反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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大晦日だよボクシング

 12月31日に井岡一翔のWBA世界ライトフライ級王座決定戦を含む世界タイトルマッチ2試合が大阪で決定。既に発表されている東京の3試合と合わせ、この日は国内で世界タイトルマッチ5試合の大盤振る舞い。

 まあ「大晦日格闘技中継」の歴史がこういう形で受け継がれている、と前向きに捉えておけばいいのかな。世界タイトルの価値がデフレを起こしているので数を集めないと商品価値が生まれない、という見方もできるけど。

 去年は井岡も内山もすごい試合をしたけど、自分はさいたまスーパーアリーナにいたので中継は見ておらず。今年は今のところGlory&DREAMを見に行く予定はないので、ボクシング中継の方を堪能させてもらうことになるのかなあ。その前に家庭内チャンネル権争いという越えなければいけないハードルもあるが。

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by nugueira | 2012-11-30 23:36 | ボクシング | Comments(3)

エキサイトマッチ

 今週のエキサイトマッチの感想を。軽量級のカード中心だったものの、KO決着連発で見応え十分でした。

 まずはWBO世界ミニマム級タイトルマッチ、モイセス・フエンテスvsイバン・カルデロン。171センチとミニマク級としては破格の身長を誇るフエンテスに対し、カルデロンはコンパクトなパンチで応戦。3Rまでは闘牛士のような試合運びを見せたカルデロンがやや優勢な印象だったものの、フエンテスのゴリゴリと押し続ける戦法が4Rに一気に爆発。コーナーに詰めてカルデロンに連打を食らわせ防戦一方にさせると、続く5Rに瞬く間に3度のダウンを奪ってTKO勝利。カルデロンの方がきれいなボクシングをしていたが、体格差と若さに屈した形に。

 続いてスーパーバンタム級、ウィルフレド・バスケス・ジュニアvsジョナサン・オケンド。序盤はオケンドが上下の打ち分けで猛攻を仕掛けるが、バスケスも右クロスを入れてオケンドの動きを止める。前半からお互い判定は眼中にないかのような打ち合いを見せもの凄い試合に。基本的にオケンドが圧力をかけているのだが、バスケスも一発で試合をひっくり返す可能性があり全く気が抜けない。
 6Rあたりにバスケスが少しずつペースを取り返した状態で迎えた7R、オケンドをコーナーに詰めたバスケスが右ストレートのトリプル。オケンドが力尽きたように膝を着くとそのまま10カウントを迎え、バスケスが逆転KO勝利。負けたとはいえオケンドの戦いぶりも見事で、本当にいい試合だった。

 最後はWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、コンパヤック・ポープラムックvsアドリアン・エルナンデス。両者一発一発が重そうで回転力もあり、ライトフライ級とは思えないド迫力の打ち合い。ともに退く気配を見せず一進一退の攻防が続くが、3Rにエルナンデスの左ボディでコンパヤックがダウン。
 タフなコンパヤックは4Rに一度は盛り返すものの、やはりダメージが大きいのか5Rから再びエルナンデスが押し込み始める。そして迎えた6R、勝負を決めにいったエルナンデスが開始から猛攻を仕掛けると、ボディブローからの右フックでダウンを奪いKO勝利。軽量級とは思えない見応え十分の内容でした。
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by nugueira | 2012-11-29 23:55 | ボクシング | Comments(0)
 日曜に行われるRISE・M-1合同興業の予想。といっても1試合だけ。

山本真弘○-×マンサワー・ヤクビ
 SHOWTIME王座を獲得した真弘、凱旋試合ではGlory推薦選手と対戦。防衛戦を行うことなくSHOWTIMEが消滅してしまったのは残念だが、ゴン格のインタビューを読むと失望感以上にアウェーの地でタイトルを獲得したことで自信を深めている様子。エルナンデス戦で見せた凄味を日本のリングで再現してほしい。
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by nugueira | 2012-11-28 23:48 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 11月の各賞と来月のおすすめバウトを。ベストサブミッションは該当無しです。

MVP:山中慎介(11/3 WBC世界バンタム級タイトルマッチ)
 相次ぐ王者陥落で沈滞ムードにあった日本ボクシング界にとってはモヤモヤを吹き飛ばしてくれる鮮やかなKO防衛。快勝が期待される場面できっちりそれに応えてみせたのはお見事。このまま一気に名王者への脱皮を果たしてくれるか。

ベストバウト:ジョルジュ・サンピーエルvsカーロス・コンディット(11/18 UFC154)
 怪我やブランクといった常識論での不利をあっさりと覆すのが本物のスーパースター。GSPの圧倒的な戦いぶりには本当に「参りました」という以外の言葉が見つからない。単なる引き立て役に終わらずあわやという場面を作ってみせたコンディットも良かった。

ベストKO:ジョニー・ヘンドリックス(11/18 UFC154)
 大接戦になると思われた次期挑戦者決定戦で衝撃の秒殺KO。去年のフィッチ戦といい、ここ一番で見せる爆発力は一体何なのか。GSP対アンデウソンが優先されて挑戦順が回ってこないとしたら本当にかわいそう。

〔おすすめ〕バウト:アンディ・サワーvsアンディ・リスティ(12/15 K-1 WORLD MAX )
 親会社変更で先行き自体には不透明感が増しているK-1だが、MAX決勝ラウンドでは現在考えうる中量級最高のカードを切ってきた。キャリアとテクニックに勝るサワーが凌ぐか、圧倒的な爆発力を誇るリスティが一気に粉砕するか。今後の中量級の行く末を占う見逃せない一戦。
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by nugueira | 2012-11-27 23:56 | 雑記 | Comments(0)
 少し早いですが今月の勝敗予想の集計を。

11/10 Krush.24(2/3)
11/10 UFC on Fuel TV(3/5)
11/16 S-CUP(8/10)
11/17 UFC154(1/3)


 合計は14/21で的中率66.7%。最後のUFCが若干ブレーキとなり7割超えはならず。とはいえ大負けの原因になりやすいワンデートーナメントで高い的中率を確保できたのは自分の中で収穫。来月は大規模なトーナメントが控えてるので、こちらも頑張りたいです。
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by nugueira | 2012-11-26 23:44 | 雑記 | Comments(0)
 約1カ月ぶりの更新。前回「年明けのスケジュールが決まっていない」と書いたら、あっという間に6大会が決定。参りました。

UFC on FOX(12/8 シアトル)
ライト級タイトルマッチ:ベンソン・ヘンダーソンvsネイト・ディアズ
ライトヘビー級:マウリシオ・ショーグンvsアレクサンダー・グスタフソン
ウェルター級:BJ・ペンvsローリー・マクドナルド
ウェルター級:マイク・スウィックvsマット・ブラウン
ヘビー級:ブレンダン・シャウブvsレイバー・ジョンソン
ライト級:ラムゼー・ニジェムvsジョー・プロクター
ライト級:イーブス・エドワーズvsジェレミー・スティーブンス
ライト級:ダロン・クルックシャンクvsヘンリー・マルチネス
バンタム級:スコット・ヨルゲンセンvsジョン・アルバート
ライト級:ティム・ミーンズvsアベル・トルジーロ
ライト級:マイケル・チーザvsマーカス・レヴェッサー
フェザー級:デニス・シバーvsナム・ファン
バンタム級:ハファエル・アスンカオvsマイク・イーストン

UFC on FX(12/14 ゴールドコースト)
ライト級:ジョージ・ソティロポロスvsロス・ピアソン
ミドル級:ヘクター・ロンバードvsホジマール・トキーニョ
フェザー級:チャド・メンデスvsハクラン・ディアス
ウェルター級:マイク・ピアースvsセス・バクジンスキー

TUF 16 Finale(12/15 ラスベガス)
ヘビー級:ロイ・ネルソンvsマット・ミトリオン
ウェルター級:マイク・パイルvsジェームス・ヘッド
ライト級:メルヴィン・ギラードvsジェイミー・ヴァーナー
ヘビー級:パット・バリーvsシェーン・デル・ロザリオ
フェザー級:ダスティン・ポワリエvsジョナサン・ブルッキンス

UFC155(12/29 ラスベガス)
ヘビー級タイトルマッチ:ジュニオール・ドス・サントスvsケイン・ヴェラスケス
ライトヘビー級:フォレスト・グリフィンvsフィル・デイヴィス
ミドル級:ティム・ボウシュvsコンスタンティノス・フィリッポウ
ライト級:ジョー・ローゾンvsジム・ミラー
ミドル級:アラン・ベルチャーvs岡見勇信
ミドル級:クリス・レーベンvsカーロス・ベモラ
バンタム級:ブラッド・ピケットvsエディ・ワインランド
ヘビー級:フィル・デフリーズvsトッド・ダフィー
ライト級:マイケル・ジョンソンvsマイルス・ジュリー
フェザー級:レオナルド・ガルシアvsコディ・マッケンジー
フライ級:クリス・カリアソvsジョン・モラガ
バンタム級:エリック・ペレスvsバイロン・ブラッドワース

UFC on FX(1/19 サンパウロ)
ミドル級:ヴィトー・ベウフォートvsマイケル・ビスピン
ミドル級:ダニエル・サラフィアンvsC.B.ダラウェイ
ヘビー級:ガブリエル・ゴンザガvsベン・ロズウェル
ライト級:チアゴ・タバレスvsハビブ・ヌルマゴメドフ
ライト級:エジソン・バルボーザvsジャスティン・サラス
フェザー級:ディエゴ・ヌネスvsニック・レンツ
フェザー級:ユーリ・アルカンタラvsジョージ・ループ

UFC on FOX(1/26 シカゴ)
フライ級タイトルマッチ:デメトリウス・ジョンソンvsジョン・ドッドソン
ライト級:ドナルド・セローニvsアンソニー・ペティス
ライトヘビー級:クイントン・ランペイジ・ジャクソンvsグローバー・テイシェイラ
フェザー級:クレイ・グイダvs日沖発
ヘビー級:マイク・ルソーvsショーン・ジョーダン
ウェルター級:マイク・スタンプvsパスカル・クラウス
フェザー級:ヒカルド・ラマスvsエリック・コク
ライト級:TJ.グラントvsマットワイマン
ミドル級:ハファエル・ナタルvsマグナス・セデンブラッド

UFC156(2/2 ラスベガス)
フェザー級タイトルマッチ:ジョゼ・アル vsフランク・エドガー
ヘビー級:アリスター・オーフレイムvsアントニオ・シウバ
バンタム級:ユライア・フェイバーvsヴァウアン・リー
ライトヘビー級:ラシャド・エヴァンスvsアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
ウェルター級:ジョン・フィッチvsデミアン・マイア
ウェルター級:エリック・シウバvsジェイ・ヒエロン

UFC on Fuel TV 7(2/16 ロンドン)

UFC157(2/23 アナハイム)
ライトヘビー級:ダン・ヘンダーソンvsリョート・マチダ

UFC on Fuel TV 8(3/3 さいたま)
ライト級:ディエゴ・サンチェスvs五味 隆典

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by nugueira | 2012-11-25 23:24 | UFC | Comments(0)

UFC MACAO の感想

 BS朝日で見た感想を。3時間枠だけあって日本人の全5試合を含む8試合放送と盛りだくさんの内容。

トム・デブラス×-○福田力(判定)
 1Rに福田がパンチからのタックルでテイクダウン。この日の福田は日本大会の時のような無理な打ち合いをする場面もなく、スタンドでも着実に手数で上回っていく展開。UFC参戦以来、今回が一番いい動きをしていたのでは?
 最後までデブラスに反撃らしい反撃のチャンスを与えなかった福田が完勝し、UFC戦績を2勝2敗の五分に。次戦はこのまえのフィリッポウのような中堅クラスが相手になるだろうから、その壁を超えられるかどうかが勝負になりそう。

ジョン・リネカー○-×漆谷康宏(判定)
 テンカオを放つ漆谷に、リネカーはボディを貴店に回転力のあるパンチで応戦。漆谷の動きは悪くなかったと思うのだが、1R終了間際にリネカーのパンチをもらってしまいフラッシュダウンンを喫する。
 これ以降もリネカーの速いパンチに漆谷はペースを握れず、3Rにはリネカーがダメ押しのダウンを奪取。これで漆谷はUFC2連敗。単純にボクシングと比較しても日本人が頂点を狙える階級のはずなのだが、どこで出遅れてしまったのだろうか。

アレックス・カサレス○-×手塚基伸(判定)
 ねちっこいタックルからテイクダウンを奪う手塚に、カサレスは打撃で応戦。2Rにはダブルパンチを繰り出すカサレスに手塚が三戦の構え、とUFCらしからぬ光景も。両者決め手がなくスプリットになったもののカサレスが判定勝利。緊急参戦の手塚は持ち味を出していたが、3Rにタックルを切られ打撃戦に付き合わされてしまったのが響いたか。

水垣偉弥○-×ジェフ・ホーグランド(判定)
 テイクダウンを狙っていくホーグランドに対し、水垣は逆に上を奪うとパウンドで削っていく。2R以降もスタンド・グラウンドともに水垣がホーグランドを圧倒し、安定した試合内容で圧勝。これでUFC戦績を3勝2敗とした水垣。福田と同様、中堅クラス以上が相手になる次戦が勝負どころになりそう。

五味隆典○-×マック・ダンジグ(判定)
 あらかじめ結果を知った上で放送を見たわけだが、確かに微妙な試合内容。1Rはスタンドでの様子見から五味が最初にテイクダウンを奪うものの、ラウンド終盤にはダンジグがテイクダウンを奪い返してパウンドで攻勢。
 2Rは五味がスタンドでやや優勢になるも、終盤にダンジグがテイクダウンに成功すると五味をギロチンに捕らえた状態でラウンド終了。しかし3Rに五味がパンチでダウンを奪い、試合はこのまま判定へ。2Rはダンジグ、3Rは五味で1Rはどちらに入ってもおかしくない内容。どちらに転んでもおかしくない内容だったが、スプリットで五味が勝利をものにした。
 福田や水垣が「勝つべくして勝った」という内容だったのに対し、五味は2試合連続「どうにか無理やり勝っちゃった」という雰囲気。とはいえUFCでの星を五分に戻したのは大きい。引き続き厳しい試合が続きそうだが、次回日本大会で再びその姿が見られるか。

パウロ・チアゴ×-○キム・ドンヒョン(判定)
 グラウンドの攻防中心の展開となったが、終始ドンヒョンがチアゴを圧倒。2Rにチアゴがアームバーを極めかける場面はあったが危なかったのはこのくらいで、優位なポジションをキープしたドンヒョンが最後はカメになったチアゴにパウンド・鉄槌の連打。文句なしの内容で勝利を収めた。
 正直この両者の対戦でここまでワンサイドゲームになるとは予想外。ドンヒョンも次戦は上位陣の壁に挑む試合になりそう。

チアゴ・シウバ○-×スタニスラブ・ネドコフ(3R 肩固め)
 パンチ連打を振るって金網際に詰めていくネドコフに、シウバは首相撲からのヒザで応戦。2R終盤にネドコフの右フックでシウバがダウンするものの、ネドコフはフィニッシュまで攻めきれずラウンド終了。すると3R、攻め疲れのみえるネドコフにチアゴがパンチで逆襲。最後はテイクダウンからの肩固めで逆転一本勝ち。
 でもこの試合、シウバのドーピングでノーコンテストになっちゃったわけで、ネドコフが2RにKOしときゃ色々な意味で丸く収まってたのに。

リッチ・フランクリン×-○カン・リー(1R KO)
 結果を知った瞬間「マジか?」と思ったこの試合。フランクリンは打撃のリズムがだんだん乗ってきたところで一発もらっちゃった感じ。カン・リーのパンチもドンピシャのタイミングというよりはフランクリンのローを受けた後に一拍置いている印象だし、なにしろリー本人が試合後のマイクで「あれはラッキーパンチだった」と言っちゃってますからね。フランクリンにとっては何とももったいなさ過ぎる敗戦。
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by nugueira | 2012-11-24 23:51 | UFC | Comments(0)

日菜太vsリスティⅡ

 先日のS-CUPの試合動画のうち、日菜太vsリスティを拝見。

日菜太×-○アンディ・リスティ(1R TKO)
 今年1月の対戦から両者の差が縮まっているとは思えないし、むしろ広がっているぐらいなのでは…という予想をしていて、実際予想した通りの展開になったわけだが、それでも映像を見せられると圧倒的。蹴りで距離を取ろうとする日菜太をものともせず、距離を詰めてのパンチとヒザでガンガン攻め込んでいくリスティ。日菜太は並外れた圧力を捌ききれず、ローにパンチを合わされて最初のダウン。再開後も止まる気配のないリスティの猛攻に2度目のダウンを喫し、チャンスらしいチャンスを作ることもなく返り討ちに。
 日菜太に大きなダメージがあったかというとそうでもない感じもするのだが、とにかくアンディのケタ違いのパワーと圧力の前に試合をさせてもらえなかった形。人種の違いを敗因にするのはあまり好きじゃないんだけど、日本人でリスティをどうこうできる選手が出てくるとはちょっと考えられないなあ…。

 来月のK-1MAX決勝大会(親会社が変わったみたいだけど、この大会はちゃんとやるよね?)では初戦でサワーvsリスティが実現するわけだが、このカードは本当に注目。リスティのここ最近の傍若無人ぶりを見るにサワーが粉砕される可能性も十分ありそうだが、一方でリスティに粗さが目立つのも事実。序盤の猛攻を凌いだサワーがリスティのガス欠を呼び込んで競り勝つ…というのも考えうるもう一つの結末か。この試合はぜひとも動画で拝見しておく必要がありそう。
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by nugueira | 2012-11-23 23:46 | その他(立ち技系) | Comments(0)

エキサイトマッチ

 WOWOWのエキサイトマッチの感想を。今週は世界タイトルマッチが3試合。

 まずはWBO世界ミドル級タイトルマッチ、ハッサン・ヌダム・ヌジカム対ピーター・クィリン。序盤はヌジカムがボディを起点に攻勢を続けクィリンがやや後手に回りつつある感じがしたものの、4Rにクィリンの左フック一撃でヌジカムがダウン。このラウンドはクィリンがさらにダウンを奪い、試合の流れを一気に引き寄せる。
 6Rにはクィリンがまたも左フックで2度のダウンを奪い、ヌジカムは試合を続けているのが不思議なくらいの状況に。後はクィリンのフィニッシュを待つだけかと思いきや、後半戦は様子見の感じになってしまったクィリンに対し逆にヌジカムが盛り返す展開に。4回ダウンした選手とは思えない動きを見せるヌジカムが相当粘ったものの、最終ラウンドにクィリンが必殺の左フックでダメ押しのダウンを奪取。結局都合6度のダウンを奪ったクィリンが大差の判定勝利を収めたものの、あそこまで攻めたのならKOで締めてほしかった気も。

 続いてWBA・WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ、ダニー・ガルシアvsエリック・モラレス。序盤は互いにきれいなコンビネーションを出し五分の攻防を繰り広げたものの、3Rにガルシアがボディを入れて攻めるとラウンド終了間際には右フックをヒット。一気に試合が動き始める。そして迎えた4R、ロープ際にモラレスを詰めたガルシアの左フックがカウンター気味にクリーンヒット。モラレスは一回転するように倒れ込み、すぐさまセコンドがリングに駆け込む戦慄のKO劇でガルシアが防衛に成功。次は暫定王者マティセとの対決になるのか?

 最後はIBF世界ウェルター級タイトルマッチ、ランドール・ベイリーvsデボン・アレキサンダー。ジリジリと距離を詰めるベイリーにアレキサンダーは素早い踏み込みで応戦。手数のアレキサンダーに一発のベイリーという構図か…と思って見ていたら、ダイジェスト放送で2Rの次が6R、その次が10Rという大味な攻勢。まあダイジェストにされても仕方ない煮え切らない試合内容だったけど。
 結局最後まであまり噛みあわないまま12Rが終了し、手数が評価されたかアレキサンダーが2階級制覇に成功。相手との相性の問題もあるだろうけど、次の試合が見たいと思わせるボクサーじゃなかったな。

 来月はパッキャオvsマルケスⅣ。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-11-22 22:08 | ボクシング | Comments(2)

ジョシカク in UFC

 ロンダ・ラウジーがUFCと正式契約し女子バンタム級王者に認定。年明けのPPVイベントのメインイベントで防衛戦という噂も。

 少し前からダナがラウジーの名前をチョイチョイ出してはいたけど、ここまでトントン拍子で話が進むとは驚き。まあWECのフェザー・バンタム王者をUFCの初代王者として認定したのと同じで、strikeforceの女子部門を一足先に吸収したと考えればいいのか。

 格闘技に関しては「雑食」という自負のある私だが(最近見る時間を確保できているかはさておき)、ジョシカクは数少ない食わず嫌いな分野の一つ。女性同士が顔面を殴りあって戦う姿は今ひとつ見る気になれないんですよねえ…という発言は保守的に過ぎるのだろうか。

 一方で昨年の大晦日に見たフジメグの試合には一気に引き込まれたので、女子格闘技にコンテンツとしての可能性があるのは否定できないところ。UFCがラウジーの試合をメインに持ってくるのも「タイトルマッチはメインにくるべき」という競技論に加えて「視聴者の目に一度触れさせることができれば十分勝負できるはず」というビジネスとしての計算も働いてるんじゃないですかね。

 とにかく業界最大手のUFCが女子部門創設に動き出したことで、このジャンルが大きく動き出すことは確実。既存団体であるインビクタとの競合関係なんかも気になるところではあるけど、まずはラウジーの試合を見る機会が来るのを待ちたいと思います。
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by nugueira | 2012-11-21 23:35 | UFC | Comments(0)