反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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〔こだわり〕バウト

 3月のMVP・ベストバウト及び4月のおすすめバウトです。

 DREAM・戦極・K-1とメジャー団体の興業が相次いだものの、正直試合内容は低調なものが多く、悪い意味で選考に苦労しました。

MVP:マルロン・サンドロ(3/20 戦極第七陣)
 フェザー級GP1回戦の内容は戦極に軍配。日沖も良かったが、サンドロのスタンディング肩固めにはしびれた。こういう場面を見ると「総合ってすげえ」と改めて思わされる。

ベストバウト:ピーター・アーツVSエロール・ジマーマン(3/28 K-1横浜大会)
 この年齢でもう一度フィジカルの強さを取り戻してああいう勝ち方をしてしまうアーツに脱帽。ジマーマンも終盤の失速がなければ十分勝てる試合だった。大負けしない選手ですな。

〔おすすめ〕バウト:青木真也VS桜井“マッハ”速人(4/5 DREAM.8)
 ウェルター級GPの他の面子を見るにつけ「何も1回戦で組まなくても・・・」とは思うものの、見たいカードであることは事実。4年前の対戦はもはや参考材料とはならないでしょう。DREAMを支える青木の意地が上回るか、この階級のパイオニアとしてのマッハの意地が上回るか。技術論もそれ以外の要素も、見所の多い試合。

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by nugueira | 2009-03-31 19:18 | 雑記 | Comments(0)

K-1横浜大会の感想②

ピーター・アーツ○-×エロール・ジマーマン(延長判定)
 開始直後にジマーマンの右がヒットしたときはアーツがこのままハリ戦と同じ負け方をするのでは、とヒヤリとしたが、アーツもこの後に右を入れ返し、ラウンド中盤以降はコンビネーションで逆に押し気味に試合を進める。
 2R以降も近距離の打ち合いではジマーマンの方に分があったものの、アーツも手数を返していき主導権は渡さず、試合は延長戦へ。延長Rではローが効いたかジマーマンが失速し、最後まで押し切ったアーツが勝利。
 アーツがチャクリキに復帰したことを今回の中継で初めて知った。38歳になるにも関わらず、20代の若手を相手に最後まで手数を緩めず、持久戦をものにしてしまう。並みの選手にはできない勝ち方ですよ。05年のモー戦もそうだったが、世代交代の瀬戸際に追い詰められたときのアーツは本当に強い。

前田慶次郎○-×グーガン・サキ(延長判定)
 準決勝を延長Rまで戦ったサキは短期決着を狙って序盤から攻めていくものの、前田はきっちり守りを固めてローを入れていく。相変わらずディフェンスが上手く、相手の動きが非常によく見えている。
 2R以降は前田が完全に距離をコントロールし、スタミナ切れで動きの悪くなったサキに自分の間合いを取らせない。決定打がなく延長Rにもつれこんだものの、最後まで回転力のあるパンチを連打した前田が判定2-0で勝利。日本人初の重量級K-1王者が誕生した。
 ディフェンシブで一発のない前田の試合運びは「つまらない」と言ってしまえばそのとおりなのだが、重量級の立ち技の試合で日本人が勝つにはこのやり方しかないのも確か。自分の持つスキルをもとに勝つためのスタイルを徹底的に磨き上げ、結果を出してみせたことは素直に賞賛するしかないのでは。ワンマッチ最強というコンセプトのはずなのに、ワンデートーナメントの妙でベルトを獲ってしまったことには釈然としないものを感じますが。

レミー・ボンヤスキー○-×アリスター・オーフレイム(判定)
 アリスターが序盤からプレッシャーをかけていく展開で、お互い有効打はないもののレミーはやりにくそうな雰囲気。
 2Rに入るとアリスターが距離を詰めての攻撃で徐々にペースを握る。アリスターの攻めは単発だが一発が重く、レミーは自分の攻めができていない。アリスターは相手の腿を狙ったヒザを多用していたけど、これまでK-1でこういう攻めを有効に使っている例は見たことがない。新しい技術体系のひとつになるかも。
 2Rまでジャッジの点差こそつかなかったものの、3Rに入るとますますアリスターが主導権を握る流れに。もはやこれまでか、と思われたラウンド終盤、レミーがヒザ蹴りの後にタイミングよくパンチを入れアリスターがダウン。結局これが決め手となり、レミーがかろうじてK-1の威信を守る結果に。
 レミーは勝利という結果は出したけど、結果以外は何も残せなかった試合。ヒザの負傷とか斟酌すべき事情はあるんですが、やっぱりK-1の看板を背負った試合に臨む以上、きっちり結果を出すのがエースでしょう。一方のアリスターはレミーとは逆に負けはしたものの評価を上げた形に。本人も言うように、このまま「負け逃げ」するのが一番賢いでしょうね。

 アリスターは大晦日以降ステロイド疑惑が取りざたされていますが、K-1サイドもそろそろ真面目にこの問題に取り組まないとダメでしょう。仮に今回アリスターがこの疑惑を抱えたまま勝っていたら非常に後味の悪い展開になっていただけに、とにもかくにもレミー勝利という結果に終わってくれたことは非常に良かった。

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by nugueira | 2009-03-30 00:19 | K-1 | Comments(3)

K-1横浜大会の感想①

 スカパー観戦の感想。まず前半戦を。

メルヴィン・マヌーフ×-○前田慶次郎(1R KO)
 比較的静かな立ち上がりの後、マヌーフのパンチがヒットし前田がよろめく。しかし追撃に来たマヌーフにカウンターのショートフックがヒットし、前田が劇的な逆転KO勝利。いきなりの大番狂わせだが、当てた前田をほめるしかない鮮やかな一発だった。

タイロン・スポーン×-○グーガン・サキ(延長R KO)
 スポーンはカウンター狙いでサキの打ち終わりを着実に攻めていく。相手の動きが非常によく見えている印象。全体を通じて圧力をかけていたのはスポーンだったと思うが、両者とも決定打がなく試合は延長戦へ。
 延長ラウンドはスタミナ切れの気配が見えるサキをスポーンが押し続けたものの、サキがカウンターのフックをヒットさせこれまた逆転KO勝利。スポーンは手中に収めかけていた勝利を逃してしまった感じだが、やはりパワーの差は今後も課題になるか。

セーム・シュルト○-×ヘスディ・カラケス(判定)
 1Rから左ジャブを面白いように入れ続けたシュルトが、2Rには前蹴りでダウンを奪い完勝。アーツ戦の反省からか、最後まで休まず手数を出し続けるスタイルは非常によかった。これをやられちゃうと他の選手は本当に勝ち目がなくなるな。
 一方のカラケスもひるまずに最後まで前に出続けたのはお見事。もう一度見てみたいと思わせる選手だった。

ジェロム・レ・バンナ×-○エヴェルトン・テイシェイラ(再延長判定)
 テイシェイラは序盤から右ミドルを連打し、バンナの左を封じる。バンナのパンチも時おり入るもののテイシェイラはひるまず、2Rまではテイシェイラが試合をコントロールしている雰囲気。
 ところが3Rからテイシェイラが突然攻めあぐねてしまい、バンナの反撃を許して延長戦へ突入。テイシェイラはジマーマン戦も同じような展開だったが、スタミナというより集中力の問題だろうか。
 延長Rは序盤にテイシェイラのパンチでバンナが後退するもののそこから先が攻め切れず、またもバンナの反撃を許して再延長Rへ。5R目はほぼ互角の内容の末にマスト判定2-1でテイシェイラが勝ったが、5Rに限ればバンナの方が圧力をかけていたのでバンナの勝ちでよかったような気も。
 テイシェイラはK-1ルールへの適応は進んでいるものの、昨年の藤本戦と同様、スタミナとフィジカルだけで勝っちゃった感じ。まあ百戦錬磨のバンナ相手にそれで勝っちゃうんだから凄いが。勝負どころできっちり攻め切ってポイントを奪うスキルをつけないと、今後の上位陣との対戦では厳しいでしょうね。

澤屋敷純一×-○グラウベ・フェイトーザ(2R KO)
 グラウベの蹴りを警戒した澤屋敷は懐に飛び込んでパンチ勝負に持ち込もうとするものの、逆に飛び込もうとするところにグラウベの左ストレートを合わされダウン。その後も打ち合いを仕掛けようとはするものの挽回できず、2Rに同じく左ストレートでダウンしたところでセコンドがタオル投入。K-1のレフェリーは立ち上がれば無理矢理続行させちゃうから、セコンドの判断は妥当でしょうね。
 結果的に二人の地力の差が如実に出た形に。解説の谷川は澤屋敷の攻めにいく姿勢を評価していたけど、今の澤屋敷に必要なのは内容よりも結果でしょう。

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by nugueira | 2009-03-29 00:05 | K-1 | Comments(0)

K-1横浜大会速報

メルヴィン・マヌーフ×―〇前田慶次郎(1R KO)
 突っ込んできたマヌーフにカウンターのショートフック一閃。前田がいきなりの大番狂わせ。

グーカン・サキ〇―×タイロン・スポーン(延長R KO)
 スポーンの圧力に押し込まれそうになったサキがカウンターのフックを決め逆転KO。

セーム・シュルト〇―×ヘスディ・カラケス(判定)
 終始攻め続けたシュルトの圧勝。カラケスも根性のあるいい選手だった。

ジェロム・レ・バンナ×―〇エヴェルトン・テイシェイラ(再延長判定)
 ミドルでバンナのパンチを封じたテイシェイラが、後半攻めあぐねたものの接戦をものにした。

グラウベ・フェイトーザ〇―×澤屋敷純一(2R KO)
 懐に入ってのパンチ勝負に持ち込もうとした澤屋敷だが、逆にパンチを合わされKO負け。

ピーター・アーツ〇―×エロール・ジマーマン(延長判定)
 ジマーマンのパンチに苦しめられながらも最後まで手数を出し続けたアーツが、延長戦を制した。38歳でこの勝ち方、凄すぎる。

グーカン・サキ×―〇前田慶次郎(延長判定)
 堅いディフェンスから着実に手数を入れた前田が、スタミナ切れのサキを振り切り勝利。日本人王者誕生という大波乱。

レミー・ボンヤスキー〇―×アリスター・オーフレイム(判定)
 アリスターの単発だが重い攻めにレミー大苦戦。3Rに右でダウンを奪い辛くもK‐1の牙城を守った。
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by nugueira | 2009-03-28 23:19 | K-1 | Comments(7)
 以前から噂は流れてましたが、直前になってカード変更があったのでその予想を。

メルヴィン・マヌーフ○-×前田慶次郎
 ファウストが急遽欠場。こいつのドタキャンは慢性化してるな。会社経営が忙しいのか?
 前田が距離を取ってローでコツコツ、という得意のパターンに持ち込めるかどうかの一点に尽きるが、マヌーフのガンガン押しまくるスタイルを前田が3Rいなし続けるのは難しそう。
 ヘビー級王者決定トーナメントについてサキが優勝という予想自体に変更はなし。ところでジャディブは結局試合組まないの?リザーブマッチをなくしちまうのも何か乱暴だな。

セーム・シュルト○-×ヘスディ・カラケス
 当初はDREAMのオファーを受けていたらしいシュルトが緊急参戦。どんだけ都合のいい使われ方をされてんだよ。相手のエジプト人は全く存じ上げませんが、シュルトの勝利は固いでしょうね。スクランブル発進なのでスッキリとした勝ち方をしてくれるかどうかは少々不安ですが。

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by nugueira | 2009-03-27 23:30 | K-1 | Comments(0)

R.I.S.E. 53の予想

 日曜に行われるR.I.S.E. の予想を小規模に。

ツグト“忍”アマラ○-×菅原勇介
 アマラは65キロなら存在感を発揮できるのでは、と以前から思っていたので、この階級でのR.I.S.E.参戦は嬉しいところ。ベルトを取って勢いに乗る菅原相手なので楽な試合にはならないと思うが、全日本時代の凄味を取り戻してほしい。

TURBΦ○-×中村敏射
 海外の試合でやたら存在感を増した中村が凱旋帰国。いきなりTURBΦと激突。
 TURBΦが60キロで国内トップクラスの実力者であることは間違いないが、一方で負けるときは意外とひょっこり負けてしまう選手であることも確か。中村ならTURBΦを食う可能性は十二分にある。
 とはいえ、TURBΦの底力とR.I.S.E.での場数を考慮してこういう予想に。中村の試合をちゃんと見ていない、というのも大きな理由だったりしますが。
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by nugueira | 2009-03-26 23:24 | RIZE | Comments(0)
 それでは残り3チームの編成を。

<北米選抜>
フェザー級:マイク・ブラウン
ライト級:BJ・ペン
ウェルター級:ジョルジュ・サンピエール
ミドル級:ダン・ヘンダーソン
ライトヘビー級:クイントン・ランペイジ・ジャクソン
ヘビー級:ブロック・レスナー


 「MMA版ドリームチーム」実現。ミドル級のダンヘンが穴に思えてくるから怖い。
 基本的にWEC・UFCのチャンピオンで編成にしましたが、ライトヘビーはこれまでの実績を勘案してランペイジを選出。ヘビー級はジョシュでもいいと思うんですが、伸びしろのあるレスナーの方がどでかいことをやらかしそうなので。
 それにしてもフェイバー、アルバレス、フィッチが補欠に回る布陣。豪華すぎる。

<南米選抜>
フェザー級:マルロン・サンドロ
ライト級:JZ・カルバン
ウェルター級:チアゴ・アウベス
ミドル級:アンデウソン・シウバ
ライトヘビー級:LYOTO
ヘビー級:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ


 上位陣との対戦がないのが不安ですが、無敗の実績を買ってフェザー級はサンドロを選出。ライトからライトヘビーは文句なしの布陣だと思うんですが、ヘビー級のノゲイラが少々不安。思い切ってドス・サントスとかを出した方がいい試合するのだろうか。やはり優勝争いは北米VS南米になりそうですね。

<ヨーロッパ選抜>
フェザー級:ダービド・レイエナス
ライト級:ヨアキム・ハンセン
ウェルター級:デビッド・バロン
ミドル級:ゲガール・ムサシ
ライトヘビー級:ウラジミール・マティシェンコ
ヘビー級:エメリヤーエンコ・ヒョードル


 ヨーロッパで65キロ以下の強豪っていたか?レミーガも最近ごぶさただし・・・。とりあえず修斗欧州王者を選出。ライト級は文句なしにハンセン。ウェルター級はマッハ戦の勝利を評価してバロン。
 前回は「ヨーロッパ中を見回しても83キロ以下の選手が見当たらない」という悩みがあったが、いつの間にかムサシ、弁慶、マヌーフと選ぶのに困るぐらいの面子が。3年で変われば変わるもんだ。
 一方でアリスターが抜けた後のライトヘビーが人材不足。何かメンバー編成をしているうちに「ヨーロッパMMAの将来は大丈夫か?」と不安になってきた。

 大会形式ですが、総当りのリーグ戦をやってから1位・2位で優勝決定戦という流れですかね。「充実の一途をたどる北米」「伝統の南米」「世代交代に悩むアジア・欧州」という構図が見えてくるのが切ないですが。

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by nugueira | 2009-03-25 20:15 | その他(総合・寝技系) | Comments(4)
 ワールド・ベースボール・クラシックで日本が2連覇を達成。本当にめでたい。私は熱心な野球ファンではないですが、それでもここ最近はテレビ中継に見入ってしまいました。

 ところで、当ブログでは前回のWBCの際に、以下のような記事を書いています。

 ワールド・MMA・クラシック

 ワールド・MMA・クラシック(後編)

 というわけで、3年の時を経て復活。第2回ワールド・MMA・クラシックの妄想を始めさせてもらいます。

①参加チームはアジア選抜・北米選抜・南米選抜・ヨーロッパ選抜の4チーム。

 今回は地域別でのチーム編成。いや、理由は単に「GSPを出したい」という一点に尽きるんですが。

②各国代表チームは6名。ヘビー級(93キロ以上)、ライトヘビー級(93キロ以下)、ミドル級(84キロ以下)、ウェルター級(77キロ以下)、ライト級(70キロ以下)、フェザー級(65キロ以下)を各1名ずつ揃えなければならない。

 前回大会はPRIDEの体重設定を踏襲していましたが、今回はネバダ州基準。寂しいですが、まあ時代の流れということで。

③試合は各階級の代表同士が対戦。KO・一本勝利3点、判定勝利2点、ドロー1点で、6試合終了時点で点数の高い国が勝利。

 これは前回と同様。ラウンド数、リングか金網か、といった詳細は今回も考え出すときりがないのでパス。

 それでは、アジア選抜のメンバーを選出。

<アジア選抜>
フェザー級:山本KID徳郁
ライト級:北岡悟
ウェルター級:青木真也
ミドル級:三崎和雄
ライトヘビー級:川村亮
ヘビー級:石井慧


 アジア選抜といいつつ全員日本人。各階級とも議論をよぶ人選だとは承知していますが、こうなりました。

 フェザー級は日沖あたりも考えたんですが、ここはKIDの爆発力に期待。DREAM・戦極の両GPの結果を見たらまた変わってくるんでしょうけれど。
 青木をウェルターに回し、ライト級は北岡を選出。WBCのスモール・ベースボールと同様、最近の北米MMAに欠けているグラップリングを前面に押し出していきます。これで来月青木がマッハに負けたらへこんじゃうな。
 ミドル級は大一番での勝負強さを信じて三崎を選出。秋山というのも考えたんですが、最近強豪との試合をしていないし、メンバーに入れるとチームの雰囲気が悪くなりそう。
 人材難の重量級はとにかく世代交代を図るしかないので、まずライトヘビーは川村。先日のモー戦を見る限り、やっぱり厳しいとは思いますが。
 いきなり石井を選出しちゃうのは大バッシングだと思いますが、今さら藤田や吉田やホンマンを出してもしょうがないでしょ?現時点の石井でも今挙げたメンバー以上の戦いぶりは見せてくれそう。日の丸背負って試合するプレッシャーにも強いし。

 残り3チームのメンバーは後日。3年前と同様、妄想なのにだんだん楽しくなってくるから怖い。

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by nugueira | 2009-03-24 21:46 | その他(総合・寝技系) | Comments(9)

K-1横浜大会の予想

 年間スケジュールが発表にならないなど不安点は色々あるものの、土曜に迫ったK-1の予想を。
 まずはヘビー級王者決定トーナメント。

タイロン・スポーン×-○グーカン・サキ
 カラエフの負傷によりリザーバーだったスポーンが繰り上がり出場へ。スポーンは前々から評判がいいので非常に気になるところですが、あまり試合を見ていない選手でもあるし、昨年ベスト4のサキの勢いを評価。

メルヴィン・マヌーフ○-×ハリッド・“ディ・ファウスト”
 世界的な株価低迷の中、昨年末から株が上がりっぱなしのマヌーフ。ファウスト相手ならあっさり殴り勝ちしてくれそう。

サキ○-×マヌーフ
 サキが落ち着いてローをコツコツ入れて勝っちゃいそう。マヌーフが勝つとすれば序盤で一気に押し切るしかないか。

前田慶次郎○-×シング・心・ジャディブ
 スポーンの繰り上がりにより正真正銘どうでもよくなってしまったリザーブマッチ。ジャディブはこれまでの試合を見た限りでは単にデカいだけ、という印象しかないので、前田にとっては与しやすい相手か。

 続いてワンマッチ。

澤屋敷純一×-○グラウベ・フェイトーザ
 ともに昨年負けが込んだ者同士の、敗者復活戦色の濃いカード。グラウベはガードの甘さが心配だが、さすがに今の澤屋敷相手に取りこぼしはしないか。

ジェロム・レ・バンナ×-○エヴェルトン・テイシェイラ
 今大会の中ではかなり予想が難しいカード。経験で言えばバンナだが、テイシェイラの底力が全く読めない。テイシェイラはジマーマン戦では削り合いの末に敗れたが、今のバンナ相手ならフィジカルだけで押し切ってしまうのでは。

ピーター・アーツ×-○エロール・ジマーマン
 バダ・ハリのドタキャンは頭に来るが、ジマーマンとの再戦よりも、世代抗争のこのカードの方がテーマ性があって面白くなったのは確か。
 バンナ対テイシェイラと同じく、フィジカルと勢いに勝る新世代が旧世代を呑み込む結果になりそう。これまで何度となく世代交代の波を押し返してきたアーツ、今回が最大の正念場か。

レミー・ボンヤスキー○-×アリスター・オーフレイム
 大晦日にバダ・ハリを食ったアリスターが、返す刀でレミーに挑戦。これでレミーが負けたらK-1よどうなる、という状況ですが、ここ数年のレミーの試合内容を見る限り、勢いで押してくる総合格闘家相手にポカをする可能性は低いのでは。序盤はアリスターの猛攻をいなして、3RぐらいにKOしそう。

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by nugueira | 2009-03-23 21:39 | K-1 | Comments(2)

戦極~第七陣~の感想②

小見川道大○-×L.C.デイビス(判定)
 不利が予想された小見川だが、1Rからテイクダウンを取ると上をキープし続けるとパウンド、さらには腕十字を仕掛けていき、試合を完全にコントロール。2R以降も同じ展開でデイビスの打撃を封じ、一本勝ちこそ逃したものの文句なしの完勝。
 デビュー以来どうもパッとしなかった小見川だが、これで遂に覚醒したか?フェザー級GPの中で急激に注目の存在となってきた。毎回この勝ち方だとそれはそれで塩だとかの批判を呼びそうだが。

ジェームス・トンプソン×-○ビッグ・ジム・ヨーク(1R KO)
 開始と同時にトンプソンが突っ込むものの、かわされるとパンチを食らってしまいいきなりピンチ。トンプソンは契約の中に「ゴング&ダッシュボーナス」とかが盛り込まれてるんだろうか。
 この後はトンプソンが組み付きを狙うもののうまくいかず、両者パンチをぶん回す大味な試合展開。結局最後はヨークがカウンターのフックを入れてKO勝ちしたが、これも「お互いぶん回したらたまたまカウンターになってしまった」という感じだしなあ。トンプソンはPRIDEのフライ戦とかはけっこう細かい技術も使っていたと思うのだが、明らかに今の方が雑になっている。

門脇英基○-×ナム・ファン(1R KO)
 スタンドでのパンチ合戦のまま時間が経過。最初は門脇がボディーを絡めて上手く攻め込んでいたが、ひるまずに前に出続けたナム・ファンがガードの隙間を突いてクリーンヒットを入れると、鉄槌を食らわしてKO勝ち。
 門脇がこういう形で姿を消してしまうのは残念。序盤にいいパンチが入ったから調子に乗っちゃったかな。

日沖発○-×クリス・マニュエル(1R 腕十字)
 開始早々テイクダウンを取った日沖が、マウントを奪ってパウンド、関節技と完全に試合をコントロール。マニュエルも多少は粘ったものの、最後は日沖が腕十字で一本。ATTの刺客を難なく退けた。
 去年のバレット・ヨシダ戦でも思ったが、日沖はテイクダウン、パウンド、関節技という技と技のつなぎが非常に的確かつスムーズ。「グラウンドではひとつの技に固執しない」というのは基本ではあるけれど、それをここまで完璧にやってのけるのはお見事。総合格闘技のお手本のような選手だな。

川村亮×-○キング・モー(判定)
 序盤からモーがスープレックスのようなテイクダウン、さらにはパウンドで猛攻。川村の粘り(と2R途中での手の怪我?)もあり最後はやや攻め疲れの様子も見せたが、文句なしの内容で勝利。とはいえこれまでの試合からすると判定じゃ印象不足か。
 戦極は今回からジャッジの採点も公表されるようになったが(逆に去年まで非公表だった理由が分からんが)、この試合ではジャッジのうち1名が30-24。総合格闘技のジャッジでこんな点数見たの初めて。川村に明確なダウンがあったわけじゃないし、3Rはそこまでの差があったか?

 興行全体としては、十分合格の内容だったのでは。フェザー級GPは選手のレベルはDREAMの方が上かもしれないが、DREAMが結果的に「負けられない」という試合をする選手が多くなってしまったのに対し、戦極は「勝ちたい」という気持ちを前面に出す選手が多かったのが好印象だった。
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by nugueira | 2009-03-22 22:47 | SRC(戦極) | Comments(3)