反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

<   2017年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

 WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ワシル・ロマチェンコvsギジェルモ・リゴンドーをライブ視聴。

 1R、圧力をかけていくのはロマチェンコだが、リゴンドーのカウンターを警戒してかいつもよりは慎重な出だし。両者目立った有効打はなく、様子見の雰囲気でラウンド終了。
 2R以降、やはりペースを握るのはロマチェンコ。スピードとフットワークでリゴンドーを翻弄し、ジャブを突き刺していく。リゴンドーは距離が詰まるとホールディング。試合前の控室の映像ではロマチェンコがホールディングをふりほどく練習をしていたので、陣営にとってこれは想定内か?
 序盤はロマチェンコの入り際にカウンターを狙う場面もあったリゴンドーだが、ラウンドが進むごとにスピードでは太刀打ちできないことが明らかになっていく。気が付けば4R辺りから、手数が全く出なくなったリゴンドーをロマチェンコが一方的に攻め続けるいつもの展開に。ロマチェンコは左右のアッパー連打で追い込んだかと思うと、頭を極端に下げたリゴンドーに打ちおろしのパンチ。これまで同様強振はほとんどない軽いパンチ主体だが、リゴンドーはホールディング以外に対抗策が見いだせない。
 6Rはなおもホールディングを繰り返すリゴンドーに遂に減点。ロマチェンコは強めのパンチを増やすようになり、いよいよリゴンドーなす術なしか…と思ったラウンド後のインターバルに、リゴンドーがやや唐突にギブアップし試合終了。至高の技術戦が期待された一戦は、ロマチェンコが一方的に強さを見せつける結果となった。

 ロマチェンコの勝利は予想していたものの、ここまで差があったか…というのが素直な感想。リゴンドーの見せ場は1Rにロマチェンコに様子見をさせたことぐらいで、攻撃らしい攻撃を当てることもなく完敗。かつてドネアを破った軽量級最強ファイターの輝きは微塵も発揮されなかった。拳の怪我云々の真偽はさておき、この敗戦でもともと微妙だったリゴンドーの商品価値は地に落ちた。
 一方のロマチェンコについては、もうどういう言葉を並べて賞賛すればいいのか。4試合連続相手のギブアップによる勝利って、これ打撃系格闘技のレコードじゃないですよ。技術・スピードで対抗するのはもはや無理で、勝てるとすれば規格外のパワーと打たれ強さを持つファイターがしつこく前に出続けて一発を入れるしか…ってそんなボクサー存在するのか?
 今回の試合中に実況が「ロマチェンコのフットワークは少年時代のダンス練習が活きている」という分析がされていたが、もはや従来のボクシングとは別の技術体系を持つロマチェンコが旧時代のボクサーを屠り続ける、という構図すら頭に浮かんでしまう試合だった。

[PR]
by nugueira | 2017-12-10 21:56 | ボクシング | Comments(0)

KING OF KNOCK OUT 2017 の予想

 KNOCK OUTにとって旗揚げ以来最大の大会となる、10日の両国大会の予想。

大月晴明○-×町田光
 思えばKNOCK OUT旗揚げ戦は大月のKOから幕を開けた。町田とは噛み合う展開になりそう。一発もらうリスクも当然あるが、大月のKOを期待。

能登龍也○-×石井一成
 西の神童・石井がリベンジマッチに挑む。前回はパンチ一発でひっくり返されてしまい交通事故的な感じもなくはないのだが、石井のその後の戦績を見ると完全に低迷期に入ってしまった印象。能登に返り討ちにされそう。

不可思○-×金原正徳
 ライト級トーナメントで勝次と激闘を繰り広げた不可思が登場。契約体重は金原寄りだが、ここは本職の意地を見せてほしい。金原もキックやるよりRIZINに参戦すればいいのに。

小笠原瑛作○-×高橋亮
 旗揚げ戦以来KO勝利を連発し、森井とともにミスターKNOCK OUTと呼ぶべき存在となった小笠原。正直那須川戦への機運が盛り上がっているかといったら微妙ではあるが、勝利を重ねて力ずくで那須川を引き寄せてほしい。

森井洋介○-×勝次
 ライト級トーナメント決勝。旗揚げ以来ハイペースで試合を重ねてきた本命・森井と、年間ベストバウト級の試合を立て続けにやってのけた勝次。どっちがどう勝つにしても、絶対面白くなる。
 勝次は2戦続けての逆転勝ちはお見事だが、2試合ともダウンしているのはディフェンスの甘さの現れでもある。森井はガンガン前に出てパンチ・ロー・ヒジを繰り出すので、遠い間合いで戦いたい勝次には嫌なタイプ。乱打戦になっても森井はヒジを繰り出す引き出しの豊富さがあるし、やはり最後は「森井の、森井による、森井のためのトーナメント」になると予想しておきます。

[PR]
by nugueira | 2017-12-08 23:18 | その他(立ち技系) | Comments(1)
 10日に行われるWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ワシル・ロマチェンコvsギジェルモ・リゴンドーの予想を。

 ロマチェンコのここ3試合の戦いぶりは圧倒的。別次元のスピードと多彩かつ的確なコンビネーション、1Rで相手の動きを見切る図抜けた分析力で序盤から試合を掌握し、相手は反撃の糸口すらつかめないまま一方的に殴られるだけ。3試合連続で対戦相手の戦意喪失によるTKOという世界戦では信じがたいパフォーマンスを見せている。
 対するリゴンドーはドネアとの統一戦に勝利しスーパーバンタムの頂点に立ったまでは良かったが、その後は勝利は重ねるものの試合内容のインパクトという意味では低迷。今年のフローレス戦では1ラウンドKOを収めたものの、結局ラウンド終了後のパンチによるものとしてノーコンテストに変更されてしまった。

 ともに五輪を連覇した世界屈指の技術力を持つ者同士の激突だが、ここ1~2年の充実度で考えればやはりロマチェンコが数段上。リゴンドーにとっていきなり2階級上げての試合というのも分が悪い。リゴンドーのカウンターを警戒してロマチェンコも序盤は慎重に戦うかもしれないが、リゴンドーをもってしてもロマチェンコのスピードについていくのは相当困難なはず。天笠戦での2度のダウンが示すようにリゴンドーも決して打たれ強くはなく、ロマチェンコとしてはパワーでゴリゴリ攻められるおそれがない分、むしろ戦いやすいのでは。
 中盤以降ロマチェンコがスピードで圧倒するいつもの展開に持ち込み、終盤のラウンドで先頭不能に追い込んで勝利、と予想。

[PR]
by nugueira | 2017-12-07 23:04 | ボクシング | Comments(2)

UFN123の予想

 日本時間10日のフレズノ大会の予想。最近の試合をチェックできてない選手が多いのでメインだけ。

カブ・スワンソン○-×ブライアン・オルテガ
 全て判定ながら4連勝中のスワンソンと、こちらは全て一本・KOで4連勝中のオルテガの対戦。スワンソンは昨年ドゥホとの大激闘があったし、今年は格下のロボフに手こずったりとダメージの蓄積が出始めてもおかしくないキャリア。ただオルテガは柔術家の割に思い切った打撃も見せるので、スタンドの攻防で辺に自信を持つと裏目に出そう。スワンソンが打撃で押しきって勝利、と予想。

[PR]
by nugueira | 2017-12-06 23:56 | UFC | Comments(0)

PANCRASE 292の予想

 ディファでの最終興業となる10日のパンクラスの予想。

ISAO○-×粕谷優介
 思わぬ敗戦でタイトル戦線から後退を余儀なくされたISAO。粕谷は元UFCファイターとはいえ実績ではISAOが上回るので、再起戦をしっかり白星で飾りたい。

松嶋こよみ○-×カイル・アグオン
 ISAOに勝ったアグオンと、粕谷に勝った松嶋が激突。こういうマッチメイクは分かりやすくていい。上位進出が期待されながらここ一番での取りこぼしが多い松嶋だが、今回は結果を出せるか。

久米鷹介○-×徳留一樹
 メインはライト級タイトルマッチ。王座陥落後も立て直して2連勝した徳留の挑戦はまあ妥当。とはいえ久米にとって前回スタンドの打撃戦で殴り勝てたのは自信になっているはずだし、「また徳留?」という気の緩みが発生する状況でもなさそう。返り討ちで久米が防衛と予想。

[PR]
by nugueira | 2017-12-05 22:52 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

Krush.83の予想

 年内最後となる9日のKrushの予想。年末に後楽園でK-1あるけど。

左右田泰臣○-×中村広輝
 Krushのベルト獲りに失敗して今後のターゲットが見えにくくなっている左右田。まずは連敗を回避できるか。

メロニー・ヘウヘス×-○KANA
 メインはKANAのベルト奪還が懸かったタイトルマッチ。前回は途中まで押し気味に進めながら一発の威力で試合をひっくり返されてしまった形。とはいえ再起後のKANAはしっかりKO勝ちをしており、万全の状態でリマッチに挑む。ここで勝てないとヘウヘスの長期政権が続きそうだし、KANAのリベンジで年内最終戦を締めてほしいなあ。

[PR]
by nugueira | 2017-12-04 23:35 | Krush | Comments(0)

UFC218の感想

ティーシャ・トーレス○-×ミシェル・ウォーターソン(判定)
 開始から圧力をかけ続けるトーレスがパンチ、クリンチアッパー、組んでのヒザ。ウォーターソンがテイクダウンを取る場面もあったが、1Rはトーレス。2Rはウォーターソンがテイクダウンから上をキープし続けるが、そこから先の攻撃がなし。逆にトーレスは下からキムラや三角を仕掛け続ける。
 3Rは再びトーレスがスタンドで圧力をかけ続け、最後はバックマウントからパウンドの連打。レフェリーストップは呼び込めなかったものの、トーレスの完勝。今更だけど、女子もスタンドの打撃レベルが本当に向上したなあ。

エディ・アルバレス○-×ジャスティン・ゲイジー(3R KO)
 強烈なローを打ち込むゲイジーに、アルバレスは距離を測りつつ踏み込んでのパンチ。ローを効かされるアルバレスだが、ボディ連打でリズムをつかむと1ラウンド終盤にはアッパーでゲイジーの顔面を跳ね上げる。アルバレスがいい戦いぶりだが、ゲイジーはここからが怖い。
 2R、アルバレスは正面での打ち合いを避けつつパンチで攻勢。ゲイジーは生命線である前へ出る圧力が弱まり、ローの数も減ってくる。アルバレスがクリンチアッパーやボディへの膝でゲイジーを削り、試合は最終ラウンドへ。
 追い込まれたゲイジーだがアルバレスも消耗しており、3Rはゲイジーのローが再びヒット。さらにゲイジーがアッパーを打ち込むが、アルバレスは顔面へのヒザ一閃!ゲイジーが前のめりに崩れ落ち、激戦に終止符が打たれた。
 試合前から「これ絶対面白い」と思っていたが、予想通り…どころか予想以上の大激戦。FONはもちろん、年間ベストバウト級の試合が見れて大満足。

ヘンリー・セフード○-×セルジオ・ペティス(判定)
 1Rから打撃で前へ出るセフード。シングルからテイクダウンを取ると、レスリング力でトップポジションをキープ。ラウンド終盤に入れたパウンドは結構効いたか。
 2R以降もセフードがテイクダウンは取るものの、ペティスの長い手足に阻まれ決定打は出せず試合終了。フィニッシュは奪えなかったが、元々のレスリング力に加え打撃が向上しているのでどっしり構えて戦えている。今回の試合がアピール不足だったのはさておき、2度目のDJ戦はそう遠くないかも。

アリスター・オーフレイム×-○フランシス・ガヌー(1R KO)
 開始と同時にアリスターが突っ込み、そのままケージへ。しかしガヌーは体勢を入れ替える。ブレイク後、アリスターの大振りのフックをかわしたガヌーが左フック一閃!一撃でアリスターが崩れ落ちる衝撃のKOで、ついにベルトへ王手。
 フィニッシュの瞬間「うわっ!」と叫ぶしかない、説得力十分というか説得力しかないKO。アリスターのフックは不用意だったが、ガヌーは相変わらず底を見せないままタイトルマッチへコマを進めた。これは幻想膨らむわあ。

マックス・ホロウェイ○-×ジョゼ・アルド(3R KO)
 アルドは序盤距離を取って様子を見つつ、1R中盤からローを入れる。バックステップを取って距離を取るアルドに、ホロウェイは手数で攻勢。1R終盤にアルドのアッパーがヒット。
 2Rもローを繰り出すアルドに対し、ホロウェイはパンチの手数を緩めず、ジャブをヒット。アルドの顔面が被弾で徐々に赤くなってくる。ヒリヒリした展開で3Rに突入するが、圧力と手数が弱まらないホロウェイに対し、アルドはガス欠の様子。ホロウェイのパンチをもらう頻度が増え、真正面での打ち合いを強いられるようになる。ホロウェイの右を効かされケージに詰められたアルド。玉砕覚悟の打ち合いに挑むもののホロウェイのパンチをもらい続け、最後はタックルを潰された状態でパウンドの餌食に。ハーブ・ディーンが遂にストップし、ホロウェイがアルドを返り討ちにした。
 今回のアルドはバックステップも使いローも多用し、前回よりもいい動きができていたはずだが、それでもホロウェイの圧力を捌ききれず、奇しくも同じ3RでKO負け。認めるのは切ないが今回のアルドは「歳を取ったから負けた」というしかなく、これも時代の流れか。かつての絶対王者が敗れる姿を見るのは辛いが、最後まで緊張感あふれる攻防を繰り広げたアルドのパフォーマンスは賞賛に価するものだった。

[PR]
by nugueira | 2017-12-03 23:08 | UFC | Comments(0)

UFC218の予想

 日本時間3日のUFCの予想。なかなかの好カードが目白押し。

エディ・アルバレス×-○ジャスティン・ゲイジー
 UFCデビュー戦でも信じがたい逆転KOを収めた「やりすぎゲイジー」が元王者アルバレスと対戦。ゲイジーに勝つにはゲイジー以上の打撃力とタフネスさが必要そうだけど、今のアルバレスにそれを求めるのは厳しいかなあ。

ヘンリー・セジュード○-×セルジオ・ペティス
 ポテンシャルを開花させたアスリート・モンスターのセジュードが、ペティス弟と対戦。ここまで地味に4連勝を重ねているペティスだが、今のセジュード相手はキツい。KOされて終わりそう。

アリスター・オーフレイム×-○フランシス・ガヌー
 UFC5連勝のヘビー級要注意人物・ガヌーが遂に上位ランカーと激突。ここで勝てばタイトル戦線も一気に見えてくる。アリスターもハードパンチャー相手に距離を取りつつ勝つスタイルを身につけているので競った展開になっておかしくないが、ここはガヌーに大暴れしてほしいなあ。

マックス・ホロウェイ○-×ジョゼ・アルド
 エドガー負傷欠場によりアルドにダイレクトリマッチのチャンスが巡ってきた。とはいえ前回は打撃の精度では上回りつつもホロウェイの圧力と手数を止められずKOされ、出会いがしらの交通事故ではない負け方。これだけショートスパンでの再戦だと、アルドが前回の結果をひっくり返すだけの材料が見えてこない。

[PR]
by nugueira | 2017-12-01 22:05 | UFC | Comments(0)