反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

修斗の感想

 AbemaTVでセミから視聴。「ここまで神興業だけど残り2試合大丈夫か」と思っていたら、神興業のまま最後までいってくれた。

征矢貴×-○清水清隆(3R KO)
 序盤から圧力をかける征矢。清水がタックルからバックを奪うが、これを堪えた征矢は清水が踏み込むところにカウンターの右。清水が一瞬ヒザを着く。
 2Rは征矢がタックルに行ったところで清水が払い腰からテイクダウン。征矢の立ち上がり際にヒジを狙っていく。ここからは清水のパンチが入る場面も増え一進一退の攻防に。
 勝負の3R、圧力を強めた征矢が先にパンチを入れるが、清水が飛び込みながらの右フック!一発で仰向けにダウンした征矢に鉄槌を入れレフェリーストップ!逆転で連続KO勝利を収め、フライ級戦線で存在感を増してきた。

高橋遼伍○-×アーノルド・クエロ(3R KO)
 高橋が序盤から強烈なロー。リーチの長いクエロのパンチにひやりとする場面もあったが、1R後半には早くもクエロがローを効かされ、足元がおぼつかなくなってくる。
 2Rに入るとクエロはローを嫌がりサウスポーに切り替えるが、今度は右足にローの集中砲火。クエロは踏み込みが効かないのでパンチも手打ちになってくる。それでもクエロのパンチが入り高橋が攻めあぐねる場面はあったが、ラウンド終盤に高橋の右がヒット。さらにローを重ね、クエロは立っているのがやっとの状態に。最終ラウンドも何もできないクエロに高橋がローを入れ続け、レフェリーが見かねたようにストップし試合終了。
 高橋の試合を初めて見たが、MMAでここまでローを効かせる選手はそういない。ローでスタンディングレフェリーストップというのは初めて見たかも。リーチ差に苦しむ場面もあったのでもう少し武器が欲しい感じもするけど、クレイジービーは次から次へと強い選手が出てくるな。

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by nugueira | 2017-05-12 21:21 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

斎藤vs宇野

 先日の修斗、メインの感想を。

斎藤裕○-×宇野薫(判定)
 最初にテイクダウンを取ったのは宇野。しかし斎藤はすぐ立ち上がると、組んでから投げ飛ばすようにテイクダウン。上から細かいパンチを入れ続けて1Rを終える。
 2Rに入ると斎藤は組んでからボディへのヒザを連打。宇野が下になるとパウンドを入れ、宇野のタックルはがぶる。ポジショニングで圧倒した斎藤が、宇野を徐々に削り始めた。続く3Rも斎藤は執拗にボディへのヒザを入れ続け、宇野は引き込む場面が多くなる。試合の焦点は勝敗よりも「斎藤が宇野をきっちり仕留めるか」という方へ移っていく。
 4Rも斎藤はヒザとテイクダウンで試合を完全にコントロール。逆転の気配は見えてこない宇野だが、グラウンドでは際の場面で柔らかい動きを見せ、斎藤に決定的な場面は作らせない。
 最終ラウンド、テイクダウンから立ち上がって斎藤の横に回り込んだ宇野がチョークの体勢へ。しかし斎藤はバックは取らせず宇野のチャンスを潰すと、またもボディへのヒザ連打。遂に倒れた宇野に斎藤がパウンドを入れるが、宇野は立ち上がり試合終了まで戦いきる。終始宇野を圧倒した斎藤が、大差の判定で防衛に成功。

 開始前は「宇野が勝ったらえらいことだよなあ。でも斎藤もこのところピリッとしないからなあ」と思っていたのだが、始まってみれば斎藤が組みでもポジショニングでも圧倒。41歳の挑戦者につけ入る隙を与えず、現役王者の意地を見せた。
 見せ場なく敗れた宇野だが、あれだけボディへのヒザをもらい続けながら立ち続ける姿からこの試合に賭ける思いが感じ取れた。最終ラウンドの姿はアリスの『チャンピオン』をBGMにもう一度見返したい。「これで燃え尽きた」と言っても誰もが納得するキャリアを積んできた宇野。決断の時は迫っていると思うが…。それにしても、K-1王者になった武居やタイトルマッチを終えた宇野のインタビューが載るべきゴン格の来月号はもう出ない、という事実がジワジワと切なくなってくる。

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by nugueira | 2017-04-25 23:48 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

覇彌斗vs田丸

 修斗後楽園ホール大会のセミをAbemaTVで観戦。いや、チェックしておいて本当に良かった。

覇彌斗△-△田丸(ドロー)
 ジリジリ圧力をかけた田丸が蹴りからパンチ、さらにタックルへとつなげテイクダウンを狙う。覇彌斗が払い腰で投げるが田丸はすぐ立ち上がり、さらに覇彌斗に上を取られかけるものの、足関節を仕掛けると立ち上がり際にギロチン。覇彌斗が巴投げのような動きで脱出しかけるが、田丸はすぐさまバックにつくとバックマウントからパウンド。さらに腕十字へ移行するが、ここは覇彌斗が耐え凌いで1R終了。
 2Rは組み付きから目まぐるしいトップポジションの奪い合いとなるが、投げでテイクダウンした覇彌斗が上を取ると、パスガードからマウントへ!パウンドから肩固めを狙っていくと、1Rのお返しとばかりに腕十字へ。ここは田丸が何とか耐えて最終ラウンドへ。
 3Rは覇彌斗が腕十字を狙うが、これを外した田丸が下から三角絞め。ガッチリ覇彌斗を捉えると下からのヒジを入れ続け、覇彌斗は流血。一時は覇彌斗が動かなくなりこれでフィニッシュか…と思ったが、脱出した覇彌斗はここから上を奪い返すと、マウントとバックマウントをキープし続けパウンドで猛攻。ラウンド前半は田丸、後半は覇彌斗ときれいに攻防が入れ替わった展開で試合終了。

 3Rが終わった瞬間「もう二人とも勝ちでいいよ!」と心の中で叫んだのだが、願いが通じて(?)判定は三者ともドロー。どちらかに初黒星がつくのがもったいない試合だったので、ドローという結果にここまで満足したのは初めてかも。
 覇彌斗も田丸も今回初めて試合を見たのだが、両者ともノンストップで次の動きを出し続ける、実に素晴らしい選手。これだけの若い才能が出てくるんだから、日本MMAもまだ捨てたもんじゃないぞ。次に再戦する舞台は世界チャンピオンシップか。今日で完結することなく続いていく2人のストーリーが、楽しみで仕方がない。

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by nugueira | 2017-03-24 23:34 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

修斗後楽園大会の感想

 先日の修斗、セミとメインの感想を。

石橋佳大○-×安藤達也(2R チョークスリーパー)
 圧力をかけパンチ振るう安藤。石橋がタックルに行くがこれは切る。安藤の跳びヒザに合わせて石橋がタックルに入り、バックを奪う。安藤がこれを振り切ると、すぐさま腕十字へ。だが安藤は回転して逃れる。サイドを奪った安藤がパウンドで削るが、石橋がまたもバックへ。さらに腕十字に行くが、ここも安藤が凌ぐ。両者動きが途切れず次々と展開が変わっていく好勝負。
 2R、ローブローでの中断後、石橋がパンチで攻勢!被弾した安藤はケージに押し込みごまかすが、石橋はなおも前へ出てパンチとヒザ。安藤も打ち返すが、ダメージのせいかパンチにキレがない。どんぴしゃのタックルを入れた石橋がすぐさまバックへ回り、最後はチョークで一本。
 フィジカルでは上回った安藤だが、石橋のしつこい攻めを凌ぎ切れず逆転負け。デビュー直後の「怪物性」は薄れてきたが、ここから盛り返せるか。

飛鳥拳○-×澤田龍人(2R KO)
 序盤から澤田が繰り返しタックル。切り続ける飛鳥だが、澤田はしつこく組み続けると遂に澤田に尻餅をつかせる。下から澤田が腕十字に行くが、飛鳥はガードしながら鉄槌。しかし立ち上がりかけた飛鳥を再度テイクダウンすると、澤田はバックに回りチョークへ。大ピンチの飛鳥だが、身体を反転させてこれを凌ぐ。スタンドに戻った後は澤田の跳び膝に合わせて飛鳥のワンツーがヒット。しつこくタックルにいく澤田だが、さすがにラウンド後半はバテてきたか?
 2Rも澤田が前に出てしつこくタックル。尻餅をつかされる飛鳥だがそれ以上のクリーンテイクダウンは許さず、細かいパンチを入れる。澤田のタックルをがぶった飛鳥はローで攻めるが、澤田はその度に蹴り足をつかみグラウンドへ引きずり込もうとする。再度テイクダウンされる飛鳥だがここも凌いでスタンドに戻すと、ハイキックからパンチをヒット。後退した澤田はタックルにいくが、飛鳥はこれを切って左右のフックを入れると、すぐさまバックへ。亀になった澤田に強烈なパウンドを落とし続け、2R終了直前にレフェリーストップ。逆転勝利でフライ級王座を獲得した。
 この日は浦和レッズの試合を見に行っており、帰りのバスの中で1R後半から見ていたのだが、改めて見返すと実に素晴らしい試合。前王者の内藤のび太の同門である飛鳥がストライカーで、対する澤田がのび太スタイルのしつこいグラップラーというのも面白い巡り会わせだが、両者のスタイルと狙いがはっきりしており、かつ噛み合った名勝負だった。
 飛鳥はグラウンドで劣勢になっても背中はつけず、スタンドに戻して殴り勝つという意志を貫き通していたのがお見事。リオンvsペケーニョ戦のときに解説の中井が言っていた「寝かされたら駄目なんじゃなく、そう思ってしまうことが駄目なんだ」という台詞を思いだした。一方の澤田も敗れたとはいえ、飛鳥のローキックを次々とつかんでいく姿勢にはシビれた。しつこいけど最後にもう一度。実に素晴らしい試合でした。
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by nugueira | 2016-07-22 23:45 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

扇久保vs堀口

 堀口の試合映像を見ようキャンペーン、2試合目は今年3月の修斗タイトルマッチ。

扇久保博正×-○堀口恭司(2R チョークスリーパー)
 扇久保のタックルを切った堀口は上を取って強烈なパウンド。踏みつけに行ったところを逆に扇久保に組み付かれテイクダウンを取られかけるが、すぐに脱出すると再び扇久保のタックルをがぶり、ヒザ・パウンドで猛攻。グラウンドでも全く扇久保にペースを握らせない。
 2Rに入っても堀口は扇久保のタックルを次々と切り続け、パウンドで着実にダメージを与えていく。最後はまたも扇久保のタックルを切ってバックに回ると、そのままチョークを極めて一本。扇久保にチャンスらしいチャンスを全く与えず修斗世界タイトルを奪取。

 堀口は試合結果だけ見ていると「空手仕込みの打撃ファイター」という印象が強かったのだが、ラブランド戦を見ると組みの攻防もしっかりできている感じで、この試合ではそれをさらに進化させた形。「北米」を口にするのも納得の勝ち方だったし、こうなるとUFCかどうかはともかく、海外での試合を早く実現させてほしい。
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by nugueira | 2013-07-05 23:14 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

SHOOT the SHOOTO

 11/5・6とTDCホールで行われる、シュートボクシングと修斗のコラボ興業。カードがぼちぼち出揃ってきた。

 5日のSHOOTO the SHOOT(修斗主催)のカードがこちらで、6日のSHOOT the SHOOTO(SB主催)のカードがこちら

 うーん・・・。こういう興業形態の場合、ある程度星勘定なんかも考えつつ選手の貸し借りをしそうなもんだけど、今のところSB側が一方的に修斗を利用している感が。というか修斗の方はルミナの相手以外は普通の修斗の興業と変わらないよね。清水や大澤も別にSBのルートで引っ張ってきたわけじゃないし。
 ファンの財布の紐も厳しくなりがちな御時世、これだと日曜のSBの方がファンの食いつきがよくなっちゃうんじゃ・・・という要らぬ心配も。

 まあSBは去年MAXが停滞している間隙を縫ってサワーvs日菜太を組んだりしているから、プロモーターとしての手腕が修斗より一枚上手、ということなんだろうけど。

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by nugueira | 2011-10-20 23:16 | その他(立ち技系) | Comments(0)

続・修斗内紛問題

 ゴン格最新号で修斗内紛問題が取り上げられており、朝日・大内両氏へのインタビューが掲載されていた。

 とりあえず一番衝撃だったのは大内氏のインタビューで出てきた「日本修斗協会には規約がない」という事実。いやいや、じゃああんた達、今まで何を土台に争ってきたの?という話になると思うのだが。
 騒動勃発当初に「大学のサークルの内輪もめみたい」という感想を持ったが、本当にそれに近いものに思えてきた。

 両者のインタビューを読むと、ものすごく大まかに言えば

朝日→UFCを目指して改革すべき!
大内→アマ修斗が大事!

 という主張と受け取ったのだが、これって両立できないのかなあ。UFCに対応できるようプロ修斗の仕組みは見直すけど、一方で競技普及のためにアマで直せるところは直していきましょうね、という話はあっていいと思うのだけど。

 ただ朝日は「除名した連中と話す必要はない」と言い切っちゃってるし、主張の正当性云々とはまた別の次元でもつれてしまっている感じ。これもまた「サークルの内輪もめ」にありがちな状況ではあるけど。

 時間が経つにつれソフトランディングは厳しい状況になってきているけれど、以前も書いたようにとにかくファンと選手に迷惑が及ばないことだけを願う、という意見で締めさせてもらいます。
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by nugueira | 2011-07-26 23:49 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

新たなズンドコ団体登場

 まず最初に例え話。

 ある大学サークルがあって、そこでちょっとした仲間割れが起こるんですよ。で、リーダー格のA君が

 「Bの野郎、マジむかつかねぇ?ていうかみんなでハブしようぜ」

 とか言い出して、B君をサークルから追い出しちゃうんですね。ところが数日後、予想だにしない展開に。

C「た、大変ですA先輩!サークルの連絡用ブログが更新できません!」
A「ああん!?ログイン用のパスワード持ってんだろうが。」
C「いや、それがB先輩が出て行く直前にパスワードを変えちゃったみたいで・・・。このままだと練習のスケジュールも飲み会の場所も連絡できませんよ!」
A「ええっ!?それマジやばくねえ?ていうかBの野郎、超ウザくねえ!?」

 まあ学生同士のイザコザであり得なくはない話だと思うんですが、この例え話を紹介したうえで、このようなニュースを。

 http://j-shooto.com/?p=500
日本修斗協会事務局ではSHOOTO NEWSブログ版にて情報発信を行ってきました。
しかし去る平成23年6月23日以降、
何者かによってログインパスワードが書き換えられてしまったため
日本修斗協会事務局から正常な情報発信を行えない事態に陥ってしまっています。

 もうねえ、一言。あり得ねえ。いい大人が集まって「協会」名乗っておいて、お前ら何やってんだと。

 今回の修斗協会内紛の経緯をちゃんと追いきれているわけではないけど、協会の現主流派は大義があるかどうかはともかく、事務能力は無いといわざるを得ないですよ、こんな騒ぎ見せられちゃ。

 統括団体の内輪もめ・分裂なんて競技にとってマイナスの影響しかないのは目に見えてるわけで、それでも修斗協会の騒動については「とにかくいい方向に向かってほしい」と願っていたんですが、やっぱり刻一刻と悪い方向に向かっているとしか思えない。ファンと選手が最大の被害者、というこれまたお定まりの構図へと向かっていくのかなあ・・・。

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by nugueira | 2011-06-28 23:25 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

修斗の予想

 金曜の修斗伝承の予想を。と言いつつ、手堅そうな1試合のみ。

日沖発○-×ドナルド・サンチェス
 このタイミングで「挑戦者側のわがまま」という展開によりタイトルマッチが実現しない日沖。可哀想っちゃ可哀想。SRC活動停止と合わせモチベーション維持が難しそうな状況だが、まずは目の前の試合にきっちり結果を出してほしい。

 土屋vsリオン、中蔵vs弘中とかは非常に興味深いのだが、各選手の最近の試合をちゃんと追えているわけではないので予想パス。ルミナは結局欠場だが、7月にスライドして上田との一戦が実現。ともにぶれることなく修斗のリングにこだわり続けてきた者同士の激突。これも注目。
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by nugueira | 2011-04-26 23:52 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

修斗の予想

 既に書いたとおり、今月はUFCの予想が5戦全敗というまさかのスタート。こうなったら死ぬ時は前のめり。積極的に予想していきます。手堅そうなカードを中心に(どっちなんだ)。

朴光哲○-×田村ヒビキ
 修斗復帰後は着実に白星を重ねている朴。これに勝てば王座決定戦が見えてくるかな。

上田将勝○-×ラルフ・アコスタ
土屋大喜○-×トニー・ハービー

 王座返り咲きへ足元を固めたい上田、日沖への挑戦権を確実なものにしたい土屋。ともに外国人相手の一戦だが、ここは落とせないところか。
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by nugueira | 2011-01-08 23:53 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)