反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

KING OF PRO-WRESTLING

 新日本プロレス両国大会を新日本プロレスワールドで観戦。

 メインとセミはオカダ・内藤が順当に勝ち、1.4ドームでの激突が決定。オカダvsEVILは今年のオカダのタイトルマッチの中で見ると「並の水準」という感じだったけど、EVILの玉座に乗っての入場が妙に迫力があって良かった。ドームでEVILのシングルマッチが組まれてこの入場シーンを見せられてもあまり違和感はないだろうし、シングルプレイヤーとしての立ち位置が確立しつつあるのは会社にとっても収穫なのでは。

 内藤vs石井はデスティーノ大安売りの感はあったものの、カウンター式デスティーノとカウンター式垂直落下の応酬は見ながら「すげえ」と唸るしかなかった。この夏以降の内藤は「4年前のドームへのリベンジ」というストーリーが明確で、観客もそれに素直に乗っかる空気が出来上がっている。今回のメイン後の二人の絡みも最高だったし、年が空けるのが楽しみで仕方がない。

 KUSHIDAvsオスプレイはのっけからフルスロットルで「こいつら正気か?」と思わせる攻防の末、オスプレイが遂にKUSHIDA超え。リコシェも巻いていないシングルのベルトを獲ったということは、長期参戦が確定しているのだろうか。それにしてもオスプレイの空中技をKUSHIDAが跳びつき腕十字で切り返す場面を見ていて、前日のデメトリウス・ジョンソンのフィニッシュがフラッシュバックした。DJ、つくづく凄いな。

 個人的に最もインパクトの強い試合だったのがIWGPジュニアタッグ。ロッポンギ3Kの正体が小松&田中というのはまあ予想通りだったのだが、凱旋早々ベルトを奪取、しかもリコシェから獲ったのには驚いた。次期シリーズのジュニアタッグトーナメントにリコシェの名前が見当たらないのは何か関係があるんだろうか。
 新日本を再び見るようになってからそろそろ3年になるが、若手の海外遠征出発から凱旋までをリアルタイムで見るのは今回が初めてなので、そういう意味でも感慨深い。11月の大阪大会に向けた謎の煽りVが続いているが、これもジェイ・ホワイトの凱旋なのかな?

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# by nugueira | 2017-10-10 22:21 | プロレス | Comments(0)

パンクラス290の感想

田中半蔵×-○中原由貴(判定)
 1R、中原の左がヒットし田中ダウン!中原はそのまま近距離での打ち合いに持ち込むが、今度は田中の右が立て続けに入り中原がダウン!それでもひるまない中原は田中をケージ際に詰めると、またも左を打ち込んで2度目のダウンを奪取。のっけから凄い展開。
 2Rは両者手数が減るが、圧力をかける中原が要所要所で印象に残るパンチをヒット。田中のアイポークでの減点もあり、中原が一気にリードを広げる。
 後がない田中だが、3Rは田中のタックルを凌いだ中原が逆にバックを奪いパウンド。最後まで田中に逆転のチャンスを与えず、ランキング1位を破る大番狂わせをやってのけた。

日沖発×-○高谷裕之(1R KO)
 開始直後に高谷が前に出るが、日沖のアッパーがヒット!下がった高谷に日沖が左右のパンチを打ち込み、またもアッパー!ケージ際に下がった高谷を日沖が追撃に行くが、高谷の右フックがヒット!日沖は頭から前のめりに崩れ落ち、高谷が衝撃の逆転KO。
 こういうことを書くのは残念でしかないのだが、日沖はもう壊れてしまったのでは…。ダウンシーンは前回の田中戦の映像をプレイバックしたかのようで、2試合連続ワンパンチでのKO負けはもう言い訳が効かなくなってくる。セミの田中の敗戦も含めて、この1日でフェザー級の勢力分布が一気に変わってしまった。

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# by nugueira | 2017-10-09 10:38 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

UFC216の感想

ベニール・ダリウシュ△-△エヴァン・ダナム(判定)
 開始から圧力をかけていくダリウシュ。ダナムをケージ際に詰めると打ち下ろしのヒジ!ダウンしたダナムの上を取ったダリウシュがパウンドで削り続けて1R終了。
 2Rは開始早々ダナムがタックルからテイクダウン。ダリウシュは下からオモプラッタを仕掛け立ち上がると、ラウンド後半に細かいパンチを入れていく。微妙だがダリウシュのラウンドか?3Rはダナムが積極性で上回った印象で試合終了。
 ダナムがよく立て直したが、ダリウシュの逃げ切りか?と思いきや判定はダリウシュ1-0のドロー。ダリウシュとしては勝利を取り逃がした形か。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×ウォルト・ハリス(1R 腕十字)
 開始早々にシングルレッグからテイクダウンを奪ったヴェウドゥムがあっさりマウント。最後は腕十字で一本。試合当日の対戦相手変更だったが、えらいイージーファイトになっちゃったな。

デメトリアス・ジョンソン○-×レイ・ボーグ(5R 腕十字)
 DJのミドルをボーグがキャッチするが、DJはそこからバックに回り込む。スタンドに戻った後もボーグのタックルを切りトップポジションを取ると、アームロックを狙いながらパウンドで削っていく。
 2RはボーグがタックルでDJに尻餅をつかせ、さらに背中におぶさるものの、DJは振り落として上を取るとパウンド。相変わらず攻防のつなぎ目でのスピードが際立っている。
 ボーグはタックルからのテイクダウンとギロチンを狙っていくものの、DJの動きについていけず3R辺りから背中をべったりとマットにつけてしまう場面が増えてくる。DJがいつもながらの横綱相撲で圧倒するが、ボーグも一本は許さずに5Rに突入。このままDJが判定勝ちか…と思ったところで、バックを取ったDJがバックドロップ!空中でボーグの左腕をつかむと着地しながら腕十字の体勢に移行し、そのまま一本!劇的すぎるフィニッシュでUFC最多防衛記録更新に花を添えた。
 1Rと5Rで運動量が全く変わらないスタミナと「ここでこの動きができるか」という引き出しの多さは相変わらずで、これだけでも十分「DJ強し」と思わせる内容だったのだが、最後にあのフィニッシュ。それこそ新日本プロレスでKUSHIDAあたりがやってもおかしくなさそうなムーブで、それをMMAでやってしまうんだから恐れ入るしかない。DJを止める選手の出現は当分想像がつかないなあ。

トニー・ファーガソン○-×ケビン・リー(3R 腕十字)
 リーが遠い距離から飛び込んでのワンツーをヒット。さらにリーがパンチを打ち込み、ファーガソンがフラッシュダウン。しかし追撃に来たリーに今度はファーガソンがカウンターを入れ今度はリーがグラつく。攻め込むファーガソンにリーが組み付きテイクダウン。ファーガソンがオモプラッタや腕十字を仕掛けるが、これを防いだリーがパウンドとヒジで猛攻!ファーガソンはホーンに救われる。
 いきなりピンチを迎えたファーガソンだが、2Rに入るとジャブがリーの顔面を捉えるようになり、タックルも切ってみせる。リーは距離を見切られてしまったかパンチが当たらなくなり、ファーガソンのペースに。
 3Rはリーがリフトアップからのテイクダウン。一度はファーガソンが立ち上がるがリーが再度テイクダウン。するとファーガソンが下からの腕十字を仕掛ける。これはリーが防ぐが、今度は三角へ。脱出できずにリーがタップし、ファーガソンが10連勝で暫定王座を獲得。
 ここでリーに勝たれてしまうと「これまでのライト級は何だったんだ」となってしまうところだったので、順当な結果に落ち着いてくれてよかった。ファーガソンはマクレガーと戦ったら普通にKOされて終わりそうだけど、マクレガーは戻ってくるのかなあ…。

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# by nugueira | 2017-10-08 23:21 | UFC | Comments(0)

UFC216の予想

 日本時間8日のUFCの予想。

ウォルト・ハリス○-×マーク・ゴッドビアー
 RIZIN旗揚げ戦を欠場したゴッドビアーも気づけばUFCファイター。とりあえずUFC戦績で上回るハリスを支持。

ボビー・グリーン×-○ランド・ヴァナータ
 かつて上位ランカーを窺っていたグリーンもいつの間にか3連敗中。ヴァナータはUFC1勝2敗だがファーガソン相手に善戦しているし、打撃戦で打ち勝っちゃいそう。

ウィル・ブルックス×-○ニック・レンツ
 UFC1勝2敗で試合内容も精彩を欠くブルックス。レンツに負けるようだとリリースが見えてくるが、ちょっと信頼性に欠けるかなあ。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×デリック・ルイス
 ハントに敗れ引退宣言したはずのルイスがあっさり復帰。でもいきなりヴェウドゥムと戦わされるのはキツいなあ。ヴェウドゥムがスタンドでもグラウンドでも優位に立ちそう。

デメトリウス・ジョンソン○-×レイ・ボーグ
 DJが仕切り直しのV11戦。でもライト級暫定王者戦にメインを持って行かれちゃうのね。まあ勝負論的な興味のわきようがないカードだからなあ…。

トニー・ファーガソン○-×ケヴィン・リー
 怒涛の9連勝でRDAにも勝っているファーガソンはいいとして、リーは暫定王座戦に出るほどの選手か?5連勝中とはいえ上位陣に勝っているわけでもないし、巡り会わせが良かったとしか思えない感じ。ここはファーガソンに快勝してほしい。マクレガーはちゃんと防衛戦してくれるのかね、といういつもの話に行きついてしまうのだが。

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# by nugueira | 2017-10-04 23:55 | UFC | Comments(0)

PANCRASE 290の予想

 8日のパンクラスの予想。現役王者のUFC参戦が相次いでいるので仕方ないのだが、最近タイトルマッチの頻度が落ちており各階級とも停滞感が漂っているのが寂しいところ。

アキラ○-×郷野聡寛
 郷野が久々のパンクラス参戦。とはいえ現役上位ランカーのアキラに一泡吹かせられそうな雰囲気はないし、何より計量オーバーしないだろうな?というレベルで不安。

田中半蔵○-×中原由貴
 日沖を秒殺KOし一躍ランキング1位に躍り出た田中。ここはきっちり勝ってタイトル戦線への道筋をはっきりさせておきたい。

日沖発○-×高谷裕之
 メインはフェザー級のベテラン対決。元SRC王者vs元DERAM王者の組み合わせではあるのだが、両者とも旬は完全に過ぎてしまった。直近の試合で負けている者同士の試合がメインになるのは、今のパンクラスらしくないなあ。
 日沖は前回のKO負けで打たれ弱くなっていないかが不安だが、相対的な力関係ではさすがに高谷より上か。無難に日沖の判定勝利を予想。

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# by nugueira | 2017-10-03 23:51 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

KNOCK OUT vol.5の予想

 4日の後楽園ホール大会の予想。

大月晴明○-×中尾満
 思い返せばKNOCK OUT旗揚げ戦は大月の鮮烈KOから始まった…ということで、今回も興業に勢いをつける爆勝を期待。

森井洋介○-×町田光
 勝次の名勝負連発に食われてしまった感はあるものの、ライト級トーナメントは本来「森井の、森井による、森井のためのトーナメント」だったはず。町田を粉砕して両国へ弾みをつけたい。

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# by nugueira | 2017-10-02 23:52 | その他(立ち技系) | Comments(0)

Krush.81の感想

 ダブルメインの感想を。

安保璃紅×-〇郷州征宜(判定)
 前に出てくる郷州に、安保はフットワークを使って距離を取りながらローとパンチ。郷州が強い右ストレートを単発で入れるのに対し、安保は手数をまとめる展開。ローとミドルも使えているし、左ストレートがよく刺さる。
 2R以降も安保が郷州の正面に立たず、連打をまとめては距離を取る展開が続く。ミドルも立て続けにヒットし、このまま安保が防衛か…と思った3R残り10秒で、安保のテンカオに郷州が左ストレート!最後の最後に大逆転のダウンを奪った郷州が、悲願のチャンピオンベルトを獲得。
 安保にとっては勿体ない、としか言いようがない敗戦。郷州は正真正銘のワンチャンスをものにして勝利を手繰り寄せた。聴覚障害を乗り越えての戴冠は感動的ではあったけど、ボクシングの10ポイントマストに慣れているとこの展開でひっくり返されちゃうのは違和感があるなあ。

小澤海斗×-〇西京春馬(判定)
 ローの探り合いからスタートするが、目立つのは西京の距離感の上手さ。スッと踏み込んでストレートを打ち込んだかと思うと、小澤が前に出てくる場面ではバックステップで間合いを外す。小澤はバックブローなどを繰り出すが自分の距離で戦うことができない。
 2Rも西京のペースで進みつつ、キックルールだとポイント差がつくほどではないか、と思ったラウンド終了間際、西京がガードの隙間をすり抜けるように左ストレートを打ち込み小澤がダウン!一気に西京が優位に立つ。
 後がない小澤は3R、跳びヒザからのバックブローなどで強引に距離を詰めパンチを振るう。西京は多少被弾し鼻から出血するものの時すでに遅く、逆転の一打は入れられないまま終了。西京が小澤を返り討ちにしベルトを手に入れた。
 小澤が単なるビッグマウスでないことは戦績が物語っているが、その小澤を相手に2回とも完勝したのはさすが。キックの世界は分けわからないぐらい強い10代が定期的に出てくるな。これでK-1の方でも一気にメインストリームに割り込んできそうだが、よく考えたら武尊と同門だから対戦はなさそうか。

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# by nugueira | 2017-10-01 23:12 | Krush | Comments(0)

Krush.81の予想

 1日のKrush、ダブルメインイベントの予想。

安保璃紅○-×郷州征宜
 60キロ王者、安保の初防衛戦。レオナに勝った王者決定戦は正直微妙な内容だったが、「地位が人を作る」のは格闘技でちょいちょい見られるパターンなので、今回はスッキリ防衛してくれるか。この前受けた人事研修で「最近は地位が人を壊すパターンが多い」という話を聞いたばかりなので書いているそばから不安になってきたが。

小澤海斗×-○西京春馬
 58キロ王者の小澤にとっては防衛戦かつリベンジマッチ。前回のK-1での試合はダウンを取った後も西京が落ち着いて捌いていたし、フロックという印象は受けなかった。小澤がリベンジに燃えているのは間違いないが、西京としては「同じことをやっていれば勝てる」というのはメンタル的に大きなアドバンテージなのでは。ここで勝てばK-1での武尊戦も見えてくるからモチベーションも高いだろうし。

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# by nugueira | 2017-09-30 07:24 | Krush | Comments(0)

[こだわり]バウト

 9月の各賞と10月のお勧めバウトを。

MVP:井上尚弥(9/10 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ)
 北米初進出の重圧も気負いも感じさせない、「いつも通りの凄まじさ」を本場のファンに見せつけてくれた。ロマゴン時代の終焉で次のストーリーが見えにくくなってしまったのは残念だが、日本にこれだけの怪物が存在してくれることが頼もしくて仕方がない。

ベストバウト:ゲンナディ・ゴロフキンvsサウル・カネロ・アルバレス(9/17 3団体統一世界ミドル級タイトルマッチ)
 完全決着がつかなかったのは心残りだが、世界最高峰の名に恥じない、高度な技術に裏打ちされた緊張感みなぎる攻防を見られたことに満足。来年5月が噂されるリマッチは、早くも2018年のベストバウト確定か?

ベストKO:シーサケット・ソールンビサイ(9/10 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ)
 ロマゴンという一人のボクサーを倒したのではなく、「ロマゴン時代」という一つの時代に終止符を打った、という意味でボクシング史に残り続けるであろうKO劇。ロマゴンのあんな姿を目にしたことが未だに信じられないが、勝ったシーサケットを褒めるしかない、と思える完璧なノックアウトだった。

ベストサブミッション:オヴァンス・サンプレー(9/22 UFN117)
 岡見の完敗は悔しいのだが、やっぱりこのフィニッシュを得意技にしてしまうサンプレーって凄い、と素直に思ってしまった。

[おすすめ]バウト:アッサン・エンダムvs村田諒太(10/22 WBA世界ミドル級タイトルマッチ)
 あまりにも納得いかない5月の敗戦から5ヶ月強、村田にダイレクトリマッチのチャンスが巡ってきた。盗まれたベルトは村田の手に戻ってくるのか、それともボクシングの神様は村田に微笑むことはないのか。どちらの展開もあり得る、ヒリヒリした空気の試合になりそう。

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# by nugueira | 2017-09-29 23:17 | 雑記 | Comments(0)

勝敗予想(9月の決算)

 9月の勝敗予想の集計を。

9/3 UFN115(1/1)
9/8 Krush.80(2/2)
9/10 ロマゴン&井上(1/2)
9/10 UFC215(4/4)
9/17 UFN116(3/3)
9/18 K-1(8/12)
9/23 UFN117(7/10)


 合計は26/34で的中率76.5%!全体的に大崩れがなく、久々の7割突破。残り3ヶ月で反転攻勢に出ますよ。

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# by nugueira | 2017-09-26 23:25 | 雑記 | Comments(0)