反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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RISE88の感想

 TOKYO MXで放送していたRISEを視聴。

 全体的な感想としては各試合とも細かいカットの多いダイジェスト形式の放送だったのが残念。とはいえ現在GAORAを視聴できる環境になくRISEの試合を見れない状態が1年以上続いていたので、こういう形で放送してもらえるのはありがたい限り。

清水賢吾○-×羅王丸(1R KO)
 左ミドルでボディを効かせた清水、最後はボディへのヒザで圧巻の1ラウンドKO。

KENJI○-×フランク・グロス(3R TKO)
 回転系のコンビネーションを繰り出すグロスに落ち着いて対処したKENJI。着実にパンチを入れていくと最後は得意のレバーブローでTKO勝利。

神村エリカ○-×ハム・ソヒ(判定)
 神村が左フックを打ち込み、パンチ連打でソヒを一瞬棒立ちにさせる場面も。KOは奪えなかったものの判定で完勝。RENAとの再戦はどういう結果になるか。

日菜太×-○ヘンリー・オプスタル(3R KO)
 日菜太がミドル・前蹴りからパンチへとつないでいき、完全にペースを掌握するも3Rにオプスタルが右ハイ一発で大逆転KO。日菜太は負けはしたけどどちらかというと「ポカ」のレベルで、KOシーン直前までの試合運びを今後も見せてくれるなら逆に期待できそう。

上原誠○-×クラフトン“ブレイズ”ワランス(2R TKO)
 ワランスは重そうなコンビネーションを繰り出すも、上原が着実にロー・ミドルで応戦。2Rにミドルを食らったワランスが嫌がって後ろに下がると、上原が打ち下しの右でダウンを奪取。さらにまたも右でダウンを奪うと、後頭部へのパンチをアピールしていたワランスが戦意喪失気味になり試合終了。

小宮山工介○-×花田元誓(4R TKO)
 5Rのせいか、メインのこの試合が一番ダイジェスト感がひどかった。ミドル・前蹴りで主導権を握り続けた小宮山が、4Rにミドルで花田を下がらせるとドンピシャのタイミングでボディへヒザを突き刺し花田ダウン。さらに追撃のヒザで2度目のダウンを奪うと、ここで花田のセコンドがタオルを投入。小宮山はベルトを獲ってから完全に一皮むけた感じか。
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by nugueira | 2012-06-30 22:05 | RIZE | Comments(0)

Bellator71

 先日のBellatorで行われたゼルグ・“弁慶”・ガレシックの試合映像を見たので感想を。

アッティラ・ベガ○-×ゼルグ・“弁慶”・ガレシック(1R 裸絞め)
 しばらくスタンドで両者間合いを測り合った後、弁慶がパンチを出していく。ベガが組み付いてテイクダウンするが弁慶がすぐさまスイープ。ベガの立ち上がり際に弁慶がヒザを入れると、後ろに下がったベガを猛スピードで追いかけていく。一気に仕留めにかかろうとする弁慶だが、打ち合いからベガの左を入れられてダウンすると、最後はバックから絞められ逆転一本負け。ライトヘビー級転向初戦を飾れず。

 勿体ないと言えば勿体ない負け方だし、日本で戦っていたときもこういう負け方が多かったよね、という気もする。それにしても参加選手のレベルではおそらく世界第2位に位置しているであろうBellator、「少し前に日本で馴染みだった」というレベルの選手じゃ通じない世界になっちゃってるなあ。
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by nugueira | 2012-06-29 23:44 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

[こだわり]バウト

 今月の視聴可能な試合はあらかた見たので(月末のshowtimeは動画を見るにしても少し後になりそう)、6月の各賞と7月のおすすめバウトを。なお今月はベスト・サブミッションはなし。

MVP:井岡一翔(6/20 WBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦)
 王者対決の名に恥じない大熱戦を制して、日本人初の統一王者に。KOが取れる一発を持っている一方で、こういう競り合いの展開になっても最終的に自分のペースに持っていく技術と冷静さがあるのが井岡の魅力。対戦相手の八重樫も見事な戦いぶりで、試合自体もベストバウトに選ばれておかしくない名勝負。

ベストバウト:ヴァンダレイ・シウバvsリッチ・フランクリン(6/24 UFC147)
 井岡vs八重樫を押しのけて選出させてもらったのは、やっぱりこの試合。フランクリンのタフネスと冷静な試合運びには唸るしかなかったが、ファイトスタイルに進歩を見せ、あわやの場面を作ったシウバも良かった。次回日本大会はぜひシウバに出てほしいなあ。

ベストKO:エメリヤーエンコ・ヒョードル(6/21 M-1 Global)
 ヒョードルがこういう形で現役生活を終えることには正直納得いかない部分もあるが、ダウンを奪った一撃とその後の追撃の速さは「さすが」と思わせるものだった。数々の伝説を作り上げた皇帝に、今はただ感謝。

[おすすめ]バウト:アンデウソン・シウバvsチェール・ソネン(7/7 UFC148)
 紆余曲折の末、ようやく実現の日を迎えた因縁の再戦。前回の劇的な結末に加え、試合に至るまでにソネンがしつこいまでに繰り返したトラッシュ・トーク、ここにきて遂に怒りを爆発させたアンデウソン。オクタゴン内外で繰り広げられた大河ドラマが、遂に結末を迎える。

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by nugueira | 2012-06-28 23:53 | 雑記 | Comments(2)

北岡の「イズム」

 ゴン格最新号を徐々に読んでいるところなのだが、菊野戦直後に行われた北岡のインタビューで

 「菊野の蹴りはもらう前提で、蹴りをもらいながらタックルに行く練習を繰り返していた」
 
 という発言があって度胆を抜かれてしまった。

 競技化の方向に突き進んでいる今のMMAの基準からすれば「どうやって相手の攻撃を食らわないか」「相手の得意な攻撃をどうやって出させない展開にもっていくか」という考えのもとにゲームプランを練ると思うのだが、「相手の得意技を食らうのはしょうがないから、そこからどうやって無理やり自分の得意な展開に持っていくか」というある意味真逆のアプローチ。しかもそれをしっかり勝利へと結びつけてしまったのが凄い。

 北岡は先月号の「フランク・エドガーのボクシングコーチに指導を受ける」という企画でもいわゆる「北米スタイル」に対して否定的と取れる発言をしていたし、さらに遡れば戦極時代のインタビューで日沖の試合について「あれを試してダメだったらこっちにトライして、それもダメならあっち、というのは好きじゃない。これで極めると思ったらそれで極めきるのがプロ」という趣旨の発言をしていたこともあった。(まあ今の北岡の試合スタイルや今回の記事で日沖について触れている部分なんかを見ると、この考え自体は現在は変わっているのかもしれないけど。)

 北岡のこの思想が正解かというとおそらく違うような気がするし、北岡自身も今回のインタビューの中で「自分は口が上手いから『俺の格闘技』と言ってごまかしてる」みたいな発言をしている。
 とはいえ、現在の主流であるスタイルに異を唱え独自の哲学を貫き、なおかつ一定以上の結果を出している北岡の「イズム」は素直に「格好いいよなあ」と思えてしまうレベルに達している。この辺りはやっぱりパンクラスの血が影響しているのかなあ。

 個人的には国内の現状を見るに「トップクラスでも若手でも、海外に行くチャンスがある人はガンガン行ってUFCへの足掛かりを作るべき」と少し前から思っているのだが、中にはそういう価値観と一線を画す選手がいても面白いのかもしれない。今の北岡を見ているとそう思えてくる。
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by nugueira | 2012-06-27 23:57 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

IT’S SHOWTIMEの予想

 30日(日本時間)のIT’S SHOWTIMEの予想を。

サミール・ジャッバ×-○アンディ・リスティ
 リスティは正直この前のドラゴ戦では粗さの方が目立っていた感じ。まあ逆に考えれば粗さを露呈しつつもドラゴを押し切ったわけで、並の相手なら勝ってくれるか。

ジャバッド・ポツラック×-○ダニエル・ギタ
 現在6連続KO中、当ブログでも一推しのギタ。今回も鮮やかな一撃を期待してます。

タイロン・スポーン○-×ピーター・アーツ
 当初引退試合という話も出ていたアーツ、結局今回は「ベネルクス3国内引退試合」という位置づけになるみたい。うわー、ということは今後「日本引退試合」「EU圏内引退試合」「OECD加盟国内引退試合」「BRICs内引退試合」と様々なバリエーションが…。上手い商売考えたな。
 最近のスポーンの試合を見ていないので判断し辛い部分もあるけど、今のアーツが若手上位グループをはね返せるとは思えないんだよなあ。最近はIGF出場とかだいぶ寄り道をしちゃってる感じだし。

 サワーvsンギンビも気になる。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-26 19:07 | その他(立ち技系) | Comments(0)
 約1ヶ月ぶりのランキング更新。4大会分溜めただけあって、全階級で変動。

○ヘビー級
王者:ジュニオール・ドス・サントス
1位:ケイン・ヴェラスケス
2位:フランク・ミア(↑)
3位:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(↑)
4位:シェーン・カーウィン(↓)
5位:ファブリシオ・ヴェウドゥム(↑)
6位:ロイ・ネルソン(↓)
7位:マーク・ハント
8位:ベン・ロズウェル
9位:ブレンダン・シャウブ
10位:シーク・コンゴ
11位:トラヴィス・ブラウン
12位:ステファン・ストルーブ
※欠場期間が1年を超えたカーウィンが2ランクダウン。ルソーに勝利したヴェウドゥムがランクアップ。

○ライトヘビー級
王者:ジョン・ジョーンズ
1位:ダン・ヘンダーソン
2位:マウリシオ・ショーグン
3位:ラシャド・エヴァンス
4位:ライアン・ベイダー
5位:リョート・マチダ
6位:クイントン・ランペイジ・ジャクソン
7位:フォレスト・グリフィン
8位:アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(↑)
9位:ティト・オーティズ(↑)
10位:アレクサンダー・グスタフソン(↑)
11位:フィル・デイビス(↑)
※ミドル級に転向したフランクリンがランク外へ。

○ミドル級
王者:アンデウソン・シウバ
1位:チェール・ソネン
2位:マーク・ムニョス
3位:マイケル・ビスピン
4位:クリス・ワイドマン
5位:ティム・ボーシュ
6位:デミアン・マイア
7位:岡見勇信
8位:ヴィトー・ベウフォート
9位:リッチ・フランクリン(↑)
10位:ブライアン・スタン
11位:ヴァンダレイ・シウバ(↓)
12位:クリス・レーベン(↓)
13位:アラン・ベルチャー(↓)
14位:ホウジマール・トキーニョ・パリャレス(↓)
※ヴァンダレイに勝利したフランクリンがランクイン。今回はキャッチウエイトだったものの、もともとミドル級での試合を予定しており今後もミドル級での継続が見込まれると判断しました。

○ウェルター級
王者:ジョルジュ・サンピエール
暫定王者:カーロス・コンディット
1位:ジョニー・ヘンドリックス
2位:マーティン・カンプマン(↑)
3位:ジョシュ・コスチェック
4位:ジェイク・エレンバーガー(↓)
5位:ジョン・フィッチ(↓)
6位:ジェイク・シールズ
7位:リック・ストーリー(↑)
8位:エリック・シウバ(↑)
9位:チャーリー・ブレネマン(↓)
10位:チアゴ・アウベス(↓)
11位:ローリー・マクドナルド(↓)
12位:BJペン(↓)
※ブレネマンに勝利したエリック・シウバがランクイン。エレンバーガーに勝利したカンプマン、ジャーディンに勝利したストーリーがランクアップ。

○ライト級
王者:ベン・ヘンダーソン
1位:フランク・エドガー
2位:ドナルド・セラーニ
3位:グレイ・メイナード(↑)
4位:ハファエル・ドス・アンジョス(↓)
5位:グレイソン・チバウ(↓)
6位:ネイト・ディアズ
7位:アンソニー・ペティス
8位:ジョージ・ソティロポロス(↑)
9位:クレイ・グイダ(↓)
10位:ジム・ミラー
11位:ショーン・シャーク
12位:ジェイミー・ヴァーナー
13位:ジョー・ローゾン
14位:エジソン・バルボーザ
15位:メルヴィン・ギラード
※グイダに勝利したメイナードがランクアップ。

○フェザー級
王者:ジョゼ・アルド
1位:ジョン・チャンソン
2位:ヒカルド・ラマス(↑)
3位:ジョシュ・グリスピ
4位:日沖発(↓)
5位:ダスティン・ポワリエ(↓)
6位:ジョージ・ループ(↓)
7位:デニス・シヴァー(↓)
8位:ディエゴ・ヌネス(↓)
9位:バート・パラジェンスキー(↓)
10位:ハニ・ヤヒーラ(↑)
11位:カブ・スワンソン(↑)
12位:チャド・メンデス
13位:エディ・ヤギン(↑)
※日沖に勝利したラマスがランクイン。リリースされたタイソン・グリフィン、引退を表明したフロリアンがランク外へ。ピアソンに勝利したスワンソンがランクアップ。

○バンタム級
王者:ドミニク・クルーズ
1位:ユライア・フェイバー
2位:ヘナン・バラォン
3位:ブライアン・ボウルズ
4位:アイヴァン・メンジバー
5位:エディ・ワインランド(↑)
6位:マイケル・マクドナルド
7位:スコット・ヨルゲンセン(↓)
※ヨルゲンセンに勝利したワインランドがランクイン。

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by nugueira | 2012-06-25 12:57 | UFC | Comments(0)

UFC147の感想

ユーリ・アルカンタラ×-○ハクラン・ディアス(判定)
 1Rはディアスがトップをキープし、肩固めを狙うなど終始優勢。2Rはアルカンタラが下から腕十字に切り返す場面を作りもしや、と思わせるものの、これを凌いだディアスが1Rと同様テイクダウンから試合のペースを握る。3Rはスタンドで様子見の展開が続き、終了間際にトップを取ったアルカンタラがパウンドを強振していくも、時すでに遅し。ディアスが文句なしの判定勝利で9連勝。
 敗れたとはいえ、アルカンタラも2Rの腕十字などところどころで高い実力を発揮し、見応えのある好勝負に。正直言って日沖がこの2人のどちらかと戦った場合、果たして勝てるのかどうか・・・。フェザー級も果てしなく層が厚くなってきた。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×マイク・ルソー(1R TKO)
 ヴェウドゥムが的確なパンチから首相撲へのヒザを狙っていき、序盤からルソーを圧倒。迎えた1R2分過ぎ、ヴェウドゥムの右アッパーがクリーンヒットしルソーはガクリとダウン。ヴェウドゥムが追撃のパウンドを何発か入れたところでレフェリーストップ。
 両者の実力差も当然あっただろうけど、それに加えてルソーは会場の雰囲気に呑まれてしまった感じも。ヴェウドゥムがあんな大歓声で迎えられる場面なんて初めて見た。ブラジル大会でアウェーを戦う選手は本当に大変だよなあ。

ゴドフレイド・ペペイ×-○ロニー・“ジェイソン”・マリアーノ・ベゼーラ(判定)
 TUFブラジル・フェザー級決勝。ジェイソンは感極まったのか入場の段階で涙を流している。自伝のタイトルは『泣き虫』で決定だな。
 大振りのパンチを振るっていくペペイに対し、ジェイソンは右のオーバーブローが的確にヒット。ペペイは引き込みを連発するややオールドスタイルな試合運びを試みるもうまくいかず、2Rから明確にジェイソンのペースに。終盤はペペイがローブローを連発しやや荒れた展開になったが、ジェイソンが判定勝利。UFCとの正式契約を勝ち取った。

セザール・フェレイラ○-×セルジオ・モラレス(判定)
 こちらはミドル級決勝。カポエイラ仕込みの打撃で攻めるフェレイラに、柔術世界王者のモラレスは首相撲を避けて寝技狙い。2Rにフェレイラの後ろ回し蹴りがモラレスにヒットするが、ラウンド後半にモラレスの突進しながらのパンチ連打がフェレイラを捉え、一気に逆転のチャンス。しかしモラレスはここで攻め切れず、フェレイラに回復のチャンスを与えてしまう。3Rはお互い手数の少ない展開となり、結局スタンドで優勢な場面の多かったフェレイラが判定勝利。
 TUF決勝戦の試合を見るのは今回が初めてだったのだが、2試合ともナンバーシリーズのPPV枠で見せられるには少々辛いレベルだなあ、という印象。TUFを見ていて展開を追っている人はまた違う受け止め方をするんだろうし、実際会場内は偉い盛り上がりだったけど。

ヴァンダレイ・シウバ×-○リッチ・フランクリン(判定)
 開始時には場内2万人が「イーッツ・ターイム!」の大合唱。ブラジルの観客は本当にテンションが高い。
 1R序盤、フランクリンの蹴りにシウバがカウンターの右を合わせる。その後はフランクリンが圧力をかけ続け、左ミドルやパンチを入れていく。基本的にフランクリンが自分のパンチの距離で戦っているが、シウバも返しのパンチやハイをきっちり出しており動きは悪くない感じ。
 2Rもフランクリンが左ミドルやボディブローを起点に試合のペースを作っていくが、ラウンド終盤にシウバが強引に前に出ながら左右のフックを連打。右フックでフランクリンをダウンさせると、さらにパウンド・鉄槌の連打。フランクリンは一瞬動きが止まった感じもしたし止められておかしくない場面だったと思うが、タックルなどでごまかしながらなんとか耐え続けラウンド終了のホーン。何とか命拾いをする。
 シウバはこのラッシュでスタミナを消耗してしまったか、3Rは手数が出なくなる。フランクリンのボディ攻めもここにきて効いてきたようで、ミドルやボディブローでシウバが露骨に後退する場面が増えるようになる。ラウンド終盤にはフランクリンが組み付きからテイクダウンに成功しヒジとパウンドで攻勢。2Rの失点を取り返した。
 4・5Rはフランクリンは徹底してアウトボクシング。シウバは2Rの再現を狙いたいがスタミナが残っていないか、フランクリンのジャブに押されて距離を詰められない。フランクリンは巧みな上下の打ち分けで間合いを制し続けると、5R終盤にシウバが仕掛けた打ち合いでも左フックを入れ、シウバが片膝をついたところで試合終了。三者とも49-46でフランクリンが勝利。

 フランクリンは2Rの大ピンチを耐えたのと、3R以降も落ち着いて自分の試合を組み立てていったのがお見事。まるでエドガーの試合を見るようだった。一方のシウバも敗れはしたものの、カウンターのパンチやハイキック、2Rの強引なラッシュなど動きは決して悪くなかった。それでも勝てなかったのは、やはり肉体の衰えなんだろうなあ。
 5Rならではの名勝負を堪能できたけど、結果的に2Rにマリオ・ヤマサキがストップしなかったことが勝敗を分けてしまった形に。本人がどこまで意識的だったのかは分からないが、こういう「審判が試合を作る」レフェリングは色々と議論を呼ぶと思う。

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by nugueira | 2012-06-24 22:32 | UFC | Comments(3)

ONE FCの予想

 今夜開催のONE FC、日本人絡みの試合の予想を。

今成正和○-×レアンドロ・イッサ
 攻略法はある程度ハッキリしているはずなのだが、勝てる選手と勝てない選手の線引きがイマイチはっきりしない今成。相手は柔術ベースの選手のようで、寝技に付き合うと今成ペースになるのかなあ。

水野竜也○-×ヘナート・“ババル”・ソブラル
 水野にとっては海外ビッグネームを迎え撃つ大一番。海外での試合も経験済みなこと、昨年のプラングレー戦の快勝、ババルのブランクと好条件が揃っているのは間違いないので、ここは大物食いを期待しておきます。

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by nugueira | 2012-06-23 15:25 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

UFC on FX4の感想

 UFC.TVで無料中継の前座を見た感想を。

リック・ストーリー○-×ブロック・ジャーディン(判定)
 スタンドでの攻防が続いた後、ストーリーがテイクダウンに成功しバックをキープ。2R以降もストーリーがタイミングよくテイクダウンを取り続け、ジャーディンに反撃を許さず判定勝利。連敗は止めたが、試合内容的にはアウベスに勝った頃の方が強かった気がする。

ラムジー・ニジェム○-×C.J.キース(1R TKO)
 ニジェムがタックルに行くがキースが上を取りマウント。ニジェムはすぐさまスイープして脱出。しばらくテイクダウンを巡る攻防が続いた後、ニジェムが金網際でテイクダウンするとマウントを奪いパウンド連打。それほど強烈なのが入ったようにも見えなかったが、キースが脱出できず殴られ続けたところでレフェリーストップ。まあ妥当なレフェリングか。

日沖発×-○リカルド・ラマス(判定)
 1Rは日沖がテイクダウンした後ラマスがスイープ。日沖はオモプラッタを仕掛けたまま持ち上げられてスラムで叩き付けられるが、ラウンド後半に再びテイクダウンするとトップをキープしたまま終了。1Rは取ったか。
 2Rはラマスがスタンドでの攻勢を強めていき、日沖がテイクダウンするも下から度々ギロチンに捉えられ、攻め込む場面を作れずラウンド終了。日沖はスタンドで後手に回り続けているのが印象が悪い。
 勝負の懸かった3Rはスタンドでの攻防が続くが、日沖は2Rに続き手数が出ず、ラマスの細かい打撃をもらい続けてしまう。ラウンド終盤に日沖がようやくテイクダウンに行くも、ラマスがまたもギロチンを仕掛け、日沖は脱出するのが精一杯。判定は三者29-28でラマス。
 現状としては間違いなく「UFCタイトルマッチに最も近い日本人」だった日沖が、あまりにもあっさりと迎えたUFC初黒星。タイトルマッチに向け絶対に落とせない試合が続く中、あまりに痛すぎる一敗。
 グラウンドのポジショニングとキャッチどちらを評価するかというジャッジ基準以前に、スタンドで手数が出なさ過ぎたことが敗因。サンドロ戦なんかは前蹴りを使ってスタンドも上手くコントロールしていたはずなのに。ラマスがそれをさせなかったということなんだろうけど、やっぱりUFCは中間層ですら強い選手がゴロゴロしている。
 「最後の砦」日沖の、予想外ではなかったけれどあまりに早すぎる陥落。日本勢の失地回復への展望はなかなか開けてこない。
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by nugueira | 2012-06-23 12:35 | UFC | Comments(2)

ヒョードルvsヒーゾ

 エメリヤーエンコ・ヒョードルvsペドロ・ヒーゾの試合映像をYouTubeで視聴。客席にまたもプーチンの姿が。ロシアの国家元首がそうそう暇とも思えないのだが、そんなに格闘技好きなのか。

 開始からじりじりと間合いを計り、距離が詰まったらパンチ連打を振るっていくヒョードル。ヒーゾがパンチを出すとスッと下がって間合いを外す。
 ヒョードルが圧力をかけ続けて1分ちょっとが経過。ヒョードルがローから飛び込み様の右フックをクリーンヒット。崩れ落ちるヒーゾにパウンド連打を入れたところでレフェリー島田がストップ。予想通りといえば予想通りに、ヒョードルがヒーゾに何もさせず圧勝。

 去就については直前まで現役続行に含みを持たせる発言もしていたヒョードルだが、試合後に引退を正式に表明。
 ヒョードル引退については噂が出た段階で一度記事を書いたが、その時にも述べたとおり「最後の試合がヒーゾかよ…」というのが素直な感想。とはいえ本人のコメントにあるように、今のヒョードルに納得のいく条件でオファーしてくる団体はなくなってきているだろうし、家族との時間を大事にしたいというのもごもっとも。これはこれでいいタイミングなのかな、という気もしてきた。
 無理矢理ポジティブな捉え方をするならストライクフォース離脱後の3試合については、それまでの連敗を(数字上)帳消しにして、ファンに再び「勝利の凱歌を上げるヒョードル」の姿を見せるためのボーナストラックだった、と受け止めておけばいいのではないか。

 とにもかくにも、今日をもってMMAの一つの歴史に幕が引かれ、ヒョードルは正真正銘の「レジェンド」の世界の住人となった。本当にお疲れ様、そして数多くのワクワクする名勝負をありがとうございました。

 ヒョードルの引退についてはまた改めて書かせてもらいます。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-22 12:34 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)