反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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Krush.76の感想

 AbemaTVで観戦。

木村“フィリップ”ミノル○-×KENJI(1R KO)
 序盤にコーナーに詰められ攻め込まれた木村だが、ここをガッチリ凌ぐとボディから打ちおろしの右で反撃。KENJIから次々ダウンを奪い、1ラウンドKOでようやく長いトンネルから脱出。これでK-1ウェルター級トーナメントは確定か。

KANA○-×グレイス・スパイサー(判定)
 序盤からキレのある動きを見せるKANA。細かくヘッドスリップする動きから左右のボディ連打、ローへとつなげるコンビネーションでペースを握り続ける。2Rには前蹴りでスパイサーの鼻を派手に出血させると、3Rに左ボディから右ハイの見事なコンビネーションでダウンを奪取。完璧な内容で復帰戦を飾った。以前よりも強くなったのでは?と思わせるぐらいで、もうヘウヘスとの再戦へ待ったなしの状況か。

レオナ・ペタス×-○安保璃紅(判定)
 1Rから近距離で互いのパンチが交錯するが、両者目立った決定打はなし。2R開始と同時に安保が跳び蹴りで奇襲。面食らったようにスリップするレオナだが、すぐ立て直すと逆にパンチで安保を下がらせる。この後もダウン上等の打ち合いに挑む両者だが、ディフェンス技術も高く決定的な場面は出てこない。
 3Rも両者積極的に攻めるが決定打はなし。蹴りも出している安保に比べレオナはパンチ一辺倒か、という感じはするが、それでも時折安保の顔面を捉えてはいる。これは延長戦か…と思いながら判定を聞いたものの、ジャッジは三者とも安保を支持。
 安保が要所要所で先手を取って蹴りも出していたのは確かなのだが、キックの採点でよくこの差を評価したなあ、という印象。個人的にそれほどの差は感じなかった、というかレオナに一票入れたいぐらいだったが。安保がいきなりK-1で通用するかというと微妙な気はするが、デビュー以来8連勝の19歳。また将来性のありそうな若手がのし上がってきた。

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by nugueira | 2017-05-28 23:48 | Krush | Comments(0)

比嘉vsエルナンデス

 20日のWBC世界フライ級タイトルマッチ、比嘉大吾vsファン・エルナンデスの感想を。

 序盤から前に出る比嘉。エルナンデスはフットワークで距離を取りつつ、アッパーやフックを繰り出す。
 2Rはエルナンデスがやや前に出てくるが、比嘉の左ショートフックがヒットしエルナンデスダウン!これでリズムに乗りたい比嘉だが、逆に狙い過ぎてしまったか、3R以降は前に出るものの手数が少ない。4R終了時の公開採点は2-1でエルナンデスがリード。
 しかし5R開始早々、比嘉の左フックが突き刺さりエルナンデス2度目のダウン!ダメージのあるエルナンデスにさらにボディで追撃を入れるが、エルナンデスはまだキレのあるパンチを返してくる。続く6R、比嘉のボディからのアッパーでエルナンデスがまたもダウン。ここから比嘉は追撃の連打で次々ダウンを重ね、終盤にこのラウンド4度目のダウンを喫したところで遂にストップ。比嘉が13戦全KOのパーフェクトレコードで世界タイトルを奪取。

 比嘉の試合は今回初めて見たのだが、こりゃ強い、というか凄い。序盤は固さも見られたし、現にダウンを奪いつつ手数でポイントをリードされる嫌な展開だったが、最後はフィジカルとパワーで押しきってしまった。連打で崩したわけでなく本当に一発の強さでダウンさせてたからなあ。
 減量失敗とはいえ技巧派のメキシカンをあっさり捕えてKOしたのは自信にもなったはずで、これからいいチャンピオンになってくれそう。

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by nugueira | 2017-05-23 23:17 | ボクシング | Comments(0)

ロリマク完全復活

 書いていなかった週末の観戦記を順次消化。まずはベラトールのメイン。

ローリー・マクドナルド○-×ポール・デイリー(2R チョークスリーパー)
 1R、ロリマクがパンチを打ち込んでからのシングルレッグでデイリーを寝かせると、ラウンド終了まで立ち上がる隙を与えず肘・パウンドで削り続ける。盤石の内容で1Rを終了。
 2Rもロリマクは積極的に打撃を出しつつ、デイリーのパンチにどんぴしゃのカウンタータックル。テイクダウンした後はパスガードからあっさりマウントを奪い、最後はバックにつくとチョークで一本。文句のつけようがない圧勝でベラトールデビューを飾った。

 ロリマク勝利を予想してはいたものの、2年間勝ち星から遠ざかっているし相手は油断できないデイリー、さらにUFCからの移籍組はあっさりつまずいてしまうケースが多い…と不安要素も満載だったのが正直なところ。しかし蓋をあけてみれば「UFC時代より強くなってないか?」と思わせるほどの完璧なパフォーマンスを見せてくれた。次戦でタイトル挑戦が濃厚だが、ベラトールも着実に陣容が厚くなってきている。

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by nugueira | 2017-05-22 23:03 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 ボクシングフェス二日目を視聴。

 まずIBF世界ライトフライ級王座統一戦、八重樫東vsミラン・メリンド。とはいえこれは経過を描写するほどの時間が経つ前に終わってしまった、としか言いようがない試合。八重樫は時おり脆さも見せる試合をしているだけに意外というよりは「こうなっちゃったか」という感じではあるが、やはり激闘によるダメージの蓄積が影響しているのかなあ。試合後の本人のサバサバしたというか達観したようなコメントを聞くと、もうここらで十分ではないか、と思ってしまう。

 続いてWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井上尚弥vsリカルド・ロドリゲス。
 1R序盤はロドリゲスが距離を詰めてボディを連打するが、井上はキレのあるジャブでロドリゲスを懐に入らせず、ラウンド終盤には左アッパー。2Rも井上がワンツーからボディのコンビネーションを見せると、ここでサウスポーへスイッチ!完全に面食らったロドリゲスに、左ストレートを次々と突き刺す。
 完全に井上のペースで迎えた3R、井上が左フックでロドリゲスをグラつかせると、高速のコンビネーションからまたも左フック!ダウンしたロドリゲスは何とか立ち上がるが、距離を詰めた井上は最後もドンピシャのタイミングでカウンターの左フック一撃!ロドリゲスに立ち上がる余力はもはや残っておらず、井上が完璧な内容で5度目の防衛に成功。

 村田・八重樫が敗れる嫌な流れで迎えた大トリだったが、終わってみれば文句のつけようもない圧勝劇。試合後のインタビューで井上は9月のアメリカ進出を宣言。タイミング的には満を持してといった感じだが、ロマゴンに土がついた今、井上に見合う相手が見つかるのか?という余計な心配をしたくなってしまう。無人の荒野を突き進むモンスターは、遂に北米上陸の時を迎える。

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by nugueira | 2017-05-21 21:50 | ボクシング | Comments(3)
 WBA世界ミドル級王座決定戦、村田諒太vsアッサン・エンダムを視聴。

 1R、エンダムはサークリングしながらジャブ。村田は圧力はかけるものの終了間際に右ストレートを出しただけでほとんどパンチを出さずに終了。計算通りに動いている感じではあるが、どこから攻勢に転じられるか。
 2Rは、圧力を強めた村田が右ストレートから左ボディを入れるが、エンダムも連打を返す。3Rは村田がボディストレートと右のショート。手数を着実に増やしているが、ポイントを奪うところまでは行っていないか。
 迎えた4R、さらに手数を増やした村田が打ち合いの展開からカウンターの右ストレート!エンダムが前のめりにダウンし、村田が序盤の出遅れを一気に取り戻す。
 しぶとさに定評のあるエンダムは5Rは逃げることなく反撃に転じ、近距離での打ち合いの場面が増える。ここでも村田の右が入りエンダムが腰を落とすが、ダウンはなんとか回避。
 6Rに入るとさすがにエンダムも足腰の踏ん張りが効いていない様子で、村田の右で吹き飛ばされる。7Rも足を使って回復を図るエンダムに村田は右。エンダムはロープに手を掛けて何とかこらえる。
 8Rに入るとエンダムはダメージから回復してきたのか、再び手数が増えてくる。村田にとっては嫌な流れだが、続く9Rは左をもらったエンダムがバランスを崩したところに、村田がすかさず右のダブル。ここでペースを引き戻したのは大きいか。
 10R以降も村田はペースを崩すことなく右ストレートから左ボディで着実に構成。エンダムは時おり連打を返すが、流れをひっくり返すほどの強打は出ず、村田がペースを握り続け試合終了。

 個人的採点は116-111で村田。手数で多少持ってかれている可能性はあるが、さすがに勝ったでしょう。日本人がミドル級で世界制覇。いやもう、ここから日本ボクシングの新たな1ページが開きますよ。
 …と思いつつ判定を聞いたら110-117、116-111、115-112のスプリット判定でエンダムが勝利。茫然とする村田、ブーイングが巻き起こる場内、絶句する実況席。新たな歴史の始まりとなるべき瞬間は一転、悪夢の結末になってしまった。

 「村田の圧力よりエンダムの手数が評価された」の一言に尽きてしまうのだが、それにしたってこれはない。ジャッジペーパーを見るとエンダム勝利にした2名はいずれも9R以降すべてエンダムが取っているけど、9Rは後半村田が押し返していたはず。それ以降もエンダムは手数は出しても目立ったダメージを与えたわけではなく、有効打を基準にする限り村田のラウンドだったのでは。
 試合後のツイッター上で「海外ボクシングを見ていればよくある話」というコメントが散見され、確かにエキサイトマッチで年に何回かこういう理解不能な判定を見かけるのは確か。とはいえそれがこのタイミング、この試合で出てしまうとは…。ボクシングの神様が村田を見はなしたとしか思えない。

 試合前は「どういう結果になるにせよ、これで村田のストーリーに一つの結末が出る」と思っていたのだが、待っていたのはどうしようもないくらい消化不良なエンディング。これで終わりになるのはファンも本人も納得できないのは間違いない一方で、この階級で世界タイトルマッチに再びたどり着くのは簡単な話ではない。テレビ局も含めた村田陣営はここからどうストーリーを繋ぎ直していくのか。今はちょっと、自分自身にもそこまで想像を巡らすだけの余力が残っていない。

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by nugueira | 2017-05-20 23:01 | ボクシング | Comments(7)

UFC211の感想

 息子のわんぱく相撲を応援した後、家に帰ってからUFCを追っかけ観戦。格闘技三昧(?)の日曜。

エディ・アルバレス△-△ダスティン・ポイエー(ノーコンテスト)
 1Rからポイエーの右が繰り返しヒット。アルバレスは打撃戦ではやや分が悪いか。2Rはアルバレスがタックルから組み付きにいくがテイクダウンは奪えず、逆にポイエーの左フックがヒット!グラつくアルバレスにポイエーは追撃のパンチ連打を仕掛けるが、ここでアルバレスのパンチがヒット!下がるポイエーにアルバレスはタックルを入れると、立ち上がり際にヒザ。しかし両手をついた体勢のポイエーにヒザを入れてしまったためノーコンテスト。
 ムサシvsワイドマンに続き四点ポジションへのヒザを巡るトラブルが発生。というか今回は明らかに反則だからアルバレスの反則負けでも良かった気はするが。

クシシュトフ・ジョッコ×-○デイヴィッド・ブランチ(判定)
 1R、ブランチが膝蹴りにカウンターのタックルを入れテイクダウン。立ち上がった後もケージへ押し込んでいく。ラウンド終盤にジョッコもテイクダウンを取ったが、ややブランチ優勢か。しかし2Rに入るとジョッコのカウンターのパンチが入りだし、ブランチにタックルを入れられてもすぐ立ち上がる。
 3Rはブランチが押し込んでケージレスリング、ジョッコが時おり打撃を入れる展開で試合終了。微妙だがダメージを与える攻撃を出していた分ジョッコか?と思ったが判定はスプリットでブランチ。今後続々参戦予定のWSOF移籍組にとっては幸先のいい展開か。

フランク・エドガー○-×ヤイール・ロドリゲス(2R TKO)
 身長ではロドリゲスが上回るが、エドガーは構わず懐に飛び込んでパンチ連打を入れると、抱え上げるようにテイクダウン。そのままラウンド終了までロドリゲスを立たせずに削り続ける。
 2Rもエドガーがテイクダウン。ヒザ十字でヒヤリとする場面はあったが、これを凌ぐと再びパウンド地獄でロドリゲスを圧倒。2R終了後のインターバルでロドリゲスが続行不能となりエドガー勝利。
 勢いのあるロドリゲス相手に、いつもながらのドミネーターぶりを発揮して圧勝。アルドvsホロウェイの勝者との対戦はあるかなあ。

デミアン・マイア○-×ホルヘ・マスヴィダル(判定)
 1R、マイアがシングルレッグからバックを奪うと、おぶさって四の字フックの得意パターン。マスヴィダルを背後から殴り続けるが、ラウンド終盤にフックが外れると、マスヴィダルがパウンド連打で猛攻。一気に流れをひっくり返す。
 2Rはマイアのタックルを切り続けたマスヴィダルがハイ、ミドル、ローの乱れ打ちで圧倒。苦しいマイアだが、終盤に引き込みからのスイープでバックを奪うと、パウンドで反撃。とはいえラウンドを取り返すほどではないか。
 3Rも前半は打撃で攻めるマスヴィダルに、マイアは下がり続ける展開。しかし2分すぎにシングルレッグからテイクダウンすると、バックキープしたまま試合終了。
 3Rもポジショニングはともかくダメージは与えていないので厳しいか、とも思えたが判定はスプリットでマイア。薄氷の勝利で7連勝を飾った。もう、お願いだからタイトルに挑戦させてあげて!と思っていたらダナからもようやくゴーサインが出た模様。いや良かった。

ヨアンナ・イエンジェイチック○-×ジェシカ・アンドラジ(判定)
 序盤からローを入れるヨアンナだが、アンドラジはお構いなしに突進すると左右のパンチを振るい、抱え上げるようにテイクダウン!しかしヨアンナはすぐ立ち上がると、組んでのヒザ、離れ際のヒジ、ハイ、前蹴りと多彩な打撃でペースを握る。
 2Rもヨアンナはアンドラージの突進をサークリングでかわし続けると、距離をキープしながら左右のロー、ワンツー、ヒザ、ヒジ、ハイと次々に打撃を入れていく。3Rに入るとアンドラジの圧力にも陰りが見え始め、ヨアンナのワンサイドゲームに。手数もさることながら無駄打ちの少なさが素晴らしい。
 アンドラジは4Rにパンチでグラつく場面はあったものの、それでも前に出続けるタフネスぶりを発揮。とはいえ反撃の糸口はつかめず、三者フルマーク、一人は50-44をつける大差でヨアンナがV5に成功。相変わらずの強さだが、このところKOからは遠ざかっている。距離と手数で試合をコントロールするスタイルを完成させた分、強い打撃は出さなくなっているのだろうか。

スタイペ・ミオシッチ○-×ジュニオール・ドス・サントス(1R KO)
 ローの蹴り合いからスタートした後は、ミオシッチが圧力をかけ続けドス・サントスにケージを背負わせる。サイドに逃げようとしたドス・サントスにワンツーを入れると、なおもケージに詰めた状態で右フック!ダウンしたドス・サントスにパウンドを入れ続けたところでハーブ・ディーンが遅めのストップ。
 今のこの二人が闘えばまあこうなるだろうな、としか言いようがない結果。ヘビー級はルイスやガヌーがのし上がってくるまで、面白い展開は出てこなさそう。

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by nugueira | 2017-05-14 22:45 | UFC | Comments(2)

KHAOS.2の感想

 旗揚げ戦は見逃したKHAOSをAbemaTVで視聴。かねてから思っているのだが、これだけの格闘技観戦インフラを構築した功績をもって安倍政権はサイバーエージェントに何らかの表彰をすべきだと思う。

佐野天馬○-×里見柚己(判定)
 1Rはローの蹴り合い。佐野の圧力がやや強いか。2Rにさらにプレッシャーを強めた佐野が、左右のボディ連打から打ちおろしの右を入れダウン奪取!立ち上がった里見になおも追撃のボディ連打を入れ2度目のダウン。これで勝負ありか…と思ったら、前がかりに攻める佐野に今度は里見がカウンターの左!計3度のダウンを奪い合う神ラウンドに。
 まさかのダウンを喫した佐野だが、3Rは再び前に出てペースを掌握し判定で完勝。負けた里見もナイスファイトだった。

軍司泰斗×-○龍矢(判定)
 K-1甲子園決勝の再戦とのこと。1Rは軍司が倒す気満々の叩き付けるような左右のフックを連打。龍矢も右ストレートからヒザを突き上げるコンビネーションで反撃。
 2Rに入るとやや攻め疲れのみえる郡司に対し、龍矢が手数を増やし反撃。3Rもなかなか前に出られない軍司だが、終盤に左右フックを連打して試合終了。
 2・3も明確な差がついたか微妙だし、1Rは軍司かなあ…と思ったが、判定は2-0で龍矢。-53キロ王座挑戦者決定戦だったらしいが、さすがに武居相手にどうこうできる感じはしないなあ。

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by nugueira | 2017-05-13 21:34 | その他(立ち技系) | Comments(0)

修斗の感想

 AbemaTVでセミから視聴。「ここまで神興業だけど残り2試合大丈夫か」と思っていたら、神興業のまま最後までいってくれた。

征矢貴×-○清水清隆(3R KO)
 序盤から圧力をかける征矢。清水がタックルからバックを奪うが、これを堪えた征矢は清水が踏み込むところにカウンターの右。清水が一瞬ヒザを着く。
 2Rは征矢がタックルに行ったところで清水が払い腰からテイクダウン。征矢の立ち上がり際にヒジを狙っていく。ここからは清水のパンチが入る場面も増え一進一退の攻防に。
 勝負の3R、圧力を強めた征矢が先にパンチを入れるが、清水が飛び込みながらの右フック!一発で仰向けにダウンした征矢に鉄槌を入れレフェリーストップ!逆転で連続KO勝利を収め、フライ級戦線で存在感を増してきた。

高橋遼伍○-×アーノルド・クエロ(3R KO)
 高橋が序盤から強烈なロー。リーチの長いクエロのパンチにひやりとする場面もあったが、1R後半には早くもクエロがローを効かされ、足元がおぼつかなくなってくる。
 2Rに入るとクエロはローを嫌がりサウスポーに切り替えるが、今度は右足にローの集中砲火。クエロは踏み込みが効かないのでパンチも手打ちになってくる。それでもクエロのパンチが入り高橋が攻めあぐねる場面はあったが、ラウンド終盤に高橋の右がヒット。さらにローを重ね、クエロは立っているのがやっとの状態に。最終ラウンドも何もできないクエロに高橋がローを入れ続け、レフェリーが見かねたようにストップし試合終了。
 高橋の試合を初めて見たが、MMAでここまでローを効かせる選手はそういない。ローでスタンディングレフェリーストップというのは初めて見たかも。リーチ差に苦しむ場面もあったのでもう少し武器が欲しい感じもするけど、クレイジービーは次から次へと強い選手が出てくるな。

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by nugueira | 2017-05-12 21:21 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

マティセ&レミュー

 昨日のボクシング、前座の感想を。まずルーカス・マティセvsエマニュエル・テイラー。
 出だしこそテイラーの手数に押され気味だったマティセだが、3Rにどんぴしゃの右ストレートを打ち込みダウンを奪取。ダメージの残るテイラーにマティセはこの後も攻め続け、4R終盤にはアッパーをヒット。最後はロープに詰めて打ちおろしの右から連打を入れたところでテイラーが倒れ勝負あり。怪我もあって久々の試合となったマティセだが、存在感を見せつける圧巻のKO勝利。強いし勝ち方も面白い選手なので、ここからもう一花咲かせてほしい。

 続いてデビッド・レミューvsマルコス・レイエス。序盤からレミューがガンガン攻めていき、こちらも早期KOが期待できる出だし。2Rには左フックをもらったレイエスが早くも出血する。
 この後もレミューはキレのある連打で攻め続け、4Rには右クロスをヒット。そろそろフィニッシュか…と思えたが、ここからレイエスがしぶとさを発揮。右をヒットさせ徐々に盛り返していく。
 レミューも攻め疲れがあるのか、後半は有効打は入れるものの最後のひと押しが出ない。レイエスはライフゲージが残り1つの状態になってからがしぶとく、気が付けば最終ラウンド。大差の判定でレミューが勝利したものの、前半戦の出来が良すぎただけに物足りなさが残る結果に。

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by nugueira | 2017-05-08 22:54 | ボクシング | Comments(0)

カネロvsチャベス

 ゴールデンウィークのトリを飾る(?)サウル・カネロ・アルバレスvsフリオ・セサール・チャベスJrを視聴。

 序盤にペースを握ったのは予想通りカネロ。1Rから的確なジャブを次々と突き刺すと、2Rには左右のアッパーを立て続けにヒット。体格に勝るチャベスだが、パワープレーに持ち込む前にジリ貧になりそうな雰囲気が早くも漂ってくる。
 カネロのペースは変わらず、アッパーから顔面、さらにボディも混ぜたコンビネーションでカネロをめった打ち。5Rにはチャベスの打ち終わりに切れ味抜群の右クロスを叩き込む。いいところなく中盤戦に突入したチャベスだが、6Rに入るとようやく頭のつく距離で打ち合う場面が出始め、体格差を活かす糸口がつかめてきた。ここから流れを変えることができるか?
 後半戦に入るとチャベスはカネロをロープ際まで詰めてパワフルな上下の連打を放っていくものの、カネロはがっちりガードを固めて凌ぐと、アッパーを起点とした連打ですぐさま反撃。チャベスにいい場面を作らせても、押しきらせることなく自分のペースに引き戻す。9Rぐらいまでは攻める時間帯を作っていたチャベスだが、攻め切れないまま終盤戦は手詰まりの状態に。
 一方のカネロも体格差もあってか無理にKOを狙う様子はなく、終盤はカネロが的確なパンチを入れるもののチャベスが倒れる気配は見えず…という展開が続きラウンドが経過。正直カタルシスに欠ける内容だったが、三者とも120-108のフルマークという圧倒的大差でカネロがスター対決を制した。

 チャベスはマラビージャ戦と同じく、パワープレーを仕掛けるタイミングをつかめないままズルズルと時間を浪費してしまった。マラビージャ戦では最後にダウンを奪ったからまだいいが、今回は見せ場らしい見せ場は皆無のまま完敗。とはいえ今回の試合でチャベスが何かやってくれると思っていたファンはほとんどいないはずで、「スター対決」としての商品価値が保てるギリギリのタイミングでこのカードを実現させ、しかも計量をちゃんとクリアしてくれた時点で彼は仕事をしてくれた、と評価しておくべきでは。

 一方のカネロはKOはならなかったものの、コンビネーション・パンチの精度・攻守の切り替えとそのテクニックを存分に見せつける完勝劇。次なるビッグマッチは果たして…という状況の中、場内ビジョンに紹介Vが流れゴロフキンが登場!そして9月16日の対戦が公式発表!正直今日の試合はいまいち面白みに欠けたものの、ゴロフキン戦の露払いと考えればまあ納得。
 遂に実現の運びとなるGGG対カネロ。これまでの戦績を考えるとゴロフキン優位は動かないはずだが、連続KO防衛が途切れ多少なりともゴロフキンに衰えが見えるこのタイミングであれば「ひょっとして」が起こる可能性は決して小さくない。間違いなく2017年最大のビッグマッチとなる一戦、今から9月が待ち遠しい。

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by nugueira | 2017-05-07 22:24 | ボクシング | Comments(0)