反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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〔こだわり〕バウト

 11月の各賞と12月のおすすめバウトを。

MVP:長谷川穂積(11/26 WBC世界フェザー級タイトルマッチ)
 ペトロシアンとどちらにするか迷ったのだが、「心を揺さぶられた」という点で長谷川を選出。王座陥落、骨折、母親の死を乗り越えての2階級制覇。試合内容は完璧とは言いがたいが、ひるまず真っ向から打ち合う姿にはただひたすら感動した。

ベストバウト:クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンvsリョート・マチダ(11/20 UFC123)
 肝心の判定に納得がいかないのだが(最近のUFCはなにげにこういうケースが多いのだけど)、両者とも持ち味を出し切った好勝負。そういえばランペイジってこういうクレバーな試合運びもできたんだなあ、という点を久しぶりに再確認できた。

ベストKO:BJ・ペン(11/20 UFC123)
 連敗後の階級転向初戦、相手は因縁のヒューズ。決してハードルは低くない状況での圧巻秒殺KO劇にはしびれた。やっぱりBJは「レジェンド」路線に入るにはまだ早すぎる。

ベストサブミッション:ジョージ・ソテロポロス(11/20 UFC123)
 アームロックに持っていくまでの試合運びも含めて「お見事」と思わせる内容。個人的にソテロポロスは今のUFCで一番面白い試合をしてくれる選手だと思う。

〔おすすめ〕バウト:ジョルジュ・サンピエールvsジョシュ・コスチェック(12/11 UFC124)
 年末興行の全体像が見えてこないので、おすすめバウトもUFCから。普通に考えてGSP圧倒的優位なのだが、各階級で政権交代が相次いだ今年のUFC、GSPはそれを跳ね返して「絶対王者」の看板を守りきれるか。
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by nugueira | 2010-11-28 23:06 | 雑記 | Comments(0)

サワーvs日菜太

 9月のシュートボクシングで行われたサワーvs日菜太の映像を拝見。

アンディ・サワー○-×日菜太(1R チョークスリーパー)
 開始からローで先手を取りサワーの出方を見る日菜太。パンチで突っ込みサワーを押し倒す。序盤は日菜太のペースか・・・というところで日菜太のミドルをキャッチしたサワーがそのままロープ際へ押し込み、もつれ合うようになりながら日菜太のバックへ。そのままスタンディング・チョークスリーパーの体勢になったサワーはガッチリと締め上げ、日菜太はタップ。開始48秒、まさかの一本決着でアンディが勝利。
 日菜太にしてみたらキシェンコをKOし勢いに乗った状況で迎えた大一番。そこでまさかのチョークスリーパー負けは納得しがたいかもしれないけど、シュートボクシングのリングに上がる以上、こういうこともある前提で試合してなきゃおかしいわけだからなあ。これはもうサワーが一枚も二枚も上手だった、というしかない試合内容。
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by nugueira | 2010-11-27 23:05 | その他(立ち技系) | Comments(0)
 11月の主な大会も終わったので、勝敗予想の決算を。

11/3 パンクラス(1/2)
11/8 K-1MAX(9/11)
11/13 UFC122(1/1)
11/20 UFC123(1/4)
11/23 S-CUP(5/10)


 というわけで合計は17/28で的中率60.7%。出だしは良かったものの後半2大会で失速し、4カ月連続の7割クリアはならず。
 
 というわけで残念ながら、「予想の神様」の称号は一時返上させていただきます。すいません、先月までの楽しい思い出に浸りたかったもので。
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by nugueira | 2010-11-26 23:00 | 雑記 | Comments(0)

パンクラスの新企画

 パンクラスが来年からジムごとの勝率を競う「HYBRID LEAGUE」を開始。

 うーん、まあ選手や関係者の熱気は多少上がるだろうけど、その熱が客にまで伝わるかなあ。

 「慧舟會は今日2勝すればSKアブソリュートを抜いて首位浮上!こいつは見逃せないぜ!」という視点で会場に足を運ぶファンがいるかというと・・・まあいないだろうな。

 とはいえ、今のパンクラスは「現状維持」を狙っていてもしょうがない状態(というか国内のどの団体も同じ状態だろうけど)。新企画で選手のモチベーションが多少でも上がればリング上の活性化にもつながるはずなので、まずはこういう新機軸を打ち出していく姿勢を素直に評価しておくべきか。

 ただ余計なお世話ながら気になるのが「パンクラスismの低迷が数字ではっきり示されてしまうけどいいの?」という点。参考で示された今年のこれまでの勝率を見ても、ismは19戦9勝で6位。しかも今年2勝を挙げている北岡が離脱。いやあ、来年は茨の道が待っていそう・・・。
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by nugueira | 2010-11-25 23:10 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

青木VSメレンデス消滅

 青木のツイッターの内容からすると、大晦日のメレンデスとのリマッチは消滅した模様。

 うーん、残念・・・。とはいえ今回の一件は聞こえてくる話を総合すると、FEGの問題というよりはストライクフォースとメレンデスの契約トラブルの側面が強そう。

 『ゴン格』最新号のメレンデスのインタビューを見ても、青木戦に対する不満というより「ジーナ・カラノは団体から派手にプッシュされているが1年半試合をしていない」「ボビー・ラシュリーやハーシェル・ウォーカーを重用するのはどうなのか」と、SFに対する不満が色濃く出ている感じ。

 そう言われて改めて振り返ると、SFはCBS進出をテコに大躍進を遂げているかというと必ずしもそうでもない。というか何をやっているのかがあまりこちらに届いてこない、というのが正直な感じ。

 日本では試合が電波に乗らないからという点は考慮する必要があるにせよ、UFCから(おそらくは大枚はたいて)ダンヘンを引き抜いても思った結果が出てくれず、逆に現役王者のシールズに逃げられてしまったりと、どうもやってることがちぐはぐな印象。マッチメークを見ていても、持ち駒を使ってストーリーを作っていこうという「線」が見えてこないんですよね。(この辺はかつてのHERO’Sと何となく共通してる。)

 ヒョードルがSFと契約した際、「ヒョードルと契約した団体はその後数年で活動停止に追い込まれる」という「ヒョードルの呪い説」を当ブログで紹介した記憶があるんですが、予想以上に早く呪いが効き始めてるのだろうか。
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by nugueira | 2010-11-24 23:18 | Dynamite!! | Comments(0)

緒形健一、引退

 S-CUPは結局サムライの契約を断念し見てないのだが、同大会で緒形健一の引退式が実施された。

 『ゴン格』最新号にその緒形のインタビューが載っているのだが、いや内容が凄い。以下、ざくっと要約。

・99年頃の試合で眼下底骨折をやった影響で、アゴを引くと視界が二重にぼやける状態になった。医者には止められたがそのまま現役を続行した。
・(1度目のサワー戦で?)ヒザの靱帯を損傷、チャップマン戦で肺にダメージを受けた。
・ポール・スミス戦のKO負けで頸椎を負傷。医者からこれ以上続けたら半身不随、下手したら死ぬと言われた。できれば最後にボーウィーとやりたかったが、引退を決断した。

 視界が十分ではない状況になってから10年現役を続行したことも凄ければ、そんな状態でサワーに勝っちゃったことも凄い。しかもそういったハンデを克服するコツが「最初からこういう状態だったと思ってしまえばいい」(!!)だそうです。

 07年以降の緒形に対しては「辞めどきを見誤ったなあ」という印象しか持っていなかったものの、このインタビューを読んで撤回。10年前が「辞めどき」だったのに、そこからS-CUP優勝までたどり着いちゃったわけだもの。平凡な表現で恐縮だけど「現代のサムライ」がここにいますよ。
 まだ30代半ば。インタビューでも触れていたけど、引退してからの人生の方がはるかに長い。緒形がこれからは裏方としてSBの発展に力を尽くすことを、期待して見守ってます。
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by nugueira | 2010-11-23 23:21 | その他(立ち技系) | Comments(2)
 出場選手の変更があったようなので予想の差し替えを。

ルイス・サリーバ×-○ヘンリー・ヴァン・オプスタル
 フォーリーが怪我で欠場。代打出場のサリーバはよく知らないので、まあスクランブル出場の方が不利、ということで。何かどんどんブアカーオに有利な展開になってる気がする。サワー優勝という予想は半ば意地でそのままとしておきますが。
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by nugueira | 2010-11-22 19:19 | その他(立ち技系) | Comments(0)

UFC123の感想

 ツイッターでもリアルタイムで感想をつぶやいてますのでよろしくお願いします。@antonionugueira です。

マット・ヒューズ×-○BJ・ペン(1R KO)
 開始直後にいきなり左を叩き込んだBJ。そのままの勢いで右ストレートをヒットさせると、倒れたヒューズに追撃のパウンドを連打したところで試合終了。わずか21秒の衝撃のKO劇。
 個人的にはヒューズ勝利と踏んでいたけど、予想の当たり外れ以前にBJがここまでの勝ち方をしたことが本当に驚き。何でエドガー戦でこれをやってくれないんだ、という話にもなってくるが、ひょっとしてライト級の減量がきつくなってるんだろうか。思わぬ伏兵登場でウェルター級が面白くなりそう。

クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン○-×リョート・マチダ(判定)
 1Rはローを入れ続けたリョート、2Rはテイクダウンとパンチで攻めたランペイジ(これも終了間際のパンチでリョートが取った、と見ることもできる)、3Rは文句なしにリョート。29-28でリョートか・・・と思ったらこういう結果に。リョートは後ろに下がる場面が目立っていたのでランペイジの積極性が評価されたということだろうけど、リョートは納得いかないだろうなあ。ランペイジも露骨に驚いてて面白かったが。
 とはいえジャッジの内容はさておき、ランペイジの試合運びが非常に上手かったのは確か。腰の重いリョート相手にヒザ蹴りのタイミングに合わせてテイクダウンを奪ったのはお見事。役者から格闘家への再シフトチェンジは信用してよさそうで、来年はライトヘビー級戦線も面白くなりそう。

 来月はGSP防衛戦。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2010-11-21 23:29 | UFC | Comments(0)

S-CUPの予想

 MAXより盛り上がる可能性も大きいS-CUPの予想を。

アンディ・サワー○-×ボーウィー・ソー・ウドムソン
 のっけから事実上の決勝戦と言ってよさそうなカード。これで勝った方が一気に優勝へ、となるか、削り合いになるか。とりあえずサワーの競り勝ちという予想にさせてもらいます。恥ずかしながらボーウィーの試合映像見たことないし。

梅野孝明○-×トビー・イマダ
 まさかの参戦を果たすイマダだが、さすがに跳び付き横三角を期待するのは無理があるか。ベネットと違って一発があるとも思えないし、梅野は結果的に楽な展開になりそう。

宍戸大樹×-○ブアカーオ・ポー・プラムック
 宍戸にとっては15秒KO負けの悪夢払を賭けた一戦だけど、ここ1~2年の調子を考えるとリベンジの要素が見当たらない。ブアカーオが軽くあしらいそう。

グレッグ・フォーリー○-×ヘンドリー・ヴァン・オプスタイル
 予想に困る一戦だが、SBでの実績で上回るフォーリーをとりあえず支持。

サワー○-×梅野
 サワーが一回戦で潰しあいをやってくれれば梅野にチャンスがありそうな気もするけど、さすがにサワー越えを期待するのはどうもなあ・・・。サワーはドロドロの打ち合いになったらなったで押し切りそうだし。

ブアカーオ○-×フォーリー
 ブアカーオは昨年のMAXを見ていても、並の相手ならミドルだけでポイントを取って逃げ切りそう。

サワー○-×ブアカーオ
 まあ出場メンバーの中でトーナメントを戦い慣れているのがこの二人だと思うので。決勝に来るまでの消耗度合いに勝敗は左右されるだろうし、サワーがキツいブロックに入っていることを考えると06年MAXの再現が頭をよぎらなくもないんですが、「ホーム」のSBでサワーがしぶとさを発揮してくれることを期待してます。

 その他の試合の予想も。

金井健治○-×ソン・ジュンヒョク
 一昨年の勢いは完全になくなった感じのする金井だが、大舞台で意地を見せられるか。

及川知浩○-×DJ.taiki
鈴木博昭○-×石田光洋
 やや唐突なSB対DREAM対抗戦。両方とも「ひょっとしたらDREAM勢が」という気はするものの、まあ2試合ともSBがもっていかれることはないだろうということで。石田は山田トレーナーの指導で打撃もそれなりに出来るだろうし、スープレックスでシュートポイントを奪ったりしたら面白い展開になりそうだが。

 今のところサムライは契約しない方向で・・・。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2010-11-20 17:31 | その他(立ち技系) | Comments(0)

UFC123の予想

 そういえば今月は2週連続でUFCなのか。この前の大会もまだ全試合見てないし、興業ペースが上がり過ぎるのもファンとしては辛いな・・・。

タイソン・グリフィン○-×ニック・レンツ
 うわっ、タイグリが遂に第1試合から出直し!このままズルズル埋もれてしまうにはもったいない選手なので、何とか再浮上のきっかけを掴んでほしい。

ジョージ・ソテロポロス○-×ジョー・ローゾン
 地味にライト級のダークホースとなりつつあるソテロポロス、ここもきっちり勝ってタイトル戦線への浮上をアピールしたいところ。

マット・ヒューズ○-×BJペン
 王座陥落のBJがウェルター級に上げてヒューズとのラバーマッチへ。オッズではBJ有利なようだけど、ヒューズってトップランカー以外が相手とはいえ、地味に白星を重ねてるよね?連勝中の選手と連敗中の選手が対戦したらどうなるか、という素直な予想でヒューズ勝利としておきます。BJは過去の戦績を考えるとウェルターが適正階級なのかやや微妙だし。

クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン×-○リョート・マチダ
 元ライトヘビー級王者同士による「史上最大の敗者復活戦」。リョートはMMA初敗北、しかもKO負けを食らったことがどう影響するか。一方のランペイジも映画俳優からMMAへのシフトチェンジはできているのか。両者とも不安要素を抱えての試合。
 打撃戦の競り合いで最後にどっちが勝つか・・・という微妙な内容になりそうだけど、ランペイジの勝負勘が戻っているかがいまいち不安。リョート勝利を予想しておきます。

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by nugueira | 2010-11-19 12:49 | UFC | Comments(2)