反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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Krush.72の感想

 AbemaTVで見た感想を。

中島弘貴○-×和島大海(判定)
 左ミドルと左ストレートで攻める和島に、中島はボディとロー。和島は左ストレートをたびたび打ち込み、1R終盤には中島の跳びヒザをパンチで迎撃。2Rも序盤は和島がパンチ連打で追い込む場面を作るが、ボディとローを効かされ徐々に失速。体の軸がブレる場面が目立ち始める。
 これまで3戦全てKO勝利で長丁場の経験がない和島は3Rは完全に動きが落ちてしまい、中島がキャリアの差を見せつける勝利。とはいえ和島は伸び代はまだまだありそうなので今後に期待。

ジョーダン・ピケオー○-×廣野祐(判定)
 1Rは思ったほど攻め込まないピケオーに、廣野の左が繰り返しヒット。しかしピケオーは2Rから徐々に圧力を強めると、ボディからフックやアッパーにつなげるコンビネーションで攻め込み、廣野は鼻から出血。
 3Rはロープ際の打ち合いから廣野のテンカオでピケオーがヒザを着くが、これはローブロー。結局最後まで着実にパンチを入れたピケオーが、ダウンは奪えなかったものの判定勝利で防衛。これでK-1の70キロトーナメントは確定か。

KANA×-○メロニー・ヘウヘス(判定)
 開始と同時にコンパクトな連打を繰り出すヘウヘス。左ストレートをもらったKANAがいきなりダウンを喫するまさかの展開!KANAはややダメージを感じさせつつもローを交えながらパンチで反撃すると、1R終盤にバックハンドブローをヒットさせダウンを奪い返す!女子の試合とは思えないダウンの応酬になる。
 2Rは圧力を強めたKANAがワンツーとローで攻めるが、ヘウヘスも左を返していく一進一退の攻防。ポイントとしては五分だが、KANAは右目が塞がる苦しい展開。
 最終ラウンド、さらに前に出るKANAがボディから顔面へつなげるコンビネーションで攻勢。ヘウヘスは下がる場面が多くなりこのままKANAが押しきるか…と思ったところでヘウヘスが右ストレートを打ち込み2度目のダウン奪取!KANAは再逆転のチャンスをつかめず、ヘウヘスがベルトを奪取。
 正直70キロのベルト奪回は期待していなかったものの、KANAのベルトまで流出してしまうとは…。3Rもダウン直前までは押し気味に進めていたのであまりにもったいないが、これはもうヘウヘスが強かったと褒めるしかない。しかしKANAが再戦する以外、ベルトを奪還できそうな選手がいないのも事実だよなあ。

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by nugueira | 2017-01-15 22:31 | Krush | Comments(0)

サンダースvsアカボフ

 エキサイトマッチの感想。まずIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ、エドゥアルド・トロヤノフスキーvsジュリウス・インドンゴ。
 長いリーチからパンチを振るうインドンゴ。トロヤノフスキーの飛び込んでのパンチをかわし、一瞬距離が空いたところで左ストレート一閃!仰向けに倒れ込んだトロヤノフスキーは立ち上がれず、インドンゴが秒殺KOで新王者に。やや交通事故的な終わり方ではあるが、あそこで左ストレートをねじ込んだのはお見事。

 続いてWBO世界ライト級タイトルマッチ、テリー・フラナガンvsオルランド・クルス。
 体格差が目立つ組み合わせ。飛び込んでパンチを出すクルスに、フラナガンはどっしり構えて迎撃。体格で優位なフラナガンだがあまり強引に攻めに行かず、クルズもなかなか懐に飛び込めないままラウンドが経過。
 しかし4Rに入るとフラナガンが徐々に圧力を強め手数を増やしていく。クルスをロープ際に詰めてガード越しに連打を叩き込むと、続く5Rも攻勢。ワンツーから左右のボディを次々に入れていく。
 後半に入ってもフラナガン優勢の流れは変わらず、クルスをコーナーに追い込んでは連打を繰り出していく展開。迎えた8R、開始と同時にフラナガンがコーナーに詰め連打を入れると、クルスが遂にヒザを着きダウン。再開後もクルスに反撃する余力はなく、コーナーでなす術なく連打をもらい2度目のダウンをしたところでレフェリーがストップ。終わってみれば体格に勝るフラナガンがそのままパワー差で押しきった。

 メインはWBO世界ミドル級タイトルマッチ、ビリー・ジョー・サンダースvsアルツール・アカボフ。
 序盤はアカボフが低い姿勢で前進しながらのパンチを入れ、サンダースは下がりながら打ち返す展開。上体を柔らかく使いながら攻めるアカボフに対し、サンダースは有効打数で劣るわけではないが下がる場面が多い印象。3Rにはアカボフがロープ際やコーナーで左をヒットさせる。4R以降もアカボフが圧力をかけ続け、サンダースは下がりながらも有効打は許さず細かいパンチを返していくが、競った印象のまま前半戦終了。
 7R、サンダースがワンツーからガードの隙間にねじ込むような左をヒット。さらに8R終盤に一転して攻勢を強めると、左右のボディから連打を入れていく。9Rもそれまでと打って変わってサンダースが攻勢。手数の減ったアカボフは下がる時間帯が増える。
 10R序盤はアカボフが攻め込むが、サンダースが左クロスで反撃。ラウンド終盤は再びアカボフが前に出る目まぐるしい展開。両者消耗が激しい中、最後の2ラウンドはアカボフが手数を出し続け試合終了。試合全体を通じて前に出ていたのはアカボフだが、サンダースの着実な有効打が評価されジャッジは三者とも2~4ポイント差でサンダースを支持。
 村田との対戦交渉も噂されるサンダースだが、はちゃめちゃなパンチを持っているというわけではなさそうなので、村田が勝てるとは言わないまでもそこそこいい試合ができそうな気も。今回の相手であるアカボフも十分すぎるほど強い選手だったので、この試合内容を基準に判断したら危ないんだろうけど。

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by nugueira | 2017-01-14 23:21 | ボクシング | Comments(0)

WRESTLE KINGDOM 11 の感想②

第8試合 NEVER無差別級選手権試合 後藤洋央紀○-×柴田勝頼
 この二人ならこういう試合をやってくれるだろう、という期待に沿ったゴツゴツとしたぶつかり合い。と書くと予定調和的に思われてしまうのだが、この「客の要求してくる内容と要求してくる水準を普通にやってのける」のがどれだけ難しいか。この日は直前のKUSHIDA対ヒロムをはじめ、いまいち息の合わない攻防が散見されただけに、柴田と後藤の完成度の高さが際立った感じ。
 最後はエルボーと頭突きのどつき合いから、後藤が裏GTR→GTRで3カウント。久しぶりにシングルのベルトを手にした後藤だが、せっかくドームで持ち上げられてもその後が続かないのが恒例化しつつあるからなあ。

第9試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 内藤哲也○-×棚橋弘至
 新入場テーマの一発目ということもあってか観客がやや乗りにくい雰囲気で棚橋入場。一方の内藤の入場では大歓声。場内の雰囲気は内藤に傾いているか。
 序盤は攻め急ぐ棚橋を内藤が余裕を持ってスカし、まさに棚橋が「焦らされる」展開。この一年でこの二人の立ち位置がここまで変わるとはなあ…。ここから棚橋はドラゴンスクリュー、内藤は低空ドロップキックで互いに徹底したヒザ狙い。ハイフライフローとデスティーノが決まるが、お互い2発目は出させない。
 我慢比べのようなヒザの蹴り合いから棚橋がハイフライフローを入れるが、2発目は内藤がヒザ剣山。ダブルノックダウンの中、自然発生的に巻き起こる大歓声はこの大会の名場面だった。ここから内藤がスイング式デスティーノ→デスティーノで棚橋を沈め、防衛に成功。
 今大会のカードでこの試合だけは勝敗が読めず、「なんだかんだで新日本は最後は棚橋に頼るんじゃ…」という思いを拭いきれなかったのだが、よくこの結果に振り切ったなあ。昨年はオカダにバトンを託し今年は内藤へ…って、棚橋は組織人として優秀すぎるだろ。

第10試合 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ○-×ケニー・オメガ
 もうこの試合についてはあちこちで語られ尽くしているので詳細は省略…というか展開を書きだしたら時間がいくらあっても足りない。当日は例年のドームのメイン同様30分代前半での決着を想定していて、「その割に展開がゆっくりしているかな?」とは思ったのだが、20分過ぎにオメガが場外へ鉄柵越えラ・ケブラーダ。ここから一気に火がつくぞ…と思ったら、実際火はついたのだが、ここからがまた長かった。
 オカダの上にテーブルを置いてのフットスタンプ、ショルダースルーでオメガがテーブルに激突、オメガの雪崩式ドラゴンスープレックス…と、とにかく見せ場に次ぐ見せ場。久々にプロレスを見ながら「こいつら、本当に死ぬぞ」と思わされた。この試合についてはオカダが勝って締めるんだろうと思っていたが、オメガがレインメーカー式Vトリガーを繰り出したあたりで「いや、ひょっとして…」と不安に。しかし最後は片翼の天使を切り返したオカダがレインメーカーで激闘にフィニッシュ。
 年初めにして年間ベストバウト確定の試合で、「もの凄いものを見てしまった」というのは間違いないところ。とはいうものの、個人的には「これって近年の新日本がアンチテーゼにしていた四天王プロレスなのでは」という違和感をぬぐえなかった。新日本復活を牽引した中邑が去り、棚橋が第一線から退きつつあるタイミングでこういう試合が飛び出すのは時代の流れなのかな。
 この試合に乗り切れない部分があったもう一つの理由は「この終了時間だとキツい人もいるのでは」という点。メインの途中で席を立っている人もチラホラいたし、メインをこうするんならセミまでをもっとスピード進行にしないといけなかったのでは。メインの後のマイクも聞いて、その余韻に浸りながら軽く飲めるぐらいの時間が個人的には理想なんだよね。
 というわけでメイン単体はさておき、興業全体としての満足度はやや微妙…というのが個人的評価なのだが、ツイッター上の反応を見ても好意的な声が圧倒的。自分の感覚がひねくれすぎてるのかな。

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by nugueira | 2017-01-13 23:38 | プロレス | Comments(0)

WRESTLE KINGDOM 11 の感想①

 3年連続のドーム観戦。観客数は前年比約1000人増で、入りも盛り上がりも十分な雰囲気。中邑やAJの離脱から1年で盛り返すどころか観客動員増やしてるのはさすがだわ。
 前半戦は印象に残った試合を中心に。

第0試合 1分時間差バトルロイヤル(優勝:マイケル・エルガン)
 例年オールドファンには堪らん面々が登場するバトルロイヤルだが、今年はなんと小林邦昭!さらにはスコット・ノートンまで登場!いやー、この時点でチケット代は8割方回収できた。しかしノートンは変わらないね。ちゃんと超竜ボムも出してくれたし。
 試合の方は終盤1vs4になりつつも全員を蹴散らしたエルガンが優勝。一昨年の永田さんもそうだけど、バトルロイヤルは勝者がタイトル戦線に絡む結末の方が締まっていい感じになる。

第1試合 タイガーマスクW○-×タイガー・ザ・ダーク
 掌底からキックのコンビネーション、その場跳びムーンサルトと相変わらず正体を隠す意思が見えない飯…じゃなくタイガーマスクW。空中技とダークネスドライバー、タイガースープレックスの応酬から、最後はタイガーWがシットダウン式タイガードライバーでフィニッシュ。まあ形はどうあれ、新日本がタイガーの中の人との関係を継続できていることを喜ぶべきなのか。

第4試合 Cody○-×ジュース・ロビンソン
 この試合にロビンソンが抜擢されたのがよく分からない…と思ったらコーディと同門なのね。コーディはハンサムで見栄えはいいけど、少なくとも今回の試合はバリバリのアメリカンプロレスという感じ(場内からしっかりチャントが起きていたのは驚いたが)。新日本の中でポジションを築けるのかなあ。北米進出を睨んでの獲得なのかもしれないけど。

第5試合 ROH世界選手権試合 カイル・オライリー×-○アダム・コール
 オライリーが垂直落下式ブレーンバスターやアンクルホールドで攻めるも、最後はコールがトラースキックの連打で逆転勝利。オライリーは一昨年のスーパーJr決勝をはじめいい試合をしてくれるレスラーなのだが、大一番の勝利に恵まれない。今回はそもそもROHとの契約が切れた状態で試合をしていたらしいけど。

第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 KUSHIDA×-○高橋ヒロム
 開始早々ドロップキックで奇襲したヒロムに、KUSHIDAはコーナーからトペコンヒーロで逆襲。序盤にヒロムが場外へのパワーボムを仕掛けるが、明らかにタイミングが合っていない。KUSHIDAは明らかにダメージで動きが悪くなっており、場内は不穏な空気に。
 ヒロムは場外セントーンで攻め込むが、KUSHIDAも場外で跳びつき腕十字で反撃。ここからはKUSHIDAがホバーボードロックで執拗に攻めるものの、最後はヒロムが雪崩式カナディアンデストロイヤーからTIME BOMBでフィニッシュ。
 さすがの試合内容だったが、それだけに序盤のハプニングがもったいなかった。正直この二人なら危険度を上げることなくもっと凄い試合ができるはずなので、遠くないうちの再戦を期待。

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by nugueira | 2017-01-12 22:35 | プロレス | Comments(0)
アンディ・ウィン○-×山本美優(1R 腕十字)
 山本は打撃技術の向上は見てとれたが、下からの腕十字を凌ぎ切れず一本負け。年齢的に他の団体で経験を積む余裕もないし、このまま勝てるまで頑張っていくしかないんだろうなあ。

RENA○-×ハンナ・タイソン(3R KO)
 なんかもう、RENAの入場時の笑顔を見るだけでおじさんは元気が出てきちゃう。
 首相撲からのヒザで削っていったRENAは首投げやタックルから繰り返しテイクダウン。タイソンもフィジカルが強くテイクダウン後にスイープされる場面が続くが、RENAは打撃で削り続けると最終ラウンドにボディへ三日月蹴りを叩き込んでKO。タックルにいった場面といい、着実にMMAルールに慣れてどっしり戦えている印象。

所英男○-×山本アーセン(1R 腕十字)
 アーセンはダウンを奪ったスイッチから右への打撃がお見事。MMA3戦目であれを打てるんだから大したものですよ。それだけに関節技への対応ができなかったのが残念。同じ日に親子そろって同じ負け方をするとは…。
 とはいえ2017年に向けて所vsKIDへの流れができたのは大きい。所が来ていたレミーガTシャツも泣けたわあ。

川尻達也×-○クロン・グレイシー(2R チョークスリーパー)
 1R序盤はクリンチアッパーの打ち合いから川尻がボディブロー。ラウンド中盤からクロンが引き込むようになる。一度は立ち上がる川尻だが、クロンは再度引き込むと腕十字へ。何とか凌ぐ川尻だが、バックからパウンドをもらい続け1Rを終える。
 2Rも引き込んでくるクロンに川尻は踏みつけを狙うが、足に絡みついたクロンがバックを奪うとチョークへ!最後は川尻が口から一筋の血をたらしながらタップする衝撃的な一本勝ちで、クロンが元UFCランカーを撃破。
 結果論になるが川尻は入場時の表情にも入れ込みすぎの感じがあったし、不用意に踏みつけにいったのもいただけなかった。とはいえ、序盤の打撃での削り合いを凌いで川尻を寝技地獄へ引き込んだクロンの底知れなさが際立った試合。2017年のRIZINはストップ・ザ・クロンがテーマの一つになりそうだが、果たしてそれができる選手が現有戦力の中にいるのか…。

ミルコ・クロコップ○-×アミール・アリアックバリ(1R KO)
 スタンドで間合いを測る展開の後、ミルコの左フックがヒット!ダウンしたアリアックバリにミルコがパウンドを入れレフェリーストップ!
 UFCではクルーズやロンダが敗れて新時代へ突入と言っているなか、いったいどれだけ時計の針が巻き戻ってるんだ…という批判はあろうかと思うが、実際問題として「これだけ気持ちのいい年越しがあるかよ!」と声を大にして言いたくなる結末。会場でこれを見ていた人は勝ち組ですよ。

 29日の終了後に高田が「我々はUFCの真似をするつもりはない」という趣旨の発言をしていたが、地上波を巻き込んだ団体運営の在り方として(ファン目線からの是非はともかく)この判断は間違いではないはず。前年からほぼ横ばいの視聴率は健闘とも、もう一声とも取れるが、所vsKIDにせよ村田のリベンジロードにせよギャビvs女子プロ軍団にせよ(これは余計か)、徐々にストーリーラインはできつつあるか。ミルコにはシウバ相手にもう一戦やってほしいが、難しいかなあ。

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by nugueira | 2017-01-09 23:19 | その他(総合・寝技系) | Comments(3)
 地上波の放送順も記憶が定かでなくなってきているので、会場の試合順に感想を。

那須川天心○-×カウイカ・オリージョ(2R アナコンダチョーク)
 積極的にテイクダウンしていく那須川、オリージョのガードに粘られつつも最後はがぶりの体勢からアナコンダチョークで一本。練習の成果を試合できっちり発揮できちゃうんだから、やっぱり怪物だわ。
 噛ませ相手とはいえ、ショートスパンでのMMA2連戦はキャリアの積み方として健全と言い難いのは確かだが、世間に那須川の存在を届かせるためにはこういう飛び道具的な仕掛けは必要なのでは。どうせなら今後もRIZINに出るときはMMAルールで挑戦し続けてほしい。

ミルコ・クロコップ○-×バルト(1R KO)
 距離を取りたいミルコだが、バルトはパンチを打ちながらコーナーへ押し込む。ミルコもこの展開を続けられると苦しいか…と思いきや、レバーへヒザをもらったバルトがあっけなくダウンし秒殺決着。なんだこの分かりやすすぎる勧善懲悪劇は。

桜井マッハ速人○-×坂田亘(2R TKO)
 マッハがトップポジションからこつこつパウンドを入れて1Rを終えた時は「こいつら空気読まずに判定まで戦わないだろうな」と不安になったが、2Rにマッハが頭部へのヒザからパウンドでTKO。テレビ向けの試合でしかないが、坂田の生き様は見れた。試合後にマイクを持たずリングを下りたのも良かったと思う。

ギャビ・ガルシア○-×堀田祐美子(1R TKO)
 開始と同時に堀田が四方のロープへ跳ぶ!が、途中でギャビのパンチ!ギャビも日本で食っていくつもりならこの辺のワビサビを覚えないと駄目だろうに。
 試合後の乱闘(寸劇?)が地上波で流れなかったのは残念だが、まあギャビvs女子プロ軍団という今後のストーリーラインが出来上がったのは歓迎すべきでは。

才賀紀左衛門○-×ディラン・ウエスト(1R TKO)
 才賀がスタンドで押しつづけ難なくTKO勝利。噛ませ相手にしっかり期待通りの仕事をした。というか今後はそれこそKOTCなりパンクラスでガンガン試合をこなさないとせっかくの素材が勿体ないのでは。これはアーセンにも共通するんだけど。

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by nugueira | 2017-01-07 23:50 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
那須川天心○-×ニキータ・サプン(1R TKO)
 ローから相手の蹴り足をつかんで倒した那須川、ガード越しにパウンド。が、サプンが下から腕十字!かなりガッチリ極まっているように見えたが体を反転して脱出する那須川。なおもガード越しにパウンドを打ち込むと、サプンが亀になったところでレフェリーストップ。
 MMA初戦でグラウンドに付き合ってパウンドアウトするんだから偉いわあ、と思っていたら大晦日に連戦を志願。尖ってていいねえ。

中井りん○-×村田夏奈子(3R チョークスリーパー)
 腰を落とした構えの中井は村田のタックルを切り、1R終盤にはバックマウントの体勢に。村田への対応をきっちり準備してきた感じ。2Rも村田にテイクダウンを許さず、中井が細かいパンチやヒザで攻勢。終了間際には中井の右をもらった村田が膝をつく。村田はフィジカル差もあり苦しい展開。
 迎えた3R、またもタックルを切った中井が逆にテイクダウンからバックを取ると、そのままチョークを極め一本。村田はMMAキャリアの差を見せつけられる敗北となったが、これもいい経験になったはず。ここからまた強くなってくれるでしょう。中井はこれで一気に知名度を上げただろうなあ。

ワレンティン・モルダフスキー○-×シモン・バヨル(判定)
 終始パンチとテイクダウンで主導権を握ったモルダフスキーが判定勝利。胴タックルで組み付いた瞬間投げ飛ばすようなテイクダウンはお見事。やっぱりロシア人は体幹強いのかね。

アミール・アリアックバリ○-×ヒース・ヒーリング(判定)
 開始早々右を打ちこんだアリアックバリがテイクダウンからパウンド。さらに立ち上がろうとしたヒーリングにスープレックス!開始1分で勝敗の行方は見えたが、アリアックバリはここから攻めあぐねてしまい失速。2Rにはテイクダウンは取るものの、逆にヒーリングのヒザやパンチをもらい下がり続けてしまう。序盤の貯金で勝ったものの、早くも穴を露呈してしまった印象。

バルト○-×高阪剛(判定)
 開始早々高阪をがぶったバルトが、その体勢をキープして頭部へのヒザ。この後もコーナーに押し込んでのパンチで体格差を活かしていく。2Rも高阪にのしかかるようにテイクダウンしたバルトがトップキープを続け判定勝利。
 試合後は客席のブーイングにバルトが逆ギレ。とはいえブーイングは可哀想な気も。自分が勝つための技術を習得しているという意味ではれっきとした「テクニシャン」だと思うんだけどね。とはいえ突然のヒールターンでこの後の展開が急に面白くなってきた。

ミルコ・クロコップ○-×キング・モー(2R KO)
 ミルコの蹴り足をつかんだモーがテイクダウンからパウンドで攻勢。ミルコにとっては予想通りかつ嫌な展開だが、ブレイク後はハイキック、さらにミドルを叩き込みモーが下がる。試合の行方はまだ分からないかも、という空気で迎えた2R、モーのタックルを切ったミルコが離れ際に左右のフック!ダウンしたモーにすぐさまパウンドを叩き込み、ミルコが逆転KOで準決勝進出!

 大晦日の結果も見た後での観戦記になってしまったが、大晦日への導火線としての役目はきっちり果たしてくれた興業なのでは。結果的にヴァンダレイが出るよりも大盛り上がりになったのでは。

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by nugueira | 2017-01-06 23:44 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

魔裟斗vs五味

 一昨年末の魔裟斗vsKIDと同様、年が明けてこの話題で盛り上がっている人がいるとも思えないのだが、とりあえず見ちゃったので感想を。

 もう最初から予想がついていた話ではあるんだけど、「多少気合の入ったガチスパー」以上のものではなかったな、と。判定なしのルールなんだから最終ラウンドは魔裟斗は倒しにいって欲しかったし、終盤タックルでごまかし続ける五味の姿は見ていてしんどかった。

 試合後の五味が口にしていた「大晦日に判定、今日はOKにしてください」「来年は総合ルールで」というマイクも、かつての全盛期を目にしてきたファンはどう受け止めていいのやら。いや、受け止める気はないんだけど。五味の中ではこの試合は「エキシビジョンマッチ」という位置づけだっただろうし、実際それは間違いではないんだけど、五味は自分が格好悪いことを口にしているという自覚があるのかなあ。

 大晦日にクロンと激突し壮絶に散った川尻と、魔裟斗とのエキシビジョンでお茶を濁した五味。結果はさておき、ファイターの立ち位置としては相当差が開いちゃったなあ。

 視聴率も伸び悩んだようなので今年「三匹目のドジョウ」があるのかは微妙だけど、解説をしていた小比類巻が妙に魔裟斗戦への色気を出していたのが怖い…。

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by nugueira | 2017-01-04 23:41 | その他(立ち技系) | Comments(2)

UFC207の感想

 メイン以外の感想を。ちなみにナンバーシリーズは2月11日までないので、ファイトパスを契約している方はDAZNは一旦解約した方がお得かと思われます。

ジョニー・ヘンドリックス×-○ニール・マグニー(判定)
 パンチからタックルに行くジョニヘンに、マグニーはミドル。ジョニヘンが再度パンチから押し込んでテイクダウンを奪う。ジョニヘンがパウンドを入れるが、マグニーは三角に捕えながらヒジで反撃。
 2Rはジョニヘンがバックを取りテイクダウン。立ち上がるマグニーだがジョニヘンはしつこくタックルを続け再びテイクダウン。そのままトップをキープし続け終了。久々にジョニヘンらしい攻めが見られたか。
 3R、マグニーは距離を取って打撃で攻勢。ジョニヘンのタックルを切る。それでもジョニヘンはしつこく押し込んでテイクダウン。だがマグニーが再び三角から肘で反撃。
 ジョニヘンに決定打がなかった一方でマグニーも下になる時間帯が長かったが、判定は三者ともマグニー。ジョニヘンは計量オーバーもやらかしているし、次からはミドル級に上げるしかなさそう。

キム・ドンヒョン○-×タレック・サフィジーヌ(判定)
 1R、サフィジーヌが足払いからテイクダウン。ドンヒョンが払い腰で投げるがバックをキープされる。スタンドの展開でパンチの応酬となるが、サフィジーヌが的確に当てているか。ドンヒョンは空振りが多く息が上がっている。
 2R、サフィジーヌの右がヒット。さらにヒジ、ヒザで攻勢。ドンヒョンも前に出ながらパンチを入れるが有効打の数はサフィジーヌが上回っているか。
 3R、後のないドンヒョンがラッシュを仕掛ける。これを凌いだサッフィジーヌはパンチとヒザで反撃。ドンヒョンがシングルからテイクダウンするがサフィジーヌはすぐ立ち上がる。終了間際にドンヒョンがバックを奪うがここで時間切れ。
 判定は問題なくサフィジーヌだろう…と思ったらスプリットでドンヒョン。上回っていたのは積極性だけなので、理解に苦しむジャッジ。

TJ.ディラショー○-×ジョン・リネカー(判定)
 リネカーがディラショーの蹴り足をつかみテイクダウンするが、ディラショーはすぐ立ち上がる。右を狙うリネカーに、ディラショーはタックルからテイクダウンし、上をキープ。ラウンド終盤にはリネカーの左が浅くヒット。
 2R、前に出るリネカーにディラショーはまたもタックルからテイクダウン。リネカーが一度は立ち上がるが、ディラショーが再度タックルからテイクダウン。この後はリネカーを立たせず、ハーフガード越しにヒジとパウンドを入れる。リネカーは足関節を狙うが打たれっぱなしになり、かなり削られてしまった。
 3Rもディラショーがリネカーのパンチをかいくぐりタックルからテイクダウン。パウンドを入れ続け、足関節まで繰り出す余裕を見せる。終盤にリネカーのボディが入りディラショーが苦しそうな表情を見せたが、時すでに遅し。隙のない試合運びを見せたディラショーが完勝。これで次期挑戦権確定か。

ドミニク・クルーズ×-○コディ・ガーブランド(判定)
 クルーズの入り際にガーブランドがパンチを合わせる。クルーズはやりにくいか。クルーズがタックルからテイクダウンするが、ガーブランドはすぐ立ち上がる。終盤にガーブランドもタックルからテイクダウンを奪い返す。
 2R、クルーズはローからのコンビネーションで攻めるが、ガーブランドが入り際にカウンターの左をたびたびヒット。クルーズは懐に飛び込みにくくなる。終盤にクルーズがタックルからテイクダウンするが深追いはしない。
 3R、ガーブランドの右がヒット。クルーズは右目から出血。この後もガーブランドは右を繰り返しヒットさせ、さらにクルーズを挑発する。クルーズは圧力はかけるが有効打が出ない、いつになく苦しい展開。
 迎えた4R、打ち合いからガーブランドの右が入りクルーズがダウン!立ち上がるクルーズだがダメージの色が濃い。無理に攻めにいかないガーブランドだが、終盤に左のパンチでまたもダウンを奪う。
 5Rは後のないクルーズが左右のパンチを振るい跳びヒザも出すが、ガーブランドは落ち着いて対処。サーキットトレーニングのようなパフォーマンスを交えながら完全に逃げきりモードで試合終了。ジャッジ三者ともガーブランドを支持し、アルファメールがバンタム級のベルトを奪還。
 クルーズがベルトを失うとすれば怪我の再発ぐらいしかないと思っていたのだが、完璧に攻略してみせる選手がこんなに早く現れるとは…。ガーブランドはこれまでの試合もボクシング技術でKOを重ねており、いわゆる正統派の部類に属する選手という印象だったのだが、クルーズの変則ステップに完璧に対応し、ダウンまで奪ってみせた。各階級とも大荒れになった2016年のUFC、最後もただでは終わってくれなかった。

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by nugueira | 2017-01-03 22:15 | UFC | Comments(5)

井岡&小國

 続いてTBSの感想。なんでボクシング中継の時間をテレ東に被せてくるかな。

 まずWBA世界フライ級王座統一戦、井岡一翔vsスタンプ・ギャットニワット。
 1R、井岡は左ボディ。ジャブを突きつつ、まずは様子見か。
 2Rは左右のフックを振り回すスタンプに井岡が落ち着いてジャブを刺していくが、近距離の打ち合いから右フックが入り井岡まさかのダウン!ダメージはさほど感じさせない井岡だが、3Rもスタンプは井岡の打ち終わりに右フックをかぶせてくる。井岡はジャブとボディで反撃。
 4R、引き続き左右のフックを振り回すスタンプに、井岡が左ボディから左フック!効いた!スタンプはなおも接近してパンチを振り回すが、井岡は左ボディ、右ショートを次々とヒット。
 5R、井岡はガードの隙間を縫うように左ボディ、左アッパー、右ショート。6Rはスタンプが接近戦でパンチを振り回すが、ラウンド後半は距離をキープした井岡が左右のボディ、フック、ショートアッパーを面白いようにヒットさせる。
 迎えた7R、井岡は引き続き上下左右のコンビネーションで滅多打ち。そして左ボディを食らったスタンプが悶絶するようにダウン!何とか立ち上がるスタンプだが、またもボディをくらい両膝をつく。最後はスタンプが嘔吐する圧倒的KO劇で井岡が王座統一。
 いやー、世界戦で相手にゲロ吐かせる試合を初めて見た。2Rのダウンはヒヤリとしたし、実際問題スタンプは勢いのある怖い選手だったが、それでも圧倒的な技量の差を見せつけた。今年はぜひ他団体王者との統一戦を実現させてほしい。

 続いてIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ジョナタン・グスマンvs小國以載。
 1R、小國は打ちおろしの右。グスマンは距離が詰まると回転力のある連打を出す。2Rは圧力を強めたグスマンが前に出ながらコンビネーション。小国もボディストレートを起点に反撃する。グスマンが回転力を強めて攻勢を印象づけラウンド終了。
 3R、グスマンのパンチが小國の顔面を捉える。すぐさま左右のノンストップ連打で追い込むグスマンだが、突っ込んできたところに小國の左ボディがグサリ!グスマン崩れ落ちるようにダウン!大チャンスを迎えた小國だが効果的な追撃ができない。
 4Rに入るとグスマンが近距離の連打で再度猛攻。だが小國もボディやフックを返す。5R、グスマンはワンツー。小國も左ボディやボディストレートを返す。グスマンの猛攻に小國は落ち着いて対応しながらしっかりパンチを返している。
 7R、グスマンのワンツーが顔面にヒットし、ロープに詰め猛攻。だが小國がボディで反撃するとグスマンが下がる。8Rも小國がボディ連打。グスマンは下がる場面が増え、手数もガクリと減ってきた。
 9R以降もグスマンはボディを嫌がり後退。それでも単発で強いパンチを返していく。11R、打ち合いから小國の左ボディでグスマンががくりとヒザをつく!しかしなぜかローブローの裁定。12Rは下がるグスマンに小國が繰り返し右ストレートをヒットし試合終了。
 後半は手数の減ったグスマンを押しつづけた小國が、判定3-0で勝利しベルト奪取。日本での試合にも慣れてきていたはずのグスマンに勝ったのは大きい。年末の日本勢の中で一番の大仕事、と評価してあげていいのでは。

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by nugueira | 2017-01-02 09:50 | ボクシング | Comments(2)