反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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 来週のMAXの予想、まずは70キロのカードから。

タヒール・メンチチ×-○小宮由紀博
 小宮は70キロへのアジャストが不安だったけど、けっこう着実に結果を出してるようなので。

中島弘貴×-○アルバート・クラウス
 なんでこういう若手を潰すマッチメイクをしちゃうかなあ。中島はスーパーファイトでそこそこクラスの選手相手に育てた方がいいでしょう。スタイル的にもクラウスと真っ向から打ち合いに挑んでしまいそうで不安。ダメージの残る負け方をしなければいいが。

長島☆自演乙☆雄一郎×-○アンドレ・ジダ
 日本トーナメントではまさかの快進撃を見せた長島だけど、ジダ相手だとパンチ主体というスタイルが被るし、そうなるとパワーと回転力の差で苦戦しそう。まあ不利な下馬評を覆して結果を出してこそ本当のエースですよ、という激励の意味も込めて(そうなの?)こういう予想にしときます。

佐藤嘉洋○-×山本優弥
 全日本キック時代以来、5年ぶりとなる再戦。まあルールも違うし両者ともその後キャリアを積んでいるし、前回の対戦はあまり参考にならないでしょう。
 佐藤のコツコツとした攻めを優弥がどうやって跳ね返していくか。でも日菜太戦の負け方を見るに、多少ペースをかき乱すことはできても、結局試合の主導権自体は奪えずに削られて終わりそう。最近の佐藤は多少荒れた展開になっても勝負強くなってるし。

 60キロの予想はまた後日。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2010-06-30 18:47 | K-1MAX | Comments(2)

UFC116の予想

 WOWOWでは生放送のUFC116、主要カードの予想を。

ジョージ・ソティロパロス○-×カート・ペレグリーノ
 シドニー大会ではジョー・スティーブンソンに予想外の圧勝をしてみせたソティロパロス。あの勢いが本物なら今回もいけるのでは。相手のペレグリーノも4連勝中のようだけど。

クリストフ・ソジンスキー○-×ステファン・ボナー
 前回対戦はソジンスキーが勝ったんだけど、バッティングによる流血でのストップだったので再戦になったんだっけ。ソジンスキーはタイトル戦線に絡むような存在ではないけど個人的にけっこう好きなので、返り討ちを期待しておきます。

秋山成勲○-×クリス・レーベン
 シウバ戦が流れたのは残念だけど、ビスピン戦の内容からするとさすがに秋山やばいんじゃないかと思っていたので、命拾いをしたんじゃないかという気も。まあ「シウバ相手なら派手に負けても商品価値は落ちない」という陣営の計算があったのかもしれませんが。
 代役のレーベンはスパンの短いスクランブル出場ということもあり、コンディション的に厳しいか。ベルチャー戦のような微妙な内容で秋山勝利、と予想しておきます。

ブロック・レスナー×-○シェーン・カーウィン
 レスナー復帰によりようやく実現するヘビー級王座統一戦。この二人って「体のデカさとナチュラルな強さで勝つ」という似通った持ち味の選手同士なので、レスナーが万全のコンディションならともかく、病気からのブランク空けとなるとパワー負けしてしまうのでは。カーウィンについては以前は「たまたま相手と展開に恵まれただけだろう」と思っていたものの、ミア戦であの勝ち方をされるとそうも言っていられないようだし。
 というわけで今年王者交代の相次ぐUFC、ヘビー級も新政権誕生という予想にさせてもらいます。

 レスナーはこれで勝ったらいよいよ凄い存在になりそう。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2010-06-29 20:29 | UFC | Comments(0)

パンクラスの予想

 今週末から週明けにかけて国内外興業ラッシュ。まずは日曜のパンクラスから。

近藤有己○-×久松勇二
 正王座奪取で久しぶりに存在感を発揮した近藤。初防衛戦の相手は昨年ドローに終わった久松だが、ここ2試合で見せた強さをきっちり発揮してほしい。

 フライ級王座決定戦は正直予想しにくいのでパス。パンクラスはスカイAの放送が終了して私にとっては見るツールがなくなっちゃったので、じきに勝敗予想の対象からも抜け落ちてくるのかなあ・・・。

 サンドロは防衛戦やる気あるのかねえ。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2010-06-28 19:47 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

皇帝が負けた日

 今日は昼間は外出していたため、知人からの携帯メールで結果を知った。茫然としながらも、とにかく動画で何が起きたのかを確認。

エメリヤーエンコ・ヒョードル×-○ファブリシオ・ヴェウドゥム(1R 腕十字)
 開始直後にヒョードルのパンチをもらったヴェウドゥムが仰向けにダウン。すかさずパウンドで追撃に入るヒョードルに、ヴェウドゥムが素早く三角を仕掛ける。一度は振りほどいてパウンドを落としていったヒョードルだが、次第にヴェウドゥムに絡め取られていき、最後は腕十字にタップ。わずか1分少々。いつかは来るはずだったけど、できることなら永遠に来てほしくなかったヒョードル敗北の瞬間は、あまりにあっけなくやって来た。

 動き自体は特に悪かったわけではなく、敗因が具体的に何なのか、というのは説明しにくい。ヴェウドゥム相手に序盤から不用意にあの体勢に行ってしまったことがミスと言えなくもないんだろうけど、ノゲイラをはじめグラップラー相手にこのスタイルで苦もなく勝利を重ねてきたのがヒョードルのはず。あそこでヴェウドゥムに付け入る隙を与えてしまったほんのわずかな歯車のズレは、やはり衰えによるものなのか。

 「最強」という格闘技ファンが求めるシンプル過ぎる、でも実現することの難しい理想像を、長きにわたって体現し続けてきたヒョードル。ヒョードルのここ数戦の試合内容は、見ているこちら側にわずかに、でも確実に「不安」を感じさせるものだった。それでも、最後はヒョードルが対戦相手をねじ伏せて、その不安を吹き飛ばしてくれる。そんな絶対的な強さを格闘技ファンは信じていた、あるいは信じようとしていた。どんな競技でも、永遠に勝ち続ける存在なんてあり得ないという事実から目を背け続けて。

 皇帝は、もはや「無敵の存在」ではなくなった。一つの時代、一つの神話が、今日確実に終わりを迎えた。
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by nugueira | 2010-06-27 20:28 | Strikeforce | Comments(5)
 今日たまたま教育テレビを見ていたら、『チャレンジ!ホビー』という番組で高田延彦がうどん修行のため香川県を訪れていた。シリーズものらしく、次回は大阪できつねうどんの修行をするんだとか。

 最終日は卒業試験のような感じで地元のうどん屋の親父さんに味を見てもらうわけですが、その前夜、ひとりでうどんを仕込む高田の映像にBGMとして『トレーニング・モンタージュ』が流れるという(無駄な)力の入れよう。スタッフに格闘技好きがいるのだろうか。

 まあ何はともあれ、高田にこうして仕事の口があるというのはいいことなんでしょう。PRIDEがなくなった途端にテレビからポイ、じゃあまりにかわいそうだし。

 PRIDEの煽りV的に言えば、

 「PRIDEというあまりに深く、暗い海への航海。長き航海の果てに傷つきながらも高田がたどり着いたのは、『うどん作り』という理想郷だった。」

 という感じだろうか。別にたどり着かなくてもよかったのかもしれないが。
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by nugueira | 2010-06-26 23:43 | 雑記 | Comments(0)

青木VS川尻

 ゴン格最新号で青木VS川尻の特集が組まれており、両者へのインタビューに加えて他のライト級選手による勝敗予想が行われているんですが、まあ青木の不人気なこと。
 
 カルバンとハンセンは「どちらの勝利もあり得る」みたいな煮え切らない回答なんですが、その他の選手(廣田・メレンデス・シャオリン・アルバレス・横田)はいずれも川尻勝利を予想。青木有利という予想はゼロですわ。

 「青木って人望ねえんだなあ」という分析もできなくはないんですが、一方でプロの立場から予想すれば確かにこうなるのかなあ、という気も。

 記事の中でも触れられてるんですが、一時期のミルコみたいに「一芸の強さ」で勝っていた選手がその持ち味を完封される形で負けてしまい、それ以降は対戦相手に研究されて同じパターンでの敗戦を繰り返す・・・というのは確かにしばしば見られるパターンではある。青木はメレンデス戦でああいう負け方をしちゃってるので、今回も同じ徹を踏むのでは、という予想に行き着くのはまあ妥当ではあるんでしょうね。

 あとこれは完全に勘ぐり気味の推測なんですが、青木のスタイルが現代MMAにおける異端児なのに対して、川尻って打撃・レスリング・フィジカルともにバランスよく戦う「王道」の選手なわけじゃないですか。選手の立場からすると「最後は時代の流れに沿った王道スタイルが勝つはず」という期待というか願望があるのかなあ、とも思ってみたり。

 とはいえ青木のスタイルが「異端」なのはデビュー時から一貫してるわけで、それでも今までこうして結果を出し続けてきたことをどう考えてるんだ、という気も。青木ファンの立場からするとメレンデス戦1試合でこれまでの勝利が全てチャラかよ、という愚痴も言いたくなってくる。

 だいたい青木に勝っているメレンデスが川尻勝利を予想するのはまあいいとして、他の連中(横田は青木と対戦経験ないけど)は「それじゃああんたらは自分の敗因をどう分析してるんだ」という話になってくる。廣田に対しては「お前はどのヒジでそういう発言をしてるんだ」と言いたくなってきますよ。ヒジで喋ってるわけじゃないんだけど。
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by nugueira | 2010-06-25 23:55 | DREAM | Comments(4)
 時節柄サッカーの話題を。と言っても日本代表がどうしたとか本田がこうしたとかの話ではありませんが。

 先日、テレビ番組でワールドカップ開催に合わせてマラドーナの全盛期(5人抜きとか神の手ゴールとか)を振り返っていたんですが、うちの嫁から「マラドーナってそんなに凄い選手だったの?」という質問が。
 私もどこかの受け売りの知識で「90年代以降はサッカーは完全に個人技よりも組織力で競うスポーツに変貌した。マラドーナの全盛期は個人技に大きくスポットライトが当たる最後の時期だったはずで、そういう意味ではこれだけのスター選手はもう出てこないのでは」とかいうもっともらしい説明をしたんですけど、自分で喋っていて「そうするとヒョードルって格闘技の世界におけるマラドーナみたいなもんなのかな?」ということに思い至った。

 今はATTとかに代表される、いわゆる「メガジム」がボクシング・ムエタイ・レスリング・柔術・フィジカルといった各部門のコーチを用意して、さらにヘッドコーチ的な人が試合の戦術を組み立てる、という流れになってきてますよね。少し前のゴン格でも「今の格闘技は個人の姿を借りた組織力の争いだ」みたいな表現を見た記憶があるんだけど。

 この傾向が面白いのかどうかはさておいて、今アメリカの団体でトップを張っている選手は大半がそういう環境でトレーニングしていて、今後は(格闘技バブルがはじけてジム運営が破綻しない限りは)こういう流れがますます主流になっていくことは確かなわけでしょう。

 でも、ヒョードルってそういう潮流に乗っかっている選手なのかな?という疑問が。雑誌とかで紹介されている練習風景を見ていても、PRIDE時代と変わらず地元で練習していて、最新のフィジカルトレーニングを導入しているという雰囲気でもないですよね。まあこっちも断片的な情報しか知らないし、ひょっとしたらレッドデビルがもの凄い充実したトレーニング環境をこっそり用意してるのかもしれないけど。

 で、とりあえずヒョードルが昔と変わらない環境で練習している、と仮定すると、そういう選手が北米MMAの世界でトップクラスの選手(UFCはとりあえず置いておいて)相手に今まで同様勝利を重ねていっている、という事実は凄いことなんじゃないかと。格闘技の世界が組織で戦う時代へと変わりつつある中で、ずば抜けた身体能力と才能で相手をなぎ倒していくヒョードルはサッカーの歴史におけるマラドーナのような存在なんじゃないのか、と思った次第です。

 まあ格闘技の世界が今後どういう流れに向かっていくかは実際に時間が経過してみないと分からない話だし、その中でヒョードルがどういう位置づけになるのか、というのはまさに歴史が証明するんでしょうけれど。とりあえず、「格闘技のマラドーナ」となるためにもヒョードルには目前に迫ったヴェウドゥム戦はなんとしても勝利を収めてほしい、と改めて祈ってます。
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by nugueira | 2010-06-24 23:28 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)
 土曜のストライクフォースの予想を。

ジョシュ・トムソン○-×パット・ヘイリー
 トムソンの最近の試合をちゃんと見てないが、メレンデスの対抗馬としてもうひと頑張りしてほしいので。

エメリヤーエンコ・ヒョードル○-×ファブリシオ・ヴェウドゥム
 注目のヒョードルSF第2戦。これまでも何度か書いたように最近のヒョードルは最後には勝つものの追い込まれる場面が目立つ。アルロフスキー戦やロジャース戦は打撃で押し込まれてしまう展開が多かったが、ヴェウドゥムはバリバリのストライカーというわけではないのでそこは多少安心か。でも「やや衰えの見えるヒョードルがグラップラーに寝かされたらどうなるのか」というのはこれはこれで興味深い、というか不安。
 とまあ気になる点は色々とあるものの、最後にはヒョードルが底力を見せてKO勝利という予想にしておきます。ヒョードルにはアリスター戦が実現するまで余計な土はついてほしくないので。
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by nugueira | 2010-06-23 08:46 | Strikeforce | Comments(2)

SRC13の感想②

菊田早苗×-○Yasubei榎本(1R TKO)
 組み付いてテイクダウンを狙う菊田だが、榎本に凌がれ続けるうちにパンチを浴びて一気に失速。距離を取って立て直そうとするものの榎本の追撃にその暇を与えてもらえず、結局一方的にパンチを浴び続けてのKO負け。
 正直榎本は引き立て役として呼ばれた選手と思っていただけに、パンチでのKOという勝ち方も含めてあまりに意外。菊田の急激な失速は減量苦のせいだろうか?ウェルター級転向初戦でいきなり苦杯を喫した菊田。まだここは死に場所ではない、と思いたい。

泉浩○-×イ・チャンソプ(1R TKO)
 落ち着いてタックルからテイクダウンを取り続けた泉、チャンソプの打撃にひやりとする場面もあったものの、最後はマウントからのパンチ連打で勝利。最後の方は露骨に後頭部を殴っていたのはどうかと思うが。
 泉としては勝って当然の相手に順当に結果を出したというところか。それにしても腹の肉のダブつきのひどいこと。次戦はもう少し痩せて出てきてほしい。

金原正徳×-○マルロン・サンドロ(1R TKO)
 開始直後、サンドロのワンツーに下がってコーナーに詰められた金原がパンチを出したところに、サンドロの右アッパーがカウンターでクリーンヒット。金原はうつ伏せに倒れたまま起き上がれず。時間にしてわずか38秒、あまりに圧倒的なKO劇でサンドロがフェザー級ベルトを奪取。
 「サンドロKO勝利」というのは予想通りなんだけど、ここまで圧倒的な勝ち方をしてしまうとは・・・。サンドロにしてみれば本来小見川に判定負けしたのが何かの間違いで、自分の手元にあるべきベルトがようやく戻ってきた、という感じなのだろうか。とにもかくにもこれで星野戦以降3戦連続KO勝利。この強さはちょっと神懸かっている。
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by nugueira | 2010-06-22 23:40 | SRC(戦極) | Comments(0)

SRC13の感想

 開始時間を勘違いしていたため、最初の2試合は見逃し。やはり入江は私の視界には入ってこない運命、ということなのか。

大澤茂樹○-×戸井田カツヤ(3R 反則)
 1Rに大澤の左フックでトイカツがダウン。大澤は追撃を仕掛けるものの仕留め切れず、逆に2R以降はガス欠気味の大澤に対しトイカツが打撃で徐々に盛り返すように。しかしトイカツのヒザを食らった大澤がローブローを主張し試合が中断。スロー再生を見る限りは普通に腹にもらっていたように見えるが、結局スネが下腹部に当たったという裁定でトイカツが反則負け。負けたトイカツも勝った大澤も見てるこっちもスッキリしない結末だった。

和田拓也○-×イ・ジェソン(判定)
 スタンドもグラウンドも特に決め手のない展開だったが、テイクダウンからのポジション取りでやや優勢だったワダタクがスプリット判定でGP初戦を突破。パンクラスのベルトを返上しようがメジャーのリングに上がろうが、ワダタクの持ち味に変わりはなかった。

中村K太郎○-×オマール・デ・ラ・クルーズ(2R TKO)
 煽りVでは打撃が強調されていたクルーズだが、1Rにテイクダウンを取られると下から腕十字を仕掛ける場面も。意外と引き出しの多いところを見せる。
 それでもグラウンドで徐々に主導権を握った中村が、最後は鉄槌連打でレフェリーストップを呼び込んで完勝。「優勝候補筆頭」の呼び声に恥じない試合内容を見せつけた。

真騎士○-×ホドリゴ・ダム(2R KO)
 ローキックから試合を組み立てるダムが、真騎士のトリッキーな攻撃を落ち着いて捌き1R終了。
 真騎士は得意のラッシュに持ち込めず嫌な展開だなあ・・・と思っていたら、2R開始早々にパンチラッシュを仕掛けた真騎士が、コーナーでダムを打ち抜きあっという間にKO。
 パンクラス時代(今も王者だけど)の真騎士なら2Rに持ち込まれた時点でガス欠を起こしていておかしくなかったのだが、こういう嫌らしい相手でもペースを見ながら最後にはKOしちゃう辺りはやはり成長の証か。「引き出しを増やしている」というよりは「元々の引き出しで勝つやり方を覚えてきている」という感じで、やはり今後のライト級戦線は真騎士が核になりそう。
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by nugueira | 2010-06-21 23:35 | SRC(戦極) | Comments(0)