反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

<   2012年 10月 ( 31 )   > この月の画像一覧

リゴンドー&マティセ

 WOWOWのエキサイトマッチを視聴。

 まずはWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ギジェルモ・リゴンドーvsロバート・マロクィン。マロクィンは世界ランク34位なのに何で挑戦できるの?


 序盤は間合いを測りつつも1R終盤には距離をつかんできたリゴンドー。2Rにはマロクィンが踏み込もうとしたところで機先を制してパンチを打ち込み、なかなか攻め込ませない。
 このままリゴンドーのペースになるかと思いきや、3Rにマロクィンの左フックをまさかの被弾。一転ピンチを迎えたリゴンドーだが、4R以降は再び持ち直すと、5Rに相手が踏み込んできたタイミングでドンピシャの左ストレートを打ち込みダウンを奪取。
 完全に流れは掌握したリゴンドーだがここから先はなかなか攻め切れず、危なげないけど見せ場もないままラウンドが経過。9Rには再び不用意に左フックを食らってグラつく場面を見せてしまい、どうもピリッとしない試合に。
 リゴンドーは最終ラウンドに左ストレートから右フックのコンビネーションで鮮やかなダウンを奪い多少スカッとさせてくれたものの、期待していたKO勝ちは見せてもらえず。こりゃますますビッグマッチから遠ざかっちゃうな。

 もう1試合はWBC暫定世界スーパーライト級王者決定戦、ルーカス・マティセvsアジョセ・オルセグン。1Rから重そうなパンチを振り回していく両者。オルセグンの動きは悪くなかったのだが気づくとマティセがロープに詰めて押し込む展開。3Rにはボディを中心に攻め込むマティセにオルセグンはクリンチを連発し、相当苦しそうな感じ。
 しかし4R以降はマティセの攻め疲れもあってかオルセグンが多少盛り返しドロドロの展開に。基本的にマティセが押し気味に進めてはいるのだが攻め切れず、近距離での空振りも多くてスタミナをロスしている感じ。先にいいのを入れた方が勝つかなあ、という雰囲気で迎えた10R、マティセが右ストレートを効かせてロープ際で連打を入れると、最後は再び右ストレートを打ち込んで勝負あり。力ずくで押し切るようなKO勝ちでタイトルを獲得。
 マティセはKO率8割超のハードパンチャーということで楽しみにしていたものの、どちらかというと粗さの方が目立った内容。次の試合も是非見たい、と思わせる選手ではなかったかな。 
[PR]
by nugueira | 2012-10-31 23:30 | ボクシング | Comments(0)

世界王者の人数

 WOWOWのエキサイトマッチのホームページを見ていたら、現在の主要4団体・各階級の王者一覧が載ってることに今さら気づいた。

 http://www.wowow.co.jp/sports/excite/rank/

 数えてみたら暫定王者・スーパー王者含めて全70名。世界王者って下手したら100名近くいるのでは?とも思っていたのだが空位になっている階級もあったりして、さすがにそこまで膨れ上がってはいなかった。もっともこの70名の中にパッキャオは含まれていないわけで、ベルトの有無が試合のビジネスとしての価値にあまり影響しなくなっているのは確かなんだろうけど。

 このうち実際に試合映像を見たことがあるのは24~5人といったところかなあ。これは引き続いてエキサイトマッチをコツコツ見ていくしかないんだけど。

 ところでMMA版の各団体王者一覧ってどこかに載ってないのかな。まあMMAの場合主要4団体なるものは存在しないので、UFC以外のマイナー団体王者一覧とかになるんだろうけど。ないなら今度暇な時に作ろうかな。
[PR]
by nugueira | 2012-10-30 23:34 | ボクシング | Comments(2)
 10月の勝敗予想の集計です。

10/6 UFC on FX(1/2)
10/6 ONE FC(2/3)
10/7 Glory02(1/2)
10/8 Krush.23(4/4)
10/13 UFC153(5/6)
10/13 Bellator76(1/1)
10/19 DEEP(1/1)
10/25 RISE90(1/2)
10/28 REBELS.13(2/2)


 というわけで合計は18/23で的中率78.3%。2ヶ月ぶりの7割超え。今回は(最近にしては)予想試合数も多かったので、個人的には満足のいく出来でした。今年も早いもので残り2ヶ月、この勢いで気分よく年越しまで突っ走りたいところ。
[PR]
by nugueira | 2012-10-29 22:43 | 雑記 | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 10月の各賞と11月のおすすめバウト。

MVP:ノニト・ドネア&西岡利晃(10/14 世界スーパーバンタム級王座統一戦)
 敗者のMVP選出は情緒的に過ぎるのでやりたくないのだが、今回の西岡を選ばなかったら絶対後悔するので。結果は完敗だったが、頂点が見える場所に日本のボクシングファンを導いてくれた業績はあまりに大きい。その「頂点」の強さ・凄さを実証してみせたドネアにも感服。

ベストバウト:ジョン・フィッチvsエリック・シウバ(10/13 UFC153)
 結果としてベテランのフィッチが若手の台頭を押さえ込んだ形となったものの、フィッチがここまで動きのある名勝負を繰り広げたのが驚き。エリックのポテンシャルがフィッチの凄さを引き出したとも言える。試合後のフィッチの「次に戦ったらエリックが勝つだろう」という発言もグッと来た。

ベストKO:ザビッド・サメドフ(10/14 K-1 RISING 2012 )
 KO連発とはならなかった新生K-1の日本第一弾大会において、圧巻の1ラウンドKO勝利。最初のダウンを奪った一撃といいフィニッシュの飛び込みながらの左といい、一発で試合が決まるヘビー級の面白さを如何なく発揮してくれた。

ベストサブミッション:青木真也(10/6 ONE FC)
 格下相手の試合が組まれてしまう青木の現状に異議なしとは言わないが、開始直後のテイクダウンから三角に移行してのフィニッシュまで、強さと持ち味を完璧に発揮してみせた一戦。やはり青木の試合は見ていて面白い。

〔おすすめ〕バウト:ジョルジュ・サンピエールvsカーロス・コンディット(11/17 UFC154)
 1年半のあまりにも長い沈黙を経てオクタゴンへ戻ってくるGSP、いきなり王座統一戦という大一番。アンデウソンとのドリームマッチの噂が早くも駆け巡っているが、長期欠場明けでは何が起きても不思議ではない。絶対王者陥落の瞬間は決して妄想や絵空事ではなくなっている。
[PR]
by nugueira | 2012-10-28 23:11 | 雑記 | Comments(0)

粟生陥落

 昨年に引き続き粟生隆寛の防衛戦チケットがとある伝手で手に入り、会場観戦する運びに。

 東京国際フォーラムはコンサートホールなのでリングはどこに置くの?と思っていたのだが、ステージ上にリングとパイプ椅子が置かれてその他の客はコンサートホールの配置のままリングを見る、という変わった構成に。これだと後方や2階席の方が見やすそう。

 前座ではまず昨年内山高志に挑戦してKO負けしている三浦隆司が登場。三垣龍次との一戦はKO決着必至という触れ込みだったが、1Rにワンツーで打ち込んだ三浦の左ストレートがクリーンヒットし三垣がダウン。ダメージが残る三垣に三浦がパンチ連打を入れたところでレフェリーがストップし、圧巻の1ラウンドKO。思わず「強いわ!」という高田延彦風の台詞を叫んでしまった。

 セミでは日本バンタム級王者の岩佐亮佑が亀田興毅への挑戦経験を持つデビッド・デラモラと対戦。序盤からデラモラが突っ込んでくるところに岩佐が上手くパンチを合わせ、4Rには岩佐の左が再三デラモラを捉える。完全に岩佐ペースで試合が進んでいくが、デラモラは追い込まれてからいなす技術に長けておりダウンにつながる決定打を許さない。一方の岩佐も一発のタイミングはいいのだが連打で攻めるタイプではないのか詰めの部分で攻めあぐねた印象のまま試合終了。
 判定では三者とも100-90のフルマークで岩佐が勝利。岩佐が様子を見過ぎた感じのラウンドもあり、正直フルマークがつくほどの差はなかったと思うが、決して看板倒れではなかった相手にキッチリ勝ったのは評価していいのでは。

 そしてメインは粟生隆寛vsガマリエル・ディアスによるWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。
 序盤からどうも動きの硬い粟生はディアスの右をもらってしまう。2R後半あたりからようやく上体の動きのリズムが良くなってくるが、後手に回ってしまう展開は変わらず。リーチ差もあってやりにくいのだろうが嫌な流れを変えられず、4R終了時で挑戦者が2-1でリード。
 中盤に入っても粟生は展開を変えることができず、ディアスのパンチを不用意にもらい続ける。6Rにディアスのパンチを見切って上手くかわす場面は作ったのだが、その後の反撃がなかなか続かない。ディアスは距離感を取るのが上手く、粟生は自分の間合いでパンチを打たせてもらえないままラウンドが経過。結局最後まで粟生は流れを引き戻すことができず12Rが終了。判定3-0で敗れ、王座から陥落した。
 ディアスは2度にわたり反則による減点を食らったにも関らず勝利したわけで、粟生は言い訳のしようがないない完敗。中盤以降はスリップする場面も多く足腰の踏ん張りが効いていなかった感じで、去年見に行ったときの防衛戦もそうだったけど減量に相当苦しんでいるのでは。スーパーフェザーでやっていくのはキツくなっているんだろうけど、仮にライト級に上げてもパワー負けしそうだしなあ。
 今回の敗戦でかねてから熱望していた内山との統一戦は完全に幻に。ビジネス的にももちろん痛いが、粟生の今後のキャリアという意味でも重い一敗になりそう。
[PR]
by nugueira | 2012-10-27 23:55 | ボクシング | Comments(2)

ギタ、グローリーに参戦

 ゴン格最新号を読んでいたらダニエル・ギタがグローリーと契約、12月の日本大会に参戦という記事が。格闘技情報のサイトでも既に報じられていたんだっけ?

 まあショータイムが買収、10月のK-1両国大会を欠場という時点で見えていた流れではあるけど、新K-1にとってはデカい魚を逃がしちゃったなあ。タイプ的にも日本のファン受けする選手だったと思うのだが。

 で、12月の16人ワンデートーナメントはこのままギタが優勝候補最右翼・・・と言い切っていいかというと、ギタ推しの自分でもなかなか断言しにくい。これまでの試合を見てると秒殺KOというよりは流れの中でKOチャンスをものにするタイプなので、2分×2ラウンドという今回のルールへの適性は果たしてどうなのか。
 もっともそれを言うと今回の形式は見てる側を含めた全員にとって未知の領域。シュルトやレミーといった旧K-1チャンプも年齢やブランクから来る衰えは否めないだろうし、あっと驚く結果が待ち受ける可能性も十分ありそう。色々と興味深い大会ではあるんだけど、やっぱり家族を放り出して足を運ぶ気にまではならないかなあ。会場が幕張というのがまた微妙なところだし。
[PR]
by nugueira | 2012-10-26 23:13 | その他(立ち技系) | Comments(0)

今年もやります大晦日

 DREAMがグローリーの運営母体であるGSIの経営参加のもと、大晦日大会の開催を発表。ジャパニーズMMAの象徴である“大晦日の灯”はとりあえず今年も存続することになった。

 とはいえ、DREAMとして見た場合去年の大晦日と今年の大晦日の間には「空白の365日」しか存在しなかったわけで、こういう形での継続に意味があるのかなあ、というのが正直な感想。今のファンが示してほしいのは単発の大晦日イベントじゃなく、その後の道筋だと思う。

 そういう観点で見ると、グローリーとの提携は去年のIGFに比べれば100倍マシな展開。グローリー側も日本で展開していく上での窓口というか足場は必要なわけで、お互いにとってメリットがある組み合わせと言っていいか。
 ただ、グローリーがどこまで本気で面倒を見てくれるかは今日の会見を見てもイマイチはっきりしない感じ。極端な話、12月2日の大会と大晦日が興業的に失敗に終わったら早々に見切りをつけられる可能性だってあるのでは。外資はシビアだぜえ。外資と仕事したことないからよく分かんないけど。

 今日の会見で言っていた「2013年は10大会」というのも具体的なスケジュールは触れてないし、そもそも大晦日の決定カードも今のところゼロ。年明けの動向がはっきりするまでは安心できない、というのが今の時点での率直な感想でした。
[PR]
by nugueira | 2012-10-25 22:58 | DREAM | Comments(0)

ヒューズ引退

 やや遅れた話題ですがマット・ヒューズ引退というニュースについて。

 その後ヒューズ本人が否定のコメントを出したという話もあるけど、ヒューズは以前からUFCに「最後のもう1試合」を希望しているものの未だに組まれていない状態。やっぱりオクタゴンでその姿を見る機会はもうない、と考えておくのが妥当な雰囲気。

 TUFによる大ブレイク前のUFCを絶対王者として支えてきたヒューズだが、戦歴を振り返ると3度目のGSP戦がターニングポイントで、この試合を境にパフォーマンスがガクッと落ちた印象が強い。
 それでもマット・セラ、ヘンゾ、アルメイダとロートル相手ながら3連勝で盛り返した時期もあるし、アルメイダ戦ではタックルをガブってそのままチョークで一本、というフィニッシュも披露していた。ほどほどの相手ならもう1試合やらせてあげるのも有りかな、という気もしてくる。まあその一方でBJ.ペン戦やコスチェック戦の負け方からすると相当ダメージが蓄積しているのも確かで、この辺はプロモーターの判断を尊重するしかないか。

 以前ヒョードル引退の際に挌闘家の引き際について分類をしたことがあるのだが(こちらの記事参照)、この分類でいくとヒューズは③やや微妙な相手に言い訳の効かない負け方をするようになりズルズルと引退 に一番近いのだろうか。同じくUFCの屋台骨を支えてきたリデルと同様の引き際を迎えるのも何かの縁か。

 本人が望んだもう1試合が実現しなかったのは残念といえば残念だけど、MMA選手としては十分納得のいくキャリアだったと言っていいのでは。もはや引退したのかどうかすら定かでなくなってきている桜庭とどうしても比較しちゃうよなあ・・・。
[PR]
by nugueira | 2012-10-24 23:26 | UFC | Comments(0)

K-1両国大会

 先日のK-1両国大会、とりあえずKO決着のカードを動画で確認したので感想を。他のカードも時間ができ次第、随時見ていこうと思います。

ラウル・カティナス×-○ベン・エドワーズ(2R KO)
 典型的なアンコ体型のエドワーズ。序盤は動きもなんとなくもっさりした感じで「すぐにガス欠起こしてKOされるタイプかな」と思っていたら、1R中盤からはパンチからローにつなげるきれいなコンビネーションを連発。意外に動ける選手であることが判明。
 1R後半ぐらいからエドワーズが押しまくるようになり、カティナスはガードこそ固めてクリーンヒットは許さないものの完全に劣勢。それでも手数は返していき2Rにはローを効かせる場面もあったが、2R終盤にエドワーズの右アッパーがヒット。一気にグラついたカティナスにエドワーズは組みながらのヒザを浴びせ、見事なKO勝利。ノーマークだったけど面白い選手が出てきたな。

ザビエル・ビグニー×-○ザビット・サメドフ(1R KO)
 上背に勝るビグニーがパンチ連打からキックのコンビネーションで攻め込むが、ビグニーが突っ込んできたところにサメドフがドンピシャの左フックを合わせダウンを奪う。その後もサメドフは右ボディでビグニーを下がらせ、完全に押せ押せムードに。飛び込み様の左フックで2度目のダウンを奪うと、ダメージの残るビグニーにパンチ連打を入れたところでセコンドがタオル投入。K-1末期は悪くない戦績を残しつつも体格の壁に阻まれ中堅グループを脱出できなかったサメドフだが、今回は文句なしの内容でベスト8進出。まあ体格差は引き続き大きなハンデになりそうな感じではあるけれど。
[PR]
by nugueira | 2012-10-23 23:20 | K-1 | Comments(2)

REBELS.13の予想

 日曜日のREBELS、なじみの選手が出るカードの予想を。

日菜太○-×網本規久
 世界の壁には跳ね返されるが日本人相手にはそうそう負けることのない日菜太。まあ今回も(国内における)格の違いを見せるか。

長島☆自演乙☆雄一郎○-×ヘンリー・オプスタル
 自演乙の復帰戦の相手はSBなどでおなじみのオプスタル。REBELSのスタッフも分かってないなあ。自演乙と強豪外国人なんて一番やっちゃいけない組み合わせだろうに。とりあえず自演乙は12月のGloryにも出場予定だったかと思うので、そちらに影響が出る負け方だけはしないことを祈るばかり。
[PR]
by nugueira | 2012-10-22 23:06 | その他(立ち技系) | Comments(0)