤に北岡がシングルレッグに行き、逃れようとする矢地の足首を離さず強引にテイクダウン。そのままトップキープしパウンドを入れる得意の展開に持ち込むが、4分過ぎに矢地が脱出。スタンドに戻すと、左ストレートを中心にパンチを入れていく。北岡はひるむことなくスタンドで前に出ていくが、クリーンテイクダウンを奪えず徐々に苦しい展開に。
 2Rに入ると流れは矢地に傾いていき、北岡のタックルを切って次々とパンチをヒット。北岡は一瞬ぐらつく場面も出てくるが、下がることなく圧力をかけ続ける。しかし残り1分を切ったところで矢地が攻撃のペースを上げ、右ハイもヒット。なおもダウンすることなく向かい続ける北岡だが、終了間際にロープ際で棒立ちになったところで遂にレフェリーがストップ。
 世代交代に抗うように戦い続けた北岡が、「立ち往生」というべき壮絶な最期を遂げるという劇的すぎる試合。最後の方はリング上を見ながら頭の中でアリスの『チャンピオン』が流れ続けていた。これが時代の流れということなんだろうけど、それでも北岡が敗れる姿を見るのは切ない。

 休憩明けに10月福岡大会での桜庭vsダンヘンによるグラップリングマッチが発表。福岡大会のDMで出場予定選手に桜庭の名前があるのを見て「?」となったが、こういうことだったか。グラップリングマッチが興行的にどれだけ受け入れられるかはさておき、リング上にこの二人が並ぶ光景はテンション上がるわあ。

那須川天心○-×才賀紀左衛門(1R KO)
 那須川入場の際、観客が曲に合わせて「ハーッ、ハー!」のコール。ライブ会場ばりの盛り上がり。
 試合は序盤から那須川が左右のパンチ・ローをヒット。才賀も前に出るが那須川はかたっぱしからカウンターを合わせ、組み付くと軽々才賀を投げ飛ばす。迎えた1分過ぎ、才賀のテンカオに那須川がどんぴしゃのタイミングでカウンターの左ストレート!大の字に倒れた才賀はピクリとも動かず10カウントを聞き、那須川が圧巻のKO。
 昨年のKNOCK OUT以来、那須川の試合を見るたびに「こんなKO初めて見た」というコメントをしている気がするのだが、観客の期待感を真正面から受け止めて、期待以上のパフォーマンスをやってのけるこの能力は一体何なのか。試合前・試合後の観客の盛り上がり方も那須川が頭一つ抜け出ており、間違いなく今大会のMVP。これもう大晦日は永ちゃんの生歌で入場するしかありませんよ。

KINGレイナ○-×レイディー・タパ(判定)
 相変わらずスタンドでは危なっかしさが残るレイナだが、自らも右のオーバーハンドで反撃。1R後半にテイクダウンから上をキープしアームロックを狙うが、極まりかかったところでラウンド終了。
 2Rはスタンドでパンチをもらいグラつく場面が目立ったレイナ。3Rも前半は押され気味だったが後半にテイクダウンを奪うと、終了間際に腕十字へ。惜しくも極まらずタイムアップ。
 判定が割れてもおかしくない内容だったが、判定は3-0でレイナ。体重差とロープ掴みによるイエローカードを含めればまあ妥当な判定か。イエローカードを終了後に出すのはいただけなかったが。レイナはこれだけ体重差のある相手にスタンドでもそれなりに戦えた辺りに成長がうかがえた。もう少し体格的に見合う相手を見つけてこれないものだろうか。RIZINにおける当面の目標がギャビなので、そういうマッチメイクだと逆に意味がないのかもしれないけど。

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by nugueira | 2017-08-07 23:51 | その他(総合・寝技系) | Comments(3)

UFN114の感想

 メインの感想を。

セルジオ・ペティス○-×ブランドン・モレノ(判定)
 1R、蹴り足をつかんだモレノがテイクダウン。そのままバックをキープし、四の字フックからチョークを狙い続け1ラウンド終了。
 2Rはペティスが圧力をかけミドルとハイで攻勢。蹴り足をつかみモレノを倒すが、深追いはしない。モレノに再びテイクダウンされるものの、今度は下から三角や腕十字を仕掛けていく。
 3Rも圧力をかけるペティス。距離設定が合いだしたのか、左右のパンチが次々とモレノの顔面を捉える。モレノは時おり思い切って飛び込むものの、テイクダウンにつながらず苦しい展開になってくる。
 最終ラウンドはモレノが遠い間合いから飛び込むようなタックルでテイクダウン。ペティスの蹴り上げを食らいつつ上をキープするが、残り1分半でペティスが立ち上がり脱出。5Rもモレノはポジションキープから先の攻めがなく、判定は三者ともペティス支持。

 2R以降は危なげない戦いぶりだったが、テイクダウンされた後のリカバリーの遅さはやや気になった。インパクトのある勝利とは言い難いものの、フライ級の層の薄さを考えるとタイトル挑戦がかなり近づいてきたか。

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by nugueira | 2017-08-06 23:26 | UFC | Comments(0)

RIZIN観戦記①

テオドラス・オークストリス×-○カール・アルブレックソン(1R 肩固め)
 序盤からアルブレックソンが繰り返しテイクダウン。立ち上がってスタンドの攻防へ戻すオークストリスだが、何度目かのテイクダウンでアルブレックソンが遂にマウントを奪取。バックチョークを狙った後、最後は肩固めに切り替え一本。海賊王子、強いじゃねえか。ライトヘビー級が回転休業状態なのが残念だが。

真珠・野沢オークライヤー○-×シーナ・スター(1R 腕十字)
 パンチで前に出た野沢が組み付いてバックマウントを奪うと、フットチョークを狙う動きも見せつつ最後は腕十字でフィニッシュ。勝てる相手を当てているんだろうけど、寝技では練習の成果を色々試している感じだったし、若いだけあって吸収力はありそう。大舞台に呑まれない点も含めて大したもの。
 ところでシーナ・スターの入場時の格好がハーレクインのコスプレだったことに観客は気づいていたのだろうか。

石橋佳大×-カリッド・タハ(1R KO)
 石橋が繰り返しテイクダウンを奪い、チョークや腕十字を狙っていく。しかし凌いだタハがスタンドへ戻すと、パンチを入れ石橋がダウンしたところへグラウンドのヒザで逆転KO。入れ込み過ぎでは、というぐらいのテンションで序盤から押せ押せモードだった石橋だが、残念。

大塚隆史○-×アンソニー・バーチャック(判定)
 開始早々バーチャックがテイクダウン。立ち上がった大塚が組み付いていくが、ロープ際に詰めたバーチャックが逆にテイクダウン。削られる大塚だが、ラウンド終了間際には腕十字で反撃。
 大塚はレスリングの競り合いでも後れを取っているので厳しいか…と思えたが、2Rに入るとバーチャックが失速。スタンドでも思い切りのいいパンチを打ち込んだ大塚が繰り返しテイクダウンを奪い、流れを引き戻す。
 3Rは競った攻防となるが、打撃も含めて大塚がやや押し気味で試合終了。スプリット判定で大塚がさいたまスーパーアリーナ初勝利を挙げた。バーチャックのガス欠に助けられた面があるので準々決勝以降は厳しそうだが。

キャシー・ロブ×-○山本美憂(判定)
 組み付く山本にロブはギロチン狙い。上を取った山本はまたも下から腕十字を仕掛けられヒヤリとするが、落ち着いて対処しながらトップキープ。2R以降も山本はタックルで繰り返しテイクダウンを取るが決定的なダメージを与える攻撃は与えられず…という展開のまま時間が経過。ロブも下からの仕掛けは防がれてしまい、山本が判定勝利。野沢の試合と比べると、やっぱり歳をとると新しい武器を見に着けるのは大変なんだなあ、という結論に達してしまう。

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by nugueira | 2017-08-02 23:07 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

UFC214の感想

 メイン以外の感想を。今年に入ってから初めてと言っていい面白いナンバーシリーズだった。

ジミ・マヌワ×-○ヴォルカン・オズデミア(1R KO)
 マヌワがケージに詰めるが、オズデミアのクリンチアッパーがヒット。下がるマヌワにすぐさま追撃のパンチを入れ、パウンドでフィニッシュ。驚異の2試合連続秒殺KO。
 オズデミアは底が見えないというよりは「よく分からないけど毎回勝っちゃってる」という印象。ともあれ新陳代謝がなかなか起きないライトヘビー戦線にようやく新顔が浮上してきた。

ロビー・ローラー○-×ドナルド・セラーニ(判定)
 開始と同時にローラーが接近してクリンチアッパー、さらに顔面へヒザ。いきなり押し込まれたセラーニだが、ラウンド終盤にはテイクダウンから上をキープし盛り返す。
 2Rは一転してセラーニが逆襲。ハイキックや近距離でのヒジを繰り出し、さらにタックルで組み付き→ボディへヒザ→離れ際のヒジのコンビネーションで攻めていく。
 このままローラーが押しきられるか、と思いきや3Rはまたもローラーが攻勢。ガンガン圧力をかけ続けハイキックやアッパーを繰り出していく。シーソーゲームの展開で1,3Rを取ったローラーが判定勝利。期待通りの熱戦になったが、ローラーの組み立てが1枚上だった。

クリス・サイボーグ○-×トーニャ・エヴィンガー(3R KO)
 開始早々、サイボーグがローにパンチを合わせエヴィンガーいきなりダウン。この後もサイボーグがロー、ボディへのヒザ、右ストレートで攻め続ける。エヴィンガーは引き込みを狙うが、サイボーグは寝技に付き合わない。
 2R以降もサイボーグがスタンドで一方的に攻め続ける展開。エヴィンガーも強烈な右を繰り返しもらいながらもダウンせず凌ぎ続けるが、サイボーグも攻め急ぐことなくじっくり構える。迎えた3R早々、サイボーグがまたも右を打ちこみ、最後は顔面へヒザを入れたところで遂にフィニッシュ。なんかもう「火力」が違う、という以外に言葉が見つからない勝ち方。ランダミーのベルト剥奪はともかく、ベルトを巻くべき人間のところにベルトが来た感じはする。

タイロン・ウッドリー○-×デミアン・マイア(判定)
 1R、マイアが前に出ながらタックルを仕掛けていくが、ウッドリーはきっちりディフェンス。ウッドリーは手数が少なく、マイアが圧力と手数ではやや上回るが、狙いのテイクダウンは取れる気配が全くない。
 ラウンドが進めば進むほどマイアには厳しくなるか…と思ったが、2R以降はまさにその通りの展開に。完璧なタイミングでタックルに入る場面も何度かあったのだが、いずれもウッドリーがテイクダウンディフェンスの強さを見せ、グラウンドに持ち込ませない。2Rのフラッシュダウンをはじめウッドリーのパンチがマイアを捉える場面も出てくるが、ウッドリーは深追いする気配を見せず試合終了。
 こうなるんだろうなあ、と予想していた展開がそのまま現実になってしまった形。まあダナが気に入らない試合なのは確かで、そりゃ「コイツとGSPの試合を組んでたまるか」となるわな。

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by nugueira | 2017-08-01 23:53 | UFC | Comments(0)
 UFCもRIZINも見どころ沢山だったのだが、観戦記は随時消化。まずはUFC214のメイン、ダニエル・コーミエvsジョン・ジョーンズのライトヘビー級タイトルマッチ。
 
 開始からジョーンズが関節蹴り、パンチ、ローで攻勢。コーミエが組み付いたところでジョーンズがテイクダウンするが、コーミエすぐ立ち上がる。この後もジョーンズはパンチ・ロー・前蹴りと上下左右全方向から打撃を繰り出していく。コーミエは距離を詰めながら右のロングフック。時おりジョーンズを捉えはするものの、当たりが浅いか。
 2Rもジョーンズがスタンドで主導権を握り、前蹴りに加え左右のボディもヒット。それでもコーミエは前に出続け、効いていないというジェスチャーを交えながら右フックを狙っていく。
 迎えた3R、尚も前に出るコーミエにジョーンズが打撃を入れ続けると、左ハイをヒット!フラつきながら下がるコーミエを追撃のラッシュで押し倒すと、うつ伏せになったコーミエにパウンド連打。レフェリーがストップし、ジョーンズが王座奪還に成功。

 度重なる不祥事でファンの期待を裏切り続けたジョーンズを支持する気にはなれず、ブランクの影響も考えればコーミエが制裁を加えてくれる可能性はあるのでは…と思っていたのだが、残念ながらオクタゴンの中でものを言うのは強さのみ。ジョーンズがMMA史上類を見ない才能の持ち主であるという事実を忘れていた、というより無理やり目を背けていた。
 コーミエのパンチも単発で当たってはいたがジョーンズが焦っている雰囲気は全くなく、かつての絶対王者時代の戦いぶりそのもの。招かれざる王ではあるかもしれないが、チャンピオンベルトは本来の持ち主の腰に戻ってきた…と言うしかないぐらい、今回の勝ち方は説得力十分だった。

 王者のマネーファイト優先の姿勢が最近のUFCをおかしくしていると思うのだが、AJも引退してライトヘビー級に明確な対抗馬がいない中、ジョーンズvsレスナーは組めるなら組んじゃっても仕方ないのかな、というのが率直な感想。レスナーがそこから継続参戦するとは思えず、このメガファイトの先に生まれるものは何もないんだろうけど。

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by nugueira | 2017-07-31 23:01 | UFC | Comments(2)

田口&京口

 ボクシングダブル世界戦の感想。まずはWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、田口良一vsロベルト・バレラ。

 1R、大振りのパンチを出していくバレラをいなした田口がラウンド後半に左ボディをヒット!効いた様子のバレラに連打を仕掛ける。
 この後も田口はペース配分お構いなしの攻勢を続け、ボディの連打、バレラのガードが下がったところに顔面へのパンチと次々有効打を入れていく。完全に田口のペースだがバレラもタフで、一瞬腰を落とすもののダウンは喫せずに堪え続ける。
 バレラは5R辺りからスイッチを多用し距離を取る展開へ切り替える。田口も攻め疲れかややペースダウンし、6R前半にはアウトボクシングでポイントを取りかけるが、ラウンド終盤に左ストレートを打ち込んだ田口がボディから再度猛攻。
 後半に入っても田口の攻めは緩まず、7Rもロープに詰めて強い右を連打。バレラは前半と同様、今にも倒れそうでそこからがしぶとく、8R前半はボディでペースをつかみかける。しかしここでもラウンド後半に押し返した田口は、9R早々にボディから左右のフックを連打。バレラが殴られ続けたところでレフェリーが止め、田口が6度目の防衛に成功。
 
 田口強い、という以外に感想が出てこない圧勝劇。いつも序盤はスロースターターな印象があるが、今回は初回から積極的に打って出て、オーバーペースでは?と心配になるほどの猛攻を続けたままタフな挑戦者を押しきってみせた。前回のドロー防衛のもやもやを払しょくしてお釣りが来るぐらいので、既定路線になっている田中との統一戦は本当に楽しみ。

 続いてIBF世界ミニマム級タイトルマッチ、ホセ・アルグメドvs京口紘人。

 1Rからアルグメドはフック、京口はボディを振り回し、お互いアグレッシブを通り越して大振りにしか見えない危なっかしい展開。京口はパンチ力を感じさせる一発は時おり見せるものの、アルグメドに手数で押されている印象。
 それでもタイミングが合いだしたのか、3Rには京口のパンチがアルグメドの顔面を捉える場面が増える。しかし京口のパンチは相変わらず力任せで、そこそこ印象のいいパンチも入れているがポイントが取れているかは怪しい展開で前半を終了。
 京口は面白い試合はしているが、逆転するにはKOしかないか…と思えた7R、京口の左がヒットし、さらにボディ連打。アルグメドは明らかに効いた様子で、一気に空気が変わり始める。露骨に失速し始めたアルグメドを京口は攻め続け、9Rに左フックをヒット!鮮血を飛びちらしながら吹き飛ばされたアルグメドに追撃をいれ、遂にダウンを奪取。流れをひっくり返す。
 しかし京口も攻め疲れのせいかパンチが粗くなり、10Rは効果的な追撃はできない。11Rは手数が出なくなった京口がアルグメドに反撃を許し、最終ラウンドへ。余力のない両者はともにへろへろの状態になりながらパンチを振るい続け、世界戦とは思えない雑な展開で試合終了。
 ツイッター上の反応は京口が勝つにしても1ポイント差という声が多く、自分も同様の感覚だったが、判定は3~5ポイント差で京口。勝利という結果自体はそれほどおかしくないけど、採点はかなり下駄をはかせてもらった感じ。こんな力ずくのボクシングじゃ勝てないだろう、という展開から力ずくでひっくり返してみせたのは凄かったが、相当大味だったアルグメドの攻めにも助けられた印象。キャリアを考えればまだまだ伸び代はあるけど、もっとボクシングの精度を高めていかないと防衛戦は茨の道になりそう。

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by nugueira | 2017-07-24 23:26 | ボクシング | Comments(0)

UFC on FOXの感想

ジミー・リベラ○-×トーマス・アルメイダ(判定)
 両者ローからパンチへつなげる。圧力を強めたリベラが、ボディショットから相打ち気味の右を打ちこみアルメイダダウン!。アルメイダはすぐさま立て直すが、ショートの右をリベラが入れ2度目のダウンを奪う。
 いきなりピンチに追い込まれたアルメイダだが、2Rは跳びヒザを交えながら圧力をかけていく。パンチがリベラの顔面を捉えるが、リベラが右を入れアルメイダ一瞬棒立ちに。しかし圧力をかけ続けるアルメイダは右を入れ、今度はリベラが腰を落とす。この後もアルメイダの有効打数が増え、流れを引き戻し最終ラウンドへ。
 3R早々、リベラがリフトからテイクダウン。立ち上がり際に膝を入れる。アルメイダはミドルから左をヒット。この後もクリーンテイクダウンは許さず、アルメイダのパンチがリベラを捉える回数がやや多い印象で試合終了。
 2・3Rをアルメイダが取ってもおかしくないか?と思ったが、判定は3-0、二者はフルマークでリベラ。2Rもアルメイダに効かせる場面はあったし、まあ許容範囲か。

デニス・バミューデス×-○ダレン・エルキンス(判定)
 バミューデスが圧力をかけ、ローからパンチ。しかしハイで体勢を崩したところにエルキンスが組み付き、そのままバックをキープ。バミューデスは単発でローやヒザを入れるものの、エルキンスはしつこく組み付きテイクダウンを奪っていく。
 2Rはバミューデスが圧力をかけ、ジャブから返しの右をヒット。さらにタックルでテイクダウン。だがエルキンスはまたも組み付いてペースを握らせない。終了間際にバミューデスがヒザを突き上げるが、当たりが浅いか。
 3Rもバミューデスが攻勢。パンチがエルキンスの顔面を捉え、エルキンス下がる場面が増える。
 これまた2・3Rをバミューデスが取ったか、と思ったがスプリットでエルキンスの勝利。競った展開だったが、バミューデス的には痛い黒星。

クリス・ワイドマン○-×ケルヴィン・ガステラム(3R 肩固め)
 ジリジリ間合いを測る両者。ワイドマンがシングルレッグからテイクダウンを奪う。バックをキープし続け、さらにトップポジションを取るとアームロック狙いへ。しかし力ずくで堪えたガステラムが立ち上がると、スタンドに戻した後は圧力を賭けながら左狙い。ラウンド終盤に飛び込んでの左ストレートがヒットしワイドマンダウン!ガステラムが追撃に行くが、ホーンに救われる。
 2Rはワイドマンがケージに押し込み、足をすくうようにテイクダウン。バックをキープし、パウンドで削り続けてラウンドを終える。
 3Rは開始早々近い距離で打ち合い、お互いのパンチが入る危なっかしい展開に。ワイドマンの右がヒットするが、ガステラムはヘッドスリップで追撃をかわすと再び圧力をかける。しかし再度右を打ちこんだワイドマンがタックルからテイクダウン。しつこく上をキープし続けると、最後は肩固めで一本。
 ワイドマンはなんとか連敗脱出。「一発病」は相変わらずだが、レスリング力の差で逆転勝利を引き寄せた。

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by nugueira | 2017-07-23 23:06 | UFC | Comments(0)

Krush.77の感想

ティエ・インホァ○-×渡部太基(判定)
 渡部がミドルからパンチ。インホァはハイ、さらにパンチを返す。渡部のパンチが入りインホァが一旦下がるが、インホァのパンチのタイミングも合いだしてくる。近距離での打ち合いで1Rが終了。
 2Rも圧力をかける渡部。しかしインホァはそれを押し返すと、右ストレートをヒット。さらにハイ、左右のフックを入れていく。3Rもインホァがヒザ蹴りから左右のフックで攻勢。渡部はダウンは免れたが一方的に攻められ終了。判定でインホァが勝利。

チュー・ジェンリャン○-×小宮由紀博(判定)
 後ろ回し蹴りを繰り出していくジェンリャンに、小宮はパンチからローで応戦。1R終盤にジェンリャンの後ろ回し蹴りが入り小宮ダウン。2R以降もジェンリャンはバックハンドブローや後ろ回し蹴りを交えたコンビネーションで圧倒。小宮が組んで凌ごうとしても、少しでも隙間が空くとボディ連打やアッパーを繰り出してくる。
 判定は終始攻めたジェンリャンがフルマークで圧勝。回転系の技は普通出したところで一息ついてしまうが、ジェンリャンの場合はコンビネーションの中で普通に出してくる。どういうボディバランスしてるんだ。戦績を見るとイリアス・ブライドやジョムトーンにも勝っているらしいし、日本に継続参戦してくれないかな。

ジェン・ジュンフェン○-×卜部弘嵩(判定)
 ジュンフェンは前蹴りで先手を取りながら鋭いパンチ。卜部はローキックを返すが手数が少ない。2R、ジュンフェンは強引に前に出て攻勢。パンチが入り卜部の腰がガクリと落ちるが、ダウンはギリギリのところで回避。3Rは卜部がローを効かせるようになり、終盤にはパンチでジュンフェンを下がらせる。
 2Rジュンフェン、3R卜部でドローでいいように思ったが、判定は2-0でジュンフェン。

 中国側の4勝2敗で勝ち越しという結果自体はさほど驚きではなく、最悪1勝5敗もあり得る…と思っていたのだが、その確実な1勝として見込んでいた卜部が敗れたのが衝撃。急成長している中国勢の強さを思い知らされた。これがK-1に大量参戦してきたら、勢力分布がガラリと変わりそうだな。

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by nugueira | 2017-07-21 15:28 | Krush | Comments(0)
 ベルチェルトvs三浦のセミで行われたWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座タイトルマッチ、ジェスレル・コラレスvsロビンソン・カステジャノスの感想を。

 コラレスは1Rから距離が詰まると回転力のある左右の連打を繰り出していく。2Rにコラレスの左が入り、カステジャノスの腰が落ちる。コラレスはこの後も飛び込みながらの左を繰り返しヒット。
 互いに手数を出していく展開となり、3Rはカステジャノスのパンチもヒット。競った展開ながらもコラレスのペースかな、と思った4Rにカステジャノスの左が入りコラレスがダウン!さらに左アッパーで2度目のダウンを奪われる。さすがにダメージの残るコラレス、5Rは少し動きと手数が落ちてきたか。
 しかし6Rはコラレスが再び攻勢に転じ、カウンターの左をヒット。7Rはカステジャノスが左を入れるが、コラレスは踏みとどまって連打。カウンターの右でぐらつかせると左フックでダウンを奪い、流れをひっくり返す。
 8Rもコラレスがカステジャノスの入り際にアッパーを合わせていきペースをつかむが、9Rは互いにカウンターの応酬。コラレス優勢ながらまだまだ分からない…という空気で迎えた10R早々、バッティングでカステジャノスが流血し負傷判定へ。2-0でコラレスが接戦を制し防衛に成功。

 倒し倒されの好勝負だっただけに、最後まで戦わせてあげたかった。コラレスは4Rにもったいないダウンでピンチに陥ったが、そこからきっちり盛り返したのはさすが。内山戦での2度にわたる勝利はやはりフロックじゃないんだなあ。

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by nugueira | 2017-07-19 22:00 | ボクシング | Comments(0)

G1開幕戦

 G1 CLIMAX開幕戦を新日本プロレスワールドで視聴。毎年書いている気がするが、開幕戦からこんなことやって大丈夫か?と不安になるほどのレベルだった。

 メインの内藤哲也vs飯伏幸太は飯伏のコンディションが不安だったが、その場跳びフットスタンプや三角跳びケブラーダを繰り出した時点で懸念は完全に払しょく。タイガーマスクWよりもいい動きしてるんじゃないのか?
 内藤の雪崩式リバースフランケンと飯伏の槍投げの応酬の辺りから「これ大丈夫か!?」という空気になってきて、飯伏のスワンダイブ式ジャーマンや雪崩式パイルドライバーの下りでは「もうやめてえ!」というしかない状況に。最高の褒め言葉を使わせていただくと、こいつら二人とも頭おかしい。
 制御不能の大激戦は、内藤がデスティーノ2連発を決めフィニッシュ。正直開幕戦は波乱のスタートになると思ったので、これは意外。決勝は内藤vsオメガで内藤が優勝、と予想しているのだが、今年も一筋縄では行ってくれないのかな。でも一昨年は棚橋が開幕戦で飯伏を破って優勝してるっけ。

 セミは棚橋がザック・セイバーJrに敗れる順当な番狂わせ(何だそりゃ)。インターコンチを賭けてのリマッチになりそうだなあ。ザックvs石井やザックvsファレといったカードは噛み合う展開が想像できなくて、逆に楽しみ。

 最後のG1を宣言している永田はYOSHI-HASHIに敗れ黒星スタート。第三世代が次々とフェードアウトしていくのは寂しいが、ここからの巻き返しを期待してます。

 来年1月はきたえーる2連戦が行われることが決定。来年はレスリングどんたくも福岡国際センター2連戦だし、こういうのを増やしていくのだろうか。確かにいきなりマリンメッセや札幌ドームに乗り込むよりは、この規模のハコを2日連続で埋めた方が確実に利益が出そう。

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by nugueira | 2017-07-18 23:23 | プロレス | Comments(0)