反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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年内のUFCタイトルマッチ

 オリンピックで盛り上がる世間には背を向け今日もUFCの話題。

 今後のUFCスケジュールは定期更新しているわけだが、今回はナンバーシリーズとon FOXのメインイベントに焦点を当てて分析を。

 今年のUFCはナンバーシリーズ→タイトルマッチ、on FOX→次期挑戦者決定戦を基本構成に組んでおり、例外はシウバvsフランクリンがメインだった147だけ。そう思うと怪我人続出の割にはそれなりに上手く回してる。

 で、今後のメインイベントを並べてみると以下のような感じ。

 on FOX4…ライトヘビー級次期挑戦者決定戦
 150…ライト級タイトルマッチ
 151…ライトヘビー級タイトルマッチ
 152…フライ級タイトルマッチ
 153…フェザー級タイトルマッチ
 on FOX5…???
 154…ウェルター級タイトルマッチ
 155…???

 年末?の155はローテーション的にアンデウソンかバラォンが出陣すればやくりく可能か。で、今のところどこにハマるか不明なのがヘビー級タイトルマッチ。
 当初は152で実施予定だったのがキャンセルされ、ブラジル大会に投入かなあと思っていたらこっちはフェザー級が入っちゃった。ブラジル大会でダブルタイトルマッチの目もなくはないけど、ちょっと大盤振る舞い過ぎる気がするんだよな。

 となると10月だか11月だかに見込まれるon FOX5に組み込まれるのでは、というのが個人的な予想。on FOXシリーズは次期挑戦者決定戦中心のマッチメイクが大成功しているとは言いがたいし、低迷打開の一手として去年のon FOX旗上げ戦のリマッチを再度投入、と踏んでます。まあいずれ明らかになるはずなので、当たっていたら拍手喝采ということで。
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by nugueira | 2012-07-31 22:53 | UFC | Comments(0)

勝敗予想(7月の決算)

 7月の勝敗予想の集計です。

7/8 UFC148(3/7)
7/12 UFC on Fuel TV(0/2)
7/14 Krush-EX(1/2)
7/15 Strikeforce(1/1)
7/21 DEEP(1/1)
7/21 Krush.20(1/1)
7/22 UFC149(2/4)
7/22 It’s Showtime 59(3/3)
7/29 IT'S SHOWTIME JAPAN (3/3)


 合計は15/24で的中率62.5%。もう出だしのUFC2大会が3/9という大敗だった時点で実質勝負あり。逆にここからよく6割までリカバリーした、と無理やり自画自賛しておきたいぐらい。
 それにしてもこれは完全にたらればの話なのだが、UFC2大会で福田と田村に付けていた印を反対にしたら、それで7割クリアしていた計算。やっぱり「北米で戦う日本人にあまり期待しない」というのが的中率を上げる近道なのかなあ。

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by nugueira | 2012-07-30 23:21 | 雑記 | Comments(0)

[こだわり]バウト

 7月もあと2日残していますが、今月の各賞及び8月のおすすめバウトを。

MVP:山本真弘(7/21 IT'S SHOWTIME 59)
 立ち技・総合を問わず日本が世界の壁に跳ね返される状況が続く中、アウェーの試合で価値ある王座獲得。素早い出入りに、苦しい終盤で真っ向から攻め続けてのダウン奪取。強い真弘の姿がまた戻ってきてくれたことに、ただただ感動。

ベストバウト:ティト・オーティズvsフォレスト・グリフィン(7/7 UFC148)
 アンデウソンvsソネンとどちらを選ぶか迷ったのだが、「劇的」という意味でインパクトに残ったのはこちらの試合。予想外の逆襲を見せたティトに、試合後のグリフィンが見せた数々の乱心行為(?)も含めて、つくづく映画のような試合だった。

ベストKO:アンデウソン・シウバ(7/7 UFC148)
 今年のUFC最大のビッグマッチとなるであろう一戦も、終わってみればアンデウソンの劇的KO。試合前にはヒートアップの様相を見せておきながら、最後の最後はあわや反則、という場面で狙い澄ましたヒザ一撃。技術論とは別の次元で、本当に底の見えない強さを持っている選手だということを再確認。

ベストサブミッション:マシュー・リドル(7/21 UFC149)
 低調な試合の多かった大会において、メイン枠唯一の一本勝ち。バックブローの隙を突いてスタンディング肩固めにいった動きはお見事、の一言。

[おすすめ]バウト:ベンソン・ヘンダーソンvsフランク・エドガー(8/11 UFC150)
 日本大会からのダイレクト・リマッチとなるライト級タイトルマッチ。前回同様、判定にもつれこむのは必至の競り合いになりそうだが、待ち受ける結果は返り咲きか返り討ちか。エドガーが敗れた場合の進路も含めて注目の一戦。

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by nugueira | 2012-07-29 22:04 | 雑記 | Comments(0)

チャベスJr対リー

 オリンピックには背を向けて、先日録画していたエキサイトマッチ、WBC世界ミドル級タイトルマッチ フリオ・セサール・チャベスJr対アンディ・リーを視聴。

 1Rは丁寧にジャブを突いていくサウスポーのリーに、チャベスは距離を詰めてビッグヒットを狙っていく展開。1Rこそチャベスとの距離をキープして上手くいなしていたリーだが、2R以降はチャベスが圧力を強めしつこくボディを連打。そして4Rにはロープに詰めてからの打ち合いでチャベスが左アッパーをヒットさせ、リーの腰が一瞬落ちる。
 この攻防でチャベスが一気に試合の流れを持っていき、リーは完全に劣勢。パワーに勝るチャベスのプレッシャーを捌ききれなくなってくる。チャベスはこの後もボディ攻めを起点に距離を詰めての連打をまとめていくと、7Rにロープ際でメッタ打ちの状態から最後はカウンター気味の右フックをヒット。これが決定打となりレフェリーが試合をストップ。チャベスが盤石といっていい勝ち方で王座防衛に成功。

 チャベスJrの試合を見るのはこれが3度目だが、今回が一番の横綱相撲という印象。前の防衛戦もゴツゴツとした戦い方をしていたけど、ここまでパワー差で押し切る試合をやってのけるとはなあ。余裕が出た5R辺りに見せたパフォーマンスは好きになれないけど、ランキング1位の選手相手にこの勝ち方をされると文句も言えなくなってくる。最初は親父のネームバリューに引っ張られて見始めたのだが、しばらく目を離さない方がよさそうな感じ。

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by nugueira | 2012-07-28 23:18 | ボクシング | Comments(4)

ミア、Strikeforceに参戦

 ダニエル・コーミエの次戦の対戦相手がフランク・ミアに決定。

 ズッファによる買収後は「第2ブランド」どころか「2軍」のイメージが定着しつつあるSFだが(SFからUFCへの移籍が見られなくなってきた今はこの表現もあまり的を射ていないかもしれないが)、このマッチメークは久しぶりのヒット。UFC参戦後はライトヘビーへの転向も噂されるコーミエだが、ここでミアに勝ったらUFC登場に当たっての大きな手土産になるのは間違いないところ。それこそ即タイトルマッチという話すら出てくるのでは?なんかコーミエが勝つ前提で書いちゃってますが。

 で、その一方で思うのは「ヘビー級でこれができるなら、ライト級でもやってやれよ」という点。なにしろメレンデスの次の防衛戦の相手が、廣田に微妙な判定で勝ったパット・ヒーリーですからね。飼い殺しにもほどがありますよ。それこそUFCライト級はベンヘンとエドガーの再戦により上位グループが大渋滞。タイトルマッチにしばらく縁がなさそうな中堅どころに限ったとしても、グイダとか面白そうな選手がいくらでもあるのに。

 まあヘビー級の方はこれを最後にUFCへの完全移管が決まっている、という前提条件の違いはあるけど。あとこれはネット上の意見で見たのだが、選手の側からしてもギャラや注目度が落ちるSFに参戦してまでメレンデスと戦うのはあまりにリスクが大きすぎる、ということなのかなあ。

 メレンデスは気づけば次回が5度目の防衛戦。このままワクワク感のない相手に防衛回数の数字だけを重ね続けるのは本人にとってもファンにとっても意味がないと思うんだけどなあ。

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by nugueira | 2012-07-27 23:46 | Strikeforce | Comments(0)

リスティ劇勝

 昨日の記事の流れでIt's Showtimeからもう1試合、リスティの試合を。

アンディ・リスティ○-×デビッド・カルボ(1R KO)
 開始直後に左ミドルから前に出るリスティ。カルボのパンチやハイを見切ってバックステップとスウェーでかわすと、距離を詰めてボディブローからテンカオ。脇腹にヒザを突き刺されたカルボは悶絶したまま立ち上がれず、リスティが45秒でKO勝利。
 リスティはこの前のShowtimeの試合でも20秒KO勝ちを収めており、2試合合わせてようやく1分を超えようかという試合時間。5月のドラゴ戦で攻めあぐねた印象が強かったので「粗さも目立つ」と繰り返し指摘させてもらっているけど、やっぱり格下相手だと粗さが出る前に勝っちゃうんだよね。
 1日3試合の長丁場を戦い抜くにはやや経験不足かとも思えるのだが、一方で勢いに乗ったら一気にKOを重ねちゃいそうな気も。やっぱり70キロトーナメントはリスティがキーパーソンになりそう。

 まあShowtimeの買収により70キロトーナメントがちゃんと開催されるかどうか、という話になっちゃってるわけですが・・・。

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by nugueira | 2012-07-26 23:43 | その他(立ち技系) | Comments(0)

エルナンデスvs真弘

 先日のIt’s Showtime59で行われた61キロ級タイトルマッチ、YouTubeで動画を見たので感想を。

ハビエル・エルナンデス×-○山本真弘(判定)
 エルナンデスを初めて見たが思っていた以上に小柄で、一撃よりも手数とコンビネーションで攻める戦い方も含めて真弘と似たタイプという印象。1Rは真弘が左右のパンチにハイも織り交ぜて先手を取り続けるが、エルナンデスもキッチリと打ち返していくほぼ互角の内容。
 2Rは真弘のボディブローと左ミドルが効果的に入り、エルナンデスがボディ攻めを嫌がるように後退。2Rは完全に真弘が取ったか。
 それでもエルナンデスは3R以降は持ち直し、再び手数を増やしていく。エルナンデスはキッチリとローにつなげるコンビネーションを出していき、真弘は脚へのダメージが心配。
 4Rに入るとそのローの蓄積かあるいは攻め疲れか、真弘の動きが少し落ちてくる。これまではバックステップを駆使してエルナンデスのパンチの間合いを外していたのが、このラウンドは相手の距離にいる時間が長くなってくる。左フックをもらったのに加えて手数でも完全に遅れをとり、このラウンドはエルナンデスに取られた。
 勝負となる最終5Rは両者真正面からの打ち合い。ここで真弘が度々見せていた跳びヒザが遂にヒットし、エルナンデスがスタンディングダウン!この後もダメージの残るエルナンデスに、真弘は跳びヒザを連発して猛ラッシュ。スタミナが限界のはずの終盤戦で逆にギアを上げるのが真弘の真骨頂。結局試合終了まで攻め続けた真弘が接戦をものにし、判定3-1で日本人初のShowtime世界王者に。
 2ラウンドが真弘、4ラウンドがエルナンデスで、1・3ラウンドはほとんど差がなかった感じ。個人的な採点では真弘の49-47だが、ジャッジはエルナンデス勝利とドローが1名ずつ。やはりホームタウン・ディシジョンは確実に存在した(というか、ジャッジ3名のシステムだったらエルナンデスのドロー防衛もあり得たのかと思うとゾッとする。)。
 逆に言えばその追い込まれた状況で最終ラウンドにしっかりダウンをもぎ取ったのがお見事。試合全体を通じて強かった頃の真弘が戻ってきてくれた、という印象が強かった一戦。

 前田・元気が引退し石川が引退表明をした時期、このブログでも「時代の潮目は明らかに変わってきている」と書いた。だがその後、引退撤回した石川はKrushで復活を果たし、真弘は紛れもないメジャー団体のベルトを獲得。
 最近の2人の活躍をもって「やっぱり全日本フェザー級が最強なんだ」とまでは言うつもりはないし、何年かの長いスパンで見た場合、ここでの真弘や石川の勝利は「一矢報いた」というレベルのものでしかなかった、という結果になるのかもしれない。
 それでも、目の前の「変わりゆく時代」に真正面から向き合って、あがき続けて、結果を出した人間がいることに勇気づけられる。「時代の流れ」は基本的にしんどくて、切ないことの方が多い。だけど時には、こういうハッピーエンドが待っていたりもする。時間の流れと向き合って生きていくのは、決して辛いことなんかじゃない、と気づかされる。

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by nugueira | 2012-07-25 23:07 | その他(立ち技系) | Comments(0)

IT'S SHOWTIME JAPAN の予想

 グローリーによる買収で長期的な先行きは不透明だが、9月には日本大会も控えるIT'S SHOWTIME。日曜のカウントダウン大会の予想を。

水原弘暁○-×出貝泰佑
 55キロ級日本王者決定戦。出貝がどういう選手かよく分からんのだが、J-NET等で見覚えのある水原をとりあえず推させてもらいます。

日菜太○-×カン・ジョンウ
 なぜかシュートボクシングルール。日菜太はS-CUPを狙ってるんだったっけ?この前のオプスタル戦は敗れはしたものの戦いぶりは良かったので、今回は無難に再起戦を飾ってくれると予想。

中島弘貴×-○ヘンリー・オプスタル
 最近の中島の試合を見れていないのだが、相手は地味に日本人上位クラスを破り続けているオプスタル。ちょっとハードルが高い気がする。

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by nugueira | 2012-07-24 22:19 | その他(立ち技系) | Comments(0)
 新K-1が10月14日にWORLD GP 開幕戦を両国で開催することを発表。

 いやー、それにしても不思議。「UFC日本大会は来年3月」というニュースにはワクワクするのに、「K-1日本大会が10月開催」というニュースにはどうして不安しか感じないんだろう。いやもう、理由は言わずもがななんですが。

 グローリーがショータイムを買収したことで選手供給を断たれかねない現状からして、大会が本当に成立するのか、というレベルで不安要素満載。当初の年間スケジュールには日本大会はなかったのにここで急に押し込んできたのも、サプライズというより「何か苦しい事情があるんじゃ」と勘繰りたくなってくるんだよなあ。
 前にも書いたが、当面は「当日試合の映像を見るまでは何一つ信じない」というスタンスで接しておいた方がいいか。

 てなことを考えてるうちに、グローリーの方も12月の東京大会開催を発表

 ただこちらの方も、リリース内容を見る限り詳細はほとんど詰まってないという印象。とりあえずK-1へのカウンターパンチとして同日に発表しとけ、ということなのかなあ。
 新K-1に比べるとグローリーの方が資金力は上、という話も聞くのでこちらの方がまだ信用できそうだけど、地上波中継なしでちゃんとビジネスになる興業を開けるのか、細かいことを考え始めるとこれまた前途多難、という気がしてくる。

 プレスリリースだけを見れば「立ち技メジャー団体が日本で興業戦争」という図式なわけだが、もはや「大会やります」という発表だけで喜ぶ人はほとんどいない、というのが正直なところ。日本のファンは賢くなったというべきなのか、K-1(既に別法人だけど)はとんでもない前科を残してくれたというべきなのか・・・。

 東京大会はTDCあたりが妥当な線か。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-07-23 23:05 | K-1 | Comments(0)

UFC149の感想

 WOWOWで見た感想を。全体的な印象から先にいうとカード編成のゴタゴタを試合内容でカバー、とはならず。まあメインが見応えのある勝負だったので帳尻は合ったけど。

クリス・クレメンツ×-○マシュー・リドル(3R 肩固め)
 リドルがスタンドでは左ミドルを起点にペースを握り、テイクダウンからのポジショニングでも終始優勢。とはいえクレメンツも2R終盤にテイクダウンからパウンドで攻勢をかけるなど、まだ一発がある感じ。しかし3Rにクレメンツがバックブローを空振りすると、スタンディングのまま肩固めの体勢に持って行ったリドルがそのままグラウンドに持ち込んで一本。負けたとはいえクレメンツの思い切りのいい戦い振りも良かった。

ブライアン・エバーソール×-○ジェイムズ・ヘッド(判定)
 ヘッドにギロチンの体勢で捕えられるが、親指を突きだしてみせるエバーソール。そういえばこの人、チョークが極まらない特異体質なんだっけ。試合はエバーソールのタックルを切り続けたヘッドがパンチやヒザ蹴りを食らわせるものの、エバーソールがのらくらした動きから細かい打撃を入れ返していくという盛り上がりに欠ける展開。両者決め手に欠けるジャッジ泣かせの試合内容だったが、判定はスプリットでヘッドが辛勝。分かりやすい攻勢場面はヘッドの方が多かったから、まあ妥当な線か。

シーク・コンゴ○-×ショーン・ジョーダン(判定)
 組み付いてケージ際へ押し込んでいくジョーダンだが、コンゴは脚のスタンスを広げてきっちりディフェンス。さらに体勢を入れ替えての組みヒザやバックに回り込む場面を作り、着実にペースを握る。
 2R以降もコンゴはスタンドでちょこちょこ打撃を入れてから組み付き、という展開を繰り返してジョーダンに自分の試合をさせない。コンゴはストライカーの印象が強かったけど、こうして見ると差し合いの強さが一つの武器になっている感じ。コンゴも最後まで決定打は奪えず場内からブーイングも浴びていたが、ピンチらしいピンチもなくジョーダンを撃退。やっぱりコンゴに勝てるかどうか、というのはUFCヘビー級で通用するかどうかの試金石になってるよね。

ヘクター・ロンバード○-×ティム・ボーシュ(判定)
 ロンバードは空手のような独特の構えで前進し、間合いが詰まるとキレのあるパンチを連打。体格ではボーシュの方が上回っているのだが、ロンバードの圧力が凄いのかボーシュが動かされている、という感じ。
 2Rもロンバードは自分から手数は出していかないものの、ボーシュの攻撃にパンチを合わせていき、ミドルを効かせてボーシュを下がらせる場面も。かつて郷野相手に分かりやすいガス欠を起こしていた選手とは完全に別人のような試合運び。
 3Rもこれまでと同様の展開でロンバードが圧力をかけ続け、終了間際にはボーシュをぶっこ抜くようにしてテイクダウン。ちょっと慎重に戦い過ぎた感じはするけど、まあまずはUFC初戦をクリア。
 …と思っていたら判定は2-1でボーシュ。えーっ、この試合だとこういう判定になっちゃうの?確かにロンバードの手数は少なかったけど、ボーシュの打撃に合わせて打ち返していたわけだし、主導権は完全に握っていたと思うんだけどなあ。ジャッジの基準が相変わらず理解に苦しむ。

ユライア・フェイバー×-○ヘナン・バラォン(判定)
 互いに間合いを測りながら、フェイバーは踏み込んでのパンチ、バラォンはミドルやハイを織り交ぜて攻めていく。フェイバーが踏み込むとバラォンはスッとバックステップし、逆に跳びヒザからのパンチを入れていく。1Rはバラォンが取った印象だが、まだまだどうなるか分からない。
 2Rも同様にスタンドでの削り合いとなるが、バラォンが間合いを見切るようになったか、ラウンド終盤にローからパンチのコンビネーションを立て続けにヒット。一気に均衡が崩れてきた。
 3Rに入ってもスタンドは完全にバラォンのペース。スタンドで劣勢に追い込まれたフェイバーはテイクダウンに持ち込んで流れを変えたいが、バラォンの蹴り足をつかんでもスルリと抜けられてしまい、タックルに入るタイミングを見いだせない。
 完全に手詰まりとなったフェイバーは終盤も流れを変えることはできず、スタンドでジリジリとバラォンに押され続けるまま時間が経過。バラォンは左手を前に出し続けて時折左手だけでフェイバーと組み合う場面もあったが、これが制空権の掌握に一役買っているみたい(この辺は是非ゴン格で吉鷹あたりに解説してほしいが)。結局最後までフェイバーにテイクダウンを許すことなくスタンド勝負を続けたバラォンが判定3-0で勝利し暫定王者に。
 これでノヴァ・ウニオンは軽量級2階級を制覇。一方のフェイバーはWEC時代のアルド戦と合わせ、2度にわたりノヴァ勢に戴冠を阻まれる結果に。正直今回は「ラストチャンス」という位置づけになってもおかしくない状況だったと思うが、決して層が厚いとはいえないバンタム級、フェイバーに3度目のチャンスが巡ってくる可能性もなくはないか。
 試合後にインタビュアーも「クルーズへの挑戦権を獲得」という言い方をしていたが、クルーズってそう簡単に戻ってこれるような怪我なんだっけ?長期欠場になるのであれば、どこぞの暫定王者と同じようなことをせずガンガン防衛戦を戦ってほしいところ。バラォンvsマイケル・マクドナルドなんかは是非見てみたい組み合わせ。

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by nugueira | 2012-07-22 22:47 | UFC | Comments(0)