反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

<   2006年 07月 ( 38 )   > この月の画像一覧

K-1札幌大会

 テレビ観戦の感想を。思ったよりもいい大会だった。ボビー以外は。

天田ヒロミ○-×フレディ・ケマイヨ(判定)
 天田がここまで小器用な試合運びをできるというのは嬉しい誤算。蹴りを覚えたからパンチが活きてくるし、パンチも昔に比べてリズムのいい連打ができるようになっている。
 GP開幕戦、推薦枠出場はあるかなあ。ダウンを取れなかったのが印象的に弱いところなんだけど。

ビヨン・ブレギー○-中迫強(1R KO)
 ダメだ、一発の破壊力が違いすぎる。こういう試合を見ると「日本人はDNAの段階で勝負がついている」という悲観的な結論になってくる。
 ブレギーはヨーロッパ予選優勝で完全に一皮むけた感じ。こりゃ今年のGPは台風の目になるかも。

ポール・スロウィンスキー○-×富平辰文(判定)
 ニュージーランド予選からそうだったけど、スロウィンスキーはロー中心に組み立てるスタイルを固めているのが強み。終盤なんか相手の動きをじっくり見てから蹴ってるもの。こりゃいやらしい相手だわ。若干穴が感じられるのはパンチの防御か。
 富平はあれだけローを食らいながら立ち続けたのはすごい。とはいえ、評価できる点が根性だけという時期はいい加減に脱しないとねえ。

藤本祐介○-×ボビー・オロゴン(判定)
 あの戦い方をされちゃ藤本もやりようがないよな。近づいたらすぐにクリンチされて、総合まがいのテイクダウンをされるんだもん。これで「ボビー、判定まで持ち込む大健闘」とかいう流れにならないだろうな?続けるなとは言わないけど、次に出るならちゃんと立ち技のルールを覚えてからにして欲しい。
 ところでボビーのセコンドにはまたも菊田総帥の姿が。早く選手としてリングに上がってくれ。

 休憩明けにホーストが登場、今年のGPへの復帰を表明。なんだかなあ・・・。完全にピークを過ぎているのは疑いようのない事実なんだから、このままきれいに退いた方がきれいだと思うのだが。

ピーター・アーツ○-×ゲーリー・グッドリッジ(判定)
 グッドリッジは時おりいいパンチは入れていたけど、やっぱりパンチ・蹴りをバランスよく使える相手にはペースを握れない。
 アーツはこの前の堀戦からだいぶ動きがよくなっている。この試合でもハイキックをけっこう出していたし、GPでは期待できそう。

マイティ・モー×-○レミー・ボンヤスキー(判定)
 飛び技を抑え目にして、ローでこつこつポイントを稼いだレミーの作戦勝ち。これが復活への足がかりになるか。
 モーはここで勝てばGP当確だっただけに、返り討ちにしてほしかったんだけどなあ。

チェ・ホンマン○-×曙(2R KO)
 年齢の差なのか素質の差なのか、1年前でも大きく開いていた2人の差は、もうどうしようもないぐらい広がっていた。序盤は露骨なぐらいに様子を見て新しい攻撃の実験、本気になった2Rにストレート1発でフィニッシュ。ホンマンが格上感を出すのも分かりますわ。
 とはいえ、ホンマンをどこまで評価していいのかはけっこう微妙。去年のボンヤスキー戦みたいに、負けるときはあっさり負けそうな気がする。

グラウベ・フェイトーザ○-×武蔵(判定)
 こうして改めて見ると武蔵のディフェンスはめちゃくちゃ上手いんだけど、一発いいのをもらっちゃうとリカバリーがきかないのが辛い。2Rまでは相手の攻撃をよく見切っていて、いいペースだったのに。
 グラウベは序盤もたついたけど、最終ラウンドのラッシュ力はさすが。とはいえ、武蔵もディフェンスとオフェンスの切り替えが上手く、集中力とモチベーションの高さがよく出ていた。敗れたとはいえ、ここ何年かの武蔵の試合の中ではベストバウトだと思う。

 GP開幕戦に向けて各選手ともコンディションの良さが伺えたので、9月の大阪は期待できそう。メンツは昨年のベスト8+フェイトーザ・ホースト・地区予選優勝者。推薦枠がもう1つあるけど、今のところ当確はいない感じ。最終予選が終わるまで判断はできないか。

 バダ・ハリ復活とかわけの分からない措置はやめてほしい。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-31 00:04 | K-1 | Comments(8)
 『Number』最新号は格闘技特集。

 「GET OVER THE CRISIS」と銘打ってはいるものの、フジテレビ放送打ち切りについては各選手のインタビュー中でチョコチョコと振っているだけで、突っ込んだ分析はなし。
 この件については掘り下げるとスポーツ雑誌の所掌分野でなくなってくるだけに、各誌とも微妙なスタンスを取らざるを得ないのは致し方ないところなのか。好き放題自論を書いているのは吉田豪だけだな。

 桜庭の緊急独占インタビューも載っていたけど、HERO’S移籍の話題にはほとんど触れず、毒にも薬にもならないような話ばかり。インタビュアーがどう頑張ってもコメントの引き出しようがなかったんだろうけど、それならインタビューの掲載自体やめちゃえばいいのに。

 桜庭移籍にしろフジテレビ撤退にしろ、関係者が率直なコメントを喋って突っ込んだ記事が書けるようになるのは、10年ぐらい待たなきゃならないんだろうね。

 とまあ、いつものように『Number』の格闘技特集には不満しか出てこないのだが、今回一番憤慨したのは「みのわ日記」なる美濃輪のここ半年の活動を架空の日記形式で綴った記事。こんなのでページを埋めようとする根性が理解できないし、そもそも内容がつまらない。
 これ載せるんなら、俺がこれまで書いてきた「勝手にブログ」転載してくれよ。版権とか細かいところには目をつむるからさ。

 そういえばワールドカップ中の『Number』は一度も買わなかった。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-30 00:49 | 雑記 | Comments(3)

信用失墜行為

 今度のHERO’Sは格闘技にあまり知見がない知り合いと見に行くのだが、今月の初めあたりに

「そもそも誰が出るの?」

 という話になり、

「えーと、桜庭と山本KID、あと須藤元気

 と答えておいた。

 結果的に発言内容の3分の2がウソに。軽い詐欺罪に問われるのだろうか。

 須藤はまだ織り込み済みだったが。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-29 14:36 | HERO’S | Comments(4)
 先日の土曜にカリフォルニアで開催されたWFAの結果はこちらに書いてあるとおり。
 
 やや注目のメインカードは、クイントン・ランペイジ・ジャクソンがスプリット判定の末にリンドランドに勝利。もっとあっさり勝つと思っていたが。

 MMA WEEKLYの試合写真の画像を順番に見ていくと
 ランペイジがお得意のパワースラム→でもポジショニング能力に勝るリンドランドがグラウンドは支配→スタンドでもジャクソンなかなか優位に立てず→試合はリンドランドがコントロールしていた印象、でも判定はなぜかランペイジ
 というところか。ブスタマンチ戦と同じような感じと思っておけばいいのかな。それにしても写真だけで試合展開のコメントを試みるとは、オレもけっこう無茶やるね。

 他の試合もキモがいきなりステロイド反応で欠場していたりと、なんか低調な気配。観客動員も苦戦していたと聞くし、公式HPもいつまで経っても結果が掲載されないし、どうもインディー団体臭が感じられてならないのだが。本当に10月にミルコが上がるのかねえ。

 選手が豪華なDEEPだと思えばいいのか。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-28 00:27 | その他(総合・寝技系) | Comments(4)

K-1札幌大会の予想

 日曜に近づいたK-1札幌大会。素直にジャパンGPを開催して、アレックス・ロバーツを出してくれた方がどれだけマシだったか。
 始まる前から愚痴りつつ、勝敗予想を。

グラウベ・フェイトーザ×-○武蔵
 武蔵有利とも思えないけど、グラウベも怪我でけっこう長いブランク。微妙だなコレ。
 前回みたいに序盤でいいのをもらっちゃうとそのままグラウベが押し切りそう。逆にいつもどおりダラダラした展開に持ち込めば武蔵か。
 番組構成的にリベンジ成功!という絵が1試合ぐらいは欲しいので武蔵。やる気のない予想でスマン。

ピーター・アーツ○-×ゲーリー・グッドリッジ
 今年はやけに好調(妙な判定や格下の相手に助けられてる面はあるにせよ)なアーツ。グッドリッジじゃちょっと荷が重いか。落ち着いて蹴り中心でいなしちゃいそう。

マイティ・モー○-×レミー・ボンヤスキー
 えらい久しぶりの登場になるモー。去年の対戦と同様にパンチで押し切る→GP推薦枠獲得という展開になる気がしてならない。
 練習環境が悪化しているレミーは、しばらく浮上の目はないと思う。

チェ・ホンマン○-×曙
 いや、特に説明不要でしょ。曙、1分持ちこたえてくれるかなあ・・・。

 じゃあついでにワンマッチの予想も簡単に。

ポール・スロウィンスキー○-×富平辰文
 スロウィンスキーが磐石だとは思えないが、富平が付け入る展開も想像できない。

ビヨン・ブレギー○-×中迫強
 一発の威力の違いで押し切られそう。

フレディ・ケマイヨ○-×天田ヒロミ
 天田が勝ってもおかしくないんだろうけど、やはり殴りあいの末に・・・。

新村優貴×-○内田ノボル
 新村はこの前のG-BAZOOKAに出てた選手ね。あまり興味ないけど。

藤本祐介○-×ボビー・オロゴン
 ボビーはこの前の大晦日に出てた選手ね。興味ないけど。

 最終予選のカード発表まだ?人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-27 00:31 | K-1 | Comments(5)
 先日、格闘技好きの知人と話をしていたら「INOKI GENOME」の話題になった。

 いや、今現在、日本で最も話題にする必要がない興行だということは重々承知しているんですが。つい出来心で。

 「誰が出るんだろう」
 「そもそも何をやるんだろう」
 といった疑問も尽きないが、やはり見逃せないのは猪木がぶち上げた「リングサイド席38万円」という価格設定である。デフレ不況を脱したとはいえ、何を根拠にここまで強気な価格設定を。

 買う人いるのかなあ。いったい誰が買うのかなあ。
 知人と話した末に出た結論は

 「ユークスは今年の夏のボーナスで、現物支給として社員にリングサイドチケットを配ったのではないか」

 というものだった。

 真相を御存知の方、教えてください。と書いてるそばから開催が延期になっちゃったよ。

 結局プロレスなんでしょ?人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-26 07:14 | 雑記 | Comments(5)

全日本キック観戦記②

ライト級タイトルマッチ
サトルヴァシコバ×-○増田博正(3R TKO)


 1R、前進してきた増田とヴァシコバがもつれるようにしながら倒れこむ。この際の攻防で増田のヒザが当たったか、ヴァシコバはいきなりカットでドクターチェック。序盤からいきなり不利なムードになったヴァシコバ、パンチで攻め込むがどうも狙いすぎで粗くなっている感じ。1Rは増田が完全にペースを握ったまま終了。
 このまま増田の思い通りの試合になるかと思った2R、いきなりヴァシコバの左がクリーンヒットして増田がダウン。ヴァシコバが一気にポイントをひっくり返すが、増田はこれ以上攻め込ませず、終盤には首相撲からヒザの連打。一発の威力はヴァシコバ、試合運びの上手さは増田という、互いの持ち味が分かりやすく発揮された展開に。
 3Rも序盤にヴァシコバの振り回したパンチが当たって増田がダウン。スリップのようにも見えたが、増田はポイント的にだいぶ不利な展開に。しかし再び首相撲からヴァシコバを捕らえた増田は、傷口を狙ってこすりつけるようなパンチを連打。ヴァシコバの出血がひどくなり、ここで無念のドクターストップ。
d0010886_1262157.jpg

 ヴァシコバにとってはかわいそうな結果だし、最後までやらせてあげたかったとも思うが、やっぱり試合の主導権を握っていたのは増田だったと思う。最後の露骨な傷口狙いも、「ズルい」というよりも先に「上手い」という感想が頭に浮かんだ。
 あの状況ならば、とにかく出血させれば勝ち。キックというのはそういう競技で、増田はそのことをよく理解していた。その結果として、ベルトは増田の腰に巻かれた。
 えげつないぐらいの賢さも強さのうちで、強いからこそ2階級でベルトを巻くことができる。多分そういうことなんだと思う。
d0010886_1325545.jpg

スーパーフェザー級タイトルマッチ
石川直生○-×正巳(1R KO)

 試合前、怪我により欠場となった前田がファンへお詫びのマイク。全治3ヶ月とのことだけど、松葉杖が痛々しい。早くよくなってほしい、という以外にかける言葉がみつからない。
d0010886_1353722.jpg

 開始早々、正巳は飛び込んでのパンチ狙い。石川を崩すにはやはり近距離の殴り合いか。
 だが石川は組み付くやいなや首相撲から完全に正巳をコントロールして、面白いようにボディ・顔面へヒザを連打。正巳に見せ場らしい見せ場を作らせないままあっという間に3度のダウンを奪取。2ヶ月前に痛い目にあったばかりの王者には、慢心もモチベーション不足も無用の心配だった。
d0010886_1413638.jpg

 試合後のマイクで石川は、「軽量級のキックボクシングをはっきりと世に送り出したい」と宣言。個人的に石川がムカつくということに変わりはないのだが、発言に妙な説得力が生まれてきているのは確か。やはり地位が人を作るというやつか。

 秋には60キロ以下のトーナメントも噂されている全日本キック。実現すれば真王杯どころじゃないメンバーが揃うだけに、期待しておきたい。

 8月の「S.W.S」、本当にどうしようかな。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-25 01:45 | 全日本キック | Comments(4)

全日本キック観戦記

 とりあえずメイン以外の試合から。

横澤浩史×-○大蔵“PHOENIX 1号”(3R KO)

 加藤督朗率いるPHOENIXからの選手が初参戦。それにしても分かりやすいリングネーム。
 大蔵(以下「1号」。)が序盤からローキックを着実に当てて主導権を握ると、2Rはハイキックから畳み掛けてダウンを奪取。3Rに横澤が逆転を狙って猛ラッシュをしかけてくるが、殴り合いでも着実に有効打を入れた1号が3ダウンを奪って見事にKO勝利。
 1号は途中から自分の距離で戦えてたし、パンチ・蹴り・組んでのヒザとバランスよく使える印象。加藤は指導者としても優秀なんだねえ。今後はPHOENIX2号・3号、そしてジャイアントPHOENIXといった面々が続々と参戦・・・もうたまらんね。

山宮恵一郎○-×ジミー明成(判定)

 山宮のセコンドには菊田総帥の姿が。キックの試合なら郷野がセコンドについた方がいい気がするが。
 1R、最初に山宮の左フックがクリーンヒット。ジミーは体格差を生かして押し込もうとするが、どうも攻めきれない。ジミーが打たれ強いのか山宮のパンチが軽いのか、最後までダウンは奪えなかったものの、終始有効打を入れ続けた山宮が文句なしの判定勝利。
 山宮は上下のパンチの打ち分けはけっこうできていたが、蹴りを出した場面はほぼ皆無。キックボクサーとしてはまだまだグリーンボーイという印象。
d0010886_0443959.jpg

大輝○-×喜入衆(判定)

 序盤から自分の距離とペースで戦い続けた大輝が喜入を圧倒。攻め込むときにワン・ツー・スリー・ミドルと必ずコンビネーションで畳み掛けるし、アッパー、ボディ、ヒジ、ヒザと攻撃の方法も多彩。見ている分にはものすごい淡々と攻め込んでいる印象が強いのだが、気づくと主導権を握っている。喜入も根性を見せてダウンこそ奪われなかったものの、中盤から口を開けて呼吸しており、完全に打つ手なしという感じ。
 4月の王座決定戦を見逃していたので、大輝については正直「どんなもんなのかなあ」という気持ちもあったんだけど、この試合を見せられちゃうと認めないわけにいかない。1階級下とはいえ、デビューからやっと10戦目の選手が倍以上のキャリアをもつ他団体王者を手玉に取ってるんだから大したもんですよ。勝負どころで攻めきれていない印象が若干あったけど、逆に言えばまだまだ伸びしろがある。こりゃ、この選手は相当強くなるわ。

 ダブルメインはまた明日。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-24 00:54 | 全日本キック | Comments(2)

全日本キック速報

山宮恵一郎○-×ジミー明成(判定)
GRABAKA山宮、やや消化不良ながら判定勝ち。

大輝〇―×喜入衆(判定)
大輝、相手をまったく寄せ付けず完勝。強いわ。
d0010886_0274465.jpg

サトルヴァシコバ×―〇増田博正(3R TKO)
ヴァシコバが2度のダウンを奪うも、増田のヒザによるカットでドクターストップ。貴公子、2階級制覇を達成。
d0010886_029746.jpg

石川直生〇―×正巳(1R TKO)
石川のヒザ連打に正巳は何もできず撃沈。石川の横綱相撲。
d0010886_0304113.jpg

 次回大会がパンクラスと被っているので少々迷っている。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-07-24 00:31 | 全日本キック | Comments(0)

全日本キック速報

石川〇―×正巳(1R TKO)
石川のヒザ連打に正巳は何もできず撃沈。石川の横綱相撲。
[PR]
by nugueira | 2006-07-23 21:11 | Comments(0)