反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

KNOCK OUT vol.3の予想

 那須川・梅野が揃って出場せず、真価が問われる興業となる17日のKNOCK OUTの予想を。ライト級トーナメントはいまいち分からない選手が多いのでパス。

T-98○-×廣虎
 ラジャ王座から陥落したT-98の再起戦。旗揚げ戦の自演乙戦でのKOはお見事だったので、今回も快勝を期待。

石井一成○-×能登龍也
 こちらも王座陥落からの再起戦となる石井。まあここでの取りこぼしはないかなと。

小笠原瑛作×-○ワンチャローン・PKセンチャイジム
 KNOCK OUT唯一の3連勝を記録している小笠原が、旗揚げ戦で那須川に敗れたワンチャローンと対戦。一階級下とはいえ小笠原にとっては過去最強の敵。タイ人との試合もまだ見たことがないので、正直どこまで食らいつけるのか不安。ここで勝てば那須川への挑戦に説得力が出るが、厳しい試合になりそう。

森井洋介○-×ワンマリオ・ゲオサムリット
 ライト級トーナメントで一足先に準決勝進出を決めている森井が志願の連戦。相手は梅野に敗れているワンマリオ。KNOCK OUTでの森井は神がかった試合を連発しているし、今回もいけるのでは。梅野が仕留められなかったワンマリオをKOするようなことがあればインパクト的にもデカい。

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# by nugueira | 2017-06-13 22:48 | その他(立ち技系) | Comments(0)

オカダvsオメガ

 新日本プロレス・大阪城ホール大会の感想を。何はなくとも、メインのオカダ・カズチカvsケニー・オメガによるIWGPヘビー級タイトルマッチ。
 「東京ドームにはやや及ばない内容の試合でオメガが勝利」というのが大方の予想しているラインだった…と勝手に思っているのだが、とにかくフルタイムドローという結果を予測できていた人は皆無だったのでは?

 前半はオカダが膝を痛めたブックを挟みつつ意外と抑え目の展開だったが、ケニーが滞空時間の長いラ・ケブラーダを繰り出した辺りからヒートアップ。オカダがエプロンでのヘビーレインから場外でジョンウーを放てば、ケニーは雪崩式蒼い衝動。更にはオカダのドロップキックを跳びつきながらパワーボムで切り返してみせ、ドームの焼き直しとは違う大技とひらめきの応酬を繰り広げて見せる。
 オカダがテーブル上のケニーにジャンピングエルボーを入れたところから一気にペースをつかみ、ケニーは虫の息に。このままオカダが押しきるのか?と思いきや、バレットクラブの介入を経て息を吹き返したケニーが一気に逆襲。ドームでは極まらなかった片翼の天使に成功するが、3カウント直前にオカダの足がロープにひっかかり3カウントならず。
 50分を過ぎても勝敗の行方は一向に見えず、オカダはなんでこの時間帯でこの動きができるんだ?と不思議になるドロップキックを披露。終了間際にこの日何度目かのレインメーカーを入れるが、フォールには行けず試合終了のゴング。

 IWGPの時間切れドローは永田vs蝶野が記憶に残っているが、パフォーマンスのレベルと密度、場内に漂うエモーショナルな空気、どれをとっても申し訳ないが比較にはならないほどの名勝負。正真正銘、この二人は「レェェェベルが違った」。
 さすがに今回はオメガに獲らせるべきじゃなかったのか、IWGPのハードルをここまで上げきってしまってこの先大丈夫なのか、5時間興業は詰め込みすぎじゃないのか(ドームの時にも書いたが、終わった後に軽く飲みながら感想戦に浸れるぐらいのボリュームが適正だと思っている)、等々不安要素を挙げようと思えば出てくるのだが、もはや言うだけ野暮か。団体とファンのストーリーの読みあいという点において今回は新日本の勝利だし、安全面の議論が言われる中でこの試合をぶつけてきた辺りに、現場の自身や覚悟が見てとれた。

 このメインと比較するとどうやっても霞んでしまうのだが、セミのインターコンチは棚橋が内藤からベルトを奪取。ロスインゴ人気の沸騰に比べてIC王者としての内藤が盛り上がるテーマを提示できていなかったのは確かなのだが、ここで時計の針を巻き戻す意味はあるのかなあ。
 両者の情念が溢れるいい試合だったけど、アスリートとして圧巻のパフォーマンスを見せてくれたオカダvsオメガと比べると、満足な動きができない棚橋にベルトを巻かせていいのか…という根本的なところで違和感が否めない。この一つ前の鈴木みのるvs後藤も面白すぎる試合だったのだが、これも年齢を感じさせない鈴木の動きの良さがあってこそ、だと思うんだよね。今回の勝利で「エース完全復活」と喜んでいるファンはそれほど多くないはずで、今後の棚橋はこういうリング外の敵とも戦う必要がありそう。

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# by nugueira | 2017-06-12 23:47 | プロレス | Comments(0)

UFN110の感想

ストラッサー起一×-○ザック・オットー(判定)
 ストラッサーは序盤からスタンドでパンチをもらい続け、組んでもテイクダウンが奪えない苦しい展開。2Rに蹴り足をつかんでテイクダウンに成功するが、ラウンド後半は上を取り返されバックマウントからチョークを狙われる。3Rは序盤からテイクダウンを取ったストラッサーがバックマウントをキープし続けるが、反撃も届かずスプリットの判定負け。
 後半は追い上げることができていたし、ブランクを考えれば悪くない動きだった。もう1試合チャンスをあげてほしいなあ。

アレクサンダー・ヴォルカノフスキー○-×廣田瑞人(判定)
 1R、ヴォルカノフスキーがケージへ押し込むと、離れ際に右フックを入れ廣田ダウン!ダメージの残る廣田にヴォルカノフスキーは攻め込むが、廣田はなんとかKOは免れる。
 ヴォルカノフスキーは2Rも離れ際のバック肘で廣田をグラつかせ構成。テイクダウンを取りたい廣田だがダブルレッグで組み付いてもヴォルカノフスキーに堪えられてしまい、いいところなく完敗。打たれ弱さも垣間見えたし、今後への好材料が見えてこない厳しい負け方。

ティム・エリオット×-○ベン・ウェン(1R チョークスリーパー)
 タックルからテイクダウンを狙うエリオットだが、ウェンが首投げを潰してバックに回ると、一気にチョークスリーパーで締め上げ一本!緊急出場とはいえTUFウィナーのエリオットを破る大アップセット。

ダン・フッカー○-×ロス・ピアソン(2R KO)
 序盤から身長で上回るフッカーがローをヒット。ピアソンの飛び込みながらのパンチに押し込まれそうになる場面もあったが、2Rにカウンターの跳びヒザ一閃!フッカーがシビれるKO勝利。

デレク・ブランソン○-×ダニエル・ケリー(1R KO)
 じりじり前に出るケリーにブランソンの左がクリーンヒット!衝撃のワンパンチKO。どうしてアンデウソン相手にこれができなかったのか。

デリック・ルイス×-○マーク・ハント(4R KO)
 1Rから前に出て圧力をかけていくハント。ルイスもパンチやハイを出していくがハントの前進は止まらず、じりじりと追い込んでいく。3Rにルイスはフックをぶん回すものの空振りが続き、完全にガス欠モード。
 迎えた4R、ハントはケージ際に詰めてボディへパンチを入れ続け、ルイスがギブアップ。ルイスの心を折ったハントが嬉しい地元でのKO勝利。敗れたルイスは試合後に引退を表明してしまい、ハントが勝ったのは嬉しいがヘビー級の新陳代謝が遠のいてしまった感じ。


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# by nugueira | 2017-06-11 23:14 | UFC | Comments(0)
 18日の3団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ、アンドレ・ウォード対セルゲイ・コバレフの予想を。

 昨年11月の対戦ではコバレフが序盤にダウンを奪うも、中盤以降距離をつかんだウォードが着実に有効打を入れ、ジャッジ三者とも1ポイントという接戦を制し逆転勝利。これだけのカードのダイレクトリマッチがこのショートスパンであっさり実現してしまうと逆に驚きなのだが、議論の余地のある判定だっただけに完全決着のチャンスが設けられるのはファンとしても大歓迎。前回の試合を見て「またやるの?」と思う人は皆無でしょう。

 勝敗予想の方だが、やはり第1戦と同様「前半決着ならコバレフ、長期戦になればウォード」という見方が妥当か。コバレフは細かいフェイント合戦など技術面でもウォードに引けをとらない動きを見せていたが、やはり後半戦に集中力を切らしガードが雑になる場面があった。前回は2Rにダウンを奪いながらそこからの逆転を許したが、リベンジするならああいった好機を逃さず一気にフィニッシュに持っていくしかなさそう。
 ただ、今回の試合を「2回目の対戦」ではなく「13ラウンドからの続きを戦う」と捉えた場合、やはりウォードが有利。コバレフの圧力と距離感をフルラウンドの戦いを通してつかんだことは大きなアドバンテージになっているはずで、コバレフにとっては序盤から「長い後半戦」を戦うことになる…という見方もできそう。KOは難しいが、ウォードが第1戦以上に明確な差をつけてコバレフを返り討ちにするのではないかと予想。

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# by nugueira | 2017-06-10 23:24 | ボクシング | Comments(0)

UFN110の予想

 11日のUFCニュージーランド大会の予想。

ストラッサー起一×-○ザック・オットー
 ヒザの怪我から2年以上のブランクを経たストラッサーの復帰戦。相手のレベル云々よりも試合勘が戻せるかどうかが心配。

アレクサンダー・ヴォルカノフスキー×-○廣田瑞人
 廣田のUFC復帰2戦目。相手は粕谷をリリースへ追い込んだヴォルカノフスキー。厳しいとは思うが、前回の試合でUFC初勝利を挙げた廣田のしぶとさに期待。

ティム・エリオット○-×ベン・ウェン
 ベナビデス負傷によりエリオットがショートスパンで登場。このレベルの相手に取りこぼす心配はなさそう。フライ級もDJと経営陣のゴタゴタがどう収まるのか心配だが。

デレク・ブランソン○-×ダニエル・ケリー
 前戦でエヴァンスを破ったケリーが登場。勢いでは2連敗中のブランソンより4連勝中のケリーだが、上位陣との対戦経験は皆無。フィジカルの強さで押していくスタイルは面白いけど、ブランソンの打撃を凌ぎ切るのは難しいか。

デリック・ルイス○-×マーク・ハント
 メインはヘビー級メガトン対決。ハントはペザォン・ミアといったロートル相手の試合ではいまだに凄味を発揮するが、ダメージの蓄積もそれなりにありそう。ここは新世代のルイスにジャンプアップを果たしてほしいかな。

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# by nugueira | 2017-06-08 23:17 | UFC | Comments(0)

長谷川&ウィラポン

 やや間が空いてしまったが、先日の『アナザースカイ』で放送されていた長谷川穂積とウィラポンの対談の感想を。いやもう、テレビの前でボロボロ泣いた。俺、人生で長谷川に何度泣かされてるんだろう。

 ウィラポンがレストランのオーナーをやっているという話はどこかで見た気もするけど、こんな田舎に店を持ってるのね。現役時代に「お金があるとハングリーさがなくなる」と言ってコーチにファイトマネーを預け、家族とジムに寝泊まりしていた…という逸話も有名だが、ジムに中抜きとかされてないだろうな。

 ここから番組は長谷川の2度にわたるウィラポン戦、モンティエルに敗北、2階級制覇するも再び陥落、3階級制覇を狙ったマルチネス戦に敗れるも昨年のルイス戦に勝利…という一連のキャリアを振り返っていくわけだが、もうこの辺りから涙腺決壊。前も書いたが自分は長谷川vsウィラポンⅡを見てからボクシング世界戦を真剣にチェックするようになったので、それぞれの試合を自分がどういう思いで見ていたか、という記憶が映像とともに呼び起こされてくる。長谷川というボクサーをリアルタイムで追い続けることができたのは、本当に幸運なんだということを再認識。

 続いて長谷川とウィラポンの対談が流されるが、ここも深い台詞が連発。
 「ウィラポンがいたから、ウィラポンに恥じないチャンピオンになろうと思ったから強くなれた」
 「ボクシングは勝った者が負けた者の夢を潰して上がっていく」
 「弱い長谷川に負けたと思われたくない。強い長谷川に負けたと思っていてほしい」
 等々…。

 リングで頂点に立つためには強さに関してエゴイストでなければならないが、それと「相手へのリスペクト」「優しさ」は決して併存できないわけではない。かつて拳で語り合った男たちにしたたどり着けない世界が、そこにはあるのだ。ウィラポンの店まで行くのは無理そうだが、何かの機会に長谷川の店に足を運んでみたいなあ。

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# by nugueira | 2017-06-07 23:19 | ボクシング | Comments(0)

桜庭、UFC殿堂入り

 先日のUFCで桜庭和志のUFC殿堂入りが発表された。

 パイオニア部門での表彰となるが、同部門での殿堂入りメンバーは以下のとおり。

 ホイス・グレイシー 
 ケン・シャムロック
 ダン・スバーン 
 ランディ・クートゥア
 マーク・コールマン 
 チャック・リデル
 マット・ヒューズ
 ティト・オーティズ
 パット・ミレティッチ
 バス・ルッテン
 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 
 ドン・フライ

 特筆すべきは桜庭のUFC参戦が1大会のみで選出されたこと。WWEで1試合しかリングに上がっていないのに殿堂入りしたスティングみたいだ。

 とはいえ、殿堂入りしている他のメンバーと並べても桜庭が遜色のない実績を残してきたのも間違いないところ。MMA草創期を支えてきたレジェンドに、UFCは最高の誠意を示してみせた。9月の日本大会で何らかのセレモニーもあるのだろうか。
 一方で、今の桜庭がその業績に見合う待遇を受けているかというと…となってしまうのが寂しいところ。RIZINは旗揚げ戦で桜庭を人柱に使うだけじゃなく、その後もしかるべきポジションを与えていておかしくないと思うんだけど、やっぱり高田との兼ね合いがあるのかなあ。例示として適当なのかわからないが、大食いの小林尊と同じで「海外での評価に比べ、国内にその実績を評価する文化・土台がなかった不幸なアスリート」となってしまいそう。

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# by nugueira | 2017-06-06 23:46 | UFC | Comments(0)

UFC212の感想

 メイン以外の感想を。

エリック・シウバ×-○ヤンシー・メデイロス(2R KO)
 1Rにメデイロスのワンツーでシウバがダウン。シウバはここからミドル・ローを起点にパンチで反撃。2Rに入るとシウバのリズムが良くなりミドルからパンチのコンビネーションが入るようになる。が、メデイロスの左一発でダウンしてしまい、パウンドをもらったところでストップ。ダメージの蓄積があるかなあ。

パウロ・ボハシーニャ○-×オルワレ・バンボゼ(2R KO)
 序盤はバンボゼがパンチからのタックルで攻めまくるが、ボハシーニャは1ラウンド後半からバンボゼをケージ際に詰めると、ボディを滅多打ち。バンボゼはなんとか耐えてラウンド終了。2Rもいけいけモードのボハシーニャは、ミドルを蹴ろうとしてスリップしたバンボゼをパウンドで粉砕。

ヴィトー・ベウフォート○-×ネイサン・マーコート(判定)
 1Rはマーコートがパンチで飛び込みながらテイクダウン。腹回りがダルダルのヴィトー、手数が出ない。
 2Rもマーコートが前に出ていくが、ヴィトーが左のショートをヒットさせマーコートを下がらせると猛ラッシュ!マーコートはここを凌いで、再び単発の打撃で反撃。ヴィトーはガス欠の気配。
 3Rも手数はそれほど増えないヴィトーだが、マーコートのタックルを切り単発ながら打撃をヒット。ようやく明確にラウンドを取る。1・2Rをマーコートに取られていておかしくない微妙な内容だったが、判定は三者ともベウフォート。苦しみつつもUFCでの有終の美を飾った。
 UFC最終戦とはいえ、ベラトールあたりであっさり復帰しそうだよなあ…と思っていたら試合後のインタビューで「あと5試合」とか言い出す始末。猪木ファイナルカウントダウンみたいになってきた。

クラウディア・ガデーリャ○-×カロリーナ・コヴァケビッチ(1R チョークスリーパー)
 組んでからあっさりテイクダウンを奪ったガデーリャがバックに回り、そのままチョークで一本。ヨアンナを過去最も苦しめた挑戦者の肩書は伊達ではなかった。次戦ではないにせよタイトル再挑戦はそう遠くなさそう。

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# by nugueira | 2017-06-05 23:16 | UFC | Comments(0)

アルド陥落!

 UFC212、メインの感想を。

ジョゼ・アルド×-○マックス・ホロウェイ(3R KO)
 ホロウェイが前に出てくるが、アルドはホロウェイの飛び込み際にパンチを合わせ、ホロウェイのパンチはバックステップでかわす。ホロウェイは離れ際にも左フックを出してくるが、アルドは回避。アルドのワンツーが入り、下がったホロウェイにアルドが連打から跳びヒザ!ホロウェイはなんとか凌ぐが、ペースを握ったのはアルド。
 2Rもアルドのジャブがホロウェイを捕え、さらにボディもヒット。ホロウェイはそれでも怯むことなく圧力をかけ、近距離での打ち合いが増えるスリリングな展開に。アルドは接近戦でも打ち負けることなくアッパーを入れるが、手数が落ちてきたか。
 3R、やや疲れの見えるアルドにホロウェイはなおも圧力をかけ接近戦でパンチの連打。打ち返すアルドだが、ホロウェイのワンツー、そこからさらにワンツーが直撃しダウン!上を取ったホロウェイは強烈なパウンドを連打。ホームでの試合ということもありマッカーシーも相当様子を見たが、アルドが殴られ続けたところでようやくストップ。昨年のヴェウドゥム同様、ホームでの王者陥落に場内はお通夜のような空気。

 アルドの動きは悪くなく、接近戦でも打ち負けない辺りはかつての横綱相撲を思わせたのだが、2R終盤辺りから急に足が使えなくなってしまった。コンディションやアルドの力の低下云々よりも、被弾してもしつこく前に出続けて最後にワンツーの距離をつかんだホロウェイを褒めるしかないか。
 アルドにとっては出会いがしらにやられてしまったマグレガー戦よりも、今回の敗北の方が痛いのは間違いのないところ。2度のKOによるダメージの蓄積も不安材料だが、年齢的にはまだまだやれるはずだし、ホロウェイ戦の前に示唆していたライト級転向も含め、ここからのカムバックを信じたい。

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# by nugueira | 2017-06-04 21:37 | UFC | Comments(2)

KUSHIDA vs オスプレイ

 今年のBOSJはリーグ戦をほとんどチェックできていなかったのだが、優勝決定戦だけでも新日本プロレスワールドで視聴。

 序盤はランカシャースタイルの攻防から側転・空中ドロップキックの応酬で場内の空気を温めるKUSHIDAとオスプレイ。こいつら最高。ここからKUSHIDAがコーナー最上段からの場外トペコン、かつてオライリーが使っていた雪崩式アームロックでまずは主導権を握る。
 しかしオスプレイも場外へのベリーロール式ダイブを繰り出すと、KUSHIDAをロープにひっかけてのシューティングスタープレス、さらにエプロンでのリバースフランケン!リングに戻った後もエセックスデストロイヤーでKUSHIDAの首を攻めていくが、KUSHIDAもオスカッターに行こうとしたところを腕十字で捕獲し反撃。
 20分を超えても両者のペースは落ちず、顔面蹴りの応酬からオスプレイがマサヒロタナカ!だがガッツポーズを取るオスプレイの首筋にKUSHIDAがマサヒロタナカを入れ返し両者ダウン!オスプレイがリバースファイヤーバードを繰り出すが、カウント2で返したKUSHIDAが雪崩式バックトゥザフューチャーからの正調バックトゥザフューチャーで3カウントを奪い、2年ぶり2度目のBOSJ制覇。

 2年前のKUSHIDA初優勝は会場観戦していて、「ヘビー超え」を目指した末に行きついた四天王プロレス的な展開にやや引いたのを覚えている。対する今回は当然ながらエグい攻防はあったものの、必要以上の我慢比べや危険度を競うような場面はなく、安心して見ていられる長丁場をやってくれたという印象。オスプレイとの試合内容に自信があるからなのか、昨今の事故続出に対する批判的な空気を踏まえてなのかは分からないけど。
 試合後は解説席に座っていたライガーもリングに上がり、一本締めでのエンディング。今回は子供の運動会と重なったので会場観戦は回避したのだが、この空気はぜひ体感したかったなあ。


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# by nugueira | 2017-06-03 22:11 | プロレス | Comments(0)