反り立つ壁に撃沈。


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DEEP CAGE IMPACT の予想

 15日のDEEP後楽園ホール大会の予想を。

シング・心・ジャディブ×-○ロッキー・マルティネス
 メガトン級タイトルマッチ。ジャディブは1年以上の間隔を空けての試合。相手のマルティネスは細かい戦績は調べていないが元PXC王者でキャリアも16戦とジャディブを上回る。厳しい戦いになりそう。

長谷川賢○-×住村竜市朗
 K太郎の(今さらの)返上に伴うウェルター級王座決定戦。前戦で鮮やかなKOを見せた長谷川に期待。UFCから声がかかっているという噂もあるのでまたタイトル戦線が停滞しそうだが。

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# by nugueira | 2017-07-11 23:11 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

Krush.77 の予想

 16日のKrush、日本vs中国対抗戦の予想を。

佐野天馬×-○ユン・チー
 小澤には敗れたユン・チーだが、巻き返しへ向けここは取りこぼしできない。

瑠輝也○-×ドン・ザーチー
 前評判ではザーチー優位のようだが、瑠輝也はこの前のK-1でのKOが鮮烈だったので、期待値込みでこういう予想に。

渡部太基×-○ティエ・インホァ
小宮由紀博×-○チュー・ジェンリャン

 中国勢が強そうというよりは日本勢が期待薄かなと思い、厳しめの予想を。

卜部弘嵩○-×ジェン・ジュンフェン
 メインは卜部兄の再起戦。K-1のタイトル獲得以降は正直精彩を欠いているだけに、復活への足掛かりをここでつかみたい。

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# by nugueira | 2017-07-10 23:53 | Krush | Comments(0)

UFC213の感想

ロブ・フォント○-×ダグラス・シウバ・デ・アンドラジ(2R ギロチンチョーク)
 1R、フォントがタックルからテイクダウンを奪うと立ち上がり際にギロチン。スタンドに戻った後もパンチと組んでのヒザで先手を取り続ける。
 2Rもフォントが前に出ながら左ジャブを突きさし、距離が詰まるとボディへヒザ。ケージに詰まったアンドラーデをテイクダウンすると、抱え上げられながらもギロチンチョークを離さずに締め上げ続け、一本勝ち。

アンソニー・ペティス○-×ジム・ミラー(判定)
 1R、ミラーが左をヒットさせ、さらにロー。足が流れるペティスだが、ミドルを効かせてミラーを下がらせると跳びヒザからパンチ連打。ペースを引き戻す。
 2R序盤から前に出るミラー。ペティスがバランスを崩したところでテイクダンしパウンド。さらにバックを奪うが、脱出したペティスがトップを奪い返し、さらにバックへ。めまぐるしいポジションの奪い合いが続きこのラウンドは終了。3Rに入るとお互い消耗してきた様子。ミラーが前に出ながらタックルに行くがペティス凌ぐ。終盤はお互いカポエラキックの応酬。
 各ラウンドとも押しつ押されつの展開だったが、判定は三者ともフルマークでペティス。1Rの鋭いミドルはベンヘン戦を思い起こさせたが、そこで一気にフィニッシュできない辺りにやはり衰えは否めないか。

ダニエル・オミランチェク×-○カーティス・ブレイズ(判定)
 ブレイズのタックルを受け止めるオミランチェク。ケージに押し込むブレイズだが、そこから先へつなげられない。オミランチェクは単発のミドルを入れる。
 2Rもタックルに行くがテイクダウンが取れないブレイズ。徐々に動きが落ちてくる。一方でオミランチェクも手数が出ない。ブレイズはスタンドでは細かいジャブをヒットさせており、むしろこっちの方がポイントになっているか。
 3Rにようやく圧力をかけるオミランチェク。左のオーバーハンドを入れるが、再びブレイズに組み付かれケージへ押し込まれる。終盤になぜかオミランチェクの方からタックルにいくが、これはブレイズが潰す。見ていてもやもやしか残らないような試合内容だったが、判定は三者フルマークでブレイズ。

ファブリシオ・ヴェウドゥム×-○アリスター・オーフレイム(判定)
 じりじり間合いを詰める両者だが、なかなか手が出ない。アリスターのフックでヴェウドゥムが転倒するが、アリスターは深追いしない。ヴェウドゥムがミドルからパンチ。アリスターはカウンター狙いか。
 2R序盤に組み付いたヴェウドゥムが引き込むが、アリスターはすぐ立ち上がる。アリスターの左がヒットし、さらにボディへヒザ。ヴェウドゥムたまらず引き込む。この後はノーガードのアリスターにヴェウドゥムの右が単発で入るが、アリスターの左も繰り返しヒット。
 3Rも前に出てしつこくパンチからヒザを狙うヴェウドゥム。遂に頭部へヒザを入れアリスターがダウン!ギロチンはすっぽ抜けて立たれてしまうが、ヴェウドゥムはケージ際に詰めなおもパンチを入れてからテイクダウン。トップキープで削り続け試合終了。
 ヴェウドゥムの粘り勝ちか…と思いきや判定は2-0でアリスター。確かに3Rは10-8がつくほどの内容ではなかったし、1・2Rをアリスターが取っているという判断もそこまで違和感はないのだが。ラウンドマストシステムの悪い面が出ちゃったな。アリスターはペース配分を覚えてきたのは認めるが、長丁場を戦いきるスタミナと集中力はないのでタイトルに再挑戦しても厳しい結果になりそう。

ヨエル・ロメロ×-○ロバート・ウィテカー(判定)
 ロメロは関節蹴りを連発。一方のウィテカーは飛び込んでパンチを狙う。ロメロがシングルからテイクダウンするが、ウィテカーすぐに立つ。ロメロの強烈なローがヒット。ウィテカーのハイは当たりが浅い。
 2R、ロメロは跳び膝を繰り出した後、どんぴしゃのタックルでテイクダウン。立ち上がるウィテカーだがロメロはしつこくバックをキープし、ラウンド終盤に再度テイクダウン。
 ここまではロメロのペースだったが、3Rにウィテカーの前蹴りからのパンチがヒット。ロメロ少し効いたか。手数の出なくなったロメロにウィテカーが一転して攻勢。ロメロのタックルにフックを合わせる。
 4R、ウィテカーのハイがヒット。ロメロがバックを取るが、ウィテカーはテイクダウンを取らせない。ロメロは跳びヒザを出すものの攻めが単発で、低空タックルも切られてしまう。逆にウィテカーは前蹴りからパンチを繰り返しヒット。
 5R、ロメロは身体ごとぶつけるようなパンチや跳びヒザ。左のオーバーハンドがヒットし、ウィテカー効いたか。しかしロメロも消耗が激しく前に出れない。ウィテカーがボディへ細かい前蹴りを入れ続けると、終盤にバランスを崩したロメロに覆いかぶさりトップポジションからヒジを入れ続け試合終了。三者とも48-47でウィテカーがロメロを下し、ニュージーランド初のUFC王者に。
 ロメロは危惧されたとおり中盤から失速。とはいえウィテカーは2Rを除いてクリーンテイクダウンは許しておらず、試合全体を通じてテイクダウンディフェンスの高さが目立っていた。ロメロ・ジャカレイと不条理なタイトルマッチ待機組が列をなしていたミドル級戦線だが、結局その面々をなぎ倒したウィテカーが暫定王座を獲得。もうGSPはどうでもいいから、早くビスピンと戦って白黒つけてほしい。

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# by nugueira | 2017-07-09 22:03 | UFC | Comments(2)

やりすぎゲイジー!

 TUF25フィナーレの感想を。

グレイ・メイナード○-×石原夜叉坊(判定)
 ジリジリ前に出る夜叉坊だが、メイナードにタックルを入れられテイクダウン。何度か立ちあがりかけるものの、そのたびにメイナードにしつこくタックルに入られ、トップポジションを許し続けたまま1ラウンド終了。
 スタンドの展開に持ち込みたい夜叉坊だが、2R以降もメイナードにいいようにタックルを決められ、簡単にテイクダウンされてしまう。ヒザやボディを単発では入れるもののこれでは流れは変わらず、最後まで何もできないまま試合終了。
 ビッグネームとはいえどうにかならない相手ではないと思っていただけに、この負け方はショック。初回にテイクダウンを取られたのにその後もタックルにヒザやパンチを合わせようとするだけで、試合中に修正しようという意図も見られなかった。ピークを過ぎたメイナード相手にこの内容だと、今後も期待できそうにない。

マイケル・ジョンソン×-○ジャスティン・ゲイジー(2R KO)
 開始早々、ジョンソンの左が立て続けにヒット。しかしゲイジーは臆することなく前に出ると、ローとパンチで先手を取る。ジョンソンも打ち返し、近距離でパンチが交錯する展開に。ゲイジーのパンチも入るが、ラウンド終盤にジョンソンの右フックがヒット!ガクリと腰を落とし後退したゲイジーにジョンソンが追撃を入れるが、ゲイジーはホーンに救われる。
 2R、さすがにダメージが残る様子のゲイジーにジョンソンの左がヒット!効かされて棒立ちになるゲイジーにジョンソンが攻勢を仕掛けるが、驚異的なタフネスを見せるゲイジーが再び前に出て応戦。ジョンソンを下がらせると、今度はゲイジーの右アッパーがヒット!効かされたジョンソンにゲイジーがアッパーを連打し一気に形勢逆転。ジョンソンのタックルを切ると、最後はヒザを叩き込んでKO!
 WSOF時代に散々見せられてきたゲイジー劇場だが、UFCで、しかもランカー相手に同じスタイルで勝ってしまうとは…。普通の選手なら2回KOされてる状態から試合をひっくり返してしまったわけで、「そんな馬鹿な」という感想しか出てこない。会場も大盛り上がりだったし、ゲイジーは一気に評価を上げたなあ。このスタイルで勝ち続けるとも思いにくいけど。

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# by nugueira | 2017-07-08 21:34 | UFC | Comments(2)

アンカハスvs木下

 パッキャオvsホーンのセミで行われたIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハスvs帝里木下の感想。

 1Rから積極的にパンチを振るうアンカハス。帝里は手数が欲しい。2Rにアンカハスは接近戦でボディ連打、さらに右ストレートを突き刺す。帝里はカウンター狙いだが、早くもカットで流血。
 3Rもアンカハスはボディからワンツーで攻勢。攻撃にそこまで凄味を感じるわけではないが、リズムに乗ってしまっている感じ。5Rに帝里が前に出ていくが、アンカハスは下がりながらもパンチをヒット。終盤には右フックで帝里の顔面を跳ね上げる。
 アンカハスが徐々に強いパンチを増やし、帝里の出血がひどくなってきた状態で迎えた7R、アンカハスのボディが突き刺さり帝里が崩れ落ちるようにダウン。10カウントぎりぎりで立ち上がるもののレフェリーがストップし、アンカハスが防衛に成功。

 海外でのタイトルマッチでしばしば見られる、序盤で相手をリズムに乗らせてしまいそのままズルズルと…というパターン。とはいえアンカハスは距離の取り方も接近戦でのディフェンスも上手かったし、強い王者なのは間違いないわ。

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# by nugueira | 2017-07-07 23:31 | ボクシング | Comments(0)

UFC213の予想

 日本時間9日のUFCの予想。どうにかダブルタイトルマッチは組んだが、去年のUFC200に比べるとスケールダウンは否めないラインナップ。

トラヴィス・ブラウン×-○アレクセイ・オレイニク
 ここ5試合で1勝4敗のブラウン。打たれ弱くなった印象もあるし、格下のオレイニクにあっさり食われそうな気も。嫁のロンダのためにも頑張ってほしいところではあるが。

アンソニー・ペティス×-○ジム・ミラー
 フェザーに転向したペティスがいいところなくライト級にカムバック。対するミラーは一時期負けが込んでいたが、昨年3連勝して復調の雰囲気を見せている。ペティスはここ2年ほど強さの感じられない戦いぶりが続いているので、今回も厳しめの予想に。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×アリスター・オーフレイム
 ヴェウドゥムとアリスターがPRIDE無差別級GP、ストライクフォース・ヘビー級GPに続く3度目の対戦。二人とも息が長いなあ。前回の対戦ではヴェウドゥムの寝技に付き合わずオーフレイムが勝利したが、ヴェウドゥムはその後打撃スキルが急成長。調子に乗って打ち負けるリスクもあるが、アリスターもかつての爆発力はなくなっているのでヴェウドゥム判定勝利と予想。

ヨエル・ロメロ○-×ロバート・ウィテカー
 ビスピンが試合をしない間にミドル級の暫定王座決定戦。毎回爆発力のあるKOを見せてくれるロメロに期待しているが、7連勝中のウィテカーの勢いも本物。ロメロはスタミナに難があるので早めのラウンドで仕留められないと苦しくなりそう。

アマンダ・ヌネス○-×ヴァレンティーナ・シェフチェンコ
 メインは女子バンタム級タイトルマッチ。ミーシャ、ロンダといった草創期のメンバーをリタイアへ追い込んだヌネスが安定政権を確かなものとするか。シェフチェンコは下からのサブミッションで一本勝ちしたり器用な面もあるが、ヌネスがスタンドで押しきりそう。

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# by nugueira | 2017-07-06 22:59 | UFC | Comments(0)

G1 Special

 新日本プロレスのロス大会「G1 Special in USA」を視聴。

 初日のメインであるオカダvsCodyのIWGP戦は、さしものオカダもこの相手と試合を作るのは難しかったか…という印象。これまでの新日本での試合も同じような感じだけど、Codyは試合のリズムがもろにアメプロなので、やっぱり新日本勢と手を合わせるとリズムの違いが目に付いてしまう。それでもCodyのレインメーカー、オカダのクローズラインと掟破りの応酬になった辺りから盛り上がったので、まあオカダとしては及第点のパフォーマンスはできたというところか。

 もう一つの目玉である初代IWGP US王者決定トーナメントでは、初戦で内藤が石井に敗退。これでG1優勝フラグが立ったか!(←スレたプロレスファン的発想)
 2日間通してG1本番直前ということもあり抑え目な空気があったのだが、そんな中でトーナメント決勝のオメガvs石井は掛け値なしの名勝負。この2人のシングルは今年すでに3度目だけど、本当に手が合うんだなあ。場外長机へのドラゴンスープレックスは見ているこっちがひっくり返りそうになった。
 この1年間MVP級のパフォーマンスを見せてきたオメガにベルトが渡ったのは納得というかめでたしめでたしなんだが、次回のアメリカ興業の日程も決定していない中で、US王座をどう活用していくんだろう。オメガに対して「これでIWGP戦線に絡めなくても文句ないよな」という手形を切ったようにしか見えないのだが。

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# by nugueira | 2017-07-05 23:01 | プロレス | Comments(0)

PANCRASE288の感想

近藤有己○-×ミノワマン(判定)
 ジリジリ圧力をかける近藤に、下がって距離を取るミノワマン。ほとんどコンタクトがない。ラウンド終盤にミノワマンが浴びせ蹴りを出すが不発。2Rも同じ展開で、ミノワマンは時おり飛び込んでパンチを出すが、ほとんど手数が出ない。
 3R、ミノワマンの入り際に近藤の右がヒットし、ミノワマンがダウン。上を取った近藤に、ミノワマンはアームロック狙い。近藤が凌ぎ続けて試合終了。手数の差で近藤が判定勝利。
 ベテランに玉砕覚悟の打ち合いをしろと言うのも無体な話だが、このカードを組んだ意味があったのかなあ…と思わざるを得ない内容。

徳留一樹○-×キーラン・ジョブリン(判定)
 開始から前に出て思い切りのいいパンチを振るう徳留。ジョブリンのタックルをがぶりバックを取る。一度は上を取られるが、スイープした徳留が再びバックキープし1R終了。
 2R、徳留が浴びせ倒しのようにテイクダウンを奪いマウント。スイープを狙うジョブリンを潰し続けトップをキープし、終盤はスタンドに戻ると上下の連打。3Rも徳留はタックルを切りサイドやバックをキープ。パウンドとヒジでジョブリンを削り完勝。
 決して油断できないレベルの外国人相手を圧倒したものの、インパクトのあるKO・一本は奪えず。目標であるUFC日本大会への望みがつながったかどうかは、正直微妙か。

三浦広光×-○阿部大治(2R KO)
 ローの蹴り合いから三浦が右クロス。徐々に圧力を強める三浦が左のリードジャブをヒットさせペースをつかむが、三浦が飛び込んだところに阿部の右アッパー!ダウンした三浦に阿部がパウンド。三浦はしがみついて凌ぎ、ラウンド終了のホーンに救われる。しかし2R早々、阿部の右フックが入り三浦再びダウン。阿部がパウンドを入れたところでストップがかかり、王座交代。
 打撃戦では三浦優位と思ったし実際そういう展開になりかけたが、阿部がチャンスを見逃さず一発で流れを変えた。試合後にアピールしたUFC参戦は実現するか?

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# by nugueira | 2017-07-04 23:45 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

TUF25 Finaleの予想

 日本時間8日のTUFの予想。

グレイ・メイナード×-○石原夜叉坊
 実績では圧倒的に上のメイナードだが、ここ6戦は1勝5敗。最近はKO負けはしていないもののダメージの蓄積は相当見て取れるし、夜叉坊にすると十分勝ち目はある、というかUFCで生き残っていくには勝たなければいけない相手。前戦は積極性が感じられない負け方だったので不安はあるが、快勝して日本大会のメインに名乗りをあげてほしい。本人のキャラ的に「さっさとRIZINに行って日本国内で有名になりたい」とか思っていそうなのが怖いが。

マイケル・ジョンソン○-×ジャスティン・ゲイジー
 WSOFライト級の絶対王者ゲイジーのUFC初戦。対するジョンソンはここ4試合が1勝3敗なので、ゲイジーをブレイクさせるためのマッチアップという感じはしなくもない。とはいえジョンソンはポイエー相手にKO勝利を収めているし、ゲイジーがいつもの喧嘩上等スタイルで戦った場合、先に一発もらう可能性は十分ありそう。同じくWSOFのバンタム級王者だったモラエスも黒星スタートになったので、ゲイジーがUFCの洗礼を浴びるのではないかと予想。

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# by nugueira | 2017-07-03 22:17 | UFC | Comments(0)
 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオvsジェフ・ホーンを観戦。

 1R、積極的に攻めていくのはホーン。前に出てノーモーションの右ストレートや距離を詰めてのボディを繰り出し、思い切りよく戦えている。パッキャオはやや様子見か。
 ホーンの体格差に手を焼きつつも、パッキャオは2Rに入るとタイミングをつかみカウンターが入り出す。3Rにはホーンの入り際にパンチを合わせるようになり、パッキャオが早くも流れを引き戻したかに見える。
 しかし4R以降もホーンの前進は止まらず、距離を詰めてのストレートがヒット。パッキャオの楽勝という予想を覆す、接戦の展開に。パッキャオもカウンターをヒットはさせるのだが当たりが浅く、決定打につなげられない。そうこうしているうちに6Rにはバッティングでの流血の後、ホーンのストレートがクリーンヒット。パッキャオは一瞬動きが止まり、明らかに効いた様子。
 予想外の苦戦で迎えた後半、7Rはパッキャオが前に出て連打を入れるが、それでもホーンの前進は止まらない。パッキャオは手数は同じか上回っているものの、ロープを背負う時間帯が長い非常に嫌な流れ。
 しかし8R終盤にパッキャオのパンチをもらったホーンが一瞬動きを止めると、9Rには右を食らったホーンが後退。ここまでハイペースな動きを続けてきたツケが回ったのか、一気にガス欠になったホーンにパッキャオが猛攻を仕掛ける。しかしパッキャオも仕留めるだけの力は残っておらず、前に出て攻勢を続けながらもダウンは奪えずラウンド終了。
 フィニッシュできなかったとはいえここからはパッキャオのラウンドか…と思いきや、10Rは回復して再び圧力をかけるホーンに対し、攻め疲れのパッキャオは手数が出ず追撃ができない。11Rも手数が増えないパッキャオ、最終ラウンドに再びカウンターを入れるものの、倒しきれないまま試合終了。

 個人的採点は114-114のドロー。ただホーンの手が上げられても全く驚かないつもりで判定を聞いていたが、案の定というべきか3-0でホーン勝利。無名の挑戦者がレジェンドから大金星を挙げた。
 117-111をつけたジャッジがいるのはさすがにやり過ぎだし、スタッツ分析を根拠に批判の声が上がるのも理解できるが、個人的には今回の結果について「疑惑の判定」という印象はゼロ。どっちに転んでもおかしくない試合ではあったが、パッキャオの動きがあまりに悪すぎた。
 今回のパッキャオの敗因は「歳を取ったから」の一言に尽きる。久々に体格面でアドバンテージのある相手ではあったが、それこそ昔はマルガリートを12ラウンドに渡り殴り続けていたわけで、ホーンがどうこうではなくパッキャオの攻めが衰えすぎていた。9ラウンドに最大のチャンスをつかみながら決めきれず、10R以降逆に反撃を許してしまう姿は、見ていてあまりに寂しかった。
 試合後は両者再戦の可能性を口にしていたが、勝敗がどうなるかはさておき、今回のようなパフォーマンスしか見せられないパッキャオがこれ以上リングに上がる意味が果たしてあるのか。ボクサーが引き際を見誤って泥沼のように黒星を重ねる例はいくらでもあるが、パッキャオほどの名王者でもそこから逃れることができないのか…あるいは、名王者だからこそそうなってしまうのだろうか。

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# by nugueira | 2017-07-02 22:12 | ボクシング | Comments(0)