反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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ローラー陥落!

 今日は昼間用事で外出していたため、「メインの頃合いでAbemaTVをチェックするか」という算段を立てており、そろそろかな?と思ったところでスマホをチェック。
 
 ちょうどローラーがKOされた直後でした…。

 というわけで映像はその後で改めてチェックしたのだが、感想を。

ロビー・ローラー×-○タイロン・ウッドリー(1R KO)
 腰を落とした構えでジリジリと間合いを詰めるウッドリー。パンチで飛び込みながら組み付きローラをケージへ押し込むが、ここはブレイク。再開後も再びプレッシャーをかけるウッドリー。左のフェイントを出しつつ繰り出した右のオーバーハンド気味のフックがクリーンヒット!一撃で棒立ちのまま崩れ落ちたローラーにウッドリーがすかさずパウンドを入れ、レフェリーストップ!
 ローラーが負けるとしたらグラップラーよりはストライカーとの打ち合いかな、と何となく思ってはいたものの、このタイミングでこの相手にその瞬間が訪れてしまうとは…。ここはクリアして、次のトンプソン戦が天王山だと思っていたんだけどなあ。

 これでUFCは今年に入って6階級で7度の王座後退。しかも「満を持して挑む最強の挑戦者」というわけでもなく、ここはクリアするでしょ?という相手に王者が負けてしまっているのが特徴で、当分は戦国時代が続きそう。今回のウェルター級にしても、ウッドリーがトンプソンやマイアに勝てるかといったら怪しいわけで、安定政権が登場するのはしばらく先か。こうしてみるとGSPやアンデウソンってやっぱり凄かったんだな。
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by nugueira | 2016-07-31 23:48 | UFC | Comments(2)

FUJIYAMA FIGHT CLUB

 今回は山本アーセン特集。感想としては何より、受け答えがしっかりしてるよなあ。

 「(ツイッターでの『お前の父親誰だ』という悪口に対して)いっぱいいるよ!」

 という発言も含めて、とても19歳とは思えん。

 後半には祖父・郁栄さんも登場したが、ここでまたいい掛け合いを披露。
・年末に番組内でヒクソンと握手した際、ずっとクロンだと思い込んでいた
・アーセンが国際大会で優勝したとき、喜び過ぎてホームレスに現金をバラまいていた
 などの面白エピソードも満載で、この二人は年末の大会も含めて引き続き出番が増えそうな感じ。

 アーセンが格闘技に専念するのはアスリートのポテンシャル十分な選手が若い段階でMMAに特化するという点で非常に期待しているのだが、試合間隔が空いてしまっているのがもったいない。村田夏南子は試合を経るごとに迫力を増しているし、アーセンもそれこそパンクラスでもDEEPでもいいから、ガンガン場数を踏めばいいのに。
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by nugueira | 2016-07-30 23:22 | 雑記 | Comments(0)

WRESTLE-1観戦

 職場の人たちと不定期に行っているプロレス観戦企画で、WRESTLE-1を観戦。新宿FACEに行くのが10年ぶりぐらい、というか歌舞伎町もけっこう久しぶりに足を踏み入れたのだが、明るいし胡散臭い客引きも減っているし、昔に比べて健全な雰囲気になっていたのに驚いた。

 というわけで試合の感想の方を。第2試合に元Krushガールの筋肉アイドルこと才木玲佳が登場。動きが危なっかしい場面もあったが、最後はハイキックからの片エビで勝利。というか相手の木村花が木村京子の娘ということにビックリ。

 第4試合では全日本時代に総合格闘技にも挑戦していた河野真幸が。相変わらずデカい。KAIは今回初めて試合を見たのだが…あのキャラクターは見てるこっちがどう対応したらいいのかよく分からない感じ。
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 セミのUWA世界6人タッグ選手権試合では、王者組がカズ・ハヤシ、田中稔、TAJIRIという面々。正直初見の選手が少なくない中、この顔ぶれを見ると安心感が湧く。試合も王者組が格の違いを見せる展開が続いたが、最後は稲葉大樹がカズに卍固めで勝利し王座奪取。
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 メインのWRESTLE-1タッグチャンピオンシップでは、征矢学・葛西純組が勝利しこちらも王座交代。この試合も個人的に嬉しかったのは葛西のダイビングボディプレスの場面だった。
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 試合後はW-1退団が決まっている中之上靖文に、征矢が涙のエール。選手の大量退団にみまわれたW-1、台所事情は決して楽ではないんだろうなあ…というのは何となく透けて見えてしまう。かつての新日本・WJと同じく、全日とW-1は分裂してお互い損する状態に陥っちゃってるよなあ。
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by nugueira | 2016-07-29 23:15 | プロレス | Comments(0)

UFC201の予想

 怒涛の7月を締めくくる、日本時間31日のUFCの予想を。

ウィルソン・ヘイス○-×ヘクター・サンドヴァル
 DJ負傷欠場によりタイトルマッチが消滅したヘイスは新顔と対戦。まあ取りこぼしはしないだろうけど、TUFの次シーズンが始まるから挑戦はしばらくお預けか。次のTUFは扇久保がどこまでいけるか楽しみ。

マット・ブラウン○-×ジェイク・エレンバーガー
 かつてはウェルター級の注目株だったのに、ここ6戦で1勝5敗と見る影もなくなってしまったエレンバーガー。対するブラウンもここ4戦で1勝3敗だが、エレンバーガーはトンプソン戦のKO負けを含め内容が悪すぎる。ここで負けたらさすがにリリースもあり得そう。

ローズ・ナマユナス○-×カロリーナ・コヴァケヴィッチ
 初代王座決定戦に敗れた後は3連勝のナマユナス。ここで勝てば再挑戦もそろそろ視界に入ってくるか。

ロビー・ローラー○-×タイロン・ウッドリー
 メインは「格闘技界の下町ロケット」ことローラーの3度目の防衛戦。ウッドリーは試合間隔も空いており正直「なんで?」という感じが強い抜擢。ローラーの場合どんな相手でも無駄に名勝負をしてしまいそうなリスクはあるのだが、今回もどつき合いを制してくれることを期待。これをクリアすればいよいよワンダーボーイ・トンプソンとの対戦か。

 ネット放送環境はどうなるのか宙ぶらりんな状態が続いていたが、AbemaTVが格闘技専門チャンネルを新設・8月も無料生中継というニュースが。当然嬉しいのだが、あいにく今度の日曜日は外出の予定。AbemaTVの場合タイムシフトで見れないのが難点なんだよなあ。
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by nugueira | 2016-07-27 22:18 | UFC | Comments(2)

ロマチェンコ強し!

 エキサイトマッチでWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ローマン・マルチネスvsワシル・ロマチェンコを観戦。

 ロマチェンコはジャブから左、さらに左のダブル。マルチネスはロマチェンコのスピードを警戒してか慎重な出だし。
 2R、ロマチェンコはノーモーションの左でマルチネスの顔面を捉えると、ガードをすり抜けるようなアッパー。早くもスピードのギアを上げ、スッと立ち位置を変えると相手の横に回り込み見えない方向からフック、という得意のパターンを披露。3Rもロマチェンコが左右のパンチを顔面へヒット。マルチネスは打ちおろしの右を入れるが、やはりロマチェンコのスピードについていけない。
 4Rもロマチェンコの左が次々とヒットし、マルチネスの顔面が何度も跳ね上がる。迎えた5R、ロマチェンコはまたも左をヒットさせると、最後は左アッパーから返しの右フックをクリーンヒット!大の字に倒れたマルチネスはそのまま立ち上がれず、ロマチェンコが圧倒的強さで2階級制覇を達成。

 階級を上げたことで持ち味のスピードはどうなるのか、パワープレーに来た相手を凌げるのか、といった不安を一掃してお釣りがくるぐらいの快勝劇。曲者のベテラン王者を、ラフファイトをする暇すら与えずに屠ってしまった。ここ最近の試合は勝負どころできっちりKOする決定力もついてきているし、今後さらに人気が高まりそう。以前コメント欄でいただいている感想だが、日本人王者がいなくなった途端にこの階級が盛り上がってきているのも皮肉な展開。世が世なら「こうなったら内山とロマチェンコでやったれ!いやっほい!」とか騒げたのに。
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by nugueira | 2016-07-26 23:49 | ボクシング | Comments(2)

PANCRASE 279

 ファイトパスで観戦した感想を。これはまた改めて書くかもしれないが、ファイトパスにAmebaTV、あと格闘技じゃないけど新日本プロレスワールドと、最近正直「観戦疲れ」を感じなくもない。贅沢言ってると罰が当たるけど。

鈴木槙吾×-○岡見勇信(1R チョークスリーパー)
 岡見がインロー。左ストレートが浅く鈴木の顔面を捉えると、今度は右がクリーンヒット!ぐらついた鈴木をすかさずテイクダウンし、バックを奪うとチョークで一本。
 いやもう、「強い」の一言。北米では結果が出せなくなった岡見だが、DEEPの桜井戦といい、国内組が相手だと格の違いをこれでもかと見せつけてくれる。こうなったら継続参戦してパンクラスのタイトル戦線に絡んでほしいのだが、一体どうなるか。

石渡伸太郎○-×ジョナサン・ブルッキンズ(判定)
 ブルッキンズの計量オーバーにより、石渡が勝った場合のみ公式記録という変則的な防衛戦に。
 1R、石渡のパンチが浅くヒット。ブルッキンズがタックルに行くがこれは石渡が切り、パンチの打ち合いに。石渡はリーチ差がありやりにくいか。
 2R、石渡の左右のフックがヒットしブルッキンズがぐらつく。ブルッキンズがタックルにいくが、石渡は堪えて逆にスタンディングチョークの体勢へ。終盤にしつこく組み付いてくるブルッキンズに尻餅をつかされるが、ここもギロチンで切り返す。
 3R、ブルッキンズのタックルをまたも石渡が堪えると、ボディの入れ合いからダブルレッグで逆にテイクダウン。終了間際にも石渡はタックルから豪快なリフトでテイクダウンを奪い、組み合いの展開でも優位に進める。
 4R、ブルッキンズは前に出られないが石渡も攻め込めない。3分過ぎにようやくブルッキンズが組み付きバックを奪うが、その先の攻めができず、体勢を入れ替えた石渡がパウンド。このラウンドはブルッキンズ。
 5R、後がないブルッキンズが攻勢をかけ、打撃で先手を取っていく。石渡はクリーンヒットは許さず打ち返すが、受けに回ってしまっているか。
 後半のラウンドは石渡がポイントを失ったものの、3Rまでの貯金が効いて判定3-0で防衛に成功。前回グラップリングで後れを取った相手に繰り返しテイクダウンを奪ったのは成長の証だが、北米挑戦をアピールするには物足りない内容。ブルッキンズの長いリーチに苦しんだというよりは、相手の計量オーバーでモチベーションの持って生き方が難しい試合になってしまったか。
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by nugueira | 2016-07-25 23:09 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

UFC on FOX20の感想

 AbemaTVで視聴。WOWOW中継時代はさんざん悪口を言ってきた高柳アナが実況を担当していたが、少しインターバルを空けてから聞いてみると妙に安定感を感じてしまうから不思議。

フランシス・ガヌー○-×ボヤン・ミハイロビッチ(1R TKO)
 圧力をかけていくガヌー。ケージ際で横に逃げようとするミハイロビッチにパンチを連打し、ミハイロビッチ押し倒されるようにダウン。ガヌーがガード越しに鉄槌・パウンドを連打し、レフェリーストップ。
 フィジカルとパワーで押しきった感じで粗さも目立つ…というかこの試合時間じゃどの程度の技術があるのか判断のしようがないが、インパクト十分すぎる勝ち方。「カメルーンの貧困生活から脱するために3年かけて港町まで歩いていった」という怪奇派プロレスラーみたいな経歴も含め、今後注目しておいた方が良さそう。

エジソン・バルボーザ○-×ギルバート・メレンデス(判定)
 メレンデス飛び込んでパンチ。バルボーザはローを入れ、メレンデスのタックルは切る。メレンデスがアッパーをヒットさせ、さらに打ち合いから左が入りバルボーザ後退!だがバルボーザは左ミドルを入れ、さらに打ち合いからパンチもヒット。メレンデスよく動けているが、ラウンド後半はバルボーザのペースか。
 2R、メレンデスがタックルにいくがバルボーザは簡単に投げ飛ばす。猪木アリ状態からスタンドに戻るが、バルボーザのローでメレンデスの足が流れるようになる。かなり効かされたのか下がるメレンデスに、バルボーザは左ミドルとローを打ち分けていく。それでもメレンデスはパンチを入れバルボーザを一旦下がらせるが、ラウンド終盤に蹴り足をつかんでテイクダウンを奪ったバルボーザが強烈なパウンドを連打。
 3R、バルボーザのローが次々ヒット。メレンデスは足が流れるどころか、構えをチェンジしたり、片足でけんけんのような動きを見せたりと露骨に効いた様子を見せる。前に出れないメレンデスにバルボーザは細かいロー。終盤はバルボーザも無理に攻め込まず試合終了。
 メレンデスも所々ビッグヒットがあったからひょっとして、とも思ったが、判定は二者フルマークでバルボーザ勝利。上位相手のここ一番で取りこぼしの多かったバルボーザだが、ペティス・メレンデスをなで斬りにしてようやくタイトル挑戦が見えてきたか。メレンデスはやはり、というべきか身体も小さくなってフィジカルが衰えた印象。

ホーリー・ホルム○-×ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(判定)
 ホルムは関節蹴り、シェフチェンコはローという展開が続いた後、ホルムのワンツーが入りシェフチェンコダウン!シェフチェンコが組み付きテイクダウンするが、ホルムはすぐ立ち上がってケージに押し込む。
 2R、シェフチェンコがタックル。ホルムは腰の重さを発揮して耐えると、逆にケージへ押し込む。シェフチェンコは飛び込んでワンツー、ロー、さらにバックブロー。ホルムは関節蹴り。微妙なラウンドだがシェフチェンコか。ホルムの懐に飛び込むタイミングをつかんできたか。
 3R、前に出るホルムだが、シェフチェンコはホルムが飛び込んでくるところにカウンターを入れていく。さらにシェフチェンコがホルムの蹴り足をつかみテイクダウン。すぐ立ち上がってケージへ押し込むホルムだが、シェフチェンコは大内刈りからテイクダウン。トップポジションをキープし、細かいヒジを落としていく。ホルムは組み負けたうえにスタンドでも間合いを見切られ始め、嫌な展開になってきた。
 4Rも前に出て手数を出すのはホルムだが、シェフチェンコは間合いを外しながらカウンターのワンツー、ローをヒット。お互い決定的な有効打はないので、ヒット数を取るか圧力と手数を取るかで判断が分かれそう。
 最終ラウンド、引き続き前に出て手数を出すのはホルム、カウンターを返すのがシェフチェンコ。シェフチェンコはスーパーマンパンチもヒット。後がないホルムは後半から一層プレッシャーを強め、パンチからローのコンビネーションで攻めていくが、シェフチェンコも右フックをヒット。これまたジャッジ泣かせの大接戦のまま試合終了。
 個人的採点は1、5がホルムで2~4がシェフチェンコ。ただ2、4、5はどちらについてもおかしくない感じで判定も割れるのでは…と思ったが、三者とも49-46でシェフチェンコ。今月頭のファイトウィークの辺りから、ダメージ最重視という基準でジャッジの意思統一ができている印象。
 ホルムはロンダ戦で格闘家としての運を使い切ってしまったのでは…と言わざるを得ない試合内容。UFC200が終わった後「11月にロンダ・ホルム・ミーシャ・ヌネスで4WAY」という冗談を書いたが、そのそばからホルムが完全脱落。こうなるとロンダが復帰したらロンダvsヌネスでタイトルマッチ、シェフチェンコvsペーニャで次期挑戦者決定戦という流れか。えーとミーシャは…とりあえずグラビア撮影でもやってもらうか。

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by nugueira | 2016-07-24 16:34 | UFC | Comments(2)

井岡&和気

 ボクシングダブル世界戦の感想を。まずIBFスーパーバンタム級王座決定戦、和気慎吾vsジョナタン・グスマン。
 和気はジャブからワンツー。グスマンはプレッシャーをかけ、距離が詰まると左右の強打を振るう。和気の顔面を浅く捉える場面も。
 2R、和気がバッティングをアピールしたところにグスマンのパンチが入り、ヒザを突いてしまう。頬をカットし流血した和気に、グスマンの右からのワンツーがクリーンヒット!マットに手を突いて2度目のダウンを喫した和気、クリンチで残り時間をなんとか凌ぐ。
 3R、グスマンはボディストレートを連打。さらに左フックで巻き込むように和気を倒し3度目のダウンを奪う。
グスマンは4R以降もボディを効かせると、5Rに右ストレート一閃!顔面を打ち抜かれた和気が弾き飛ばされたようにダウン。追撃をなんとか持ちこたえるが、ラウンド終了と同時にマットにヒザをつく。
 この後も試合はグスマンのペース。やや流しに入った7Rに和気の左をもらって下がる場面はあったが、ラウンド終盤にきっちり反撃。
 8R以降もグスマンは序盤ほど鋭い攻めは出ないものの、要所要所で和気の顔面を跳ね上げるパンチを打ち込んでいく。和気も単発のパンチは入るが、流れを変えるには至らない。
 グスマンも初の長丁場でガス欠を起こしたのか、10Rは下がり続けて時おりパンチを出すだけとなり完全にポイントアウト狙い。和気にとってはチャンスだが追い上げる余力がない。
 迎えた11R、再び手数を増やしたグスマンが上下のパンチを入れ続けたところで、レフェリーが遂にストップ。事実上3Rまでで勝負ありといった感じで、かなり力の差があったか。和気の顔面の腫れを考えたら、もっと早めに止めていてもおかしくなかった。

 続いてWBAフライ級タイトルマッチ、井岡一翔vsキービン・ララ。
 開始と同時に前に出るララ。井岡はガードを固めて落ち着いて対処すると、左ボディから左フック、さらに右ストレート。ララも状態を柔らかく使いながら手数を出すが、井岡は着実にパンチを入れる。
 2R、左右のアッパーを突き上げていくララ。井岡は時おり顔面に被弾しつつもボディーワークでかわすと、右のショートと左のボディ。3Rも井岡が強烈なボディを叩き込むが、ララの圧力と手数は止まらず、小刻みな連打を打ち続ける。このラウンドは手数で取られたか。
 4R、近距離の打ち合いでは依然ララの方が手数で優勢。井岡は左ボディからフックのダブル。
 さすがに接近戦にこだわるのはやめたか、5Rから井岡はリズムを変え距離を取って戦うようになる。ボディ連打が効いてきたか背中を曲げはじめるララ。終盤にはボディから顔面への連打がヒット。
 6R、ララの圧力と手数が落ち始める。井岡はボディから顔面へ、上下を打ち分けて攻勢。7Rから足が止まるララだが、ボディを食らい続けながらも相打ち覚悟のパンチを入れ続け粘りを見せる。
 8R、井岡の右がヒット。アリ・シャッフルで挑発する井岡にララは再度手数を増やすが、後半は膝が伸びて棒立ちに。
 完全に井岡ペースで迎えた10R、井岡がボディから左右のフック、さらに右を打ちぬく。下がったララは追撃のパンチをもらうと、根負けしたようにダウン。カウントアウトしておかしくない倒れ方だったが、ララは何とか立ち上がると残り時間を凌ぐ。
 がだララにもはや余力はなく、11Rは井岡のパンチをもらうたびに足元がフラつく。最後はよろけるようにダウンすると、マットに尻餅をついたまま茫然とレフェリーのカウントをみつめ続け10カウント。
 井岡は序盤こそ接近戦の打ち合いに付き合いポイントを失ったが、中盤にシフトチェンジしてボディを効かせ続け、最後はきっちりKO。一時煮え切らない試合が続いていたが、ここ2試合はかつての決定力を取り戻した感じ。スーパーフライ級に上げるロマゴンの相手は井上に任せるとして、井岡もぜひ他団体王者との統一戦なり、ビッグマッチを模索してほしい。
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by nugueira | 2016-07-23 23:06 | ボクシング | Comments(0)

修斗後楽園大会の感想

 先日の修斗、セミとメインの感想を。

石橋佳大○-×安藤達也(2R チョークスリーパー)
 圧力をかけパンチ振るう安藤。石橋がタックルに行くがこれは切る。安藤の跳びヒザに合わせて石橋がタックルに入り、バックを奪う。安藤がこれを振り切ると、すぐさま腕十字へ。だが安藤は回転して逃れる。サイドを奪った安藤がパウンドで削るが、石橋がまたもバックへ。さらに腕十字に行くが、ここも安藤が凌ぐ。両者動きが途切れず次々と展開が変わっていく好勝負。
 2R、ローブローでの中断後、石橋がパンチで攻勢!被弾した安藤はケージに押し込みごまかすが、石橋はなおも前へ出てパンチとヒザ。安藤も打ち返すが、ダメージのせいかパンチにキレがない。どんぴしゃのタックルを入れた石橋がすぐさまバックへ回り、最後はチョークで一本。
 フィジカルでは上回った安藤だが、石橋のしつこい攻めを凌ぎ切れず逆転負け。デビュー直後の「怪物性」は薄れてきたが、ここから盛り返せるか。

飛鳥拳○-×澤田龍人(2R KO)
 序盤から澤田が繰り返しタックル。切り続ける飛鳥だが、澤田はしつこく組み続けると遂に澤田に尻餅をつかせる。下から澤田が腕十字に行くが、飛鳥はガードしながら鉄槌。しかし立ち上がりかけた飛鳥を再度テイクダウンすると、澤田はバックに回りチョークへ。大ピンチの飛鳥だが、身体を反転させてこれを凌ぐ。スタンドに戻った後は澤田の跳び膝に合わせて飛鳥のワンツーがヒット。しつこくタックルにいく澤田だが、さすがにラウンド後半はバテてきたか?
 2Rも澤田が前に出てしつこくタックル。尻餅をつかされる飛鳥だがそれ以上のクリーンテイクダウンは許さず、細かいパンチを入れる。澤田のタックルをがぶった飛鳥はローで攻めるが、澤田はその度に蹴り足をつかみグラウンドへ引きずり込もうとする。再度テイクダウンされる飛鳥だがここも凌いでスタンドに戻すと、ハイキックからパンチをヒット。後退した澤田はタックルにいくが、飛鳥はこれを切って左右のフックを入れると、すぐさまバックへ。亀になった澤田に強烈なパウンドを落とし続け、2R終了直前にレフェリーストップ。逆転勝利でフライ級王座を獲得した。
 この日は浦和レッズの試合を見に行っており、帰りのバスの中で1R後半から見ていたのだが、改めて見返すと実に素晴らしい試合。前王者の内藤のび太の同門である飛鳥がストライカーで、対する澤田がのび太スタイルのしつこいグラップラーというのも面白い巡り会わせだが、両者のスタイルと狙いがはっきりしており、かつ噛み合った名勝負だった。
 飛鳥はグラウンドで劣勢になっても背中はつけず、スタンドに戻して殴り勝つという意志を貫き通していたのがお見事。リオンvsペケーニョ戦のときに解説の中井が言っていた「寝かされたら駄目なんじゃなく、そう思ってしまうことが駄目なんだ」という台詞を思いだした。一方の澤田も敗れたとはいえ、飛鳥のローキックを次々とつかんでいく姿勢にはシビれた。しつこいけど最後にもう一度。実に素晴らしい試合でした。
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by nugueira | 2016-07-22 23:45 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

PANCRASE 279の予想

 24日のパンクラスの予想を。

中井りん○-×ライカ
 UFCから出戻りの中井が参戦。UFCは2戦2敗という戦績以上に、マネージメントのゴタゴタばかりが目立ってしまい選手としての先行きが相当不安。さすがに国内でこのレベルの選手相手から勝てると信じたいが。

鈴木槙吾×-○岡見勇信
 DEEPで桜井相手に快勝劇を見せた岡見が今度はパンクラス参戦。相手は前王者の鈴木。桜井戦の結果を見るに、まだまだ国内組相手に遅れをとる心配はなさそう。いっそのこと、このまま継続参戦してベルトを狙うようになると面白いんだけど。

安永有希○-×神酒龍一
 清水の王座剥奪を受けて行われるフライ級王座決定戦。5R戦の場数という要素を含めて神酒が優位なんだろうけど、ここはディアスの猛威を止めた安永に期待。

石渡伸太郎○-×ジョナサン・ブルッキンズ
 メインは石渡の4度目の防衛戦。ブルッキンズは一度敗れている相手だが、ブルッキンズはその時以来の試合。ヘンリー相手に名勝負をやってのけた石渡がここでつまずくとは思えない。快勝してそろそろ北米進出へ道筋をつけてほしい。
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by nugueira | 2016-07-21 23:32 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)