反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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覇彌斗vs田丸

 修斗後楽園ホール大会のセミをAbemaTVで観戦。いや、チェックしておいて本当に良かった。

覇彌斗△-△田丸(ドロー)
 ジリジリ圧力をかけた田丸が蹴りからパンチ、さらにタックルへとつなげテイクダウンを狙う。覇彌斗が払い腰で投げるが田丸はすぐ立ち上がり、さらに覇彌斗に上を取られかけるものの、足関節を仕掛けると立ち上がり際にギロチン。覇彌斗が巴投げのような動きで脱出しかけるが、田丸はすぐさまバックにつくとバックマウントからパウンド。さらに腕十字へ移行するが、ここは覇彌斗が耐え凌いで1R終了。
 2Rは組み付きから目まぐるしいトップポジションの奪い合いとなるが、投げでテイクダウンした覇彌斗が上を取ると、パスガードからマウントへ!パウンドから肩固めを狙っていくと、1Rのお返しとばかりに腕十字へ。ここは田丸が何とか耐えて最終ラウンドへ。
 3Rは覇彌斗が腕十字を狙うが、これを外した田丸が下から三角絞め。ガッチリ覇彌斗を捉えると下からのヒジを入れ続け、覇彌斗は流血。一時は覇彌斗が動かなくなりこれでフィニッシュか…と思ったが、脱出した覇彌斗はここから上を奪い返すと、マウントとバックマウントをキープし続けパウンドで猛攻。ラウンド前半は田丸、後半は覇彌斗ときれいに攻防が入れ替わった展開で試合終了。

 3Rが終わった瞬間「もう二人とも勝ちでいいよ!」と心の中で叫んだのだが、願いが通じて(?)判定は三者ともドロー。どちらかに初黒星がつくのがもったいない試合だったので、ドローという結果にここまで満足したのは初めてかも。
 覇彌斗も田丸も今回初めて試合を見たのだが、両者ともノンストップで次の動きを出し続ける、実に素晴らしい選手。これだけの若い才能が出てくるんだから、日本MMAもまだ捨てたもんじゃないぞ。次に再戦する舞台は世界チャンピオンシップか。今日で完結することなく続いていく2人のストーリーが、楽しみで仕方がない。

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by nugueira | 2017-03-24 23:34 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

NEW JAPAN CUP決勝

 NEW JAPAN CUP決勝、柴田勝頼vsバッドラック・ファレを新日本プロレスワールドで視聴。今年のNEW JAPAN CUPはタイミングが合わずここまで試合映像を見れなかった。

 試合内容から言うと、まあこんなもんかなあ…という感想。昨年の内藤や一昨年の飯伏のようなカタルシスは残念ながら感じられず。

 柴田の優勝という結果もちょっと唐突というか、先日の大田区でベルトを全て失ったんだから一息つかせてあげてもいい気がするんだけど(柴田本人からしたら余計なお世話でしかないけど)。まあ逆に言うと、昨年あれだけNEVER戦線を盛り上げたんだからここらで大きいタイトルをあげるのは妥当か。ドーム以降バレットクラブの扱いがやたら軽くなっているのもあって、ファレ優勝を期待していたのだが。

 柴田のIWGP挑戦もこれまで伏線がない状況でいきなり決まった感じが強いけど(無理やり「3年前の約束」を引っ張り出していたが)、これもここ一年の頑張りに対するご褒美という位置づけかなあ。ここ最近レスラーとしての幅が広がっているオカダが、柴田相手にどういう試合を作り上げてくれるかが楽しみ。たださすがに柴田がIWGPを獲るところまでは想像できないので、上半期はオカダvsオメガをどこに持ってくるのかが焦点になりそう。

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by nugueira | 2017-03-21 23:10 | プロレス | Comments(0)

UFN107の感想

 昨日から泊りがけの家族旅行だったので諸々の興業はライブ観戦できず。感想は順次消化していきます。まずはUFCロンドン大会。

ブラッド・ピケット×-○マルロン・ベラ(3R KO)
 1R、ピケットがケージに押し込んで抱え上げるようにテイクダウン。スタンドに戻った後も圧力をかけながらピケットが攻勢。跳び膝にいったベラが着地したタイミングでピケットが左フックを入れダウンを奪う!ベラも細かくパンチやミドルを入れるが、ピケットが印象のいいビッグヒットを当てていく。続く2Rもピケットが再びテイクダウンを奪うとトップキープから肘で削り続け、優勢のまま最終ラウンドへ。
 3Rはベラがヒザからパンチとローで攻勢。ピケットは下がる場面が増えたもののこのまま逃げ切りか…と思った残り1分強のところでベラの左ハイ!仰向けに倒れたピケットにベラがパウンドを入れたところでレフェリーがストップ!2Rまでは申し分のない試合運びだったピケットだが、有終の美を飾れず。

グンナー・ネルソン○-×アラン・ジョーバン(2R ギロチンチョーク)
 半身の構えから独特のステップを刻むネルソン。踏み込んで距離を詰めると、しつこくタックルに行き続けテイクダウン。そこからあっさりマウントを奪いヒジを入れるが、それほど削れてはいない感じ。
 2Rはジョーバンが圧力を強め打撃を出していくが、ネルソンがカウンターの右!一撃でグラつきながら倒れ込んだジョーバンをギロチンに捕らえ、そのまま一本。ネルソンが打撃の冴えも見せつけ完勝。

ジミー・マヌワ○-×コーリー・アンダーソン(1R KO)
 アンダーソンは身体を細かく動かしながらタックルのタイミングを探る。対するマヌワはじりじり圧力をかけながら重い打撃。アンダーソンのタックルを振りほどいたマヌワが左アッパー。一瞬ヒザを着いたアンダーソンはすぐ立ち上がるが、今度はマヌワの左フック!テンプルを打ち抜かれたアンダーソンは崩れ落ちたまま立ち上がれず、マヌワが衝撃のKO勝利。
 マヌワはこれで4連勝。ライトヘビーの層の薄さを考えると、コーミエ対AJの勝者と対戦してもおかしくない流れになってきた。

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by nugueira | 2017-03-20 23:50 | UFC | Comments(0)

UFN106の感想

エジソン・バルボーザ○-×ベニール・ダリウシュ(2R KO)
 ミドルとパンチで攻めるバルボーザだが、ダリウシュは引くことなく前進しながらパンチ連打。バルボーザの攻撃も入るのだが構わず突進してくるダリウシュが近距離でパンチを振るっていく。打ち合いから被弾する場面の増えたバルボーザは徐々に手数が減ってくる。
 2Rもダリウシュが圧力と手数で押していき、バルボーザにとっては苦しい展開。ダリウシュのパンチを徐々に効かされた様子のバルボーザ、このままジリ貧か…と思いきや、パンチで突っ込んできたダリウシュに跳びヒザ一撃!ひっくり返るようにダウンしたダリウシュはぴくりとも動かず、バルボーザが衝撃の逆転KO。

マウリシオ・ショーグン○-×ジャン・ヴィランテ(3R KO)
 身体のたるみが目立つショーグンだが、先にパンチを打ち込みヴィランテに膝をつかせる。ヴィランテのパンチをもらい後退したショーグンがケージ際で連打をもらうものの、ここを凌ぐと再びパンチでダウンを奪う。
 2Rもショーグンがパンチを効かせるもののなかなかフィニッシュはできず、逆にヴィランテの逆襲を食らう場面も。このまま泥試合の展開で終了か?とも思えてきた3R、ショーグンがカウンターのパンチを入れると、動きの止まったヴィランテにラッシュ!ふらふらと下がるヴィランテになおも連打を入れ、ダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。
 ショーグンはこれで3連勝。上位ランカーにどうこうできる感じは全くしないが、ここに来て調子を上げてきた。

ヴィトー・ベウフォート×-○ケルヴィン・ガステラム(1R KO)
 じりじりと圧力をかけるガステラム。ベウフォートは飛び込んでのパンチ連打、バックスピンキックなどを繰り出すが、ガステラムの踏み込みながらのパンチ連打をもらい吹き飛ばされるようにダウン。ガステラムのパウンドを耐えてスタンドに戻すベウフォートだが、またもガステラムの連打を食らい2度目のダウンを喫したところでストップ。
 動き自体は悪くなかったベウフォートだが、ガステラムの圧力を捌ききれず。あと1試合契約が残っているようだが、もうさっさと引退した方が身のためだと思うけど。

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by nugueira | 2017-03-13 23:16 | UFC | Comments(1)

PANCRASE285の感想

上田将勝○-×ビクター・ヘンリー(判定)
 スタンドから上田がどんぴしゃのタックルを入れテイクダウン。しかしヘンリーはラバーガードから三角の体勢へ。がっちり極められピンチの上田だが、何とか凌ぐと終盤は反撃。
 2Rも上田がタックルからテイクダウンを取ると、ヘンリーにバックを奪われそうになりつつもアームロックへ。ヘンリーが一度はバックを奪うが、上田はバックを取り返すとヘンリーの片足を四の字フックで固定しながらチョーク狙い。2Rを取ってイーブンに戻す。
 勝負の懸かる3R、上田は細かいパンチを入れてからシングルレッグへの連携を仕掛け続ける。ヘンリーの圧力に下がりながらも有効打を入れ、終盤にはテイクダウンも奪った上田が接戦をものにしリベンジに成功。両者のしつこい寝技合戦がノンストップで繰り広げられる、見応えのある試合だった。

田村一聖×-○ナザレノ・マレガリエ(1R チョークスリーパー)
 田村がローを入れるが、マレガリエは構わず圧力をかけ続けながらパンチを振るう。田村の蹴り足をつかんだマレガリエがテイクダウンすると、すぐさまバックへ。チョーク狙いを耐え続ける田村だが、マレガリエがパウンドで削ってから再びチョークへいくと、がっちり極まり田村がタップ。
 パンクラスの最激戦区であるフェザー級、ここでマレガリエが王者になるのは何か予想外の印象。高谷、ガイ・デルモを破っているのであまり文句のつけようはないのだが。日沖の戦線復帰が待ちどおしい。

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by nugueira | 2017-03-12 20:59 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 6日に職場の人と新日本プロレスの旗揚げ記念日を観戦。大田区総合体育館は改修後は初めて足を運んだが、最上段でも見やすい非常にいい会場。月曜だけど客も入ってたねえ。

ブリティッシュヘビー級選手権試合 柴田勝頼×-○ザック・セイバーJr
 ザックがねちっこいレスリングから跳びつき三角、ダブルアームバーとエグいサブミッションを連発。しかし柴田もこれに付き合えるんだから、懐の深いレスラーになったよね(オスプレイ戦のときも同じ感想を書いたが)。
 打撃の重さではやはり柴田。ザックが勝つとしたらどう流れを変えるのかなあ…と思ってたところに鈴木軍が乱入し、ゴッチ式パイルドライバーのアシストを受けたザックが勝利、さらにそのまま鈴木軍入り。いやこの展開は驚いた。IWGPジュニアタッグと合わせて、いよいよ鈴木軍が本領発揮か。

IWGPタッグ選手権試合 矢野通×&石井智宏-小島聡○&天山広吉
 小島が小こけしを出した場面で場内大歓声。とはいえ代打のテンコジ組の見せ場はここまでか…と思いきや、矢野の急所攻撃を凌ぐと天山がこけしロケット!さらにテンコジカッター!最後は天山がアナコンダバイスで石井を止めている間に小島が渾身のラリアット!
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 正真正銘、この日最大のサプライズ!テンコジがIWGPを獲る場面を生で目撃する日が来るとは!本間の負傷は本当に心配だし、一刻も早い復帰を願う。それでも、重苦しいトラブルがこんなとんでもないドラマにつながってしまうのだから…やっぱりプロレスファンはやめられない。

IWGPジュニアヘビー級選手権試合 高橋ヒロム○-×田口隆祐
 田口相手では派手な空中技は控えたのか、回転エビ固め式パワーボムは田口が踏ん張り、場外セントーンもなし。期待値は高かったんだけど、こりゃ噛み合わないか?と不安な展開に。しかし田口が久々のドロップキックを繰り出した辺りでリズムが変わり始め、田口がどどんからアンクルホールド。さらにTIME BOMBをアンクルで切り返しヒロムを追い込むが、最後はヒロムがデスバレーボムからのTIME BOMBでフィニッシュ。田口のキラーモードが見れたので満足。
 試合後、次の挑戦者を求めるヒロム。さあ、名乗りを上げるのは誰だ!と思ったらKUSHIDAが登場。ええっ…。オスプレイとかリコシェとか刺激的な組み合わせがまだまだあると思うのだが。場内に微妙ながっかり感が漂ったのは俺の気のせいではないはず。

オカダ・カズチカ○-×タイガーマスクW
 これ時間切れ引分か?とハラハラさせる時間帯でのレインメーカーのフィニッシュ、というクライマックスの展開は申し分なかったのだが、やっぱり試合を通じて印象に残ったのはタイガー…もうはっきり言っちゃうけど飯伏の動きの悪さ。単発の動きは悪くないし、終盤のレインメーカー式ハイキックや雪崩式タイガードライバーには度胆を抜かれたが、技と技のつながりが組み立てられていない感じ。
 フリーになってコンディション作りが難しくなっているのも一因だろうけど、それ以上にモチベーション維持に依然苦しんでいるのかな、というのが透けて見えてきてしまう。タイガーマスクWという枠組みを与えられたはいいけど、その枠組みの中で何をやればいいのか分からなくなっている印象。
 とはいえ「タイガーマスクWの枠組みを受け止めきれていない」のは観客の側も一緒で、結局のところ盛り上がるのは三角跳びラ・ケブラーダやブチきれてのナックルパートといった、「どこからどう見ても飯伏」の場面ばかりだった。タイガーマスクWが登場するのが3ヶ月に一度ペースだから、構造上どうしようもないんだけど。45周年のメインを締めるドリームマッチだったが、飯伏ならもっとやれるはずなんだよなあ。

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by nugueira | 2017-03-10 21:59 | プロレス | Comments(0)

UFC209の感想

 メイン以外の感想を。

アリスター・オーフレイム○-×マーク・ハント(3R KO)
 ハントはロー。アリスターは前蹴りや左フックを入れていく。ハントがスネから出血するが、構わずミドルを入れると、さらに右を打ちこんでアリスターを吹き飛ばす。背中を向けて逃げたアリスターをハントが追い、ケージ際で連打を入れたところで1R終了。
 2Rはアリスターがテンカオ。さらに組んでのヒザをボディへ打ち込む。しかし距離が空いたところでハントは右のヒジを入れアリスターを下がらせる。アリスターは再び組んでケージへ押し込むが、隙間が空いたところでハントはヒジ。
 アリスターのヒザが効いている様子だが、ハントもまだ逆転の目はあるか…という空気で迎えた3R、アリスターがケージに押しつけながらヒジを入れると、ハントが頭を下げたところへ顔面へのヒザ蹴り!2発目のヒザを入れたところでハントが前のめりに崩れ落ち、アリスターKO勝利。ハントに訴訟の憂さを晴らして欲しかったが…。それにしても二人ともファイトマネー75万ドルももらってるのね。

ラシャド・エヴァンス×-○ダン・ケリー(判定)
 ケリーが腰を落とした体勢から圧力をかけ、ジャブから左をヒット。エヴァンスもパンチやハイを繰り出すが、ケリーは構わず前進し続けてパンチ。エヴァンスがタックルにいくがケリーは尻餅をついてもすぐに立ち上がり、逆に柔道流の足払いを仕掛ける。
 2Rも圧力をかけるのはケリー。左がエヴァンスの顔面を捉え、さらに距離が詰まるとクリンチアッパーの連打。エヴァンスが単発のミドルやパンチを返すものの、すぐさまケリーが打ち返す。
 3Rはエヴァンスがカウンターのパンチを入れるが、ケリーはひるまず前に出てパンチを返す。最後まで圧力をかけ続けたケリーが接戦を制し、スプリットの判定勝利。エヴァンスは階級を落としたのにフィジカルと圧力で負けてしまったのは厳しい。ケリーは上位ランカーに通用するとは思いにくいが、今後も注目した方がよさそう。

ランド・バンナータ×-○デイビッド・ティーマー(判定)
 1R、バンナータがカポエラキックを入れ、さらにパンチをヒット。このまま一気に決めるかと思われたが、ティーマーの右をもらってしまう。ティーマーはさらに首相撲からのヒザを入れ、お互いに打撃を効かせる荒い展開。
 2Rに入るとティーマーのワンツーが次々にヒット。驚異的なタフネスを見せるバンナータだが、この後もボディへのヒザ、スーパーマンパンチを効かされ劣勢。3Rは手数の落ちたバンナータに対し、ティーマーはシングルレッグからテイクダウンまで奪ってみせ完勝。この日は前座も含めて、UFCとしてプッシュしたいホープが根こそぎつまづいてしまう厳しい展開に。
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by nugueira | 2017-03-06 23:10 | UFC | Comments(0)
 UFC209、メインのウェルター級タイトルマッチの感想。

タイロン・ウッドリー○-×スティーブン・トンプソン(判定)
 開始から圧力をかけるトンプソン。ウッドリーはケージを背負う展開が続く。ジリジリ間合いを詰めるトンプソンだが、蹴り足をつかまれるのを恐れてかなかなか攻撃が出ない。ウッドリーが飛び込んでパンチを振るっても、トンプソンはバックステップでかわす。
 2Rもトンプソンがプレッシャーをかけ続けるがお互い手数が出ない。タイトルマッチでここまでコンタクトがない展開も珍しいのでは。
 3Rに入ると自ら前に出たウッドリーがタックルからテイクダウン。トンプソンの手首を固定しながらパウンドで削る。スタンドに戻った後はトンプソンが再び圧力を強め、打撃の手数を増やす。ウッドリーはラウンドは取ったはずだが、かなり消耗したか。
 4Rは再びトンプソンが圧力をかけ、ウッドリーを下がらせ続ける展開。ここまでの印象では1、2、4をトンプソンが取っているが、手数が少なすぎる。
 最終ラウンド、後がないウッドリーは距離を詰めてパンチ。トンプソンは下がりながら細かいパンチを入れていくが、残り1分を切ったところでウッドリーが飛び込みながらのパンチを入れ、トンプソン吹き飛ばされるようにダウン!立ち上がったトンプソンにウッドリーはすぐさま追撃を入れ再びダウンを奪取。最後の最後に大ピンチを迎えるトンプソンだが、何とか凌いで試合終了。

 5Rも10-8がつくほどではなかったし、48-47でトンプソンか、と思ったが判定は2-0でウッドリー。ジャッジ二者が2Rをウッドリーに入れていたが、1・4Rとそんなに差があったかなあ。とはいえ5Rを迎える時点で「この内容でトンプソンにベルトを持っていかれてもなあ」と思っていたのも確かなので、トンプソンは王座奪取にふさわしい試合ができていなかった、ということか。トンプソンにとってはベルトを奪えなかったこと以上に、煮え切らない試合内容で株を落としてしまったことが痛い。

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by nugueira | 2017-03-05 20:39 | UFC | Comments(2)

Krush.74の感想

木村“フィリップ”ミノル×-○西川康平(1R KO)
 1R序盤に西川が突っ込んできたところへ木村がカウンターの右をちょこんと合わせダウンを奪う幸先のいいスタート。木村はこの後も縦蹴りのようなハイキックとパンチを織り交ぜてうまく戦えているか…と思った2分過ぎ、西川が踏み込みながら左右のフックを振るうと右がヒット!アゴを打ち抜かれた木村は仰向けにダウンしたまま立ち上がれず、逆転KO負け。
 蹴りも柔らかく使えていて悪くない動きだと思っていたのだが…。どうしてこうも主催者や客の期待を裏切る芸風になっちゃったかなあ。

小澤海斗○-×ユン・チー(判定)
 ローの蹴り合いから始まり、互いに目立った有効打は出ないが先手を取ったのは小澤。跳び蹴りを見せてからのパンチ連打でユンを下がらせ、バックブローなどの奇襲も繰り出す。
 2Rに入ると圧力を強めたユンが、二段蹴りの動きも混ぜながらパンチ連打を繰り出す。ボディへとつなげるコンビネーションで攻め込まれた小澤は回転系の動きも見切られてしまいやや押され気味になるが、飛び込んでのボディ、さらに右がユンを捕え後退させる。
 最終ラウンドはほぼ互角の展開になるが、近距離のパンチの打ち合いでも五分に渡りあった小澤が要所要所で有効打を入れ、ユンに決定的な場面を作らせないまま試合終了。小澤の方もそこまで明確には攻め込めずジャッジの難しい試合だったが、判定2-0で小澤が防衛に成功。
 ドローでも良かった気はするものの、小澤はユン・チー相手に「負けてはいない」試合をやりきったのは見事。序盤から先手先手を取り続け、2Rの苦しい展開でも逆にパンチで活路を開いてみせた。発言に結果が伴ってきている小澤、これは年内にvs武尊Ⅲがあってもおかしくないかも。

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by nugueira | 2017-03-03 23:20 | Krush | Comments(0)
 WBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介vsカルロス・カールソンを視聴。

 1ラウンドから山中の左が浅くカールソンを捉えるが、それ以上にカールソンのリラックスした動きが目立つ。上半身を柔らかく使いながら伸びてくる右フックは油断できなさそう。
 しかし山中は2Rにカウンター気味の左ストレートでカールソンを下がらせると、3Rには左のボディストレートを立て続けにヒット。カールソンは背中を曲げて効いた様子をうかがわせる。
 序盤戦でペースを掌握した山中は5R、飛び込んできたカールソンにどんぴしゃの左ストレートを打ちこみダウンを奪うと、立ち上がったカールソンにすぐさま連打をまとめ2度目のダウン。一気に決めるかとも思えたが、逆にカールソンの右フックをもらい効かされた様子を見せる。
 続く6Rもカールソンのガードが空いたところで山中の左フックが入りダウン。しかし山中はこの後もパンチをもらってしまい、ディフェンス面がいまいちピリッとしない。
 しかしカールソンに試合をひっくり返すほどの余力はなく、7R開始早々にガードの隙間からねじこむような左をもらうと、フラフラとロープ際に下がったところで連打をもらい4度目のダウン。ダメージの明らかなカールソンに山中が追撃を入れ、5度目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。

 終わってみれば山中が格の違いを見せてV12。いよいよ具志堅の持つ連続防衛記録に王手をかけた。とはいえ今回の試合ではディフェンス面での課題を残した形。昨年の2試合ではいずれもダウンを喫しているし、具志堅超えを狙うには対戦相手だけでなくダメージの蓄積も敵となってくるか。

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by nugueira | 2017-03-02 23:27 | ボクシング | Comments(0)