反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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 29日のRIZINの感想、大晦日につながるバンタム級GP4試合から先に。前半戦の感想は年明けになるけど、このままお蔵入りにしたいぐらい。

カリッド・タハ×-〇大塚隆史(3R フロントネックロック)
 序盤からタハが積極的に打撃を繰り出し、ワンツーをもらった大塚がグラつく。全く動きを見せない大塚は1R終盤にようやくテイクダウンを取るが、そこから先の攻めにつながらずタハが立ち上がる。
 2Rも打撃で攻めるタハ。大塚のタックルを切るとがぶって逆に上を取り、サイドからバックマウントへ。フィジカルとパワーがケタ違いのタハに大塚はなす術ないかと思えたが、3R序盤にテイクダウンを奪うとタハの立ち上がり際にギロチン!そのままネックロックに捕えるとタハがタップ!大塚が勝つとしたら塩判定意外に想像がつかなかったので、この状況からの大逆転は本当に驚かされた。

ケビン・ペッシ×-〇石渡伸太郎(1R KO)
 バンタム級では破格の身長を持つペッシが、開始から長いリーチでの打撃を繰り出す。石渡はテイクダウンしてもペッシの長い手足に手こずるものの、スタンドに戻ったところで踏み込んできたペッシに対し右フック一閃!意識を刈り取られたペッシが前のめりに崩れ落ちる完璧なKOで準決勝にコマを進めた。

イアン・マッコール×-○マネル・ケイプ(1R TKO)
 勢いのいい打撃を繰り出すケイプにマッコールは組み付いていくが、ケイプのヒザがヒット。ケイプはさらにギロチンの状態へ持ち込むが、ここでマッコールの出血がひどくなりドクターチェック。結局ストップがかかり、鳴物入りで参戦したマッコールは敢え無く敗退。消化不良ではあるが打撃が入ってのカットだから致し方ない。ケイプはアーセン戦に続き底を見せないまま準決勝へ。

堀口恭司○-×ガブリエル・オリベイラ(1R KO)
 堀口は細かいステップを踏みながらローと飛び込んでのパンチをヒット。オリベイラのローブローで中断の後、堀口はタックルから体格差をものともせずテイクダウンに成功。オリベイラはこの辺りから打つ手がなくなってきた感じで、スタンドに戻った後はギアを上げた堀口が次々とパンチやミドルをヒット。右でダウンを奪うと、最後は右フックから返しの左をヒットさせオリベイラをKO。横綱相撲の試合内容で2回戦をクリアした。
 フェザーから下げてくる実質2階級上のストライカーが相手であり、見ている側にも「ひょっとしたら」という嫌な空気が流れていたのだが、堀口がスピード・馬力含め全局面でオリベイラを寄せ付けなかった。大会開始前のファンEXPOスペースに行ったら堀口が姿を見せファンにもみくちゃにされており、「本番直前にこれやるか?」と驚いたのだが(私も握手してもらったが)、この辺の強心臓ぶりも合わせて「堀口のためのトーナメント」ということを再認識させる勝ちっぷりだった。
 大本命の堀口にケイプはどう戦うのか、石渡は決勝で再戦にこぎつけられるのか。明日、すべての答が出る。

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by nugueira | 2017-12-30 21:42 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

UFC on FOXの感想

 メイン以外の感想を。

グローバー・テイシェイラ○-×ミーシャ・サークノフ(1R TKO)
 スタンドで積極的に手数を出すサークノフ、ワンツーやハイを立て続けにヒット。効いた様子のテイシェイラだが、組み付いてテイクダウンを奪うとすぐさまバックへ。チョーク狙いの後、最後はバックマウントからのパウンドでフィニッシュ。寝かせた後は圧勝だったが、その前のピンチがむしろ衰えを感じさせた。

サンチアゴ・ポンジニッビオ○-×マイク・ペリー(判定)
 距離を取りながらローとパンチを出すポンジニッビオだが、入り際にジャブを合わされスリップ。1Rは手数で劣勢だったポンジニッビオは2Rに入ると圧力を強め攻勢。ペリーのパンチをもらう場面もあったが、逆にパンチ連打で押し込む。
 3Rもポンジニッビオがバックブローでペリーをダウンさせると、繰り返しテイクダウンを奪い優勢のまま試合終了。判定勝利で6連勝となったが、フィニッシュはできず粗さも見せてしまった印象。この内容では上位ランカーとの試合が見たい、とはならないなあ。

リカルド・ラマス×-○ジョシュ・エメット(1R KO)
 踏み込んでパンチ連打を振り回すエメットに対し、ラマスは距離を外しつつロー。エメットが手数を出し続けるものの、ラマスは落ち着いて対処しているか…と思ったところで、エメットの右が浅くヒット。パンチを返そうとしたラマスにエメットの左フックが直撃し、ラマスは一撃で失神!ノーランカーのエメットが大金星を挙げたが、体重オーバーもありちょっともやもやした感じ。

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by nugueira | 2017-12-18 23:28 | UFC | Comments(0)

ローラーvs RDA

 UFC on FOX、メインの感想を。

ロビー・ローラー×-○ハファエル・ドス・アンジョス(判定)
 ローを入れるRDAに対し、ローラーはじりじり圧力をかけ距離を詰める。RDAは間合いが近くなると首相撲に持ち込み、ボディへヒザ。さらに離れ際のヒジ。ムエタイの技術を駆使して戦っている。
 2Rもプレッシャーをかけていくのはローラーだが、RDAはミドルや自分の間合いでのパンチを着実にヒット。ボディから顔面へのパンチを効かせると、下がったローラーをケージ際に詰め猛ラッシュ!ボディと顔面にコンビネーションを叩き込むが、ローラーはガードを固めて何とか凌ぐ。ラウンド後半はローラーが反撃に転じるが、RDAは蹴り足をつかんでテイクダウン。追い込まれてからが強いローラー相手に、RDAはここで仕留めきれなかったことがどう響くか。
 3Rもローラーが前に出るが、RDAは距離が詰まると首相撲からのヒザ。泥仕合に持ち込みたいローラーだが、逆に削られている。RDAがテイクダウンに成功し、一度は立ち上がったローラーがパンチで反撃するが、再び押し倒されるようにテイクダウンを許してしまい、RDAがヒジで削っていく。
 4Rに入るとローラーが遂に下がり始め、RDAはケージ際に詰めてボディショットや跳びヒザ。ローラーはさすがにダメージが溜まったか、足元がおぼつかなくなっている。5Rはケージ際で防戦一方のローラーをRDAがテイクダウンや首相撲からのヒザで攻め続け、三者フルマークの完全勝利。

 打撃戦ならローラーに分があるだろうと思っていたが、RDAが序盤からクリンチの技術でローラーにペースを握らせず、最後はスタンドで下がらせて圧倒。ローラー相手にこの内容で勝ったのは大きい。これでタイトルマッチ確定、と言って文句のある人はいないでしょう。

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by nugueira | 2017-12-17 23:45 | UFC | Comments(0)

UFN123の感想

カブ・スワンソン×-○ブライアン・オルテガ(2R ギロチンチョーク)
 ローの蹴り合いからスワンソンがパンチ。オルテガも打ち返し、近距離でパンチが交錯する。スワンソンがボディから顔面のコンビネーションを打ち込むが、オルテガもひるまず前へ出続け、ミドルからパンチ。スワンソンがハイから左を打ち込むが、オルテガが組み付くとスタンドのままアナコンダチョークの体勢へ!そのまま引き込むが、スワンソン何とか耐えて1R終了。
 2Rも打撃で先手を取るのはスワンソン。ボディショットから顔面へのコンビネーションを叩きこむが、オルテガはひるむことなく前に出続ける。遂にオルテガがスワンソンをケージ際へ詰めると、組み付いたところで跳びつきギロチンチョ-ク!スワンソンが耐えきれずにタップ!

 アルドの敗戦と同タイミングなこともあり、フェザー級の世代交代を感じさせる試合。スワンソンの動き自体は良かったのだが、オルテガも打撃戦で一方的に押されることなく圧力をかけ、チャンスをものにした。グイダ戦でもKO勝利しているし、打撃で思い切りよく出れるからサブミッション技術が活きる。これで一気にタイトル戦線に浮上してきたか。

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by nugueira | 2017-12-13 23:18 | UFC | Comments(0)

Krush.83の感想

メロニー・ヘウヘス×-〇KANA(判定)
 KANAは開始から細かいフェイントを混ぜつつ、ローやボディを連打。よく動けているものの、やはり一発の強さはヘウヘス。1R終了時にはジャブをもらったKANAのまぶたが腫れている。
 2R、どっしり構えたヘウヘスは引き続きジャブをヒット。しかし終盤にKANAもボディ連打を叩き込み、五分の展開のまま最終ラウンドへ。
 気の抜けない展開が続く中、KANAは3Rも集中力を切らさずローとボディを着実にヒット。ヘウヘスは下がる場面が多くなり、このラウンドはKANAが明確に取って試合終了。
 1・2Rがどう判定されるか読み切れなかったものの、ジャッジは三者ともKANA。競った試合ではあったが、この結果は違和感なし。1月にベルトを失ったKANAが年間最終興業でそのベルトを獲り返し、2017年を締めくくった。
 

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by nugueira | 2017-12-12 23:30 | Krush | Comments(0)

PANCRASE 292の感想

久米鷹介○-×徳留一樹(1R KO)
 身体をバキバキに仕上げてきた久米。徳留が先に蹴りを出すが、久米は組み付くと体を入れ替えながらケージへ押し込む。離れた後、久米が左右のフックを叩き込み徳留ダウン!久米はバックを奪いチョークを狙うが、徳留はなんとか脱出。しかし久米は尚も距離を詰め、またも左右の連打を入れ徳留ダウン!久米が完全決着で徳留を返り討ちに。
 徳留としては前回と同じ展開は避けたかったはずだが、気が付けばショートレンジの打ち合いに巻き込まれてしまった。徳留の勝ちたい、もう一度這い上がりたいという気持ちは痛いほど伝わってきたが、それでも勝ったのは久米。切ないが、これが格闘技だなあ。勝利した久米が感極まって涙を流すのもいい場面だった。
 久米も気づけば32歳と若くはないのだが、今回の結果を見て「ライト級でUFCに行くなら久米」という結論に異を唱える人は少ないのでは。パンクラスは早いところ久米をオクタゴンへ送り込んでほしい。

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by nugueira | 2017-12-11 23:09 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ワシル・ロマチェンコvsギジェルモ・リゴンドーをライブ視聴。

 1R、圧力をかけていくのはロマチェンコだが、リゴンドーのカウンターを警戒してかいつもよりは慎重な出だし。両者目立った有効打はなく、様子見の雰囲気でラウンド終了。
 2R以降、やはりペースを握るのはロマチェンコ。スピードとフットワークでリゴンドーを翻弄し、ジャブを突き刺していく。リゴンドーは距離が詰まるとホールディング。試合前の控室の映像ではロマチェンコがホールディングをふりほどく練習をしていたので、陣営にとってこれは想定内か?
 序盤はロマチェンコの入り際にカウンターを狙う場面もあったリゴンドーだが、ラウンドが進むごとにスピードでは太刀打ちできないことが明らかになっていく。気が付けば4R辺りから、手数が全く出なくなったリゴンドーをロマチェンコが一方的に攻め続けるいつもの展開に。ロマチェンコは左右のアッパー連打で追い込んだかと思うと、頭を極端に下げたリゴンドーに打ちおろしのパンチ。これまで同様強振はほとんどない軽いパンチ主体だが、リゴンドーはホールディング以外に対抗策が見いだせない。
 6Rはなおもホールディングを繰り返すリゴンドーに遂に減点。ロマチェンコは強めのパンチを増やすようになり、いよいよリゴンドーなす術なしか…と思ったラウンド後のインターバルに、リゴンドーがやや唐突にギブアップし試合終了。至高の技術戦が期待された一戦は、ロマチェンコが一方的に強さを見せつける結果となった。

 ロマチェンコの勝利は予想していたものの、ここまで差があったか…というのが素直な感想。リゴンドーの見せ場は1Rにロマチェンコに様子見をさせたことぐらいで、攻撃らしい攻撃を当てることもなく完敗。かつてドネアを破った軽量級最強ファイターの輝きは微塵も発揮されなかった。拳の怪我云々の真偽はさておき、この敗戦でもともと微妙だったリゴンドーの商品価値は地に落ちた。
 一方のロマチェンコについては、もうどういう言葉を並べて賞賛すればいいのか。4試合連続相手のギブアップによる勝利って、これ打撃系格闘技のレコードじゃないですよ。技術・スピードで対抗するのはもはや無理で、勝てるとすれば規格外のパワーと打たれ強さを持つファイターがしつこく前に出続けて一発を入れるしか…ってそんなボクサー存在するのか?
 今回の試合中に実況が「ロマチェンコのフットワークは少年時代のダンス練習が活きている」という分析がされていたが、もはや従来のボクシングとは別の技術体系を持つロマチェンコが旧時代のボクサーを屠り続ける、という構図すら頭に浮かんでしまう試合だった。

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by nugueira | 2017-12-10 21:56 | ボクシング | Comments(2)

UFC218の感想

ティーシャ・トーレス○-×ミシェル・ウォーターソン(判定)
 開始から圧力をかけ続けるトーレスがパンチ、クリンチアッパー、組んでのヒザ。ウォーターソンがテイクダウンを取る場面もあったが、1Rはトーレス。2Rはウォーターソンがテイクダウンから上をキープし続けるが、そこから先の攻撃がなし。逆にトーレスは下からキムラや三角を仕掛け続ける。
 3Rは再びトーレスがスタンドで圧力をかけ続け、最後はバックマウントからパウンドの連打。レフェリーストップは呼び込めなかったものの、トーレスの完勝。今更だけど、女子もスタンドの打撃レベルが本当に向上したなあ。

エディ・アルバレス○-×ジャスティン・ゲイジー(3R KO)
 強烈なローを打ち込むゲイジーに、アルバレスは距離を測りつつ踏み込んでのパンチ。ローを効かされるアルバレスだが、ボディ連打でリズムをつかむと1ラウンド終盤にはアッパーでゲイジーの顔面を跳ね上げる。アルバレスがいい戦いぶりだが、ゲイジーはここからが怖い。
 2R、アルバレスは正面での打ち合いを避けつつパンチで攻勢。ゲイジーは生命線である前へ出る圧力が弱まり、ローの数も減ってくる。アルバレスがクリンチアッパーやボディへの膝でゲイジーを削り、試合は最終ラウンドへ。
 追い込まれたゲイジーだがアルバレスも消耗しており、3Rはゲイジーのローが再びヒット。さらにゲイジーがアッパーを打ち込むが、アルバレスは顔面へのヒザ一閃!ゲイジーが前のめりに崩れ落ち、激戦に終止符が打たれた。
 試合前から「これ絶対面白い」と思っていたが、予想通り…どころか予想以上の大激戦。FONはもちろん、年間ベストバウト級の試合が見れて大満足。

ヘンリー・セフード○-×セルジオ・ペティス(判定)
 1Rから打撃で前へ出るセフード。シングルからテイクダウンを取ると、レスリング力でトップポジションをキープ。ラウンド終盤に入れたパウンドは結構効いたか。
 2R以降もセフードがテイクダウンは取るものの、ペティスの長い手足に阻まれ決定打は出せず試合終了。フィニッシュは奪えなかったが、元々のレスリング力に加え打撃が向上しているのでどっしり構えて戦えている。今回の試合がアピール不足だったのはさておき、2度目のDJ戦はそう遠くないかも。

アリスター・オーフレイム×-○フランシス・ガヌー(1R KO)
 開始と同時にアリスターが突っ込み、そのままケージへ。しかしガヌーは体勢を入れ替える。ブレイク後、アリスターの大振りのフックをかわしたガヌーが左フック一閃!一撃でアリスターが崩れ落ちる衝撃のKOで、ついにベルトへ王手。
 フィニッシュの瞬間「うわっ!」と叫ぶしかない、説得力十分というか説得力しかないKO。アリスターのフックは不用意だったが、ガヌーは相変わらず底を見せないままタイトルマッチへコマを進めた。これは幻想膨らむわあ。

マックス・ホロウェイ○-×ジョゼ・アルド(3R KO)
 アルドは序盤距離を取って様子を見つつ、1R中盤からローを入れる。バックステップを取って距離を取るアルドに、ホロウェイは手数で攻勢。1R終盤にアルドのアッパーがヒット。
 2Rもローを繰り出すアルドに対し、ホロウェイはパンチの手数を緩めず、ジャブをヒット。アルドの顔面が被弾で徐々に赤くなってくる。ヒリヒリした展開で3Rに突入するが、圧力と手数が弱まらないホロウェイに対し、アルドはガス欠の様子。ホロウェイのパンチをもらう頻度が増え、真正面での打ち合いを強いられるようになる。ホロウェイの右を効かされケージに詰められたアルド。玉砕覚悟の打ち合いに挑むもののホロウェイのパンチをもらい続け、最後はタックルを潰された状態でパウンドの餌食に。ハーブ・ディーンが遂にストップし、ホロウェイがアルドを返り討ちにした。
 今回のアルドはバックステップも使いローも多用し、前回よりもいい動きができていたはずだが、それでもホロウェイの圧力を捌ききれず、奇しくも同じ3RでKO負け。認めるのは切ないが今回のアルドは「歳を取ったから負けた」というしかなく、これも時代の流れか。かつての絶対王者が敗れる姿を見るのは辛いが、最後まで緊張感あふれる攻防を繰り広げたアルドのパフォーマンスは賞賛に価するものだった。

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by nugueira | 2017-12-03 23:08 | UFC | Comments(0)

ビスピンvsガステラム

 UFC上海大会のメインを視聴。

マイケル・ビスピン×-○ケルヴィン・ガステラム(1R KO)
 並ぶとけっこう身長差がある両者。序盤からガステラムがリーチ差をものともせず圧力をかけ、ミドルをヒット。下がらされるビスピンはなかなか手数が出ないが、ガステラムが入ってくるところに浅くパンチを入れる。両者の手数が増えだした2分過ぎ、近距離でパンチが交錯。ビスピンのパンチをスウェーでかわしたガステラムは、打ち終わりでガードが空いたビスピンの顔面にカウンターの左をクリーンヒット!一撃で崩れ落ちたビスピンにパウンドを入れたところでレフェリーストップ!
 終わってみれば案の定というか、ビスピンが1ヶ月で2つの黒星を重ねる結果に。とはいえビスピンはこのオファーを受けること自体が大仕事だったはずで、責める気にはなれないなあ。ガステラムにとっては直近まで王者だったビスピンを仕留めたことで、当初予定されていたアンデウソン戦以上に存在感をアピールできる結果となったか。

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by nugueira | 2017-11-25 23:55 | UFC | Comments(4)
 長い当ブログの歴史でも数えるほどしかないワンデイトーナメント完全的中。KOが多いのはレベルの低さの現れとも言えるのだが、ヘビー級ならではの迫力ある展開だった。

上原誠○-×パコム・アッシ(1R KO)
 上原がローに合わせた左を入れると、左ボディの直後に飛び込んでの左フックを叩きこみダウン。ダメージの残るアッシをコーナーに詰めると最後は右ストレートを打ち込み続け、幸先のよい1ラウンドKOで一回戦を突破。

K-Jee×-〇アントニオ・プラチバット(1R KO)
 プラチバットが序盤からローをヒット。K-Jeeがボディを入れる場面もあったが、プラチバットが強烈なローでダウンを奪うと、最後もボディからのローでフィニッシュ。

岩下雅大×-〇ロエル・マナート(1R KO)
 マナートが序盤から体格差で圧倒。強烈なミドルを叩き込んでダウンを奪い、何とか立ち上がった岩下をミドルからの左フックで倒しフィニッシュ。

KOICHI×-〇イブラヒム・エル・ボウニ(1R KO)
 開始と同時にパンチを振るうエル・ボウニが、カウンターの左フックを叩き込み文句なしの一撃KO。なんかもう、ダンプカーに正面衝突されたような終わり方。

上原×-○プラチバット(1R KO)
 最初はやや様子見だったプラチバットだが、圧力を強めると左ボディ・右ロー・左フック・右ハイのコンビネーションでダウンを奪取。立ち上がった上原を再度コーナーに詰めると、ボディから二段蹴りの跳びヒザを叩き込みKO。2度のダウンはいずれもお見事なコンビネーションで、見ていて「強ええ…」という以外の言葉が出てこなかった。

マナート×-○エル・ボウニ(1R KO)
 ハンドスピードに勝るエル・ボウニが序盤からパンチで押し気味に進めると、左フックでダウンを奪取。ラウンド後半はマナートが盛り返したものの、終了間際にエル・ボウニが再度左フックを叩き込んでKO。準決勝まで全て1ラウンドKO決着という驚愕の展開に。

プラチバット○-×エル・ボウニ(判定)
 序盤はスピードに勝るエル・ボウニのペース。しかしプラチバットは多少被弾しながらも前に出るとフックやボディをヒット。エル・ボウニは準決勝もその気配があったが、1ラウンド後半から動きが落ちてくる。それでも1R終盤にエル・ボウニがパンチを入れ、プラチバットがガクリと腰を落とす。
 ここまでKO続きだったトーナメントだが、決勝に来ていきなりの泥試合に。2R以降は両者消耗気味で、プラチバットは前に出て手数は出すがパンチも蹴りも伸びがない。しかしエル・ボウニはそれ以上に消耗が激しく、逃げ回るだけで手数が出ない。3Rはプラチバットがエル・ボウニをダウン寸前まで追い込み試合終了。
 1Rにエル・ボウニがダウンを取りかけた場面もあったのでドローでもおかしくないか?とも思ったが、判定は3-0でプラチバット。新生K-1初代ヘビー級王者はシカティックの弟子、というドラマチックな結果で幕を閉じた。
 最初に書いたようにトーナメント自体のレベルが低いと言われたらまあそうなのだが、単にデカいだけでなくスピードと技術を感じさせるプラチバットが優勝したのは好材料。対抗馬になる外国人選手を継続的に引っ張ってくるのは難しいかもしれないが、ヘビー級の流れも上手く盛り上げていってほしい。

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by nugueira | 2017-11-24 23:47 | K-1 | Comments(0)