反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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UFC191の予想

 日本時間6日のUFCの予想を。

フランシスコ・リベラ×-○ジョン・リネカー
 フライ級で体重超過の常習犯だったリネカーがようやくバンタム級に転向。相手のリベラは水垣・ユライアに負けてカサレスに勝っている選手。リネカーは「減量苦」というより「ギリギリ超過してKO勝ち」というパターンが多かったが、バンタムに上手くアジャストすれば十分勝てる相手なのでは。

アンソニー・ジョンソン○-×ジミー・マヌワ
 DV騒動で一時出場も危ぶまれたジョンソン。コンディションにどう影響しているか。相手はほどほどクラスの選手なので、KO勝利を期待。

アンドレイ・アルロフスキー○-×フランク・ミア
 いったい時計の針が何周巻き戻ったんだ、と言いたくなる組み合わせ。両者とも前戦KO勝ちで、特にアルロフスキーは復帰後3連勝なのでセミ抜擢はまあ妥当なのだが。ミアは前回ヨーイドンの正面衝突で勝利したとはいえ、やはり打たれ弱さに不安。アルロフスキーのKO勝ちか。

デメトリウス・ジョンソン○-×ジョン・ドッドソン
 メインはジョンソン7度目の防衛戦。相手のドッドソンは初防衛戦以来のリマッチ。ジョンソンに敗れて以降は3連勝だが、破竹の防衛ロードを突っ走ってきたジョンソンとの差はむしろ広がっていそう。「同階級の他選手との実力差を勘案したP4Pランキング」では1位ロンダ・2位ジョンソンだと思っているのだが、今回も圧勝劇に終わりそう。

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by nugueira | 2015-08-31 23:47 | UFC | Comments(0)

勝敗予想(8月の決算)

 8月の勝敗予想の決算を。

8/2 UFC190(1/5)
8/2 WSOF22(2/2)
8/9 UFN73(1/4)
8/9 PANCRASE 269(2/2)
8/22 Krush.57 (2/2)
8/24 UFN74(1/2)
8/29 IGF 4(1/1)


 というわけで合計は10/18で的中率55.6%。いやもう、大惨敗。2日のUFCを大きく外した後、翌週のUFNで止めを刺された感じ。ノゲイラvsシュトルーフとかホジェリオvsショーグンとか「悪い意味で予想が難しい試合」をことごとく外しており、もう「ギャンブル力で負けた」としか言えない感じだが。9月は巻き返します。
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by nugueira | 2015-08-30 13:49 | 雑記 | Comments(0)
 エキサイトマッチの感想を。まずWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、スコット・クイッグvsキコ・マルチネス。
 マルチネスは開始からグイグイ前に出て強烈なパンチを振るっていく得意のスタイル。クイッグはがっちりガードを固めてフットワークを使うが、マルチネスの右をもらい一瞬動きが止まる場面も。
 2Rもマルチネスが前に出続けるが、クイッグが右アッパーをどんぴしゃのタイミングでヒット!腰をガクリと落とし後退するマルチネスにすかさず左右の連打を入れダウンを奪うと、ダメージの残るマルチネスにガードを回り込む左右のフックを立て続けに打ち込み、あっという間に2度目のダウン。マルチネスは10カウント以内にファイティングポーズが取れず、クイッグがKO防衛。マルチネスの強さは長谷川穂積戦で嫌というほど分かっているのだが、そのマルチネスを2ラウンドで粉砕。一発を効かせた後仕留めにかかる決定力が半端ではなく、こりゃ強い王者だわ。

 続いてスーパーバンタム級10回戦、ノニト・ドネアvsアントニー・セットウル。
 開始早々ドネアの右ストレートがヒット。ドネアはこの後も攻め急ぐことなくセットウルのパンチを落ち着いて捌きながらジャブを入れていくと、左ボディをグサリ。セットウルは一拍置いてからうずくまるようにダウン。ドネアはラウンド終了間際にも右から返しの左ボディでダウンを奪うが、セットウルはゴングに救われる。2R、ドネアはカウンターの右ストレートをこれまた完璧に叩き込み、セットウル3度目のダウン。何とか立ち上がるがセコンドがタオルを投入し、ドネアが復帰第2戦を快勝。
 勝って当然の格下相手ではあるが、右を試しつつ落ち着いて戦えていた感じ。ウォータース戦で限界が見えてしまった感のあるドネアだが、スーパーバンタムならまだまだ面白いカードが組めそう。

 そしてWBC世界ライト級タイトルマッチ、ホルヘ・リナレスvsケビン・ミッチェル。
 1Rから思い切りのいいパンチを振るっていくミッチェル。相打ち気味の左フックでリナレスがひやりとする場面もあったが、リナレスはラウンド後半にノーモーションの右を入れると、左右の高速コンビネーションを打ち込んでいく。
 2R、リナレスはジリジリと圧力をかけると高速のカウンター。リナレスが自分のリズムで戦えている。ミッチェルは3Rには細かいスイッチを繰り返してリズムを作ろうとするが、やはりリナレスのペース。続く4Rもミッチェルは手数を増やし近距離での打ち合いの場面を作るが、リナレスも反撃。コンビネーションのスピードが尋常でない。
 だが5R、前のラウンドに続き積極的に攻め込むミッチェルは右クロスを打ち込み、リナレスがダウン!立ち上がった後もダメージが残っている様子で、これまでの負け試合のパターンが頭をよぎるが、ミッチェルの追撃を凌いでこのラウンドを終える。
 リナレスは6Rに入ると立て直すが、ミッチェルも飛び込んでの右を起点に攻めていき一進一退の攻防に。だが7R終盤、リナレスの右がヒットするとミッチェルの動きが一気に落ちる。
 8R、持ち直したミッチェルが再度手数を増やすが、ダウンのダメージから回復したリナレスも高速コンビネーションを出していく。9Rはミッチェルが右を有効に使い再度攻勢。苦しい展開が続く中、10Rにリナレスの右がヒット!動きの止まったミッチェルにリナレスは左右のノンストップ連打を叩き込む。ミッチェルも自ら前に出て反撃するが、コーナーに詰めたリナレスが再度連打を入れたところでミッチェルが遂にダウン。立ち上がったものの、目も塞がっているミッチェルを見たレフェリーがストップ。
 指名挑戦者相手にアウェーでの試合、さらに先にダウンを取られる苦しい状況の中、リナレスが逆転TKOで価値ある初防衛。ライト級で2連敗した時に見られた集中力を切らしてしまう精神的脆さも克服していることを証明してみせた。次の防衛戦はぜひ日本で。
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by nugueira | 2015-08-29 23:43 | ボクシング | Comments(2)
 8月の3大会の結果を反映した最新ランキング。

○ヘビー級
王者:ファブリシオ・ヴェウドゥム
1位:アンドレイ・アルロフスキー
2位:ケイン・ヴェラスケス
3位:スティペ・ミオシッチ
4位:トラヴィス・ブラウン
5位:ジュニオール・ドス・サントス
6位:ベン・ロズウェル
7位:アリスター・オーフレイム
8位:ロイ・ネルソン
9位:マーク・ハント
10位:ブレンダン・シャウブ
11位:マット・ミトリオン
12位:ミルコ・クロコップ
13位:ステファン・ストルーブ (↑)
14位:ショーン・ジョーダン
15位:フランク・ミア
※ノゲイラに勝利したストルーブがランクイン。3連敗のノゲイラはランク外へ。

○ライトヘビー級
王者:ダニエル・コーミエ
1位:ライアン・ベイダー
2位:アレクサンダー・グスタフソン
3位:アンソニー・ジョンソン
4位:グローバー・テイシェイラ(↑)
5位:マウリシオ・ショーグン(↑)
6位:クイントン・ランペイジ・ジャクソン(↑)
7位:オヴァンス・サンプルー(↓)
8位:アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(↓)
9位:ファビオ・マルドナド(↓)
10位:ラシャド・エヴァンス(↓)
※ホジェリオに勝利したショーグンがランクイン。サンプルーに勝利したテイシェイラがランクアップ。

○ミドル級
王者:クリス・ワイドマン
1位:ホナウド・ジャカレイ・ソウザ
2位:ヨエル・ロメロ
3位:ルーク・ロックホールド
4位:ティム・ケネディ
5位:マイケル・ビスピン
6位:ゲガール・ムサシ
7位:リョート・マチダ
8位:ホアン・カルネイロ
9位:ヴィトー・ベウフォート
10位:ターレス・レイチ
11位:デレク・ブランソン(↑)
12位:C.B.ダラウェー(↓)
13位:コンスタンティン・コスタ・フィリッポウ
14位:ケルヴィン・ガステラム
15位:ダン・ヘンダーソン
※ノーランカーに勝利したブランソンがランクアップ。

○ウェルター級
王者:ロビー・ローラー
1位:デミアン・マイア(↑)
2位:ジョニー・ヘンドリックス(↓)
3位:タイロン・ウッドリー
4位:ローリー・マクドナルド
5位:リック・ストーリー
6位:カーロス・コンディット
7位:ジョーダン・メイン
8位:チアゴ・アウベス
9位:マット・ブラウン
10位:ニール・マグニー(↑)
11位:キム・ドンヒョン(↓)
12位:コルビー・コヴィントン
13位:タレック・サフィジーヌ
14位:スティーブン・トンプソン(↑)
15位:エリック・シウバ(↓)
※マグニーに勝利したマイアがランクアップ。マグニーはその後エリック・シウバに勝利したため再度ランクアップ。

○ライト級
王者:ハファエル・ドス・アンジョス
1位:トニー・ファーガソン
2位:ドナルド・セローニ
3位:アンソニー・ペティス
4位:ベン・ヘンダーソン
5位:グレイソン・チバウ
6位:ベニール・ダリウシュ(↑)
7位:エジソン・バルボーザ
8位:マイケル・ジョンソン(↓)
9位:ハビブ・ヌルマゴメドフ(↓)
10位:ボビー・グリーン(↓)
11位:アル・ラクインタ
12位:エディ・アルバレス
13位:ジム・ミラー
14位:ダスティン・ポイエー
※ジョンソンに勝利したダリウシュがランクアップ。
○フェザー級
王者:ジョゼ・アルド
暫定王者:コナー・マグレガー
1位:マックス・ホロウェイ(↑)
2位:フランキー・エドガー(↓)
3位:デニス・バミューデス
4位:チャド・メンデス
5位:クレイ・グイダ
6位:カブ・スワンソン
7位:ヒカルド・ラマス
8位:チャス・スケリー
9位:マイク・ウィルキンソン
10位:ジェレミー・スティーブンス
11位:ハクラン・ディアス(↑)
12位:ダレン・エルキンス(↑)
13位:チャールズ・オリベイラ
14位:ノア・ラハッド(↑)
15位:ニコラス・バックストロム(↓)
※オリベイラに勝利したホロウェイがランクアップ。6月にバックストロムがラハッドに破れた結果が反映されていなかったので今回反映。バックストロムは2戦連続ノーランカーに敗れているため最下位へ。

○バンタム級
王者:TJ.ディラショー
1位:ハファエル・アスンサオ
2位:ユライア・フェイバー
3位:ヘナン・バラォン
4位:ドミニク・クルーズ
5位:ロブ・フォント
6位:アルジャメイン・スターリング
7位:フランシスコ・リベラ
8位:ジョージ・ループ
9位:ジョニー・エドゥアルド
10位:ハニ・ヤヒーラ
11位:水垣偉弥
12位:マイケル・マクドナルド
13位:金原正徳
14位:ブライアン・キャラウェイ
15位:トーマス・アルメイダ
※変動なし。

○フライ級
王者:デメトリウス・ジョンソン
1位:ジョゼフ・ベナビデス
2位:ジョン・ドッドソン
3位:ジュシェ・フォルミーガ
4位:イアン・マッコール
5位:ジョン・モラガ
6位:ヘンリー・セジュード
7位:ジョン・リネカー
8位:ザック・マコースキー
9位:ウィルソン・ヘイス
10位:チコ・カムス
11位:クリス・カリアソ
12位:堀口恭司
※変動なし。

○女子バンタム級
王者:ロンダ・ラウジー
1位:アマンダ・ヌネス(↑)
2位:ミーシャ・テイト(↓)
3位:アレクシス・デイビス(↓)
4位:キャット・ジンガーノ
5位:リズ・カモーシュ(↑)
6位:ベス・コレイラ(↓)
7位:ホーリー・ホルム(↑)
8位:サラ・マクマン(↓)
9位:ジャーメイン・デ・ランダミー
10位:マリオン・ルニュー
11位:ジェシカ・アンドラーデ
12位:サラ・カウフマン
13位:ジェシカ・アイ
※タイトルマッチに敗れたコレイラがランクダウン。マクマンに勝利したヌネスがランクアップ。

○女子ストロー級
王者:ヨアナ・イェンジェイチック
1位:ローズ・ナマジュナス
2位:カーラ・エスパーザ
3位:ランダ・マルコス
4位:テシア・トーレス
5位:マリーナ・モロズ
6位:ペイジ・ヴァンザント
7位:ジョアンヌ・カルダーウッド
8位:ジェシカ・ペン
9位:フェリス・ヘリグ
10位:ジュリアナ・リマ
11位:クラウディア・ガデーリャ(↑)
12位:ヴァレリー・ルトルヌー(↑)
※アギラーに勝利したガデーリャ、2連勝のルトルヌーがランクイン。
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by nugueira | 2015-08-28 23:31 | UFC | Comments(0)

[こだわり]バウト

 8月の各賞と9月のおすすめバウトを。ベストサブミッションは該当なしでした。

MVP&ベストKO:ロンダ・ラウジー(8/2 UFC190)
 もう今月はこの試合に尽きる、と言っても言い過ぎではないと思う。最近のロンダの試合を見ていると、この人は格闘技の歴史を塗り替える戦いをしていて、自分はそこにリアルタイムで立ち会っているんだ、という特権階級のような意識すら感じてしまう。絶対女王の強さに、ただひたすら平伏。

ベストバウト:ステファン・シュトルーフvsアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(8/2 UFC190)
 進退について正式発表はないものの、おそらくノゲイラのラストマッチ。もっと早く引退すべきだったという考えは変わらないが、最後まで倒れず前に出続ける姿にプライドと根性を感じた。本当におつかれさまでした。

[おすすめ]バウト:山中慎介vsアンセルモ・モレノ(9/22 WBC世界バンタム級タイトルマッチ)
 UFC日本大会やメイウェザーのラストマッチもあるが、勝負論という点でやはりこの試合。モチベーション維持に苦労していたであろう山中にとって、過去最強の挑戦者はむしろ望むところのはず。P4Pにもランクされた「神の左」が炸裂することを期待。
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by nugueira | 2015-08-27 23:40 | 雑記 | Comments(3)

IGF 4

 そういえば開催されるんだっけ、という感じの29日のIGF。前回大会は地上波放送がなかったので無差別級トーナメントを追えていないのだが、とりあえずつまみ食い予想。

石井慧○-×ウィリアム・ペン
 とりあえず現役続行で落ち着いた石井。UFCは完全に遠のいた感があるが、まだ巻き返せる年齢だし、ここから追い上げてほしい。今回の相手はベラトール参戦経験ありの選手らしいが、手堅く石井が勝利と予想。

 今回も地上波なしか。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2015-08-26 23:36 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

ROAD TO UFC: JAPAN(Episode8)

 今回の日本編では、前回に続き選手各人のパーソナリティーを掘り下げる構成。廣田とウィッキーがともに長崎出身なのでネルソンも長崎を訪問するわけだが、ここでいきなり廣田に「格闘家をやりながら観光業の仕事を軌道に乗せればいいんだ」という衝撃のビジネスプランを披露。ウィッキーに対して言った「俺たちはスーパーヒーローを演じることを選んだんだ」という台詞もしびれたし、1回戦では影の薄かったネルソンが急に存在感を増してきている。

 一方のチーム・ジョシュは相変わらずの一体感・・・というより、ジョシュが各人のコントロールの仕方を心得ている感じ。弟子のビクター・ヘンリーの活躍なんかを見ても、この人は本当に指導者としての資質が高いのではないか。

 前述したように各選手のキャラクターの掘り下げが進む中、今回のメインは夜叉坊。入場曲の『ライオンの子』は亡き父の思い出の曲で、それを大音量で流したいから入場曲にしている、というエピソードには泣きそうになった。というかKIDが号泣。もうねえ、今どきの若い奴で「父親が好き」と堂々と言えるのがどれだけいるのかと。やっぱり人は見た目で判断しちゃいけないんだよ。

 それにしてもツイッター上でも同じような感想を書いている人が多いのだが、こうなると4人全員に勝ち上がってほしくなってしまう。2週に渡って「負けられない理由」をガッツリ見せられたんだから、そりゃ情も沸きますよ。
 廣田vsDJは双方「負けたら引退」がチラつく状態だし、夜叉坊には天国の父親に勝利の報告をしてほしい一方、双子の父親であるウィッキーにも頑張ってほしい。ああっ、来週からの準決勝は結果がどちらに転んでもテレビの前で泣いている自分がいそう・・・。
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by nugueira | 2015-08-25 23:42 | UFC | Comments(3)

UFC Fight Night 74の感想

Fight Passで見たセミとメインの感想を。

エリック・シウバ×-○ニール・マグニー(判定)
 1R、シウバがバックハンドブローに失敗しバランスを崩したところへマグニーが押しかかるようにテイクダウン。立ち上がったシウバはテイクダウンを奪い返しパウンドを入れるが、マグニーがスイープして再度上になるめまぐるしい展開。終盤はバックマウントを取られたシウバがパウンドをもらい続け1Rが終了。
 2Rはスタンド中心の展開になり、シウバがローや左ミドル、パンチをヒット。だが大振りが目立ち、マグニーのパンチを不用意に顔面にもらう場面も多くなかなかリズムをつかめない。それでも後半にはテイクダウンも奪いこのラウンドは取ったか。
 3Rもシウバはローやパンチで攻めるものの攻撃が単発で、マグニーのジャブや組んでのヒザをもらい続けてしまう。終盤にはテイクダウンも奪われ劣勢の印象のまま試合終了。ジャッジ一者はシウバにつけたものの、スプリット判定でマグニーが勝利。シウバは打撃に全くキレが感じられず、どちらがスクランブル出場なのか分からないほどのピリッとしないパフォーマンス。

マックス・ホロウェイ○-×チャールズ・オリベイラ(1R TKO)
 ホロウェイは距離を取りつつ鋭い踏み込みからのパンチ。対するオリベイラは組んでのヒザを出していくが、ホロウェイの動きがいい。オリベイラがタックルに行くが、ホロウェイはこれを切って再びスタンドへ・・・というところで、立ち上がったオリベイラが肩を抑えたまま戦意喪失しレフェリーストップ。フェザー級成長株同士の対決は消化不良の結末に。
 とはいえホロウェイの動きの良さが目立ち、試合が続いていたら打撃で押し込んでいたのでは。これで7連勝のホロウェイ、タイトルマッチが視界に入る位置まで浮上してきたか。
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by nugueira | 2015-08-24 23:55 | UFC | Comments(2)
 エキサイトマッチの感想を。今回はウェルター級のタイトルマッチ2試合。

 まずIBF世界ウェルター級タイトルマッチ、ケル・ブルックvsフランキー・ギャバン。1Rは距離の探り合いからスタートし、ブルックは細かいスイッチを見せながら右をヒット。2R、ギャバンは細かいジャブに対してブルックはノーモーションの右ストレートを繰り出していく。3R、さらに圧力を強めるブルックは右ストレートから返しの左、さらに右ボディ。力強い連打を叩き込む。
 ブルックの勢いは止まらず、5Rに右アッパーからギャバンをコーナーへ詰め連打。6Rもブルックは右アッパーを次々と叩き込みギャバンを圧倒。ラウンド終盤、ロープ際でアッパーからの猛ラッシュを叩き込んだところでギャバンが力尽きるようにダウンすると、レフェリーがすかさずストップ。
 ブルックはポーター戦では相手の距離を外していた印象が強いが、今回はガンガン攻め続けてのKO。無駄打ちが少なくフィジカルも強固で、ギャバンが多少反撃してもものともせず押し返していた。こりゃ長期政権を築くかも。

 続いてWBO世界ウェルター級暫定王座決定戦、ティモシー・ブラッドリーvsジェシー・バルガス。
 1R、ブラッドリーは回転力のある連打を見せ手数でリード。2Rもブラッドリーが手数では優勢だが、バルガスはたまに見せる一発が重い。3Rはバルガスのジャブがよく出るようになり、いいタイミングでカウンターの右も出す。ブラッドリーのスピードに決して翻弄されていない様子。4R、ブラッドリーは再び手数で押していくとオーバーハンドの右。やはりブラッドリーがよく動けている。
 5Rもブラッドリーが積極的に打って出ていくが、バルガスも打ち合いの展開からボディや右を入れていく。6R、バルガスは下がりながらもボディや打ちおろしの右をヒット。手数を取るか大きい一発を取るかで採点が分かれそう。
 後半に入ってもブラッドリーのペースは落ちず、上手く距離をコントロールしつつ自分のリズムで踏み込んで連打。一発の威力はなくとも手数で押し続ける。一方のバルガスはラウンドを重ねるごとに手数が減り、完全にジリ貧の状態。攻め手が全く見いだせない。
 終盤も後手に回り続けるバルガスをブラッドリーが翻弄し、ガス欠の気配すら見せずに豊富な手数で試合をコントロール。このまま判定か・・・という空気で迎えた最終ラウンド残り30秒のところで、バルガスが何度か見せていた相打ちでの右カウンターがクリーンヒット!ガクリと腰を落とし後退するブラッドリーだが、バルガスも仕留めきるだけの余力はなく、ブラッドリーがクリンチで凌ぐ。さすがに大逆転は起こらず・・・という残り10秒で、拍子木の音を試合終了と勘違いしたレフェリーが試合をストップ。TKOと勘違いしたバルガスがコーナーに登ってガッツポーズ、という前代未聞のハプニング。結局判定となり、3-0でブラッドリーがベルトを獲得。

 解説のジョー小泉が「ブラッドリー気に食わない感」を露骨に出しており、確かに派手さはないけど今回の試合はさすがに評価してあげなきゃ可哀想なんじゃ、と思っていたところへ終盤のグダグダ劇。レフェリーのミスはブラッドリーの責任じゃないのだが、あそこで一発をもらってしまったのはいただけなかった。錚々たる相手に勝ってきた割に評価が上がらないブラッドリーだが、試合内容のつまらなさに加えてこの辺の詰めの甘さも一因だろうか。
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by nugueira | 2015-08-23 23:01 | ボクシング | Comments(0)
 K-1の-70kgトーナメント、YouTubeの公式チャンネルに動画がアップされたのでチェック。まずは優勝したグレゴリアンの3試合から。

山崎陽一×-○マラット・グレゴリアン(2R KO)
 開始から圧力をかけるグレゴリアンは左右のパンチからローのコンビネーション、さらに近距離のアッパーで山崎を圧倒。山崎もローを返してはいるのだが、圧力と一発の重さが段違い。ロープ際に詰めたところでグレゴリアンが跳びヒザから左右の連打を入れ、山崎が吹き飛ばされるようにダウン。この後もグレゴリアンの追撃に山崎は防戦一方になるが、1Rをなんとか凌ぐ。
 2Rもグレゴリアンは圧力で山崎を下がらせると、ロープ際で左ハイをどんぴしゃのタイミングでヒット。山崎は立ち上がるが足元がおぼつかず、レフェリーがストップ。

マラット・グレゴリアン○-×牧平圭太(2R KO)
 牧平は素早い出入りからローを繰り出すが、グレゴリアンはものともせずにロー、左右のパンチ、ヒザで攻勢。1R終了間際に左フックを打ち込み牧平をダウンさせるが、牧平はゴングに救われる。
 2Rに入ってもグレゴリアンの猛攻は止まらず、右フックを入れて牧平をグラつかせると左右のパンチで猛ラッシュ。牧平はここはなんとか凌ぐが、最後はグレゴリアンが左ボディを突き刺し、右アッパーと右フックでとどめ。牧平は立ち上がれないまま10カウントを聞いた。

マラット・グレゴリアン○-×ジョーダン・ピケオー(1R KO)
 両者とも近距離でパンチを打ち合う展開から、グレゴリアンの右ハイがピケオーの頭をかすめる。動きの落ちたピケオーにグレゴリアンは右アッパーから追撃の連打を打ち込み、ピケオー大の字にダウン。レフェリーがカウントを数えるうちからグレゴリアンはコーナーに上りガッツポーズを取っていたが、そのフライングが全く不自然に見えない説得力満点の内容でグレゴリアンがKO勝利。

 今更ではあるが「グレゴリアン強い」の一言。一回戦・準決勝が日本人相手で展開に恵まれた点もあるとはいえ、パンチだけでなくロー・ハイ・前蹴り・ヒザを繰り出せる引き出しの多さや、相手が効いた様子を見せたところで一気にたたみかける決定力はさすがだった。70kgの外国人だとGloryをはじめ海外プロモーションからの引きも強くなりそうだが、K-1に継続参戦して絶対王者の地位を築いてほしい。
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by nugueira | 2015-08-22 23:13 | K-1 | Comments(0)