反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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今後のUFCスケジュール

 1ヶ月ぶりの更新。先日欠場者の多さを嘆いたら、今度はアルドまで。もう言葉が出てこない。

UFC on FX 4(6/22 アトランティックシティー)
ライト級:グレイ・メイナードvsクレイ・グイダ
ライト級:スペンサー・フィッシャーvsサム・スタウト
ウェルター級:ブライアン・エバーソールvsTJ・ウォルドバーガー
フェザー級:ロス・ピアソンvsカブ・スワンソン
フェザー級:日沖発vsリカルド・ラマス

UFC147(6/23 ベロオリゾンテ)
190ポンド契約:ヴァンダレイ・シウバvsリッチ・フランクリン
ヘビー級:ファブリシオ・ヴェウドゥムvsマイク・ルソー
フェザー級:ユーリ・アルカンタラvsハクラン・ディアス
フェザー級:ミルトン・ヴィエイラvsフェリペ・アランテス

UFC148(7/7 ラスベガス)
ミドル級タイトルマッチ:アンデウソン・シウバvsチェール・ソネン
ライトヘビー級::フォレスト・グリフィンvsティト・オーティズ
ミドル級:カン・リーvsパトリック・コーテ
ウェルター級:デミアン・マイアvsキム・ドンヒョン
バンタム級:アイヴァン・メンジヴァーvsマイク・イーストン
フェザー級:チャド・メンデスvsコディ・マッケンジー
ライト級:グレイソン・チバウvsハビブ・ヌルマゴメドフ
ライト級:メルヴィン・ギラードvsファブリシオ・カモエス
ミドル級:コンスタンティノス・フィリッポウvs福田力
ライト級:ジョン・アレッシオvsシェーン・ローラー
ライト級:ハファエル・オリベイラvsヨイスランディ・イスキエルド

UFC on Fuel TV 4(7/11 サンノゼ)
ミドル級:マーク・ムニョスvsクリス・ワイドマン
ライト級:ハファエル・ドス・アンジョスvsアンソニー・ジョクアーニ
バンタム級:ハファエル・アスンカオvs田村一聖

UFC149(7/21 カルガリー)
バンタム級暫定王者決定戦:ユライア・フェイバーvsヘナン・バラォン
ミドル級:ヘクター・ロンバードvsティム・ボウシュ
ヘビー級:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsシーク・コンゴ
ウェルター級:シアー・バハドゥルザダvsクリス・クレメンツ
ミドル級:ニック・リングvsコート・マッギー
フェザー級:ジョージ・ループvsアントニオ・カルバーリョ
バンタム級:ブライアン・キャラウェイvsミッチ・ギャグノン
ライト級:ミッチ・クラークvsアントン・クイバネン
ライトヘビー級:ライアン・ジモvsアンソニー・ペロッシュ
バンタム級:ビビアーノ・フェルナンデスvsローランド・デローム
ウェルター級:クロード・パトリックvsジェームス・ヘッド

UFC on Fox 4(8/4 ロサンゼルス)
ライトヘビー級:マウリシオ・ショーグンvsブランドン・ベラ
ライトヘビー級:リョート・マチダvsライアン・ベイダー
ヘビー級:ベン・ロズウェルvsトラヴィス・ブラウン
ライトヘビー級:フィル・デイビスvsワグネル・プラド
ヘビー級:フィリップ・デフリーズvsオリー・トンプソン
ヘビー級:マット・ミトリオンvsロブ・ブロートン
ライト級:ジョー・ローゾンvsテリー・エティム
フェザー級:マンベル・ガンバリャンvs小見川道大
ウェルター級:マイク・スウィックvsダマスケス・ジョンソン
フェザー級:ジョシュ・グリスピvsハニ・ヤヒーラ
フェザー級:コール・ミラーvsナム・ファン

UFC150(8/11 デンバー)
ライト級タイトルマッチ:ベンソン・ヘンダーソンvsフランク・エドガー
ミドル級:エド・ハーマンvsジェイク・シールズ
ミドル級:岡見勇信vsルイス・カーニ
ライト級:デニス・ホールマンvsチアゴ・タバレス
ミドル級:ジャレッド・ハーマンvsマイケル・カイパー
フェザー級:ニッック・レンツvs光岡映二
フェザー級:デニス・バームデズvsトミー・ハイデン

UFC151(9/1 ラスベガス)
ライトヘビー級タイトルマッチ:ジョン・ジョーンズvsダン・ヘンダーソン
フェザー級:デニス・シバーvsエディ・ヤギン

UFC152(9/22 トロント)
ヘビー級タイトルマッチ:ジュニオール・ドス・サントスvsケイン・ヴェラスケス
ウェルター級:BJ・ペンvsローリー・マクドナルド

UFC154(11/17 モントリオール)
ウェルター級タイトルマッチ:ジョルジュ・サンピエールvsカーロス・コンディット
ウェルター級:マーティン・カンプマンvsジョニー・ヘンドリックス

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by nugueira | 2012-06-11 19:37 | UFC | Comments(0)

パッキャオ敗れる

 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリーの生中継を視聴。

 1・2Rは先手を取ってパンチを打っていくパッキャオにブラッドリーもきっちり打ち返していく展開。手数と積極性でパッキャオという印象だが、非常に競った試合になりそうなムード。
 しかし3R辺りからパッキャオがプレッシャーを強め、左ストレートを打ち込む場面が増えてくる。ブラッドリーは上体をスウェーしてクリーンヒットを避けるものの、パッキャオの連打を徐々にさばき切れなくなってくる。5・6Rはブラッドリーのスピードがガクンと落ち、気が付けばパッキャオが前に出続けるいつもの展開に。
 それでも7R辺りからブラッドリーは盛り返すようになり、再びスピードのギアを上げてパッキャオにクリーンヒットを入れさせない。パッキャオは前半で飛ばし過ぎたせいもあってか終盤のラウンドは手数が落ちてしまい、ブラッドリーに追い上げられた印象で12Rが終了。

 まあ前半の貯金でパッキャオの勝ちだろうな。しかしパッキャオは安定感はあるけど一時期の凄味はなくなっちゃったよねえ・・・などと思いながら判定を聞いていたら、三者とも115-113のスプリット判定でブラッドリーが勝利。

 いやいやいや、これおかしいでしょ。終盤の4Rはブラッドリーが取っていたにしても(この辺は正直流し見していたのだが)、それ以外のラウンドは基本的にパッキャオが主導権を取っていた。今にして思えば1・2R辺りも微妙な差ではあったけれど、それにしてもブラッドリーが7ラウンドも取ってたか?
 前戦のマルケス戦でパッキャオはピークを過ぎた感じはあったし、いつかこの日が来るだろうとは思っていたけど、この試合内容でボクシングの歴史が変わってしまうのはちょっと納得がいかない。
 普通は微妙な判定でも「確かに言われてみればこういう計算にもなるよねえ」と理解できなくはない部分があるものだけど、今回はツイッター上の反応は国内外を問わずバッシングの嵐、さらにWOWOWの中継スタジオはお通夜のような空気。ここまでフォローの入らない問題判定は逆にレアですよ。

 ただ、それじゃあ再戦してパッキャオがタイトル奪還を果たしめでたしめだたし、さあいよいよメイウェザー戦へ…となるかというと、正直難しい気が。
 先ほども触れたとおりパッキャオが下り坂にあるのは事実で、試合後のインタビューでの妙にサバサバした空気も気になるところ。何年か後にこの試合を振り返ってみると「この内容で負けたのは完全にアクシデントだったが、このタイミングで負けたのは必然だった」という位置づけになりそうな気も。
 もともと再戦契約が盛り込まれていたみたいだし両者ともリマッチに前向きなようだけど、次は言い訳の効かない内容でパッキャオが返り討ちにされるのでは・・・という嫌な予感がしてならない。

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by nugueira | 2012-06-10 15:54 | ボクシング | Comments(5)

ゴンザレスvsロハス

 WOWOWのエキサイトマッチでWBCフェザー級王座統一戦、ジョニー・ゴンザレスvsエリオ・ロハスを視聴。長谷川をKOしたゴンザレスと、粟生に勝利したロハスという日本にとっても因縁の深い者同士の対戦。

 序盤から前に出てパンチを振るっていくゴンザレスに対し、鋭い踏み込みから反撃を繰り出すロハス。序盤はなかなか均衡が破れない好勝負に。
 それでも中盤以降はゴンザレスの圧力にロハスが下がる展開が目立つようになり、徐々にゴンザレスが押し気味のムードに。距離を詰めてショートアッパー・フックを繰り出すゴンザレスに、ロハスは手数・有効打ともに遅れを取ってしまう。
 10Rにはゴンザレスの左ボディーを食らったロハスがうずくまるようにダウンし、事実上これで勝負あり。連続KOは11でストップしたものの、危なげない内容でゴンザレスが王座統一。Sバンタム時代の話とはいえ、西岡はこんなのによくKO勝利したな。

 長谷川が今後も現役続行したとして、世界戦までたどり着いてこの相手に勝つことができるかと考えると…やっぱり厳しいよなあ、という結論にならざるを得ない。

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by nugueira | 2012-06-09 20:55 | ボクシング | Comments(6)

UFC負傷者リスト

 「UFCはなぜ怪我人が多いのか」という記事を比較的最近書いたばかりなのだが、その後も収まるどころかメイン級の負傷者が続出。
 どれだけひどいのか確認するため、誰か負傷者一覧表を作ってくれないかなあ。でも結構骨が折れる作業だよなあ。と思っていたのだが、よく考えたら月一ペースで更新している「今後のUFCスケジュール」を照らし合わせればだいたい分かるのか。
 いやー、やるじゃん俺。さすが格闘技ブログ界の荒波を7年以上くぐり抜けてきただけのことはあるよね(意味もなく自画自賛)。

 というわけで今年に入ってからの欠場者(とりあえずメインカード級の選手で把握できたもの)を一挙公開。これだ!

UFC on FOX
マーク・ムニョス

UFC143
ジョルジュ・サンピエール

UFC on Fuel TV 2
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ

UFC146
アリスター・オーフレイム
ガブリエル・ゴンザガ
マーク・ハント

UFC147
ヴィトー・ベウフォート

UFC148
ドミニク・クルーズ

UFC149
チアゴ・シウバ
マイケル・ビスピン
チアゴ・アウベス
秋山成勲

UFC on Fox 4
ブライアン・スタン

 いやもう、改めて並べて見ると本当ひどいね。今になって振り返ってみると、メイン枠がほぼ無傷で済んだ日本大会は奇跡的ですよ。

 そもそもなんでこんなに怪我人が増えているのか、という分析は前も試みたけど、最近ネット上の意見で「怪我で欠場しても保険が出るようになった影響では」という指摘があった。
 確かに負けるたびにリリースの影がちらつくようになるUFC。昔なら強行出場していたような怪我でも「万全じゃないから出るのやめとくか。どっちみち多少お金はもらえるんだし。」と判断する選手が増えてきてもおかしくはないか。

 ということはですよ、これはある意味「セーフティネットの在り方に関する事件」なわけですよ。これはもう政治家の出番になってもおかしくないのでは。
 折しも、今年はちょうど大統領選挙の年。オバマでもロムニーでもいいから、「私の人気中はUFCの欠場者を半減させてみせる!」とか公約で掲げてくれないかなあ。そうしたら俺、全力で応援しちゃうのになあ。選挙権もってないけど。

 アンデウソンvsソネン、無事行われますように…。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-08 19:56 | UFC | Comments(0)

UFC on FXの予想

 土曜(日本時間)のUFC on FXの予想を。

エディ・ワインランド×-○スコット・ヨルゲンセン
 バンタム級中堅同士の潰し合い。両者バランスが良く、かつ決め手に欠ける感じなのだが、連敗中で試合間隔も空いているワインランドの方が相対的に不利かなあ、という気が。

エリック・シウバ○-×チャーリー・ブレネマン
 ブラジル大会ではクソレフェリー(橋下徹風)のミスジャッジで黒星を付けられてしまったエリック・シウバ、気を取り直して思う存分力を発揮してほしい。先日同じく満を持して北米に乗り込んだバルボーザがああいう結果に終わったので、不安感もなくはないけど。

 メインのフライ級は予想パス。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-07 19:57 | UFC | Comments(0)

Krush.19の予想

 金曜のKrushの予想を。

石川直生×-○板橋寛
 板橋がKrush初参戦。昨年は要所要所での負けが響いて現在無冠だが、60キロ戦線では間違いなく国内屈指の実力者。将来的にベルトをかっさらっても何ら不思議ではない感じ。
 対する石川は門番としての存在感を示すか、踏み台にされてしまうか。この前のタイトルマッチもなんだかんだでドローを演じてるし、追い込まれた状況でかつての凄味を取り戻す…という展開も期待はしたいんだけど、冷静に見てやっぱり厳しいかなあ。

久保優太○-×アブデラ・エズビリ
 メインは久保が登場。新生K-1も当面は軽量級まで手が回らなそうなので、モチベーションの持って行き先が難しいところ。Krushも「対世界」路線を打ち出してきているので、久保と釣り合う面白い相手を持ってこれればいいんだけれど。

 年内に一度ぐらいは会場観戦を(略)。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-06 12:48 | Krush | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 5月の各賞と6月のおすすめバウトを。

MVP:ネイト・ディアズ(5/6 UFC on FOX)
 実力者ミラー相手にここまで圧勝するとは完全に予想外。試合展開に応じた戦い方ができるという点も含めると、既に兄貴を超えてしまったかも。

ベストバウト:ジョン・ドッドソンvsティム・エリオット(5/6 UFC on FOX)
 軽量級の魅力をこれでもかと詰め込んだ、スピーディー・ノンストップの攻防が続いた15分間。放送されなかったがこの日もう一つ組まれたフライ級の試合も好勝負だったらしく、新設早々激戦区となりそうな予感。

ベストKO:ダニエル・ギタ(5/12 IT'S SHOWTIME 56&5/27 K-1 RISING)
 1ヶ月で2戦2KO、いずれも「一撃」の魅力を存分に発揮しての勝利。「立ち技ファンが今のギタの試合を見ていないのは人生の損失」と断言できる内容なので、未見の方は是非。

ベストサブミッション:ステファン・ストルーブ(5/27 UFC146)
 引き込んでからの一本という、ある種オールドファッションともいえるスタイルで勝ったのが今のUFCでは逆に新鮮。これからもっと上位戦線に食い込んでほしい選手。

〔おすすめ〕バウト:グレイ・メイナードvsクレイ・グイダ(6/22 UFC on FX)
 大激戦・大混戦のライト級で行われる「3位決定戦」かつ「最大の敗者復活戦」。勝ってタイトル戦線に生き残るのはどちらか。ナンバーシリーズで行われないのがもったいない好カード。

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by nugueira | 2012-06-05 19:41 | 雑記 | Comments(0)
 土曜日のRISEであやまん監督がエキシビジョンマッチに出場。一般公募したリングネームは「六本木のシンデレラ」に決定。

 えええっっっ!!!

 俺が投稿した「スタン・ザ・あやまん」採用されなかったの!?

 いや、実際問題として思いついたときは「これイケるんじゃねえの?」と自分の中でも結構手応えがあったのだが。もう1個思いついた「阿耶曼」の方が良かったかなあ。魔裟斗っぽくて。

 いや、これで採用されたのが「これに負けるのは仕方ないよね」と思えるやつならいいですよ。でも「六本木のシンデレラ」ですよ?これはちょっと、あやまん監督の格闘技への本気度を疑わざるを得ない事態だなあ(言いたい放題)。

 ああっ、採用賞金8万8000円を本気で狙っていたのに!賞金の使い道を色々と練っていたのに!全てが水泡に!
 もうこうなった以上、俺は生活保護を申請するしかないのかあっ!(←コラコラ)

 RISEは高額賞金ネタをけっこう使ってくるよね。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-04 19:31 | RIZE | Comments(2)
 スペインで開催されたK-1再旗上げ戦、U-streamでいくつか動画を見たので感想を。

ドラゴ×-○アンディ・リスティ(判定)
 リスティが序盤からボディへのヒザとアッパーでドラゴを圧倒。一発狙いなのか攻めが単発でドラゴにパンチの逆襲を許す場面もあったものの、最後まで手数で押し続け判定勝利。ドラゴは何を狙っていくのかがはっきりしていなかった感じ。
 しかしまあ、かつてはドラゴがこういうイケイケの試合スタイルでMAXに殴りこんで来てたんだから、やっぱり時代の移り変わりを感じさせる試合だった。

マイク・ザンビディス○-×シャヒッド(3R KO)
 前に出続けてパンチを振るっていくザンビディスに、シャヒッドは下がりながらロー。1R終盤辺りからザンビディスがボディフック&顔面フックのコンビネーションをヒットさせるようになり、2R終盤にはシャヒッドをグラつかせる。最後は3R終盤に左フックを打ち込んでシャヒッドをKO。
 世代闘争の議論でいうと「旧世代」の位置づけになるザンビディスだが、衰えを感じさせない戦いぶりで貫録の勝利。経済危機にあえぐギリシャ人もこれで勇気づけられたのでは・・・というのは言い過ぎか。

城戸康裕○-×シュー・イェン(3R KO)
 遠い間合いからロー・ミドルを入れていく城戸に、踏み込んでパンチを放つイェン。お互い距離が合わないのかなかなか手数が出ない展開のまま3Rに入るが、終盤に城戸のバックブローがヒットしイェンは起き上がれず。狙い澄ました、というよりはとりあえず出したら当たったという感じもしなくないが。
 城戸は勝つには勝ったものの、煮え切らない試合内容。ヨーロッパの選手相手にこういう戦い方をしちゃうと相当苦しくなりそう。

アンディ・サワー○-×エイブラハム・ロクエニ(判定)
 ともに上下のコンビネーションで攻める両者。最後までお互い目立ったクリーンヒットはなく手数もほぼ互角で、ドローが妥当だと思ったが判定はスプリットでサワー。ロクエニが頑張ったというよりはサワーが苦戦したという印象の試合。この調子で決勝大会は大丈夫かね、と心配になってくる。

アルトゥール・キシェンコ○-×イ・スファン(2R KO)
 序盤からキシェンコが圧力をかけ続け、ボディストレートやフックをヒット。2R開始早々に左フックでダウンを奪うと、ダメージの残るスファンに追撃のラッシュ。最後はまたも左フックでスファンを打ち抜き、前のめりにダウンさせる圧巻のKO劇。1回戦の試合内容だけで判断すると(見なかった試合もいくつかあるんだけど)キシェンコがやや有利かなあ。

ダニエル・ギタ○-×ウェンデル・ロシェ(2R TKO)
 開始早々ギタの左フックを食らったロシェがよろめくようにダウン。実質これで勝負ありで、ギタはラウンド終了間際にもロー連打でダウンを奪うと、2Rにはハイでダウンを奪取。最後はセコンドがタオルを投入し、ギタが格の違いを見せつける圧勝。やはり今のK-1ヘビー級で一番面白い試合をしてくれる選手だ。

ミルコ・クロコップ○-×ローレン・ハヴィエル・ホルヘ(2R KO)
 1Rからパンチ・ハイ・ミドルで先手を取り続けるミルコ。2Rにロープに詰めながらの左アッパーで2度ダウンを奪い、最後は相手が立ち上がれずKO勝利。ミルコの動きにさほどキレは感じられず、手ごろな相手をあてがってもらったかなという感じ。いい小遣い稼ぎしてるなあ。

バダ・ハリ○-×アンダーソン・“ブラドック”・シルバ(判定)
 ハリは蹴りもまじえてキックらしい攻めでの立ち上がり。まあボクシングデビューしてたわけでもないんだから当たり前なんだけど。
 1Rに距離が詰まったところでハリが左右のパンチ連打でダウン奪取。以前ならここで一気に決めていた展開だったと思うのだが、これ以降は優位に進めつつも決定打は奪えず3R終了。勝つには勝ったが、何か消化不良な感じ。K-1復帰は3試合限定という話だから、先々も考えてノーリスクな試合運びに徹しちゃったかな。

 第1弾興業を開催し魔裟斗がEPに就任と、とりあえずの形は整えつつある新生K-1。年内は日本での地上波放送はなさそうだし当面採算的には辛抱の時期だと思うが、何とかかつての熱気を取り戻してほしい。
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by nugueira | 2012-06-03 18:43 | K-1MAX | Comments(0)

パンクラスの行く先

 数日前からツイッター上なんかで噂が流れていたが、SMASHがパンクラスを買収。SMASHや酒井代表についてはこれまでほぼノーマークで、今回の買収劇の政治的意味とかについてはコメントするだけの知見がない、というのが正直なところ。まあそれを言い出すとパンクラスの試合映像自体、ここ1年以上見ていないのだが。

 ただ、これはブログでも度々取り上げてきたのだが、川村体制のパンクラスが軽量級の細分化、三賞の創設、ハイブリッドリーグの導入など積極的な改革を行っていい流れを作っていたのは確か。
 また、佐伯さんがゴン格のインタビューで言っていたが、興業の収支としては「ディファで若手中心のマッチメイクを組む」というのが確実に儲けが出る鉄板のシステムらしく、パンクラスはいち早くこの方向に舵を切って着実に利益を出していたらしい。

 今回の買収に伴う発表内容を見ると、DEEPとのアマチュア部門の統一、欠場基準の統一化といった点は佐伯さんも以前必要性を訴えていた「共通コミッションの創設」につながる取組なので前向きに評価したい点。USA支部の設立や海外進出へのプロモーション強化については、国内の現状を見るに絶対必要だとは思う一方で、ある程度やって結果が出なかったらパンクラス自体から撤退、という結果につながりかねないんじゃないかという点が少々心配。
 とりあえず新体制には最低限の要望として、ここまで積み上げてきたいい流れを崩さないでほしい、というのが正直なところ。

 新生パンクラスの第1弾興業となった今日の大会では、メインとセミで好勝負が生まれたらしい。特にメインをKO勝利で締めた川村の発言は、ウェブ上で見ているだけでグッと来るものがあった。

 「パンクラスとは“続けるもの”。戦い続け、生き続けて、パンクラスは19年やってきました。来年で20年目。このタイミングでパンクラスは新しくなります。パンクラスはこれからも生き続け、戦い続けます。」

 リング外がどう変わっていこうとも、リングで戦う選手の真剣な思い、戦いが生み出す熱さは今までと何ら変わらず、そこには一切の嘘偽りはない。新生パンクラスが、こうした選手の思い、熱さを真正面から受け止められる場となってくれることを、今はただ願う。
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by nugueira | 2012-06-02 22:59 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)