反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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ゲーオの試合映像

 YouTubeのK-1チャンネルの感想。時系列は前後しますが、-65キロトーナメントを制したゲーオの試合を。

 多少時間が経過しているし結果を知ったうえで映像を見たので細かい試合経過は省かせてもらうが、3試合分を見て一言。こいつ化け物か?
 過去のゲーオの戦績を確認したところ自分は2005年の山本元気戦を会場観戦しており、当時の記事でも「意外なパンチ技術の高さを披露」という点は指摘しているのだが、あれから10年経ってここまでの選手になっていたとは。

 1回戦の山崎戦は1Rの左ミドルと左ハイで事実上試合を制圧、準決勝の久保戦では序盤こそ遠い間合いからパンチをねじこまれたものの、最後は近距離の打ち合いで逆転KO。そして決勝の左右田戦では消耗戦の展開になりながらも、体格で上回る左右田の圧力をパンチとヒザで凌ぎ続けて逃げ切りの判定勝利。どういう展開になろうと最後は白星をもぎ取るだけの技術とスタミナと精神力が備わってる。トップどころのタイ人って本当に強いんだな、という事実を何年ぶりかに実感させられた。

 で、この映像を見てから木村ミノル戦を振り返ってみると・・・うーん、やっぱり釈然としない。滅法強いものの団体側が持て余し気味という点までブアカーオと被ってくるなあ。
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by nugueira | 2015-01-31 23:38 | K-1 | Comments(2)

ゲーオvs木村

 最近になって知ったのだが、YouTubeのK-1チャンネルでこれまでの2大会の全試合映像がアップされている。90年代のようにビデオ販売での利益が期待できないご時世、格闘技ファンの目に触れる機会を増やすことで認知度と動員の向上につなげようという狙いなんだろうけど、随分思い切ったなあ。個人的には嬉しい限りだが。

 というわけで早速前回大会のゲーオvs木村を見させてもらったので感想を。

ゲーオ・フェアテックス×-○木村“フィリップ”ミノル(判定)
 序盤から鋭いミドル・ハイを繰り出すゲーオに、木村は重たいパンチを振るっていく。ゲーオはダメージを与えるクリーンヒットこそなかったものの、左ミドルで着実に木村の腕を殺している感じ。
 2Rに入るとゲーオが一気に攻勢を強め、蹴りで飛び込んでからのパンチを入れると、さらにヒザ蹴りを連打。木村はたびたび腰を落としつつも、なんとかダウンだけは免れている状態。
 3Rもゲーオが蹴りからのパンチで攻め立てるものの、パンチで飛び込んできたゲーオに木村が左を合わせ、ゲーオはこの一発で前のめりにダウン。起死回生のダウンを奪った木村はこの後ゲーオの反撃を凌ぎ、逆転判定勝利。

 当日はツイッター上で判定に対するバッシングが吹き荒れていたが、1Rのゲーオは手数で圧倒していたものの分かりやすいダメージを与えているとまではいえず、イーブンになるのもギリギリ分かるかな、という印象。とはいえタイ人のこのスタイルでは簡単にポイントをあげないというジャッジ傾向が早くも明らかになったわけで、旧K-1の悪しき伝統を受け継いじゃっているのは間違いないのだが。
 木村は1Rのジャッジに救われたのはともかく、ダウンを奪った後に攻めきろうとせず逃げ切りモードに入ってしまったのが残念。「うっかり勝っちゃった」という印象はぬぐえず、この勝利でK-1の顔を名乗るのはさすがに早いなあ。

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by nugueira | 2015-01-30 23:37 | K-1 | Comments(3)

魔裟斗のファイトマネー

 日本テレビ「ナカイの窓」の格闘家スペシャルに魔裟斗が出演。
 
魔裟斗、現役時代のファイトマネー明かす「最高は1試合5千万円」

 ・・・ファイトマネーを聞かれれば「格闘バブルでしたから。大晦日に民放3つが格闘技ですからね。あの時、僕バリバリでしたからね。K-1トーナメントの優勝賞金が2千万なんですよ。皆、ファイトマネーは2千万以下だと思ってる。でも最高は1試合5千万ですね」と笑顔で語った。

 詳しくはこちらを。

 この番組の存在は数日前にツイッターで見て知っていたはずだが、録画を完全に忘れていた。これを見逃したのは痛いなあ。

 それにしてもK-1のファイトマネーと言えば未払いの話題しか出てこない中、「俺は格闘技バブルでガッチリもらった」というまさかの逆方向のカミングアウト。大丈夫か?今頃セフォーや佐藤から「こっちに少しまわせ」という電話が来たりしてないか?

 こうなると「魔裟斗が5000万もらったのはどの試合なのか」というのが気になってくるところ。「大晦日に民放3つが格闘技」という発言はあるものの、2003年大晦日は魔裟斗は試合してないからな。となるとやはり翌年大晦日のKID戦だろうか。03年は「俺はK-1王者。安くない。」という趣旨の発言をして大晦日出場を見送っていた記憶があるし、その魔裟斗を引っ張り出してKIDとのメガマッチ、という状況からすると可能性が高いように思えてくる。

 格闘技バブルの絶頂期からそろそろ10年が経つわけで、10年という期間が「時効」かどうかはともかく、今後も「俺はあの頃これだけもらっていた」というぶっちゃけ話は他の選手からも出てくるのかも。格闘技を巡るお金の流れの話題が大好きな自分にとっては、たまらん展開ですな。
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by nugueira | 2015-01-29 23:46 | 雑記 | Comments(0)

UFC183の予想

 日曜のUFCの予想を。

イアン・マッコール○-×ジョン・リネカー
 マッコールはジョンソンとベナビデスに連敗した後は手堅く連勝。リネカーはバガウティノフ戦のように勢いを殺されて終わりそうな気がする。

ミーシャ・テイト×-○サラ・マクマン
 日本大会以来となるミーシャ。中井戦も勝ったとはいえ物足りない内容だったし、ロンダのように一撃で試合を終わらせる打撃を持っているわけでもない、レスリング五輪メダリストのマクマン相手ではきついか。

ターレス・レイチ○-×ティム・ボーシュ
 UFC復帰以降、順調に連勝を重ねているレイチ。最近の戦績を比べるに、今回もボーシュを食ってしまうのでは。

タイロン・ウッドリー○-×ケルヴィン・ガステラム
 キャリア無敗を続け、前回はエレンバーガーも蹴散らしてしまったガステラム。ただウッドリーのフィジカルを相手にするのは少々きついのでは。マクドナルドのようにジャブでコントロールできるイメージも沸かないし、ウッドリーのパワー勝ちを予想。

アンデウソン・シウバ○-×ニック・ディアス
 ナンバーシリーズでタイトルマッチがメインに来ないのは久しぶりだが、このカードがあるならそれも納得。勝負論はさておき、注目度満点の顔合わせ。
 ブランクがあるうえにミドル級で戦うニックが分が悪いのは確実で、焦点はむしろアンデウソンがどこまで回復しているか。正直2度にわたるワイドマン戦の敗北で役割を終えた感はあるのだが、ここからもうひと頑張りできるならそれはそれで見てみたい気も。打撃戦になるのは間違いないが、ニックをきっちりKOで仕留められるかどうか。

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by nugueira | 2015-01-28 23:39 | UFC | Comments(0)

[こだわり]バウト

 1月の各賞と2月のおすすめバウトを。と言っても1月はUFC2大会しか見なかった。ベストバウトは中邑vs飯伏を選びたいところなんだけど、さすがにプロレスを混ぜると収集つかなくなるしね。

MVP:アンソニー・ジョンソン(1/25 UFC on FOX)
 3万人の観衆で埋め尽くされたアウェーの大会場でグスタフソンと対戦、という完全に引き立て役のポジションで迎えた試合で、難なくグスタフソンを粉砕。主催者の思惑通りに事が運ばない格闘技興業の難しさを実感させられた一戦だったが、とにかく見事な勝ち方だった。

ベストバウト:ジョン・ジョーンズvsダニエル・コーミエ(1/4 UFC182)
 ジョーンズのトリッキーな攻めをコーミエが持ち前の圧力で攻略しかけるものの、最後は消耗の激しいコーミエをジョーンズがテイクダウン・・・と5Rの中できっちりとストーリーが見られた試合。ジョーンズvsジョンソンは今から楽しみなので、ジョーンズの一刻も早い治療を願う。

ベストKO:マクワン・アミルカーニ(1/25 UFC on FOX)
 早期決着の多い興業だったが、やはり8秒KOのインパクトは格別。かつてのKID対宮田を思いだした。

[おすすめ]バウト:アンデウソン・シウバvsニック・ディアス(2/1 UFC183)
 長き沈黙から復帰するアンデウソンの相手はこれまた久々のオクタゴン登場となる悪童ディアス、という勝負論はともかく十分すぎるインパクトのある顔合わせ。アンデウソンがかつての強さをどこまで取り戻せているのか、という点でも興味深い一戦。

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by nugueira | 2015-01-27 23:15 | 雑記 | Comments(2)

UFC on FOXの感想

 WOWOWのディレイ放送を録画視聴して「7試合も流すの!?」と思ったのだが、凄い展開の試合が多かった。

ニキタ・クリロフ○-×スタニスラフ・ネドコフ(1R ギロチンチョーク)
 ネドコフがオーバーハンドの右を打ち込んでいくものの、クリロフはヒザ蹴りで応戦。ネドコフが何度目かに突っ込んできたところでクリロフがスタンディングのギロチンチョーク一閃!この興業を象徴するかのような短期決着での一本勝ち。

アンディ・オグル×-○マクワン・アミルカーニ(1R TKO)
 開始と同時にアミルカーニの跳び膝がヒット!下がったオグルに追撃のアッパーとパウンドを入れたところでレフェリーストップ!UFC最短KO記録更新はならなかったものの、アミルカーニが衝撃の8秒KO。前座試合の鑑だな。

ケニー・ロバートソン○-×スルタン・アリエフ(1R TKO)
 蹴り技を交えて攻めるロバートソンに対しアリエフもバックスピンキックを繰り出すが、その蹴り終わりにフックを合わせたロバートソンがKO勝利。こういうダウンシーン初めて見たかも。

アキラ・コラッサニ×-○サム・シシリア(1R TKO)
 なんとなく似たような風貌の両者。シシリアが序盤から動きがよく、プレッシャーをかけ続けながらパンチを打ち込んでいく。コラッサニがハイキックで押し返す場面もあったが、最後はシシリアが鋭い踏み込みからの右フックでKO勝利。菊野戦に比べて段違いの戦いぶりで、菊野の勝利はホームでの試合だったことも多分に影響したか、とすら思えてきた。

フィル・デイビス×-○ライアン・ベイダー(判定)
 タックルのフェイントを混ぜながらパンチを出すデイビスに、ベイダーはパンチで応戦。やはりこの2人が戦うと消耗戦になってくる。1Rは微妙な内容だが個人的ジャッジはデイビス。
 試合内容にムラのあるデイビスだが、この日は足技がよく出ていて攻めに幅がある。逆にベイダーはなかなか自分のリズムで攻めることができず、2R後半にはデイビスがテイクダウンを奪い優勢。
 しかし3Rはデイビスのタックルを切ったベイダーが膝蹴りを入れ、デイビスがやや下がるようになりつつ試合終了。ベイダーは3Rは取ったが反撃及ばずか・・・と思っていたら判定はスプリットでベイダー。1Rは微妙な差だったので、まあ納得できる範囲のジャッジ。毎度毎度タイトルマッチまであと一歩のところでつまずいてしまうベイダーだが、これで4連勝。次も上位ランカーに勝てば、いよいよ浮上してくるか。

ダン・ヘンダーソン×-○ゲガール・ムサシ(1R TKO)
 ダンヘンは前に出ながら右の一発を狙ういつもながらのスタイル。しかしダンヘンが突っ込んできたところにムサシが打ちおろしの右!ヒザをついたダンヘンにムサシが追撃のパンチを入れ、ダンヘンがケージ際にダウンしたところでレフェリーが止めた。
 ダンヘンは打たれ弱くなっているのが明らかな試合内容で、前から言っているがもう引退した方がいいと思う。UFCのレフェリーにしては珍しく早めのストップがかかってくれたのがせめてもの救い。

アレクサンダー・グスタフソン×-○アンソニー・ジョンソン(1R TKO)
 リーチ差をものともせずグイグイ前に出てくるジョンソンに、グスタフソンはローとパンチで応戦。グスタフソンのサミングによる中断からの再開後、グスタフソンの蹴り足をキャッチしたジョンソンがそのまま右フック!ガクリとヒザをついたグスタフソンにジョンソンはラッシュを仕掛け、最後はダウンして亀になったグスタフソンにパウンドを落とし続けたところでレフェリーストップ。母国スウェーデンの大観衆の前で、ジョンソンが王座挑戦権を強奪してみせた。
 3万人の大観衆の前で母国の英雄グスタフソンが王座挑戦権を獲得、というのが大方の人間が描いていたストーリーだったはずで、ジョンソンが勝った瞬間の葬式のように静まり返った空気は見ているこっちがいたたまれないぐらいだった。今後のスウェーデン興業は大丈夫なのか、という心配すら浮かんでくるが、これがリアルファイトの宿命なわけだから仕方ない。
 今回のジョンソンはフィニッシュシーンまで落ち着いた戦いぶりで、さすがに褒めるしかない試合内容。まさかグスタフソンにこういう勝ち方をできる選手がいるとは。まずはジョーンズにしっかり治療を終えてもらう必要があるが、次のタイトルマッチがにわかに楽しみになってきた。

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by nugueira | 2015-01-26 23:45 | UFC | Comments(2)

勝敗予想(1月の決算)

 UFCの感想の前に1月の予想の決算を。

1/4 Krush.49&50(2/4)
1/4 UFC182(4/4)
1/18 K-1 WORLD GP (1/2)
1/19 UFC Fight Night 59(4/4)
1/25 UFC on Fox(2/4)


 合計は13/18で的中率72.2%。対象試合数が少ないうえに出入りの激しい成績だったが、合計は7割クリア。とりあえず出だしとして最低ラインはクリアしたか。
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by nugueira | 2015-01-25 23:26 | 雑記 | Comments(2)

ミルコvsゴンザガⅡ

 UFCに復帰したミルコの初戦が、4月11日ポーランド大会でのガブリエル・ゴンザガ戦に決定。

 再契約の時点では「イキのいい選手と当てられて潰されるのでは」と予想していたのだが、ヨーロッパ大会のメインで起用という使い道があったか。ミルコのUFCでの躓きはゴンザガ戦のKO負けが発端なわけだが、8年の時を経てまさかのリベンジマッチ実現ですよ。

 とはいえ、トップ集団とまではいかないもののUFCヘビー級戦線でサバイブを続けているゴンザガが、現状のミルコにとって分の悪い相手であるのは間違いないところ。石井戦でもベッタリ背中をマットにつけてしまう場面が目立ち、今のUFCで結果を出していくのは依然厳しい道のりになりそう。

 ここで勝てば8年前のリベンジを達成しヨーロッパ大会のレギュラー枠も確保、とミルコにとってはハイリターンな一戦。果たしてミルコの大逆襲は実現なるか。
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by nugueira | 2015-01-24 23:40 | UFC | Comments(0)

ゴン格最新号

 ゴン格最新号から、気になる記事を紹介。まずは佐伯代表インタビューの中で、大晦日興業の動員・収支について。

・観客動員は5000人はいた(※実券かどうかは触れず)
・皆が思うほどチケットの売れ行きも悪くない。当初の予定より500枚ほど下回ったが。

 最初からそれほど高望みはしていなかったということなんだろうけど、目標からの下ブレはその程度に収まってくれていたのか、という印象。とはいえチケット単価を考えると、これだけで400万程度の減収になってしまうわけだが。やはり大応援団の動員を見込めた高谷の欠場が痛かったか。
 インタビュー中でも触れられていたが、興味はあっても既に大晦日は予定があったという人も多かったはずで、イベントとして継続して、動きだしが早ければ上積みの余地はあるはず。佐伯代表の男気で復活した大晦日興業を再び定着させられるか、今年の展開に注目。

 あとは一向に情報が公開されないTUF JAPANについての情報。

・噂レベルで秋山と五味がコーチに就任し、ウェルター級でコーチ対決という話が一時聞こえていた。
・日本陣営の人物がUFC182の会場で確認された。レフェリーやカットマンの陣容確保も進んでいる模様。
・当初予定された2階級から1階級に絞られる案が上がっている。
・トライアウトは2月が有力視され、撮影開始は遅くとも4月。9月の日本大会で決勝が組まれる方向性に変わりはない。

 TUF JAPANについてはファン以上に選手自身の方がやきもきしている状況だと思うので、一刻も早い正式発表を待ちたい。
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by nugueira | 2015-01-23 23:19 | 雑記 | Comments(2)
 エキサイトマッチを視聴。まずはWBO世界ミドル級王座決定戦、マット・コロボフ vs アンディ・リー。

 サウスポー同士ということもあって最初は両者様子見か、やや静かな立ち上がり。2R以降はコロボフがジリジリと圧力をかけながら先手を入れていくが、3R終盤にリーがカウンターをヒット。4Rもリーのカウンターでヒヤリとする場面があり、コロボフは簡単に攻め込めないか。
 それでもコロボフは5Rに入ると思いきった踏み込みから強めのパンチを入れる場面が増え、再びペースを握る。6Rもコロボフの攻勢は変わらず、飛び込んでの強烈なパンチを入れるが、ここでリーのカウンターの右フックがヒット!一発でフラつき動きの止まったコロボフにリーが追撃の滅多打ちを入れ続け、コロボフが棒立ちになったところでレフェリーがストップ。リーがまさかの逆転KOで王座を獲得。
 リーは紹介Vで流れていた前回の試合もKO負け寸前をカウンター一発でひっくり返していたが、持ってる選手だなあ。

 続いてウェルター級12回戦、ティモシー・ブラッドリー vs ディエゴ・チャベス。

 1Rから強烈な左右のパンチを振り回すチャベスに、ブラッドリーはフットワークで周囲を回りながらヒット&アウェイ。ラウンド後半はブラッドリーが懐に入って左右のボディを入れる場面があり、チャベスのリズムを見切ってきたか。
 2Rに入るとブラッドリーも前に出始め、近距離でお互いパンチを振り回す場面が増える。バッティングでの中断を挟んだ後、ブラッドリーの左フックがヒットしチャベスが一瞬動きを止める。
 3R以降もブラッドリーの勢いは止まらず、踏み込んでのフック、更には自ら懐に入って打ち合いを仕掛ける。チャベスもパンチを強振するが打ち終わりにブラッドリーのフック、アッパー、ボディが入り、ブラッドリーが着実にチャベスを削っていく。
 5Rもブラッドリーは自ら体を密着させて連打。今回はいつになく接近戦での強いパンチを繰り出している印象だが、さすがに攻め疲れたか5R終盤からは再び距離を取りつつ戦うスタイルに。
 後半戦に入ってもブラッドリー優位のペースは変わらず、前に出て打ち合う展開とフットワークで距離をコントロールする展開を織り交ぜながら自在に戦っていく。一方のチャベスは完全に攻め手をなくしてしまった印象。
 ブラッドリーの方もさすがに攻め疲れてきたか、9Rには動きがガクッと悪くなる場面もあったが、10Rは再び距離を詰めて左右のボディ連打。終盤戦は消耗の激しいブラッドリーをチャベスが追い上げる展開となり12Rが終了。個人的にはブラッドリーが前半の貯金で逃げ切ったと思ったが、ジャッジは1-1のドロー。
 ブラッドリーは今までになく自ら前に出て打ち合うスタイルにチェンジしており、前半戦の戦い方は素晴らしかったのだが、それが最後まで続かず失速してしまったのは残念。試合内容は今回の方が面白いのは間違いないのだが、以前と同様にスピード主体のスタイルに徹した方が白星にはつながるのだろうか。
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by nugueira | 2015-01-22 23:08 | ボクシング | Comments(0)