反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

<   2016年 03月 ( 28 )   > この月の画像一覧

 UFC200の主要ラインナップが正式発表。

ウェルター級:ネイト・ディアス vs. コナー・マクレガー
フェザー級暫定王者決定戦:ジョゼ・アルド vs. フランク・エドガー
ヘビー級:ケイン・ヴェラスケス vs. トラヴィス・ブラウン
ウェルター級:ジョニー・ヘンドリックス vs. ケルヴィン・ガステラム
ミドル級:ゲガール・ムサシ vs. デレック・ブランソン
ライト級:ディエゴ・サンチェス vs. ジョー・ローゾン
ライト級:五味隆典 vs. ジム・ミラー


 まず最初に言うべきは「豪華」の一言。新旧合わせて5人の王者が出場というのはUFC史上でも類を見ないのでは。記念大会にふさわしいメンバーを揃えたのは間違いない。

 そのうえで、これはもう今朝からあらゆるファンが指摘していることではあるのだけれど、やっぱり言わずにはいられない。
 セミでフェザー級暫定王座戦をやって、メインではそのフェザー級正規王者がウェルター級のノンタイトルマッチ。これはもう、競技としては破綻したと言わざるを得ないなあ。

 1回目のネイトvsマクレガーはRDAの負傷キャンセルという不測の事態が原因なのでまあ仕方がないのだが、フェザー級タイトルマッチを2度にわたりパスしてのダイレクトリマッチ。ちょっと正当化する理屈が見つからない。
 前回は上の階級に挑むマクレガーvs緊急出場のネイトというどちらもハンデのある状態だったので予想しにくさもあったのだが、今回は両者きっちり仕上げてウェルター級で再戦・・・となるとネイトが絶対有利だよな。マクレガーがウェルター級にアジャストしたらしたで、もうフェザー級に戻せなくなりそうだし。

 マクレガーは前回の試合で1000万ドル超えのファイトマネーを手にしたという話で、UFCのビジネス規模をボクシングの領域にまで押し上げた功労者であるのは確か。とはいえ何も、ファイトマネーの額だけでなく「トップ選手の存在が肥大化し過ぎてベルトの価値が暴落」という点までボクシングに追いつかなくてもいいのに。

 これをWOWOWで見れないのが残念。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2016-03-31 23:48 | UFC | Comments(0)
 パンクラスの酒井代表がかねてから予告していた、地上波ゴールデンの番組が正式発表。

 http://www.pancrase.co.jp/rls/2016/0330tv.html
 気になる番組内容は今週のゴッドということで毎週一人、まだ日の目のあたっていない、マニアックな世界に生きるゴッドを呼び、知られざる知識や素晴らしさを紹介し、その世界に魅了されたら番組がゴッド認定をするといった「今週のゴッド」や、街角でコスプレが趣味ではなさそうな一般の人に声をかけ、可愛くてかっこいいコスプレを着てもらい、その魅力、楽しさ、快感を感じてもらう!という企画、声優の後藤友香里がMMORPG「黒い砂漠」をプレイしゲームゴッドを目指すという企画、そして女性をメロメロにさせるパンクラスの格闘家をパンクラスダービーでもナビゲーターを担当する矢部美穂が独自の目線で分析する!『矢部美穂の究極のカラダにKO!』などサブカルに光を当てた番組内容となっている。

 うわあ・・・微妙・・・。とはいえエナジードリンクを発売した当時も格闘技ファン的には「何考えてるの?」という反応が主だったはずだが、結果的にビジネスとしては上手くいっているみたいな話も聞くからなあ。酒井代表の嗅覚は今回も金脈を掘り当てるのか。とりあえず、初回はブログのネタ作りのために見るかもしれないが2回目以降は追いかける自信がないなあ。

 ただ注目なのは司会がドランクドラゴンという点。御存じの方も多いだろうが、鈴木拓はブラジリアン柔術の使い手。世が世なら谷川プロデューサーの魔の手が伸びていてもおかしくない資質の持ち主である。これはMCをとっかかりにパンクラス参戦もあり得るぞ!!
 いや、こうして無理やりでもテンションを上げないと初回すら見忘れる可能性があるもので・・・。
[PR]
by nugueira | 2016-03-30 23:20 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

勝敗予想(3月の決算)

 今月はもう予想対象の試合はないので集計を。

3/4 K-1(5/9)
3/6 UFC196(1/6)
3/13 PANCRASE 276(0/2)
3/20 UFC Fight Night(3/4)
3/26 RISE 110(1/1)


 合計は10/22で的中率45.4%。いや、歴史的大惨敗。鉛筆転がすのとあまり変わらない成績は記憶にあるけど、今回はいっそ鉛筆転がした方が成績良かったわけだもんなあ。
 K-1のトーナメントは「優勝した山崎を1回戦敗退と予想した以外は全て的中」という壮絶な(?)スタートで、その後のUFC196は予想がことごとく裏目。まあことごとく予想外だったから神興業だったとも言えるわけだが。
 とりあえず今月で厄は全て落としたと信じて、また巻き返していきます。
[PR]
by nugueira | 2016-03-27 23:48 | 雑記 | Comments(2)

ゲイジーvsフォスター

 WSOF29のライト級タイトルマッチ、動画を見た感想を。

ジャスティン・ゲイジー○-×ブライアン・フォスター(1R TKO)
 開始と同時にワンツーで前に出たフォスターがバックスピンキック。ゲイジーも正面から受けて立ち、いつも通り問答無用の打撃戦へ。近距離の打ち合いでフォスターのパンチが入る場面もあったが、ゲイジーの右ローをもらったフォスターがヒザに手をつきながら後退。なおもパンチを振るっていくフォスターだが、ゲイジーがさらに右ローを入れると仰向けに倒れ込み、レフェリーがストップ。

 先に当たったもん勝ちの試合で先にゲイジーのローが効いた、という感じで相変わらず危なっかしさも満点ではあるのだが、これでゲイジーはキャリア16戦全勝13KO。分かりやすくて面白い試合をしているからこそ自分もなんだかんだで毎回こうしてゲイジーの試合映像をチェックしているわけで、やはりWSOFにとっては得がたい人材だよなあ。本人は以前のインタビューでUFCとの契約に興味を示していた記憶もあるのだが、その辺は現実味のある状況になっているのだろうか。
[PR]
by nugueira | 2016-03-26 23:04 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

[こだわり]バウト

 今月の生観戦は全て終了したので、各賞と4月のおすすめバウトを。

MVP&ベストサブミッション:ミーシャ・テイト(3/6 UFC196)
 敗色濃厚の最終ラウンドでワンチャンスをものにしホルムを失神させる、あまりに劇的な勝利で王座奪取。ベルトに懸ける女の執念を見せつけられた。

ベストバウト:コナー・マクレガーvsネイト・ディアス(3/6 UFC196)
 徹頭徹尾「凄かった」としか言いようがない一戦。マクレガーは2階級上に挑戦、ネイトは緊急出場と協議的には疑問符をつけざるを得ない条件だったが、結果的にこれがハチャメチャな面白さにつながった。ダイレクトリマッチはさすがに不要だと思うのだが…。

ベストKO:マーク・ハント(3/20 UFN85)
 ミアが倒れた後、追撃せずに背中を向けたシーンはハンセンvs今成を思い起こさせる格好よさ。レジェンド枠ではまだまだ見せ場を作ってくれそう。

[おすすめ]バウト:マニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリー(4/10 ウェルター級12回戦)
 とうとうやってきたパッキャオの最終章。昨年のメイウェザー戦を超える熱気は生み出しようがないし、最後になぜブラッドリー?という思いは正直あるのだが、ボクシングの一つの歴史が幕を閉じる瞬間を、しかと見届けたい。

 4月はRIZINとK-1も。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2016-03-25 23:49 | 雑記 | Comments(2)

RIZIN追加カード

 うちの息子(5歳)が言うこと聞きやしないし、いつも馬鹿なことやってばっかりでしょっちゅう怒鳴ってるんですが、最近は保育園に行くときゴミ袋を持ってくれたりする。日頃の行いがろくでもない分ハードルが下がってるのか、こういうちょっとしたことでも「成長したなあ」と嬉しくなるんですよね。

 いや、何が言いたいのかというと、RIZINのカード発表が遅いのは「やればできるじゃねえか」と土壇場でファンの評価を上げるための高等戦術なのではないかという疑念が・・・。

 これを書いた時点でこの記事の目的は9割ぐらい達成してしまったのだが、今回のカードは非常にマニア心をくすぐるラインナップ。正直、当初発表された出場予定選手の半分ぐらいは「出る出る詐欺」になるのじゃないかとも思っていたもので。

 特にサプライズだったのがダロン・クルックシャンクの参戦。UFCでのハイキックKOを見て非常に印象に残っている選手だったので、RIZINで是非もうひと暴れしてほしいところ。RIZINがこういうUFCリリース組の受け皿になるとしたら、いろいろ可能性も広がってくる。
 あとキックルールの大和哲也にも注目。ここを橋渡しにK-1へ参戦、という流れになったら面白いのだが。

 というわけで、決定の遅さが返す返す残念ではあるものの、出揃ってみればなかなか充実したラインナップ。地上波放送の情報がまだ入ってこなかったり不安材料も大きいのだが、うまく今後の熱気へとつなげてほしい。
[PR]
by nugueira | 2016-03-24 23:19 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)
 堀口恭司の次戦が5月アムステルダム大会でのニール・シーリー戦に決定。9月の日本大会から結構間が空いたうえにノーランカー相手というのがかなり意外。特に干される理由もないと思うので、巡りあわせの問題かもしれないが。
 とはいえ、堀口の現状からするとランカー相手に1つ2つ勝ったところでタイトル再挑戦が転がり込んでくるわけでもない。練習環境をATTに移してからの初戦でもあるし、「試し斬り」的な試合を重ねるのもさほど悪い選択ではないか。

 ところで気になるのが日本人選手の出場頻度が少なくなっているのではないか、という点。昨年の日本大会に出場した選手でその後試合をしているのはK太郎、夜叉坊のみ。小谷や菊野はそもそもリリースされてもおかしくない戦績なのだが、勝利を挙げた安西や、廣田、水垣といった面々も次戦の話が聞こえてこない。

 ただ、これも理由はある程度明らかで、今年に入ってUFCは大会開催ペースが落ちているし、特に北米以外での開催頻度が激減。日本人選手以外は気にする機会すらないのでよく分からないが、いわゆる「ご当地枠」の選手は出場機会がなくてかなりダブついている状態なのでは。
 ここ数年のUFCは契約するハードルは下がった一方でその後サバイブするのが大変、という印象だったのが、生き残る以前に試合出場機会をもらうことすら一苦労になってきているという感じか。今年は日本大会の開催も期待できそうにないし、当面は日本人選手にとって苦しい時代が続きそう。
[PR]
by nugueira | 2016-03-23 23:28 | UFC | Comments(3)

UFN84の感想

 メイン以外の試合の感想を。

トム・ブリーズ○-×中村K太郎(判定)
 1R早々、組み付きからテイクダウンを奪ったK太郎が一気にマウントを奪取。だが立ち上がったブリーズは組みながら細かいパンチ。K太郎は上手く戦えているが、マウントのチャンスを活かせなかったのはもったいない。
 2RもK太郎はテイクダウンからマウントを奪取。だがブリーズが足関節を取りながらスイープに成功し、パウンドを入れていく。K太郎は終盤のオモプラッタも不発。ブリーズは寝技がザルな感じもするのだが、スルスルッと上を取り返してしまう。
 3RもK太郎がテイクダウンを取るもののブリーズが足関節からスイープ、という同じ展開。K太郎はテイクダウン以外は何もできないまま判定負け。
 ブリーズに対して勝手に打撃の選手という印象を持っており、K太郎がテイクダウンを奪ったときは行けるか、と思ったのだがブリーズが予想以上に寝技ができた。K太郎はこの展開で負けてしまったのはある意味で完敗以上に痛い。

ゲガール・ムサシ○-×ターレス・レイチ(判定)
 なぜか2Rからしか見れなかった。ムサシが打撃でプレッシャーをかけ続け、次々とパンチで顔面を打ち抜く。レイチはタックルを仕掛け続けるが、ムサシはこれを切ってジャブで削る盤石の試合運びで勝利。KOは取れなかったが、これで日本大会の悪夢は払しょくしたか。
[PR]
by nugueira | 2016-03-22 23:03 | UFC | Comments(0)

RISE 110の予想

 26日のRISE、メインの予想を。

フレッド "The Joker" コルデイロ×-○那須川天心
 那須川がISKA王座決定戦に挑む。ショートスパンかつ異なるルールでの連戦になるが、那須川にとってそういう細かい(?)話は影響しなさそう。無双ぶりを発揮して2つ目のベルトを獲得することを期待、というか必ずやってくれるでしょ。
[PR]
by nugueira | 2016-03-21 08:39 | RIZE | Comments(0)

UFN85の感想

 ファイトパスで見たメイン・セミの感想を。

ニール・マグニ―○-×ヘクター・ロンバード(3R TKO)
 ドーピングからの出場停止明けだが、特に体が萎んだ印象はないロンバード。これまで同様ドッシリ構えて圧力をかけると、パンチを効かせマグニーがダウン!ロンバードはここから上のポジションで固めて、パウンドの嵐。残り1分でなんとかスタンドに戻したマグニーは細かいパンチや組んでのヒザで反撃。ロンバードはガス欠が心配。
 案の定というべきか2Rに入ると全く動けなくなったロンバードに、マグニーはパンチとヒザで攻勢。だがロンバードはパンチを入れダウンを奪取!一発で流れを変えたかと思えたが、ここでなぜかアキレス狙い。上を奪い返したマグニーは、マウントからロンバードがスイープを狙ったタイミングで三角絞め、さらに三角十字。何とか凌いだロンバードだが、マグニーは再度マウントを奪うとパウンドのラッシュ。ラウンド終盤はうつ伏せになったロンバードが殴られ続けるだけだったが、なぜかレフェリーが止めず2R終了。
 だがロンバードに反撃の余力は当然残っておらず、3R開始早々パンチをもらい続けてからあっさりテイクダウン。マグニーが再びマウントから殴り続けたところでようやくレフェリーストップ。ロンバードの分かりやすすぎるガス欠による大逆転劇だったが、レフェリーの判断の遅さがあまりにひどく、後味の悪さしか残らなかった。

マーク・ハント○-×フランク・ミア(1R KO)
 ジリジリ圧力をかけながら踏み込んでアッパーを振るうハント。ミアがタックルに行くが、ハントが簡単に切る。この後もハントはプレッシャーをかけつつ右フックを振るい、ミアが組み付いても突き放す。迎えたラウンド中盤、ハントの打ちおろしの右ストレートがヒット!仰向けに倒れたミアを確認したハントは追撃の素振りすら見せず背中を向け、レフェリーもストップ。
 フィニッシュシーンは格好良すぎ。タイトル戦線に絡むのは正直難しいハントだが、こういうレジェンド枠の試合ではきっちりKOを見せてくれる。プロモーター的にはありがたい選手だなあ。

 中井りん、やっぱり負けた。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2016-03-20 20:29 | UFC | Comments(2)