反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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 ベルチェルトvs三浦のセミで行われたWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座タイトルマッチ、ジェスレル・コラレスvsロビンソン・カステジャノスの感想を。

 コラレスは1Rから距離が詰まると回転力のある左右の連打を繰り出していく。2Rにコラレスの左が入り、カステジャノスの腰が落ちる。コラレスはこの後も飛び込みながらの左を繰り返しヒット。
 互いに手数を出していく展開となり、3Rはカステジャノスのパンチもヒット。競った展開ながらもコラレスのペースかな、と思った4Rにカステジャノスの左が入りコラレスがダウン!さらに左アッパーで2度目のダウンを奪われる。さすがにダメージの残るコラレス、5Rは少し動きと手数が落ちてきたか。
 しかし6Rはコラレスが再び攻勢に転じ、カウンターの左をヒット。7Rはカステジャノスが左を入れるが、コラレスは踏みとどまって連打。カウンターの右でぐらつかせると左フックでダウンを奪い、流れをひっくり返す。
 8Rもコラレスがカステジャノスの入り際にアッパーを合わせていきペースをつかむが、9Rは互いにカウンターの応酬。コラレス優勢ながらまだまだ分からない…という空気で迎えた10R早々、バッティングでカステジャノスが流血し負傷判定へ。2-0でコラレスが接戦を制し防衛に成功。

 倒し倒されの好勝負だっただけに、最後まで戦わせてあげたかった。コラレスは4Rにもったいないダウンでピンチに陥ったが、そこからきっちり盛り返したのはさすが。内山戦での2度にわたる勝利はやはりフロックじゃないんだなあ。

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by nugueira | 2017-07-19 22:00 | ボクシング | Comments(0)

G1開幕戦

 G1 CLIMAX開幕戦を新日本プロレスワールドで視聴。毎年書いている気がするが、開幕戦からこんなことやって大丈夫か?と不安になるほどのレベルだった。

 メインの内藤哲也vs飯伏幸太は飯伏のコンディションが不安だったが、その場跳びフットスタンプや三角跳びケブラーダを繰り出した時点で懸念は完全に払しょく。タイガーマスクWよりもいい動きしてるんじゃないのか?
 内藤の雪崩式リバースフランケンと飯伏の槍投げの応酬の辺りから「これ大丈夫か!?」という空気になってきて、飯伏のスワンダイブ式ジャーマンや雪崩式パイルドライバーの下りでは「もうやめてえ!」というしかない状況に。最高の褒め言葉を使わせていただくと、こいつら二人とも頭おかしい。
 制御不能の大激戦は、内藤がデスティーノ2連発を決めフィニッシュ。正直開幕戦は波乱のスタートになると思ったので、これは意外。決勝は内藤vsオメガで内藤が優勝、と予想しているのだが、今年も一筋縄では行ってくれないのかな。でも一昨年は棚橋が開幕戦で飯伏を破って優勝してるっけ。

 セミは棚橋がザック・セイバーJrに敗れる順当な番狂わせ(何だそりゃ)。インターコンチを賭けてのリマッチになりそうだなあ。ザックvs石井やザックvsファレといったカードは噛み合う展開が想像できなくて、逆に楽しみ。

 最後のG1を宣言している永田はYOSHI-HASHIに敗れ黒星スタート。第三世代が次々とフェードアウトしていくのは寂しいが、ここからの巻き返しを期待してます。

 来年1月はきたえーる2連戦が行われることが決定。来年はレスリングどんたくも福岡国際センター2連戦だし、こういうのを増やしていくのだろうか。確かにいきなりマリンメッセや札幌ドームに乗り込むよりは、この規模のハコを2日連続で埋めた方が確実に利益が出そう。

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by nugueira | 2017-07-18 23:23 | プロレス | Comments(0)

UFN113

 メインだけ見たので感想を。

グンナー・ネルソン×-○サンチアゴ・ポンジニッビオ(1R KO)
 じりじり前に出るポンジニッビオ。距離が詰まったところでネルソンがパンチ連打を繰り出し、ポンジニッビオ下がる。今度はネルソンが圧をかけていくが、相打ち気味のパンチが入りネルソンぐらつく!ケージ際に下がるネルソンを追いかけたポンジニッビオ、パンチを打ち抜いてダウンしたネルソンにパウンド!レフェリーすぐまさストップ!
 ネルソンはここで勝ったらタイトル戦線に近づくわけでもなかったが、この相手に取りこぼしてしまったのは痛い。ヨーロッパの客も盛り下がっただろうな。

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by nugueira | 2017-07-17 13:45 | UFC | Comments(0)
 WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ミゲル・ベルチェルトvs三浦隆司をライブ観戦。

 1Rから圧力をかけ続ける三浦。ベルチェルトはボンバーレフトを警戒してか下がる場面が多いが、三浦も手数が出ない。1Rはこのまま終了か…と思ったところで、ベルチェルトの打ち下ろすようなフックが入り三浦がダウン!ダメージはさほどなさそうだが、もったいない展開でスタート。
 2R以降も三浦は動きが固く、前進して圧力はかけるものの有効打につながらない。対するベルチェルトは下がりつつも遠い間合いからストレートを伸ばし、手数で着実にポイントを稼いでいく。
 4Rに入ると三浦の右が当たりは浅いながらもベルチェルトの顔面を捉えるようになり、少し雰囲気が変わってくる。三浦は5R辺りから叫ぶような掛け声とともにパンチを振るっていくが、顔面狙いの左はなかなか有効打につながらない。対照的にベルチェルトは軽めではあるがリズムのいい連打を打ち込み、下がりながらも三浦にリズムを握らせない。各ラウンドとも終盤になるとベルチェルトが連打を集めてくるのが三浦にとっては印象が悪いか。
 三浦がジリジリと追い詰められていく中で迎えた8R、遂に三浦の左ボディがヒット。ベルチェルトが顔面へのパンチを入れるが、三浦はなおもボディ。後頭部へのパンチで中断が入ってしまうものの、ベルチェルトは顔色が変わり、明らかに効いている様子。
 一気に流れを変えた三浦は、9R以降も距離を詰めボディを狙っていく。ベルチェルトは序盤以上に露骨に後退するが、それでも三浦の打ち終わりを狙ってボディを入れ返す。三浦がボディを入れるたびにベルチェルトは身体をくの字に曲げるものの、三浦は攻めが単発でそこから連打につなげられない。
 三浦がベルチェルトを捕えかけているものの詰め切れない、息詰まる展開のまま終盤戦へ。11Rには三浦の左ストレートが入りベルチェルトの動きが一瞬止まるが、ベルチェルトもうるさいパンチを返してくる。KOを狙うしかない最終ラウンドも三浦のパンチはベルチェルトを捕えられず、無念のゴング。ジャッジ一人はフルマークをつける大差の判定勝利で、ベルチェルトが防衛に成功。

 三浦がもっと戦いようがあったのは確かで、序盤は頭を細かく左右に揺する動きができず不要な被弾を重ねたし、得意のボンバーレフトも顔面狙いの大振りが多く空振りが続いた。8Rにようやくボディを入れて流れを引き戻しかけたところでも、パンチが単発で畳み掛けられなかったのは痛かった。
 とはいえ、三浦がいい攻撃をできなかったというよりはベルチェルトがさせてくれなかった、というべきか。フットワークを使ってリーチ差を活かした試合運びでポイントを重ね、後半も苦しい展開の中で要所要所で印象のいいパンチを入れ、最後まで三浦をリズムに乗らせなかった。圧力と一発のある選手相手の定石とはいえ、三浦相手にそれをやり抜いたのだからさすがというしかない。バルガス戦ではキレと回転力のある連打が印象に残ったが、戦略やクレバーさも含め、ベルチェルトは想定以上の曲者だった。
 進退については明言を避けた三浦。今回の試合も名勝負製造機の名に恥じない息詰まる激闘だったが、それでもベルトに手が届かなかったという事実はあまりに大きい。

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by nugueira | 2017-07-16 18:59 | ボクシング | Comments(1)

UFC213の感想

ロブ・フォント○-×ダグラス・シウバ・デ・アンドラジ(2R ギロチンチョーク)
 1R、フォントがタックルからテイクダウンを奪うと立ち上がり際にギロチン。スタンドに戻った後もパンチと組んでのヒザで先手を取り続ける。
 2Rもフォントが前に出ながら左ジャブを突きさし、距離が詰まるとボディへヒザ。ケージに詰まったアンドラーデをテイクダウンすると、抱え上げられながらもギロチンチョークを離さずに締め上げ続け、一本勝ち。

アンソニー・ペティス○-×ジム・ミラー(判定)
 1R、ミラーが左をヒットさせ、さらにロー。足が流れるペティスだが、ミドルを効かせてミラーを下がらせると跳びヒザからパンチ連打。ペースを引き戻す。
 2R序盤から前に出るミラー。ペティスがバランスを崩したところでテイクダンしパウンド。さらにバックを奪うが、脱出したペティスがトップを奪い返し、さらにバックへ。めまぐるしいポジションの奪い合いが続きこのラウンドは終了。3Rに入るとお互い消耗してきた様子。ミラーが前に出ながらタックルに行くがペティス凌ぐ。終盤はお互いカポエラキックの応酬。
 各ラウンドとも押しつ押されつの展開だったが、判定は三者ともフルマークでペティス。1Rの鋭いミドルはベンヘン戦を思い起こさせたが、そこで一気にフィニッシュできない辺りにやはり衰えは否めないか。

ダニエル・オミランチェク×-○カーティス・ブレイズ(判定)
 ブレイズのタックルを受け止めるオミランチェク。ケージに押し込むブレイズだが、そこから先へつなげられない。オミランチェクは単発のミドルを入れる。
 2Rもタックルに行くがテイクダウンが取れないブレイズ。徐々に動きが落ちてくる。一方でオミランチェクも手数が出ない。ブレイズはスタンドでは細かいジャブをヒットさせており、むしろこっちの方がポイントになっているか。
 3Rにようやく圧力をかけるオミランチェク。左のオーバーハンドを入れるが、再びブレイズに組み付かれケージへ押し込まれる。終盤になぜかオミランチェクの方からタックルにいくが、これはブレイズが潰す。見ていてもやもやしか残らないような試合内容だったが、判定は三者フルマークでブレイズ。

ファブリシオ・ヴェウドゥム×-○アリスター・オーフレイム(判定)
 じりじり間合いを詰める両者だが、なかなか手が出ない。アリスターのフックでヴェウドゥムが転倒するが、アリスターは深追いしない。ヴェウドゥムがミドルからパンチ。アリスターはカウンター狙いか。
 2R序盤に組み付いたヴェウドゥムが引き込むが、アリスターはすぐ立ち上がる。アリスターの左がヒットし、さらにボディへヒザ。ヴェウドゥムたまらず引き込む。この後はノーガードのアリスターにヴェウドゥムの右が単発で入るが、アリスターの左も繰り返しヒット。
 3Rも前に出てしつこくパンチからヒザを狙うヴェウドゥム。遂に頭部へヒザを入れアリスターがダウン!ギロチンはすっぽ抜けて立たれてしまうが、ヴェウドゥムはケージ際に詰めなおもパンチを入れてからテイクダウン。トップキープで削り続け試合終了。
 ヴェウドゥムの粘り勝ちか…と思いきや判定は2-0でアリスター。確かに3Rは10-8がつくほどの内容ではなかったし、1・2Rをアリスターが取っているという判断もそこまで違和感はないのだが。ラウンドマストシステムの悪い面が出ちゃったな。アリスターはペース配分を覚えてきたのは認めるが、長丁場を戦いきるスタミナと集中力はないのでタイトルに再挑戦しても厳しい結果になりそう。

ヨエル・ロメロ×-○ロバート・ウィテカー(判定)
 ロメロは関節蹴りを連発。一方のウィテカーは飛び込んでパンチを狙う。ロメロがシングルからテイクダウンするが、ウィテカーすぐに立つ。ロメロの強烈なローがヒット。ウィテカーのハイは当たりが浅い。
 2R、ロメロは跳び膝を繰り出した後、どんぴしゃのタックルでテイクダウン。立ち上がるウィテカーだがロメロはしつこくバックをキープし、ラウンド終盤に再度テイクダウン。
 ここまではロメロのペースだったが、3Rにウィテカーの前蹴りからのパンチがヒット。ロメロ少し効いたか。手数の出なくなったロメロにウィテカーが一転して攻勢。ロメロのタックルにフックを合わせる。
 4R、ウィテカーのハイがヒット。ロメロがバックを取るが、ウィテカーはテイクダウンを取らせない。ロメロは跳びヒザを出すものの攻めが単発で、低空タックルも切られてしまう。逆にウィテカーは前蹴りからパンチを繰り返しヒット。
 5R、ロメロは身体ごとぶつけるようなパンチや跳びヒザ。左のオーバーハンドがヒットし、ウィテカー効いたか。しかしロメロも消耗が激しく前に出れない。ウィテカーがボディへ細かい前蹴りを入れ続けると、終盤にバランスを崩したロメロに覆いかぶさりトップポジションからヒジを入れ続け試合終了。三者とも48-47でウィテカーがロメロを下し、ニュージーランド初のUFC王者に。
 ロメロは危惧されたとおり中盤から失速。とはいえウィテカーは2Rを除いてクリーンテイクダウンは許しておらず、試合全体を通じてテイクダウンディフェンスの高さが目立っていた。ロメロ・ジャカレイと不条理なタイトルマッチ待機組が列をなしていたミドル級戦線だが、結局その面々をなぎ倒したウィテカーが暫定王座を獲得。もうGSPはどうでもいいから、早くビスピンと戦って白黒つけてほしい。

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by nugueira | 2017-07-09 22:03 | UFC | Comments(2)

やりすぎゲイジー!

 TUF25フィナーレの感想を。

グレイ・メイナード○-×石原夜叉坊(判定)
 ジリジリ前に出る夜叉坊だが、メイナードにタックルを入れられテイクダウン。何度か立ちあがりかけるものの、そのたびにメイナードにしつこくタックルに入られ、トップポジションを許し続けたまま1ラウンド終了。
 スタンドの展開に持ち込みたい夜叉坊だが、2R以降もメイナードにいいようにタックルを決められ、簡単にテイクダウンされてしまう。ヒザやボディを単発では入れるもののこれでは流れは変わらず、最後まで何もできないまま試合終了。
 ビッグネームとはいえどうにかならない相手ではないと思っていただけに、この負け方はショック。初回にテイクダウンを取られたのにその後もタックルにヒザやパンチを合わせようとするだけで、試合中に修正しようという意図も見られなかった。ピークを過ぎたメイナード相手にこの内容だと、今後も期待できそうにない。

マイケル・ジョンソン×-○ジャスティン・ゲイジー(2R KO)
 開始早々、ジョンソンの左が立て続けにヒット。しかしゲイジーは臆することなく前に出ると、ローとパンチで先手を取る。ジョンソンも打ち返し、近距離でパンチが交錯する展開に。ゲイジーのパンチも入るが、ラウンド終盤にジョンソンの右フックがヒット!ガクリと腰を落とし後退したゲイジーにジョンソンが追撃を入れるが、ゲイジーはホーンに救われる。
 2R、さすがにダメージが残る様子のゲイジーにジョンソンの左がヒット!効かされて棒立ちになるゲイジーにジョンソンが攻勢を仕掛けるが、驚異的なタフネスを見せるゲイジーが再び前に出て応戦。ジョンソンを下がらせると、今度はゲイジーの右アッパーがヒット!効かされたジョンソンにゲイジーがアッパーを連打し一気に形勢逆転。ジョンソンのタックルを切ると、最後はヒザを叩き込んでKO!
 WSOF時代に散々見せられてきたゲイジー劇場だが、UFCで、しかもランカー相手に同じスタイルで勝ってしまうとは…。普通の選手なら2回KOされてる状態から試合をひっくり返してしまったわけで、「そんな馬鹿な」という感想しか出てこない。会場も大盛り上がりだったし、ゲイジーは一気に評価を上げたなあ。このスタイルで勝ち続けるとも思いにくいけど。

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by nugueira | 2017-07-08 21:34 | UFC | Comments(2)

G1 Special

 新日本プロレスのロス大会「G1 Special in USA」を視聴。

 初日のメインであるオカダvsCodyのIWGP戦は、さしものオカダもこの相手と試合を作るのは難しかったか…という印象。これまでの新日本での試合も同じような感じだけど、Codyは試合のリズムがもろにアメプロなので、やっぱり新日本勢と手を合わせるとリズムの違いが目に付いてしまう。それでもCodyのレインメーカー、オカダのクローズラインと掟破りの応酬になった辺りから盛り上がったので、まあオカダとしては及第点のパフォーマンスはできたというところか。

 もう一つの目玉である初代IWGP US王者決定トーナメントでは、初戦で内藤が石井に敗退。これでG1優勝フラグが立ったか!(←スレたプロレスファン的発想)
 2日間通してG1本番直前ということもあり抑え目な空気があったのだが、そんな中でトーナメント決勝のオメガvs石井は掛け値なしの名勝負。この2人のシングルは今年すでに3度目だけど、本当に手が合うんだなあ。場外長机へのドラゴンスープレックスは見ているこっちがひっくり返りそうになった。
 この1年間MVP級のパフォーマンスを見せてきたオメガにベルトが渡ったのは納得というかめでたしめでたしなんだが、次回のアメリカ興業の日程も決定していない中で、US王座をどう活用していくんだろう。オメガに対して「これでIWGP戦線に絡めなくても文句ないよな」という手形を切ったようにしか見えないのだが。

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by nugueira | 2017-07-05 23:01 | プロレス | Comments(0)

PANCRASE288の感想

近藤有己○-×ミノワマン(判定)
 ジリジリ圧力をかける近藤に、下がって距離を取るミノワマン。ほとんどコンタクトがない。ラウンド終盤にミノワマンが浴びせ蹴りを出すが不発。2Rも同じ展開で、ミノワマンは時おり飛び込んでパンチを出すが、ほとんど手数が出ない。
 3R、ミノワマンの入り際に近藤の右がヒットし、ミノワマンがダウン。上を取った近藤に、ミノワマンはアームロック狙い。近藤が凌ぎ続けて試合終了。手数の差で近藤が判定勝利。
 ベテランに玉砕覚悟の打ち合いをしろと言うのも無体な話だが、このカードを組んだ意味があったのかなあ…と思わざるを得ない内容。

徳留一樹○-×キーラン・ジョブリン(判定)
 開始から前に出て思い切りのいいパンチを振るう徳留。ジョブリンのタックルをがぶりバックを取る。一度は上を取られるが、スイープした徳留が再びバックキープし1R終了。
 2R、徳留が浴びせ倒しのようにテイクダウンを奪いマウント。スイープを狙うジョブリンを潰し続けトップをキープし、終盤はスタンドに戻ると上下の連打。3Rも徳留はタックルを切りサイドやバックをキープ。パウンドとヒジでジョブリンを削り完勝。
 決して油断できないレベルの外国人相手を圧倒したものの、インパクトのあるKO・一本は奪えず。目標であるUFC日本大会への望みがつながったかどうかは、正直微妙か。

三浦広光×-○阿部大治(2R KO)
 ローの蹴り合いから三浦が右クロス。徐々に圧力を強める三浦が左のリードジャブをヒットさせペースをつかむが、三浦が飛び込んだところに阿部の右アッパー!ダウンした三浦に阿部がパウンド。三浦はしがみついて凌ぎ、ラウンド終了のホーンに救われる。しかし2R早々、阿部の右フックが入り三浦再びダウン。阿部がパウンドを入れたところでストップがかかり、王座交代。
 打撃戦では三浦優位と思ったし実際そういう展開になりかけたが、阿部がチャンスを見逃さず一発で流れを変えた。試合後にアピールしたUFC参戦は実現するか?

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by nugueira | 2017-07-04 23:45 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオvsジェフ・ホーンを観戦。

 1R、積極的に攻めていくのはホーン。前に出てノーモーションの右ストレートや距離を詰めてのボディを繰り出し、思い切りよく戦えている。パッキャオはやや様子見か。
 ホーンの体格差に手を焼きつつも、パッキャオは2Rに入るとタイミングをつかみカウンターが入り出す。3Rにはホーンの入り際にパンチを合わせるようになり、パッキャオが早くも流れを引き戻したかに見える。
 しかし4R以降もホーンの前進は止まらず、距離を詰めてのストレートがヒット。パッキャオの楽勝という予想を覆す、接戦の展開に。パッキャオもカウンターをヒットはさせるのだが当たりが浅く、決定打につなげられない。そうこうしているうちに6Rにはバッティングでの流血の後、ホーンのストレートがクリーンヒット。パッキャオは一瞬動きが止まり、明らかに効いた様子。
 予想外の苦戦で迎えた後半、7Rはパッキャオが前に出て連打を入れるが、それでもホーンの前進は止まらない。パッキャオは手数は同じか上回っているものの、ロープを背負う時間帯が長い非常に嫌な流れ。
 しかし8R終盤にパッキャオのパンチをもらったホーンが一瞬動きを止めると、9Rには右を食らったホーンが後退。ここまでハイペースな動きを続けてきたツケが回ったのか、一気にガス欠になったホーンにパッキャオが猛攻を仕掛ける。しかしパッキャオも仕留めるだけの力は残っておらず、前に出て攻勢を続けながらもダウンは奪えずラウンド終了。
 フィニッシュできなかったとはいえここからはパッキャオのラウンドか…と思いきや、10Rは回復して再び圧力をかけるホーンに対し、攻め疲れのパッキャオは手数が出ず追撃ができない。11Rも手数が増えないパッキャオ、最終ラウンドに再びカウンターを入れるものの、倒しきれないまま試合終了。

 個人的採点は114-114のドロー。ただホーンの手が上げられても全く驚かないつもりで判定を聞いていたが、案の定というべきか3-0でホーン勝利。無名の挑戦者がレジェンドから大金星を挙げた。
 117-111をつけたジャッジがいるのはさすがにやり過ぎだし、スタッツ分析を根拠に批判の声が上がるのも理解できるが、個人的には今回の結果について「疑惑の判定」という印象はゼロ。どっちに転んでもおかしくない試合ではあったが、パッキャオの動きがあまりに悪すぎた。
 今回のパッキャオの敗因は「歳を取ったから」の一言に尽きる。久々に体格面でアドバンテージのある相手ではあったが、それこそ昔はマルガリートを12ラウンドに渡り殴り続けていたわけで、ホーンがどうこうではなくパッキャオの攻めが衰えすぎていた。9ラウンドに最大のチャンスをつかみながら決めきれず、10R以降逆に反撃を許してしまう姿は、見ていてあまりに寂しかった。
 試合後は両者再戦の可能性を口にしていたが、勝敗がどうなるかはさておき、今回のようなパフォーマンスしか見せられないパッキャオがこれ以上リングに上がる意味が果たしてあるのか。ボクサーが引き際を見誤って泥沼のように黒星を重ねる例はいくらでもあるが、パッキャオほどの名王者でもそこから逃れることができないのか…あるいは、名王者だからこそそうなってしまうのだろうか。

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by nugueira | 2017-07-02 22:12 | ボクシング | Comments(0)

UFN112の感想

BJ.ペン×-○デニス・シヴァー(判定)
 シヴァーがシングルレッグに行くが、BJ耐える。BJのジャブが入るが、シバーの右もヒット。BJが徐々に下がり始める展開で1R終了。
 2Rもシバーがローとパンチで攻勢。しかしBJは下がりながらパンチを返すと、ジャブが立て続けにヒット。さらにシバーの入り際に右アッパー!ダウンしたシバーのサイドを奪うが攻め切れずにラウンド終了。
 BJが流れを引き寄せたかに見えたが、3Rは再び圧力を強めたシバーがローとパンチ、さらにハイキック。BJは下がり続けるだけで手数が出ない。最後はBJがケージ際でパンチをもらい続け試合終了。判定2-0でシヴァー。
 2Rに起死回生の一発が入ったが、そこから先が続かずに再逆転を許し敗北。五味もそうだが、全盛期を知っている選手のこういう姿を見ると怒りとも悲しみともつかない感情に襲われてくる。

ティム・ボッシュ○-×ジョニー・ヘンドリックス(2R KO)
 ボッシュがローとミドル。ジョニヘンは距離を詰めてフックを振るうが、有効打につながらない。ラウンド終盤にボッシュがボディから顔面へのダブル。2R開始早々、ボッシュのハイがヒット!ダウンしたジョニヘンに追撃のパンチを入れ、最後はクリンチアッパー連打。ジョニヘンが崩れ落ちたところでストップ。
 BJの感想と重なるが、強かったころのジョニヘンと比べると同一人物と思えないほどの負け方。体重も作れていないし、ウェルター級王座から転落した辺りで気持ちの面が切れてしまっているのでは、と思えてならない。ここから巻き返せるとは思えず、これ以上試合を重ねるのは無駄な黒星を重ねる結果にしかならない気がするのだが。

マイケル・キエサ×-○ケビン・リー(2R チョークスリーパー)
 キエサのストレートがヒット。さらにバランスを崩したリーに覆いかぶさるようにテイクダウン。リーがスラムで叩き付けるが、キエサが下からしつこく三角を狙う。しかしこれを凌いだリーがバックに回ると強烈なパウンドを入れ、四の字フックの体勢からチョークへ。キエサが動かなくなったところでレフェリーがストップ。
 ネームバリューは劣ってもイキのいい選手同士が闘うとこうなるんだ、という模範例のようなシーソーゲーム。最後のレフェリングは確かに揉めるだろうが、キエサが抵抗しなくなっていたように見えたのでまあ許容範囲では。

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by nugueira | 2017-06-26 23:02 | UFC | Comments(0)