反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

<   2014年 07月 ( 32 )   > この月の画像一覧

 7月の5大会の結果を反映した最新ランキング。

○ヘビー級
王者:ケイン・ヴェラスケス
1位:スティペ・ミオシッチ
2位:ファブリシオ・ヴェウドゥム
3位:ジュニオール・ドス・サントス
4位:ロイ・ネルソン
5位:トラヴィス・ブラウン
6位:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
7位:ジョシュ・バーネット
8位:マーク・ハント
9位:ベン・ロズウェル
10位:アンドレイ・アルロフスキー
11位:ガブリエル・ゴンザガ
12位:ブレンダン・シャウブ
13位:アリスター・オーフレイム
14位:ステファン・ストルーブ
※変動なし。

○ライトヘビー級
王者:ジョン・ジョーンズ
1位:アンソニー・ジョンソン(↑)
2位:アレクサンダー・グスタフソン(↓)
3位:ラシャド・エヴァンス(↓)
4位:フィル・デイビス(↑)
5位:アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(↓)
6位:ライアン・ベイダー
7位:ダニエル・コーミエ
8位:ダン・ヘンダーソン
9位:グローバー・テイシェイラ
10位:オヴァンス・サンプルー
11位:マウリシオ・ショーグン
12位:ヴァンダレイ・シウバ
※ホジェリオに勝利したジョンソンがランクアップ。

○ミドル級
王者:クリス・ワイドマン
1位:ヴィトー・ベウフォート
2位:ホナウド・ジャカレイ・ソウザ(↑)
3位:ティム・ケネディ(↑)
4位:リョート・マチダ(↓)
5位:アンデウソン・シウバ
6位:ルーク・ロックホールド
7位:マイケル・ビスピン
8位:ゲガール・ムサシ
9位:C.B.ダラウェー
10位:マーク・ムニョス
11位:コンスタンティン・コスタ・フィリッポウ
12位:フランシス・カーモント
13位:ヨエル・ロメロ
14位:ティム・ボーシュ
15位:デレク・ブランソン
※タイトルマッチに敗れたリョートがランクダウン。

○ウェルター級
王者:ジョニー・ヘンドリックス
1位:ローリー・マクドナルド(↑)
2位:ヘクター・ロンバード
3位:ロビー・ローラー(↑)
4位:タイロン・ウッドリー(↓)
5位:カーロス・コンディット(↓)
6位:デミアン・マイア
7位:ジェイク・エレンバーガー
8位:マーティン・カンプマン
9位:ケルヴィン・ガステラム
10位:リック・ストーリー(↑)
11位:マイク・パイル(↓)
12位:キム・ドンヒョン(↑)
13位:マット・ブラウン(↓)
14位:タレック・サフィジーヌ
※ブラウンに勝利したローラー、ノーランカーに勝利したストーリーがランクアップ。

○ライト級
王者:アンソニー・ペティス
1位:ドナルド・セラーニ(↑)
2位:ベン・ヘンダーソン(↓)
3位:ハファエル・ドス・アンジョス
4位:ハビブ・ヌルマゴメドフ
5位:ネイト・ディアズ
6位:TJ.グラント
7位:ボビー・グリーン(↑)
8位:グレイソン・チバウ(↑)
9位:ジョシュ・トムソン(↓)
10位:ジム・ミラー(↓)
11位:マイケル・ジョンソン(↓)
12位:エジソン・バルボーザ(↑)
13位:アベル・トルジーロ(↓)
14位:ギルバート・メレンデス
15位:マイルス・ジュリー
※ミラーに勝利したセラーニ、ノーランカーに勝利したチバウ、バルボーザがランクアップ。トムソンに勝利したグリーンがランクイン。ランク下位の中でここ4戦が1勝3敗のメイナードがランク外へ。

○フェザー級
王者:ジョゼ・アルド
1位:チャド・メンデス
2位:カブ・スワンソン
3位:ダスティン・ポワリエ
4位:デニス・バミューデス(↑)
5位:ヒカルド・ラマス(↑)
6位:クレイ・グイダ(↓)
7位:ジョン・チャンソン(↓)
8位:ニコラス・バックストロム
9位:ジェレミー・スティーブンス
10位:ニック・レンツ
11位:トム・ニーニマキ
12位:フランキー・エドガー(↑)
13位:ダレン・エルキンス(↓)
※グイダに勝利したバミューデス、ペンに勝利したエドガーがランクアップ。デニス・シヴァーのドーピング違反を反映し忘れていたのでランク外へ。また、長期欠場が続いているエディ・ヤギンもランク外へ。

○バンタム級
王者:TJ.ディラショー
1位:ハファエル・アスンサオ
2位:ヘナン・バラォン
3位:水垣偉弥
4位:ロブ・フォント(↑)
5位:ユライア・フェイバー(↑)
6位:フランシスコ・リベラ(↓)
7位:ジョージ・ループ(↓)
8位:ジョニー・エドゥアルド(↓)
9位:マイケル・マクドナルド(↓)
10位:エディ・ワインランド(↓)
11位:ウィルソン・ヘイス(↓)
12位:ブライアン・ボウルズ
13位:アレックス・カサレス(↓)
※ループに勝利したフォントがランクイン。カサレスに勝利したフェイバーがランクアップ。

○フライ級
王者:デメトリウス・ジョンソン
1位:イアン・マッコール(↑)
2位:ジョン・ドッドソン(↓)
3位:ジョゼフ・ベナビデス
4位:ジョン・モラガ
5位:ジョン・リネカー(↑)
6位:ジュシェ・フォルミーガ(↓)
7位:アリ・バガウティノフ
8位:クリス・カリアソ
9位:ザック・マコースキー
10位:ティム・エリオット
11位:ブラッド・ピケット
※ピケットに勝利したマッコール、ノーランカーに勝利したリネカーがランクアップ。

○女子バンタム級
王者:ロンダ・ラウジー
1位:キャット・ジンガーノ(↑)
2位:ミーシャ・テイト(↑)
3位:アレクシス・デイビス(↓)
4位:アマンダ・ヌネス
5位:リズ・カモーシュ
6位:サラ・マクマン
7位:ジャーメイン・デ・ランダミー
8位:ジェシカ・アンドラーデ
9位:ジェシカ・アイ
10位:サラ・カウフマン
※タイトルマッチに敗れたデイビスがランクダウン。
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by nugueira | 2014-07-31 23:28 | UFC | Comments(2)
 エキサイトマッチでWBO世界ライト級タイトルマッチ、テレンス・クロフォードvsユリオルキス・ガンボアを視聴。

 体格では劣るガンボアだが、鋭い踏み込みからのボディストレートやワンツーで先手を取るいい立ち上がり。2Rからはクロフォードが手数を増やしてくるが、ガンボアはクロフォードのパンチを見切って上手く懐に入り続ける。右のショートも効果的に使い、ダメージを与えているかどうかはともかくガンボアが着実にポイントを奪っている印象で序盤4Rが終了。
 しかし5R後半、ガンボアが踏み込んできたところにクロフォードが右フックをカウンターで合わせ、追撃の左フックでガンボアがダウン。再開後もガンボアはクロフォードのパンチで棒立ちとなり、ゴングに救われる。クロフォードはあの踏み込みにカウンターを合わせてくるか・・・。
 ガンボアはダメージを引きずりつつも6R以降反撃に転じ、相変わらず果敢な踏み込みを見せていく。しかしダウンの影響かクロフォードが見切り始めたのか、パンチの精度が落ち、序盤のような有効打が見られなくなる。
 迎えた8R、ガンボアが打ち合いを挑んだところにクロフォードの右フックが入り、ガンボアが膝をつくようにダウン。足を止めての打ち合いではハンドスピードに勝るクロフォードに分があるか。
 ガンボアにダメージの色が濃い9R、ガンボアの右が入りクロフォードの動きが一瞬止まるものの、逆にクロフォードが左フックを浴びせガンボアが横向きにダウン。ここは立ち上がるものの、クロフォードの右アッパーでガンボアが弾き飛ばされるようにダウンし、ここで試合終了。クロフォードが全勝対決を制し、タイトルを防衛。

 ガンボアの敗因は階級を上げたことによるパワー差など理屈づけはできるのだろうが、ガンボアのどこが悪かったというよりも、クロフォードを讃えるしかない試合内容。最初のダウンを奪った右フックは何度巻き戻しても目視できず、あの状況でカウンターを入れられるというのが未だに信じられない。
 敗れたガンボアも含め、「強い奴同士が戦うとこうなるんだ」という成功例を見させてもらったかのような試合。堪能させていただきました。

 8月も注目カード揃い。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2014-07-30 23:41 | ボクシング | Comments(2)

[こだわり]バウト

 7月の各賞と8月のおすすめバウトの選定を。

MVP:寺崎直樹(7/13 Krush.43)
 月初めにロンダ・ラウジーのKOを見た瞬間「これで今月のMVPは決まった」と思ったのだが、それを超える衝撃的な試合を、しかも生で見ることになるとは。まさにKrush史上に残る大アップセット。試合後の寺崎のマイクも含めて、「劇的」という言葉では言い足りないぐらい印象に残る試合だった。

ベストバウト:ロビー・ローラーvsマット・ブラウン(7/27 UFC on FOX)
 勢いに乗る両者が持ち味も精神力もいかんなく発揮した、最後まで見応えたっぷりの激戦。1Rのシーソーゲームと、最終ラウンドに一歩も退かず攻め続けるブラウンの姿にはしびれた。

ベストKO:寺戸伸近(7/13 Krush.43)
 最近のKrushは期待したほどのKO劇がなかなか見れない、という思いも少々持っていたのだが、それをチャラにしてお釣りが返ってくるぐらいの年に一度見れるかどうかのKOシーン。寺戸の右フックがヒットした瞬間の音が、未だに耳にこびりついている。

ベストサブミッション:デニス・バミューデス(7/27 UFC on FOX)
 他に一本勝ちの試合がなかったので自動的に選出したが、あの激闘マシーン・グイダを寄せ付けず一本勝ちを収めたのはお見事。UFCの層の厚さをいやになるほど思い知らされた。

[おすすめ]バウト:卜部弘嵩vs山本真弘(8/9 Krush.44)
 UFCを押しのけて選出させてもらったのは、チケット完売のKrushからこのカード。世代交代という分かりやすすぎるテーマのもと、両雄が激突。正直真弘の衰えが否めなくなっている感はあるが、勝つのは現在進行形のKrush・卜部か、それともリビングレジェンド・真弘か。勝った方が大月と絡んでいくであろうという点も含め、注目の一戦。
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by nugueira | 2014-07-29 23:27 | 雑記 | Comments(0)

勝敗予想(7月の決算)

 7月の予想も一通り終わったので、集計を。

7/6 UFC175(4/4)
7/6 WSOF11(1/1)
7/7 TUF 19 Finale(1/1)
7/12 RISE 100 (1/2)
7/13 Krush.43(1/3)
7/13 ララvsアルバレス(1/1)
7/17 UFN45(4/4)
7/20 UFN46(1/1)
7/27 UFC on Fox 12(2/4)
7/27 ゴロフキンvsゲール(1/1)


 合計は17/22で的中率77.4%。出入りの激しい月だったが、UFCとボクシングが好調でキックの不調をカバー、という感じ。8月もこの勢いで乗り切ります。
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by nugueira | 2014-07-28 23:48 | 雑記 | Comments(0)

UFC on FOX12の感想

 WOWOW中継で見ての感想を。

ジョシュ・トムソン×-○ボビー・グリーン(判定)
 両者ともにローとパンチのコンビネーションで手数を出し続ける。前に出続けているのはグリーンで、トムソンはクリーンヒットはもらっていないもののフィジカルで押されかけている、少し嫌な展開。
 2Rに入るとグリーンが引き続き圧力と手数で押していくが、トムソンは浅いながらもハイキックを入れて反撃。さらにラウンド終盤にはテイクダウンを取るが、ここはグリーンがすぐさま立ち上がる。微妙なラウンドだがトムソンの方が目立つ有効打が多かったか。
 勝負所の3Rだが、ここはグリーンがまたも圧力の強さでペースを握っていく。組み付いてケージに押し込みながら細かい打撃を入れ続け、手数がガクッと減ったトムソンを圧倒。判定はスプリットにもつれこんだが、2-1でグリーンの勝利。これでライト級トップ集団がまた大混戦に。トムソンは最後に手数が減ったのがあまりに痛すぎた。

クレイ・グイダ×-○デニス・バミューデス(2R チョークスリーパー)
 打撃の交錯からグイダがタックルに行くがテイクダウンは奪えず、逆にバミューデスは首相撲からのヒザを叩き込んでグイダを削ると、グイダのタックルをがぶってバックへ。チョークスリーパーはグイダが何とか凌ぐが、得意のスクランブル戦で圧倒される苦しい展開。
 2Rに入ってもバミューデス優位の流れは変わらず、打撃で押し込んでテイクダウンを奪うと、そのままバックへ。グイダは今度はチョークを凌ぐことができず、敢え無くタップ。バミューデスはこれで6連勝。
 これまで五味、日沖、川尻といった面々をなで斬りにしてきたグイダが完敗という、間接的に日本勢には厳しい現実。UFCの選手層は果てしなく厚い。

アンソニー・ジョンソン○-×アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(1R KO)
 開始と同時に圧力をかけていくジョンソンは、そのままホジェリオをケージ際に詰めてパンチ連打。右アッパーがクリーンヒットしホジェリオのアゴが思い切り跳ね上がると、そのままジョンソンが連打を叩き込みレフェリーストップ。わずか44秒でジョンソンがホジェリオを粉砕し、これでUFC復帰後2連勝。
 ジョンソン勝利を予想していたとはいえ、ここまで一方的な展開になったのはショック。奇しくもノゲイラ兄弟が同じ年に相次いでKO負け。今更ながらかもしれないが、一つの時代が明らかに終わった。

ロビー・ローラー○-×マット・ブラウン(5R)
 予想通りの打撃戦からスタート。ローラーは右アッパーを打ち込み序盤を優位に進めるが、中盤にブラウンの左フックをもらったローラーの動きが止まり、一気に形勢逆転。ブラウンはテイクダウン、更には首相撲からのヒザでローラーを攻め立てる。しかしラウンド終盤に入るとローラーが左ミドルとカウンターのパンチを入れ再度優勢に。1Rだけで流れが二転三転するとんでもない試合展開。
 2Rに入るとブラウンが少し距離をおき、テイクダウンも混ぜながら戦いだす。ローラーはカウンター狙いのせいもあってか目立つ有効打の数が減り、このラウンドはブラウンが取った印象。
 しかし3R、ローラーの左ミドルが入り、ブラウンの動きが一気に落ちる。エリック・シウバ戦で攻められた脇腹がやはりウィークポイントなのか、この後もローラーの左ミドルが入るたびにブラウンは下がり続け、試合の流れが一気にローラーへ傾いていく。続く4Rは蹴り足をつかんだローラーがテイクダウンから上をキープし、スタンド勝負以外でもブラウンを圧倒。試合の大勢はほぼ決した印象になる。
 最終ラウンド、後がないブラウンは自ら前に出て打撃戦を挑む。序盤はローラー優勢だったもののブラウンはヒジを繰り返し打ち込んでいき、ローラーは下がる場面が増えてくる。ローラーが再度左ミドルを叩き込んでブラウンを止めるものの、ブラウンはそこからなおも前に出て反撃を続け、両者譲らぬ打撃戦が続いたまま試合終了。判定は3-0でローラーが制し、タイトルマッチへの挑戦権を獲得した。

 個人的採点は2・5Rがブラウン、他はローラー。シーソーゲームの1Rと5Rの打撃戦がとにかく素晴らしく、勢いに乗る選手同士ならではの激闘だった。ローラーは最終ラウンドにやや集中力を切らしてしまったのが懸念材料だが、ジョニヘンとの再戦はとにかく楽しみ。ジョニヘンの回復待ちだろうが、何としても年内には実現してほしい。
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by nugueira | 2014-07-27 22:43 | UFC | Comments(6)
 エキサイトマッチの感想を。軽量級中心だったものの、見応えのある内容の試合ばかり。

 まずWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、スコット・クィッグvsツィーフィワ・ムニャイ。
 細かいフェイントを混ぜながら強いパンチを振るっていくクィッグは、1R終盤に左フックでムニャイのアゴを打ち抜き、ムニャイいきなりダウン。このラウンドは何とか凌いだもののダメージが残る様子のムニャイに、2Rは今度はクィッグのワンツーがヒットし2度目のダウン。事実上ここで勝負ありで、立ち上がったムニャイにクィッグが追撃を入れダウンを重ねたところでストップ。クィッグは一発一発のパンチは力みすぎな感じもするのだが、パンチ力以上に当て勘の良さがずば抜けている印象。今後も試合を見たい選手。

 続いてWBO世界ライトフライ級王座統一戦、ドニー・ニエテスvsモイセス・フエンテス。上背ではフエンテスが勝っているものの、ニエテスは身長差をものともせず鋭い踏み込みからのパンチを繰り出す。2Rにはニエテスのパンチがフエンテスの顔面を捉え始め、リズムに乗ってきた感じ。
 3Rからはフエンテスが体格差を活かそうと圧力を強めてくるが、ニエテスはフットワークとカウンターで試合をコントロール。細かいジャブを入れてフエンテスに踏み込むリズムを作らせず、非常にきれいな試合を作っていく。ニエテスは間合いをキープしながらガードの隙を突いて着実に有効打を入れ、フエンテスにしてみると攻めても攻めても相手のリズムを崩せない、実に嫌な展開のままラウンドが経過。
 後半戦に入った7R、ニエテスはパンチの回転を上げ仕留めにかかると、9Rに右ストレートからの連打でダウンを奪取。この後も連打を入れて2度目のダウンを奪うと、最後はカウンターの右クロスでフィニッシュ。オフェンスもディフェンスも、とにかくニエテスのスピードが圧倒的にフエンテスを上回っていた。

 最後はWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、シーサケット・ソールンビサイvsカルロス・クアドラス。前に出て圧力をかけるシーサケットに、クアドラスは下がりながら距離が詰まるとパンチを強振。互いの連打が近距離で交錯するスリリングな展開となる。1R終盤からクアドラスがリズムをつかみ、シーサケットの打ち終わりに顔面への連打を叩き込む場面が徐々に増えてくる。とはいえシーサケットも一発を持っているのでまだまだ分からない雰囲気。
 その予想通りというべきか、3R以降シーサケットは圧力をかけ続けボディも混ぜた上下のパンチで攻勢をかけていく。クアドラスもアッパーを中心に所々でいいパンチは入れるのだが、シーサケットは一発どころか二・三発入れたぐらいでは前進が止まらず。流れを完全に引き戻してしまう。
 6Rは終了間際にクアドラスの左をもらったシーサケットが一瞬動きを止めるものの、7Rはシーサケットが左ボディを突き刺し、クアドラスが後退。一進一退のまま8Rへ突入するが、ここでバッティングよりクアドラスが出血。試合の行方は負傷判定へ。
 個人的にはバッティングの減点込みで76-75でクアドラス。ジャッジ3者ともにクアドラスを支持し、新王者が誕生。よりダメージを与えていたのは間違いなくクアドラスなので、まあ順当なジャッジか。

 来週はクロフォードvsガンボア。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2014-07-26 22:21 | ボクシング | Comments(0)

UFC176中止の余波

 今さらですがUFC176がジョゼ・アルドの負傷欠場により、大会自体が中止に。

 2年前にUFC151が中止になった時も書いたのだが、大会中止となれば会場のキャンセル料やチケットの払い戻し、テレビ局との関係でも何がしかの違約金が発生しそうなもので、損害は結構な額になるはず。それでもPPVの売り上げ激減を考えると、中止の方がビジネス的に合理的な判断になる、ということなのだろうか。
 例えとして適切なのかよく分からないが、パッキャオが怪我して試合キャンセルしたらそりゃPPVも興業も中止になるはずで、PPVイベントは視聴者が金を払う気になるメインカード1試合があるかどうかに存亡が懸かっている、ということなんですかね。2年前にUFC144が開催されたときは「日本でナンバーシリーズが!うひょー!」と喜んでいたが、あの時もエドガーが怪我していたら危なかったのか。

 で、UFCで主要カードの変更があるたびにチェックするのが「WOWOW番組表は変更が間に合ったのか」という点で、大概間に合っていないことが多いのだが、今回の結果は以下のとおり。
d0010886_10361610.jpg

 うわっ、アルド欠場は反映できたが、挙句に大会が中止。しかし無理やりひねり出した煽り文句が「ドリームマッチ!ムサシvsジャカレイⅡ」って、こうして見ると大会をキャンセルしたズッファの判断が適切に思えてくる。
 写真の下に慌てて入れた「※UFC176は大会が急きょ中止となりました。ご了承ください。」というキャプションが「※ジャカレイ先生の次回作にご期待ください」みたいな感じで切ないよね。

 8月はもともと2大会あったので、まあどうにか我慢できる。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2014-07-25 23:21 | UFC | Comments(2)
 ゴン格最新号を現在熟読中。こういうタイミングで出張が入ると移動時間が快適に過ごせるのに。(←何か根本的に間違ったことを言っている。)

 で、UFC日本大会特集の中で、先日の会見でも言及のあった日本人選手育成プロジェクトに関する「憶測記事」(高島学が自らこう銘打っていた)が。内容は以下のような感じ。

・参加選手はフェザー級とバンタム級各8名。フェザー級の出場選手には宇野薫と高谷裕之の名前が上がっており、若手選手との世代闘争の構図を作るという話も。

・8人総当たりのリーグ戦も構想されたが、4人ずつ2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロックを勝ち上がった選手が戦い方式になりそう。リーグ戦を勝ち抜けるのが各組1名になるか2名になるかは未定。

・放送するのは先日煽り番組を流したテレ東が有力。ただ他の局で興味を示しているところもある。

・企画名称などは9月の日本大会で発表される見通し。

 うーん、「憶測記事」と予防線を張られていることに加えて、その憶測もイマイチあやふやな内容が多いので、何とも微妙な感じ。TUFのようなコーチ対決ではなくリーグ戦というのは面白いかも。選手の負傷でリーグ戦が成立しない事態にならないかが心配だが。

 数少ない具体的な個人名として宇野と高谷が出てきたが、正直これは意外。宇野はズッファから「今後契約することは想定していない」という最期通告を受けた、という話が以前本人のインタビュー中で明かされていたが。とはいえテレビ放送するなら分かりやすいアイコンが必要で、地上波への露出も多い(多かった)この辺の選手は入れておきたいところか。ベテランが若手に敗れ散っていく展開はドラマとして盛り上がるし、奇跡の復活を遂げればそれはそれでよし、ということで。

 9月の日本大会で発表ということならここ2ヶ月は目立った動きはないだろうし(この辺のズッファの情報管理能力がどの程度のものなのか、正直よく分からないが)、まずは9月20日を待つしかないか。
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by nugueira | 2014-07-24 23:00 | UFC | Comments(2)
 現地時間26日に行われるWBA世界ミドル級スーパータイトルマッチの予想を。

ゲンナジー・ゴロフキン○-×ダニエル・ゲール
 スーパー王者になったゴロフキンの相手はIBF王者のゲール。ゴロフキンにとっては久々に噛みごたえのある相手か。
 とはいえ予想としてはゴロフキン勝利、というのが鉄板では。他団体の現役王者と対戦してもゴロフキンが取りこぼす展開は想像がつかず、元王者であっても最終的には難なくKOで仕留めそう。

 生中継はないのか。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2014-07-23 23:23 | ボクシング | Comments(8)
 遅ればせながらですが、先日のWSOFのライト級タイトルマッチの動画(ダイジェスト版で途中ところどころカットされていたが)を見たので、感想を。

ジャスティン・ゲイジー○-×ニック・ニューウェル(2R TKO)
 序盤から打撃戦の展開。ゲイジーのローで足をもつれさせながらも、ニューウェルはパンチで応戦し、右のパンチやヒザを入れゲイジーを押し込む場面を作る。
 序盤は危なっかしい場面もあったゲイジーだが3分過ぎに膝蹴りをヒットさせると、持ち味の荒々しい左右の連打も打ち込み、徐々に主導権を握っていく。ニューウェルはゲイジーのパンチをもらう場面が増えタックルでごまかそうとするものの、タックルを切ったゲイジーはボディへの膝蹴り。ケージに詰めたゲイジーが左右のパンチを入れたところで1R終了。
 2Rに入ってもゲイジー優位の流れは変わらず、下がるニューウェルのボディ・顔面にパンチを打ち込んでいく。ニューウェルはタックルを切られてパウンドで削られる苦しい展開が続き、最後はケージ際でゲイジーが右を打ち抜きニューウェルが崩れ落ちるようにダウン。打撃戦で圧倒したゲイジーが防衛に成功。

 ニューウェルの試合映像を初めて見たが、隻腕のハンディをものともしない戦いぶりはとにかくお見事。とはいえ打撃戦が続く展開ではやはり苦しく、1R中盤以降ゲイジーに傾いた流れを引き戻すことはできなかった。
 ゲイジーは相変わらずアグレッシブというよりヒヤヒヤさせる戦い方だが、今回も見事なKO。毎回こういう戦い方で勝っているということは自分のペースに引きずり込むのが上手いとも言えるわけで、意外と安定政権を築きそうな気もしてきた。さすがにギラード相手にこの展開に持ち込むのはまずいんだろうけど。
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by nugueira | 2014-07-22 23:48 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)