反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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UFN117の感想②

石原夜叉坊○-×ローランド・ディ(判定)
 開始早々、ディの蹴り終わりに夜叉坊が左を合わせダウン!一度は立ち上がったディを再びテイクダウンすると、夜叉坊がパウンドとヒジで削り続け1R終了。
 上々のスタートを切った夜叉坊だが、狙い過ぎたのかガス欠なのか、2Rからは入り際にカウンターを合わされ被弾する場面が増え、急に怪しい雲行きに。3Rもディのハイをもらうなど苦しい展開になるが、度重なるローブローでディが減点をもらった直後、夜叉坊がタックルからテイクダウン。五分かやや押し気味の展開に戻して試合終了。
 終わってみれば三者とも夜叉坊だったが、ローブローの減点がなければドロー。1Rで攻め急がずに冷静にテイクダウンを狙ったあたりは良かったが、結局2R以降は失速。首はつながったものの、今後への不安感は否めない試合内容だった。

グーカン・サキ○-×エンリケ・ダ・シウバ(1R KO)
 開始直後にサキの左がヒットしシウバがダウン!この後もサキが打撃スキルの差を見せつけパンチで圧倒するが、ラウンド後半に入るとやや失速。シウバの膝をもらい始める。サキをケージ際に詰めたシウバが左ミドルからラッシュ!しかし離れ際にサキが左フックを打ち抜き、一撃でシウバをノックアウト!ヒヤリとさせられたが、最後は力ずくで吹き飛ばした。

五味隆典×-○キム・ドンヒョン(1R KO)
 低い姿勢で圧力をかけながら飛び込んでのパンチを狙っていく五味。比較的よく動けているか?と思ったところでドンヒョンのノーモーションの右が入りダウン!ドンヒョンの追撃の鉄槌をもらい続けたところでストップ。
 止めるタイミングが早いのはまあそうなのだが、打たれ弱さを露呈し一発もらってそのまま終わり、というここ最近嫌になるほど見続けてきたパターン。PRIDE時代に数々の名勝負を見せてもらった五味に恩義は感じているし、試合後の涙は本心からのものだとは思うが、それでもここ2試合の負け方は契約を消化するためにとりあえずオクタゴンに上がっているようにしか見えなかった。契約解除後にRIZIN参戦はあるのか…という辺りがやはり気になってくるが、ダメージの蓄積が心配だし、何よりこれ以上晩節を汚すような行動はやめてほしい。

クラウディア・ガデーリャ×-○ジェシカ・アンドラージ(判定)
 序盤はガデーリャが正確な打撃で圧倒。アンドラージは額から流血し早期KOもあるか…と思えたが、後半にアンドラージがテイクダウンを奪うと、強めのパウンドを入れ続ける。ガデーリャはかなり削られた感じで、急に分からない展開になってくる。
 2Rはテイクダウンの奪い合いになるが、ガデーリャが露骨にガス欠。アンドラージがフックの連打を打ち込み、追い込んでいく。ラウンド終盤にガデーリャが起死回生のギロチンに行くが、これは極まらず。3Rは完全に失速したガデーリャをアンドラージがテイクダウンからのパウンドで圧倒し、文句なしの圧勝。上位ランカー対決を制しヨアンナとの再戦に近づいた。
 日本のファンには馴染みの薄い選手同士の対戦だったが、死力を尽くした今大会一の激戦になった。しかしまあ、両者ともタックル・打撃を当然のようにバランスよく使い分けていて、女子のレベルの向上を改めて思い知らされた。朱里がこのレベルに太刀打ちしようとしたら、覚えなければいけないスキルは山ほどあるなあ。

オヴァンス・サンプレー○-×岡見勇信(1R ヴァンフルーチョーク)
 開始早々シングルを狙った岡見。下になるとサンプレーの首をギロチンに抱えるが、サンプレーはここで得意のヴァンフルーチョークの体勢へ。そのままサイドに移行し締め上げると、岡見が失神しストップ。
 「岡見玉砕」というのはまあ予想通りなのだが、フィニッシュがあまりに分かりにくすぎたのか場内がパソコンの画面越しにも分かるほど静まり返る、もの凄く微妙な空気。とはいえこの相手に打撃で打ち合えとは間違っても言えないし、ダメージなく今回の仕事を乗り切ったという意味では岡見にとってはいい結果だったということなんだろうなあ。

 大会を通じて悪くはなかったものの、残念ながら会場に行かなかったことを後悔するほどではない内容。これはもう、今のUFCの非北米大会がこういうもん、と思うしかないんだろうけど。次の日本大会はさすがにインターバルが空くだろうなあ。

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by nugueira | 2017-09-25 23:08 | UFC | Comments(0)

リナレスvsキャンベル

 WBC世界ライト級タイトルマッチ、ホルヘ・リナレスvsルーク・キャンベルをWOWOWで視聴。

 長身のキャンベルは懐が深くパンチを入れるのに苦労しそうだったが、リナレスは初回から鋭い踏み込みで距離を潰していく。キャンベルも迎撃のパンチを返してくるのでしばらくは我慢比べか、と思った2Rにリナレスが踏み込んで左右のパンチ、さらに下がったキャンベルに追い打ちの右!あまりのハンドスピードの速さに何が起きたか分からない、見事な連打でダウンを奪取。序盤に大きなリードを奪う。
 3R、キャンベルは距離が詰まったところで連打を出すが、リナレスは柔らかい上体の動きでこれを回避。4Rまでリナレスのペースで進むが、キャンベルもダウンのダメージを感じさせずボディからの連打で反撃。五輪金メダリストのポテンシャルの高さを見せる。
 5Rに入ると手数でキャンベルが押し始める展開に。リナレスは目立った有効打は許さずカウンターの左アッパーを繰り出すが、手数が減って印象が悪い。続く6Rにはキャンベルがボディからの右ストレートをヒットさせリナレスの頭が跳ね上がる。流れが変わってきたか。
 7Rに入るとリナレスの打ち終わりにキャンベルがパンチを合わせる場面が続き、完全にペースを握られてしまう。リナレスも踏み込んでのコンビネーションは繰り出すがキャンベルにがっちりガードされてしまい、ジャッジの印象に残る攻撃につながらない。
 8R以降はダメージパンチはリナレスの方が入れているはずだが手数はキャンベル、という微妙なラウンド。9Rにリナレスの左アッパーでキャンベルの動きが一瞬止まるものの、終了間際に連打を入れられ帳消しにされてしまう。
 5R以降はリナレスが明確なラウンドを取れず、かなり苦しい展開で迎えた11R、リナレスが飛び込んで左右のパンチをヒット!10Rまでと違って手数が落ちたキャンベルから、ようやく明確なポイントを取り返す。迎えた最終Rはリナレスがギアを全開にし、フットワークでキャンベルを翻弄。相手の距離を作らせず着実にパンチを入れ、終盤にポイントを奪い返す展開で試合終了。

 個人的採点では5~10Rをキャンベルが取り、114-113でリナレス。微妙なラウンドの多さを反映しジャッジも割れたが、スプリット判定でリナレスが接戦をものにし、苦戦の末にベルトを防衛。
 最後までお互いが主導権を奪い合う高度な技術戦だったが、勝負を分けたのは11R。キャンベルは前のラウンドまでペースを握ったにも関わらず、ここで手数が落ちてしまい主導権を奪われてしまった。最終ラウンドに勝負を仕掛ける作戦だったのかもしれないが、世界戦の最終ラウンドは両者が死力を尽くすので11Rが重要になるのは分かり切った話。この辺は世界戦の経験の差が勝敗を分けたとも言えるし、結果的にリナレスの精神面での逞しさが見て取れた一戦でもあった。

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by nugueira | 2017-09-24 22:36 | ボクシング | Comments(0)

UFN117の感想①

 AbemaTVとDAZNで視聴。思えばUFC初開催の5年前と比べてネット視聴環境の充実度合いは激変していて、それも「会場行かなくていいや」となった一因かなあ。

イム・ヒョンギュ×-○阿部大治(判定)
 リーチで上回るヒョンギュに対し、阿部は臆することなく飛び込んでパンチを振るう。阿部の右が入るがヒョンギュの打ち下ろすような右もヒットし、お互いいつ一発が入ってもおかしくない展開に。
 2Rに入ると阿部の飛び込み際にヒョンギュが右を合わせるようになり、繰り返しヒット。阿部は一瞬腰を落とす場面もあり、苦しくなってくる。3Rも阿部は懐に入れない苦しい展開が続くが、残り30秒を切ったところで阿部の右が入りヒョンギュダウン!アパウンドで攻め込んだ阿部は終了間際にテイクダウンも奪い、この攻勢が効いたか判定勝利。
 最後の最後に力ずくで勝利を引き寄せたが、UFC初戦で持ち味をしっかり出したのはお見事。

安西信昌○-×ルーク・ジュモー(判定)
 安西は序盤から飛び込んでのパンチ、さらにクリンチアッパー連打。2年ぶりの試合だがよく動けている。2Rはどんぴしゃのタックルからテイクダウンを奪い、安西のペースで進んでいく。3Rはやや疲れた様子は見えたものの安西がしつこくタックルを仕掛けていき、序盤の貯金を守りきって判定勝利。いきなり日本勢が連勝というまさかの(?)展開に。

近藤朱里○-×ジョン・チャンミ(判定)
 序盤からしつこくプレッシャーをかけていく朱里。パンチと首相撲からのヒザで攻めていく。チャンミもパンチを返していくが、2Rには朱里が右クロスをヒット!下がり始めたチャンミにパンチ連打を入れていく。
 3Rはチャンミが反撃に出るが、朱里が打撃で押し返し最後まで攻めきって試合終了。なぜかチャンミに入れているジャッジが1名いたが、朱里が日本人女子初のUFC勝利を挙げた。
 朱里はパンクラス時代のスタイルできっちり闘い続けて結果につなげた。UFCでサバイブしていくために引き出しを増やしていくか、あるいはこのスタイルの完成度を高めるか。この日のセミを見る限り、克服すべき課題は山ほどあるけど。

中村K太郎○-×アレックス・モロノ(判定)
 モロノの圧力に距離を取るK太郎。ここでK太郎の三日月蹴りが入りモロノ後退!チャンスを迎えたK太郎だが攻め切れない。
 2Rも圧力をかけるのはモロノ。K太郎はミドルなど単発の打撃は出していくが、どうにも手数が少ない。2Rは取られたか。
 迎えた3RはK太郎がタックルからテイクダウン。モロノの打撃をもらいこめかみから出血するが、K太郎が左のパンチなどを入れ手数では優勢な印象。受けに回ってしまい手数は少なかったものの、打撃に冴えを見せたK太郎がスプリット判定をものにした。

ジュシー・フォルミーガ○-×佐々木憂流迦(1R 裸絞め)
 フォルミーガがローからパンチ。佐々木はボディへのテンカオを繰り返し入れていく。佐々木がテンカオを上手く使えており悪くない印象だったが、フォルミーガが片足タックルからテイクダウン。マウントを取られた佐々木が反転しようとしたところでフォルミーガがすかさずバックに回り、そのまま裸絞めで一本。

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by nugueira | 2017-09-23 21:38 | UFC | Comments(2)

UFN117の予想

 明日のUFC日本大会は結局現地観戦はパス。土曜朝一という条件の悪さに、今年に入ってからのUFCの低調感も加わって足を運ぶ踏ん切りがつかなかった。とりあえず勝敗予想の方を。

阿部大治×-○イム・ヒョンギュ
 阿部がパンクラス王座からUFC参戦へ一気にステップアップ。とはいえ相手のヒョンギュは日本大会で2連続KO勝利。同じくKOPの佐藤に圧勝した経歴を考えると、阿部には厳しい戦いになりそう。

安西信昌×-○ルーク・ジュモー
 前回の日本大会以来2年ぶりの試合となる安西。ブランクを考えるとこちらも期待薄か。

朱里○-×ジョン・チャンミ
 こちらもパンクラスから電撃参戦の朱里。パンクラスでは着実に自分の勝ち方を固めてここまでたどり着いた感じ。相手もほどhど感のあるレベルなので、ここは勝ってほしいなあ。

ジェシー・フォルミーガ○-×佐々木憂流迦
 佐々木は打撃の向上も見られるし前回は見事な逆転一本勝ちだったが、ランカーのフォルミーガ相手はキツい。勝てば見返りも大きいだろうけど。

中村K太郎○-×アレックス・モロノ
 負傷明けで1年ぶりの試合となるK太郎。楽な展開にはならなそうだが、前回日本大会の逆転一本が印象深いので今回も白星を期待。

石原夜叉坊○-×ロランド・ディ
 デビュー時の連続KOの勢いが完全にどこかへ行ってしまった夜叉坊。今回は勝てそうなレベルの相手だし、逆にここで勝てないとまずい。

グーカン・サキ○-×ルイス・エンリケ・ダ・シウバ
 サキのMMAデビュー戦。なじみの選手なので嬉しいは嬉しいんだけど、UFCでこういう試合が組まれるのはちょっと違うよなあという気も。とりあえず派手なKOを期待。

五味隆典×-○キム・ドンヒョン
 もう今の五味に何かを期待しようという気には全くなれない。ここで負けるとリリース→RIZIN参戦もあり得るのだろうか。

クラウディア・ガデーリャ○-×ジェシカ・アンドラジ
 セミは女子ストロー級の上位ランカー対決。ヨアンナを最も苦しめた相手であるガデーリャが漬け込みそう。

オヴァンス・サンプレー○-×岡見勇信
 ショーグンがまさかの直前欠場。廣田の試合中止も含め、今回の日本大会は引きも悪いなあ。で、代役が岡見。この試合自体は何かを期待できるわけもなく、ただ岡見の無事を祈るしかないのだが、こういう形でもUFC再契約が叶ったのは天の采配というべきなのか。

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by nugueira | 2017-09-22 23:47 | UFC | Comments(2)

UFN116の感想

 この3連休は北海道旅行。格闘技の方も興業ラッシュでしたが、観戦記は随時消化。まずUFCから。

ヘクター・ロンバード×-○アンソニー・スミス(3R KO)
 かなり身長差があるスミスに対し、ロンバードはお構いなしに距離を詰めると左右のパンチとロー。スミスも打撃を返していくものの、ロンバードが圧力をかけ削っていく。2Rもロンバードのペースで進むが、ラウンド終盤にスミスのパンチが入りロンバードが体勢を崩す。徐々にスミスの打撃が当たり出したか。
 3Rに入るとロンバードの失速が顕著になり、スミスはパンチから突き上げるようなヒザ。前に出られなくなったロンバードはガードも下がってしまっている。そうこうしている内にスミスが右フック、さらにワンツー!ロンバードは崩れ落ちるようにダウンし、レフェリーがストップ。
 2Rまではかつての強さを思い起こさせる戦いぶりだったロンバードだが、ガス欠を起こし相手の距離になったところで簡単に逆転されてしまった。これが現在の実力なんだろうなあ。

ルーク・ロックホールド○-×デヴィッド・ブランチ(2R TKO)
 序盤から積極的に攻めていくブランチ。パンチでロックホールドを下がらせると、ケージ際に詰めて連打!かなりもらったように見えてヒヤリとしたが、ロックホールドは上体の動きで致命打は回避したか、すぐに持ち直してミドルで反撃。組み付いてテイクダウンを狙っていく。
 2Rもブランチが前に出るが、ロックホールドは組み付きから足を掛けてテイクダウンに成功すると、あっさりマウントへ。最後はバックマウントから殴り続けフィニッシュ。久々の復帰戦を白星で飾ったが、ミドル級はタイトル戦線がひどい有様だからなあ。もとはといえばロックホールドのポカから始まった話ではあるけど。

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by nugueira | 2017-09-18 23:28 | UFC | Comments(0)
 続いてワンマッチの予想を。

日菜太○-×セルジオ・サンチェス
 70キロトーナメントで初戦敗退に終わった日菜太。反撃の狼煙を上げられるか。

卜部弘嵩○-×山本真弘
 長いトンネルから抜け出せない卜部兄。とはいえ今回はキャリアの終わりも確実に見えつつある真弘が相手。さすがにここで踏みとどまらないと。

武居由樹×-○伊澤波人
 スーパーバンタム級王者・武居の戴冠後初戦。相手の伊澤はやや地味ながらキャリアでは武居を大きく上回る。トーナメントではあれよあれよの快進撃を見せた武居だが、あっさりつまづきそうな予感もするんだよなあ。

大雅○-×スタウロス・エグザコスティディス
 スーパーフェザー級王者の大雅が登場。相手のギリシャ人はベルトの本数を見るに油断できなそうな雰囲気だが、無事クリアできるか。武居と同じで負けたらベルトを賭けてリマッチの流れができるから、それはそれで面白いとは言えるけど。

武尊○-×ワン・ジュングァン
 フェザー級タイトルマッチ。今年の2試合はいずれもトラブルに巻き込まれつつ鬼気迫るファイトでKOを重ねている武尊。台頭著しい中国勢を迎え撃つ形になるが、今回もスカ勝ちを期待。

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by nugueira | 2017-09-14 23:24 | K-1 | Comments(0)
 18日のK-1の予想、まずはウェルター級王者決定トーナメントから。外国勢も実力未知数で、横一線の予想しにくいトーナメントになりそう。

渡部太基×-○モハン・ドラゴン
 敗れはしたが塚越と大激戦を繰り広げたモハン。パワフルな打撃で一回戦は突破しそう。

山際和希×-○メルシック・バダザリアン
 山際の試合は見たことないのだが、この階級だとヨーロッパの選手と渡りあうのは厳しい気が。

塚越仁志○-×ハン・ウェンバオ
 Krush王者の塚越は中国勢を迎え撃つ。モハン戦で見せた粘り腰に期待するけど、最近の中国の勢いは侮れないから、どう転んでもおかしくないなあ。

久保優太○-×木村“フィリップ”ミノル
 元同門対決。ミノルは西川にKO勝ちしトーナメントに滑り込んだが、正直この階級で国内上位陣に勝てるかどうかは怪しいなあ。

モハン×-○バダザリアン
塚越×-○久保

 準決勝。モハンはスタイル的に勝っても削り合いになるだろうから、準決勝は厳しそう。もう一方のカードは久保のトーナメントの経験値と、塚越の方が初戦でダメージを負うリスクが高いのでは、という点から久保勝利を予想。

バダザリアン○-×久保
 決勝。久保は最近の戦績とジム運営も担っている環境を考えると、トーナメント制覇は難しい気がする。あとこの前のアラゾフみたいに「欧州から無名だけどやたら強い奴がやってきた」というシチュエーションが面白そうなので、バダザリアン優勝と予想しておきます。


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by nugueira | 2017-09-13 23:13 | K-1 | Comments(0)

UFN116の予想

 日本時間17日のUFCの予想。この3連休は北海道へ家族旅行なので観戦時間はなさそう。ゴロフキンvsカネロだけは何とかしたいが。

ヘクター・ロンバード×-○アンソニー・スミス
 3連敗でかつての強さは見る影もないロンバード。対するスミスも戦績はパッとしないが、ロンバードに期待する要素がどうにも見当たらない。

マイク・ペリー○-×チアゴ・アウベス
 ペリーは去年イム・ヒョンギュをKOしてるんだっけ。UFCで長くサバイブし続けているアウベスだが、白星が長く続かない傾向もあるのでこういう予想に。

ルーク・ロックホールド○-×デビッド・ブランチ
 ビスピン相手にまさかの王座陥落をして以来の復帰戦となるロックホールド。ここはしっかり勝ってタイトル戦線に再浮上したい。対するブランチもここ5年以上負けなしの11連勝中なので油断はできないが。

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by nugueira | 2017-09-12 23:22 | UFC | Comments(0)
 17日の3団体統一世界ミドル級タイトルマッチ、ゲンナディ・ゴロフキンvsサウル・カネロ・アルバレスの予想を。

 まず客観的に見て、今回の試合がカネロにとって絶好のタイミングで組まれているのは確か。ゴロフキンは前回の試合で連続KO防衛がストップし、強さのピークを過ぎつつある感は否めない。一方のカネロはミドル級へのアジャストも着実に進めており、年齢的にも絶頂期。この対戦は時間が経てば経つほどカネロ有利になるので、カネロ陣営にとっては満を持しての激突なのではないか。3月の興業ではゴロフキンの連続KOストップとロマゴン初黒星が同じ興業で現実のものとなってしまったが、昨日はそのロマゴンが完膚なきKO負け。ゴロフキンにとって嫌な流れであることは間違いない。

 とは言いながらも、ロマゴンが階級アップによるパワー差に屈したのに対し、今回はカネロが階級を上げてきた側。チャベスJr戦では終始圧倒しながらフィニッシュはできず、まあこれについてはゴロフキン戦を見越してリスクを負わなかったという見方もできるが、今回どこまで積極的に攻めていけるかはふたを開けてみないと分からない。5月にリング上で両者が対峙したときもゴロフキンの大きさが目立っていたし、ゴロフキンはチャベスJrと違ってただデカいだけでなく、確かな技術の裏打ちもある。

 どういう展開でどちらが勝っても驚かないのだが、やはりミドル級での戦いであれば衰えつつあるとはいえゴロフキンに一日の長があるのではないか。お互い致命傷は負わないものの、ゴロフキンが競り勝って判定勝利、と予想。というかゴロフキンは今回に限っては攻め急がない方が勝率が上がる気がする。待望のビッグマッチ実現にゴロフキンが入れ込みすぎてしまわないか、というのはこれまた不安要素ではあるのだけど。

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by nugueira | 2017-09-11 23:22 | ボクシング | Comments(0)
 WOWOWで見たボクシング・スーパーフライ級ダブル世界戦の感想。まずはWBO、井上尚弥vsアントニオ・ニエベス。

 1Rから全く固さを感じさせない井上は、ジャブを面白いように突き刺すとそこから右ストレート、左ボディ。いつも通りの動きでニエベスを呑んでかかる。
 井上の強打を警戒したニエベスはガードをがっちりと固め、相手の打ち終わりを狙っていく戦法。それでも井上はガードの隙間をくぐるように左ボディを突き刺し、ニエベスの腰が一瞬落ちる。チャンスを迎えた井上だが、残り10秒の拍子木でラウンド終了と勘違いしてコーナーに戻ってしまうボーンヘッド。
 その後も井上は一方的に攻め続けるものの、さすがにここまでガードを固められるとなかなか打ち崩せない。4Rには井上の方から一旦距離を置いて、相手のパンチを誘いだそうとする。
 迎えた5R、これまでも何度か出していた井上の左ボディブローが、ガードの隙間を縫ってグサリ!たまらずダウンしたニエベスは何とか立ち上がるものの、これで試合の趨勢はほぼ決着。6Rはガードを上げて逃げ続けるだけのニエベスに、井上はプレッシャーをかけながら上下のパンチ。ノーガードでニエベスを挑発する動きを交えながら一方的に攻め続ける。後はどうフィニッシュにつなげるか…と思っていた6R終了後のインターバルにニエベス陣営が続行を諦め、井上が圧勝のTKO防衛。
 6Rのパフォーマンスはやや過剰な感じで、ここだけ若干入れ込み過ぎの印象がなくもなかったが、全体的にアメリカ初進出のプレッシャーを感じさせない完璧といっていい試合内容。名のある相手ではないものの、ボディで相手の心を折ってのTKOはインパクト十分。本場のファンに「モンスター・イノウエ」の凄さは十二分に伝わったのではないか。

 続いてWBC、シーサケット・ソールンビサイvsローマン・ゴンザレス。
 ロマゴンは前回の反省を踏まえてか、やや大人しめの出だし。対するシーサケットはボディ・顔面への左をガンガン繰り出して先手を取っていく。ロマゴンは繰り返しバッティングのアピールをし、やはり神経質になっている様子。
 2Rからはロマゴンも圧力を強め、近距離での乱打戦に。これまでならこの展開が続くうちにロマゴンが主導権を握るはずなのだが、シーサケットはロマゴンのパンチを浴びながらもひるむことなく打ち返し、逆に左ストレートで先手を取る場面が目立つ。バッティング抜きに、ロマゴンがやりにくそうな印象のまま3Rが終了。
 そして迎えた4R、ロマゴンが接近しての打ち合いを挑むが、シーサケットの右フックがカウンターで直撃!もんどりうつようにダウンしたロマゴンは何とか立ち上がるが、ダメージの深さは明らか。シーサケットはすぐさま追撃に行くと、またもカウンターの右フック!大の字に倒れたロマゴンを見てレフェリーがストップ!

 あのロマゴンがKO負けを喫した、というだけで十分ショッキングで、しばらく目の前の光景が理解できなかったのだが、それ以上に衝撃的だったのはこの負けが出会い頭の交通事故ではなく、ロマゴンは負けるべくして負けたとしか思えないこと。これまでは至近距離の打ち合いでも自分は有効打をもらうことなく一方的に殴り続け相手を消耗させていったが、今回はその展開になっても逆にパワー差で押される場面が目立ち、最後は狙い澄ましたカウンターに沈んだ。
 前回の判定負けが微妙かつ不運な内容だったことは今も疑いのない事実だが、やはりロマゴンが全盛期の力を失い、階級の壁に阻まれる立場になってしまったこともまた事実なのだ…ということを改めて思い知らされた形。正真正銘、今日は一つの歴史が終焉を迎えた日になった。

 完璧なアメリカデビューを飾った井上だが、同じ日の同じ会場でターゲットだったロマゴンが凋落の時を迎えたのは皮肉というべきか、神様のいたずらというべきか。ソールンビサイとの統一戦を来年まで引っ張って実現する必要性もあまり感じられないし、早々にバンタム級に転向しかないのだろうか…。

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by nugueira | 2017-09-10 23:01 | ボクシング | Comments(3)