反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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雑誌評論

 リニューアル直後の「通好みの情報を莫大に盛り込む」という方針に早くも息切れ感が見え始める『ゴング格闘技』だが、最新号に載っている世界の総合格闘技団体相関図は必見。

 K-1・HERO’SとPRIDEの2大メジャーを軸に、各団体の有効・敵対関係を丸々1ページ使って整理しているのだが、国内各団体やUFCは言うに及ばず、ランブル・オン・ザ・ロックだのオーストラリアのエクスプロージョンだののマイナープロモーションもてんこ盛り。海外の試合結果を見て「顔ぶれからするとこの団体はK-1と仲がいいのだろうか」という疑問をもつことがしばしばあるが、この整理図を見ればそんな疑問も氷解である。氷解するほどの問題意識を持っている人間が私以外に何人いるのかという難点はあるが。

 2ちゃんねるではこの手のムダ整理図を作り始める人がけっこういるが、商業誌が大まじめに同じようなテーマに取り組んでしまうのだからタチが悪いステキだ。ゴン格には今後もこういうニッチ市場路線を突き進んで欲しい。

 私はゴン格のことを褒めてますよ。念のため。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-30 23:37 | 雑記 | Comments(0)
 武士道GPに気を取られている間に、K-1WORLD GPの組み合わせが決定

 勝負論も緊張感もなくなってきているK-1ヘビー級において、トーナメントの完全抽選システムは高く評価できる数少ない要素。MAXも早く導入すればいいのに。

 気になる(ならないか?)今年の組み合わせは

①レミー・ボンヤスキーVSチェ・ホンマン
②レイ・セフォーVSセーム・シュルト
③ジェロム・レ・バンナVSピーター・アーツ
④武蔵VSルスラン・カラエフ

 前半のブロックはホンマン意外は誰が勝ち上がってもおかしくない感じ。セフォーVSシュルトがワンサイドゲームになるかつぶし合いになるかで展開が変わってくるか。
 対して後半ブロック。うわっ、武蔵がまたズルズルと決勝に残りかねない危険なムード。その一方でバンナVSアーツはめちゃくちゃ楽しみ。いや、二人が全盛期の時のハラハラドキドキ感はないだろうけど、変わり目に来つつある今のK-1において、ある種総決算的なカードじゃん。展開如何によっては俺泣くかも。

 優勝の行方はどうだろう。やはりいち押しはシュルトだろうか。(話が逸れるが、「開幕戦のMVPはアーツ、優勝候補はシュルト」という感想が谷川と完全にかぶっていて微妙にへこんだ。)
 詳しい予想はまた大会が近づいてから。

 今年も義務感で足を運んでしまいそう。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-29 23:58 | K-1 | Comments(0)

ハリケーン一過

 忙しくて観戦記書く余裕がないので、埋め草に全然関係ない話題を。仕事とブログの両立は辛いよ、トホホ。

 今年はハリケーンの当たり年なのか、カトリーナに続いてリタが米本土に上陸。日本でもここ何年か台風の上陸する数が増えてるようだし、やっぱり地球全体がおかしくなってるんですかね。被害に遭われているアメリカのみなさん、頑張ってください。でも大丈夫。私から言わせりゃ、ハリケーンよりも何をしでかすか分からないあなたがたの国の大統領の方がよっぽど怖い。

 さて、このハリケーンにつけられている名前。御存知の方も多いと思いますが、その年に発生した順に頭文字がABC・・・の順番になるように名前のリストがあらかじめ用意されています。この名前のリストは6年周期で同じものが使われますが、歴史に残るような大きな被害を出したものはそれ以降2度と使われないそうです。野球の永久欠番みたいなものか。別に讃えちゃいないけど。個人的にハリケーンというと10数年前の「アンドリュー」が思い浮かぶんだけど、この名前も「永久欠番扱い」されているみたい。

 「KATRINA」は今年の11番目、「RITA」は17番目になるわけですが、今年のハリケーンの名前リストがこちらのページに載ってます。
 ウワッ、今年は20番目が「VINCE」だってさ。このハリケーンが一番あくどい事やりそうじゃん。

 「FEDOR」っていうハリケーンが発生したら絶対避難する。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-28 04:59 | 雑記 | Comments(2)
ライト級リザーブマッチ 三島★ド根性ノ助○-チャールズ・クレイジーホース・ベネット(1R 足首固め)

 開始早々、ロングレンジからのタックルを決めた三島がテイクダウンに成功。最初のグラウンドの攻防はベネットが凌いで立ち上がるが、ベネットの打撃を食らいながらも三島が再びテイクダウン。今度はチャンスを逃さず足関節を極め一本。武士道参戦以降の三島はどうも硬いというか持ち味を出しきれない場面が多かったが、この日はひさしぶりにスカッとした試合を見せてくれた。


ライト級1回戦 桜井マッハ速人○-×ジェンス・パルヴァー(1R KO)
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 1R序盤、マッハはローキック・ミドルキックの連打。この作戦が上手くはまり、パルヴァーをパンチの間合いに入らせず、試合の主導権を握る。しかし中盤、遂にパルヴァーのパンチがヒットし、マッハがグラつく。打撃で劣勢に追い込まれて敗れたアンデウソン戦の記憶が頭をよぎる。
 ところが、ここで失速することなくマッハが盛り返す。ローとパンチで真っ向から打ち合い、パルヴァーを圧倒。最後はパンチで倒れたパルヴァーにラッシュをかけたところでレフェリーストップ。軽量級最強ストライカーのパルヴァーを、逆にマッハが打撃で粉砕した。
 決着の瞬間、思わず客席で絶叫。「すげえ」という以外に感想が見つからない。キック主体で攻めた序盤はともかく、後半は殴り合いでパルヴァーを圧倒だよ?ここまで凄いマッハを見るのは久しぶり、というより記憶にない。これが俺がリアルタイムで見ていない、全盛期のマッハの姿なのか。
 この試合でマッハはグラウンドに持ち込む素振りをほとんど見せず、終始スタンド勝負に徹した。振り返れば昨年の大晦日、五味が同じように徹底したボクシング勝負の末にパルヴァーにKO勝利を収めている。五味のいる場所に追いつくために敢えて同じ展開での勝負を挑んで見せた、というのは考えすぎだろうか?


ライト級1回戦 ヨアキム・ハンセン○-×イーブス・エドワーズ(判定)

 さっきの試合とは対照的に寝技のガッチリした攻防からスタート。ハンセンが上を取るが、エドワーズがしっかりガード。スタンドの勝負になると、今度はエドワーズがスピーディーなコンビネーションで一気に攻め込む。目立った有効打は食らっていないものの、やはりハンセンはスタンドの攻防に難がある。グラウンドでも決定的な場面を作れないハンセンが徐々に劣勢という印象。
 2Rもほぼ同じ展開が続き、敗北ムードが濃くなってきたハンセン。終了間際にようやく上のポジションを取り、エドワーズに豪快な投げを食らわす。
 見ている限りはハンセンの反撃既に遅し、という印象しかなかったが、判定は2-1でハンセン。うーん、最後の反撃が評価されたんだろうが、それまでは五分だったか?客席も全般的に釈然としないムード。近くの客がつぶやいていた「UFC潰し」という説に妙に説得力を感じてしまった。

 まだまだ続く。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-27 03:51 | PRIDE武士道 | Comments(2)
9月25日(日) 有明コロシアム

 武士道観戦は一昨年の旗上げ以来2度目。昨年はどうにも盛り上がる気配がなかったし、今年に入ってからはなかなか都合が合わなかったし。それにしても客よく入ってるねえ。中軽量級特化で完全に一皮むけたか。
 ちなみに有コロでスタンドS席を買うとこの近さ(カメラのズームなし。)。たまアリと比べると夢のようだ。
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ウェルター級リザーブマッチ 桜井隆多×-○パウロ・フィリォ(1R 腕十字) 

 リザーブマッチは紹介Vなしで2人同時入場と、短縮化に気を使った進行。今日は試合数多いしね。
 最初に打撃で仕掛けてきた桜井に、組み付いてグラウンドに持ち込もうとするフィリォ。桜井は組んでからのヒザで応戦するが、しつこいタックルで攻め続けたフィリォがテイクダウン。1度目は何とか桜井が凌ぐが、2度目のグラウンドでバックマウントから強引に起きようとした桜井の腕をフィリォが十字に取って一本。順当な結果に落ち着いた。


ウェルター級1回戦 郷野聡寛○-×ダニエル・アカーシオ(判定)

 1R序盤、アカーシオのラッシュに郷野がスリップ気味に倒れる場面がありヒヤッとさせられる。でも中盤以降は、いつもながらの手数は少ないが精度の高いパンチとローキックで、徐々に郷野ペースに。アカーシオは突進力では勝るが、郷野がなかなか有効打を許さない。
 2Rに入るとアカーシオが失速。スタンドだけでなく組み合いから郷野が上を取る場面が多くなり、しまいにはお株を奪うフットスタンプも。宣言どおりの「判定上等」のスタイルで、郷野が完勝。相変わらずシビレる内容。


ウェルター級1回戦 長南亮×-○ダン・ヘンダーソン(1R KO)
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 予想ではダンヘン勝利としていたが、前日に知人と話していたときに「長南はこういう状況になると勝つんだよなあ」という発言が。確かにマッハ戦しかり、アンデウソン戦しかり。そうなると今日はみたび大番狂わせが見られるか?
 1R開始直後、様子見の状況からいきなりダンヘンのパンチが長南の顔面にヒット。ダウンする長南にダンヘンが襲い掛かったところでレフェリーストップ。膨らみきった期待感を裏切る残酷すぎる現実に、客席からは失望のため息。うーん、でもストップのタイミング少し早くないか?


ウェルター級1回戦 美濃輪育久○-×フィル・バローニ(判定)
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 とりあえず美濃輪入場時の分かりやすい写真から。
 1R、美濃輪がタックルからテイクダウンに成功。バローニは寝かされてからは何もできない。こいつレスリングベースの選手じゃないのか?美濃輪はアームバーを狙うものの、位置が悪いのかなかなか極まらずに時間を浪費。同じ技に必要以上に固執しないのが寝技のセオリーだと思うんだけど、美濃輪に言っても無駄か。
 この後何度かスタンドに戻るものの、執拗にタックル攻めを続けた美濃輪が上を取り続ける。一応前回の試合から学んではいるみたい。2R終盤に上を取り返したバローニが反撃に転じたが既に遅く、判定で美濃輪がリベンジを果たした。


ウェルター級1回戦 須田匡昇×-○ムリーロ・ブスタマンチ(1R 腕十字)

 唐突な話で恐縮だが、須田は顔つきがなんとなく川田利明に似ている。そういえばこの人の格闘家人生も「俺だけの王道」って感じがするよね。以上、適当な感想でした。
 ブスタマンチがパンチ→タックルでねちっこくテイクダウン。この辺の動きの流れが本当にうまい。この人ホントに39かよ。グラウンドを何とか凌いで立ち上がった須田。ブスタマンチがパンチで攻め込んでくるところに、須田のバックハンドブローがクリーンヒット!のけぞるようにダウンしたブスタマンチに須田が上になって攻め込むが、ここでブスタマンチが下からガッチリ腕十字。ブスタマンチの卓越した技術の前に、須田の大金星は夢と消えた。

 勝った日本人2人がいずれも判定、それに対して勝った外国人2人は短期決着で勝利。準決勝に向けて不穏な流れになってきた。

 次回はライト級1回戦。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-26 00:44 | PRIDE武士道 | Comments(0)
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ウェルター級リザーブマッチ 桜井隆多×―〇パウロ・フィリオ(1R 腕十字)
 フィリオがねちっこいグラウンドで圧倒。

ウェルター級1回戦 郷野聡寛〇―×ダニエル・アカーシオ(判定)
 アカーシオのラッシュにひやりとする場面もあったが、郷野が予告通り判定で圧勝。

ウェルター級1回戦 長南亮×―〇ダン・ヘンダーソン(1R KO)
 開始直後にダンヘンのパンチがクリーンヒット。わずか22秒で長南が散った。

ウェルター級1回戦 美濃輪育久〇―×フィル・バローニ(判定)
 タックルに徹した美濃輪、極めきれなかったものの判定でリベンジ。

ウェルター級1回戦 須田匡昇×―〇ムリーロ・ブスタマンチ(1R 腕十字)
 須田がバックハンドブローでダウンを奪うも、ブスタマンチが下から腕十字を決めて逆転勝利。

ライト級リザーブマッチ 三島ド根性ノ助〇―×チャールズ・クレイジーホース・ベネット(1R ヒールホールド)
 三島がグラウンドで圧倒。久しぶりに強さを発揮。

ライト級1回戦 桜井マッハ速人〇―×ジェンス・パルヴァー(1R KO)
 マッハ、スタンドでの壮絶な打ち合いを制す。カリスマ完全復活!
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ライト級1回戦 ヨアキム・ハンセン〇―×イーブス・エドワーズ(判定)
 一進一退の大接戦、判定はハンセン。場内微妙な反応。

ライト級1回戦 五味隆典〇―×川尻達也(1R 裸締め)
 両者一歩も引かない打ち合いの末、ダウンした川尻を五味が締め落とす。最高の試合、そして最高の結末。
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ライト級1回戦 ルイス・アゼレード〇―×小谷直之(1R KO)
 アゼレードが11秒で勝利。小谷、頼むからもう少しまともな仕事を。

ウェルター級準決勝 郷野聡寛×―〇ダン・ヘンダーソン(1R KO)
 郷野も粘ったが、パンチを的確に当てたダンヘンがKO勝利。

ウェルター級準決勝 美濃輪育久×―〇ムリーロ・ブスタマンチ(1R KO)
 美濃輪、寝かされてからは何もできず完敗。

ライト級準決勝 桜井マッハ速人〇―×ヨアキム・ハンセン(判定)
 スタンドで有効打を入れ続けたマッハがハンセンを抑え切る。すげえ!最高!

ライト級準決勝 五味隆典〇―×ルイス・アゼレード(判定)
 終盤ガス欠でKOは逃すも、五味完勝。大晦日は日本人対決が実現。
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 全試合終了後、五味を祝福するため須藤元気がリング上へ。前田と決裂→PRIDE移籍への布石か?
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 とりあえず「格闘技最高!」な1日でした。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-25 23:30 | PRIDE武士道 | Comments(2)

ホースト引退

 「今年のGP開幕戦の見所は世代交代のかかったアーツVSモー、そしてホーストVSカラエフ」というテーマで書いた記事がとある媒体に掲載される見込みだったのだが、ホーストの欠場でオジャンに。ホーストの野郎、俺のライターデビューのチャンスを潰しやがって(実際は非常にショボい話なので、詳細は書きませんが。)。

 そうこうしているうちに、昨日の大阪ドームで本人からトーナメント引退宣言。今年がラストという話は谷川プロデューサーも雑誌のインタビューで明言していたので、さほど衝撃はないけど。

 「分かりやすいKO劇」「キャラ立ちした個性的選手」を売りにマスリング化の道を進んできたK-1において、こういうタイプの選手が長らく第一線に残り続けたこと自体が今となっては驚き。地味だろうが面白味に欠けようが、結果を出し続けることでプロモーターのコントロールを逃れることができるという事例と考えておけばいいのだろうか。(とはいえ試合の地味さが目立ち始めたのはここ何年かの話で、2000年GPでのバンナ戦の大逆転劇なんかは非常に面白かったけど。)

 結果的に最後のGPとなった昨年は、僅差の判定でボンヤスキーに敗退。リング上での決定的な敗北の姿を晒すことなく一線を退くこととなった今回の引退劇は、「地味だが決して大負けしない」というファイトスタイルを選手生活の引き際まで貫き通した、ということだろうか。

 決して好きな部類の選手ではなかったけれど、GP4回制覇が歴史に残る偉業であることは確か。10年後、20年後も、キックの歴史を語る上で外すことのできない選手だと思う。
 今はとりあえず、一格闘技ファンとして素直に「おつかれさまでした」というメッセージを送っておきたい。

 でもワンマッチで見たいかというと・・・。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-24 23:54 | K-1 | Comments(0)

9/25の速報

 台風が心配な状況ではありますが、武士道GPを会場観戦。携帯速報しますので、スポナビの更新が待ちきれない方は御覧ください。

 「1回戦にしてクライマックス」と言ってもいいかもしれない五味VS川尻戦、結末は如何に。
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by nugueira | 2005-09-24 19:46 | PRIDE武士道 | Comments(0)

K-1開幕戦の感想

 スカパーでさっき見終わりました。試合ごとの感想をちゃちゃっと。

レイ・セフォー○-×ガオグライ・ゲーンノラシン(判定)

 ガオグライは2Rのダウンもったいなかったねえ。あれがなければ延長行っていたと思うけど。とはいえ徹底的に守って被弾しない代わりに、ポイントも奪えない今のスタイルの限界が見えてきたのも確か。来年からは素直にMAXに出してやろうよ。


ルスラン・カラエフ○-リカルド・ノードストランド(判定)

 ノードストランドも悪い選手じゃないんだろうけど(とはいえ、なぜホーストの代役がいきなりコイツなのか永遠の謎だが。)、中途半端にレベルが高かったのと度重なるローブローのせいで今大会最高の凡戦に。カラエフもラスベガス大会の時の方が強かったな。金的散々食らいながらの試合だったのは考慮してあげないといけないけど。


セーム・シュルト○-×グラウベ・フェイトーザ(判定)

 終始先手を取り続けたシュルトのファイトスタイルの変化にビックリ。こいつ、もっと受けの姿勢の選手じゃなかったっけ?ローキックやボディブローといった小技のバリエーションが増えてるから、ヒザ蹴りも今まで以上に生きてくる。1回戦屈指の好カードも終わってみればシュルトが圧勝。こりゃ一躍優勝候補か?


レミー・ボンヤスキー○-×アレクセイ・イグナショフ(判定)

 本戦はまあドローで妥当かな。パンチのクリーンヒットを入れていたイグナショフが若干優位だった気もするけど。延長戦ではイグナショフが以前と同様のスタミナ不足を露呈。やはり完全復活はまだ先か。


ジェロム・レ・バンナ○-×ゲーリー・グッドリッジ(1R KO)
 
 「豪腕対決」も蓋を開けてみれば総合力の差でバンナが圧倒。グッドリッジは、やはりパンチとキックをバランスよく使ってくる選手には対応しきれてないみたい。
 久しぶりに「主役」が戻ってきてくれた東京ドーム。いきなり1回戦でレミーとやってくれないかな。


ピーター・アーツ○-×マイティ・モー(2R KO)

 開始直後のアーツの動きの良さは、モーだけでなく多くの客にとっても想定外だったのでは?
 アーツのスネが割れた時には「ああ、やっぱり年齢には勝てないのか」と思ったが、再開直後に足を痛めたモー相手に大逆転のKO勝利。明暗を分けたのは勝利への執念の差か、背負ってきた歴史の違いか。いずれにせよアーツは力ずくで時計の針を戻してみせた。
 アーツがスネの治療を受けている時、観客席に自然発生した「アーツ」コール。試合後のマイクで「この勝利をピーター・スミットに捧げる」と言った後、泣き出しそうな表情を浮かべるアーツ。予想を外しておいて言うのもなんだが、今日のアーツは最高に切なくて、そして最高に格好よかった。


武蔵○-×フランソワ・ボタ(判定)
 
 武蔵が予想どおりノラクラかわしながらの判定勝ち。実況席は手数の少なさを批判してたけど、ボクシングの元世界チャンプと戦うのならこんな感じでしょう。だって怖いじゃん。ボタは終盤に見せたガムシャラに突っ込む戦法を最初から取ればよかったのに。


チェ・ホンマン○-×ボブ・サップ(判定)

 最悪でもグダグダのぶつかり合いの末にKOになるだろうと思われた一戦は、両者ガス欠で動けなくなるという想像以上の最悪の展開に。満員の大阪ドームの中、互いに手を出さずお見合いを続ける巨人2人。並の人間なら客からのプレッシャーに耐えられないはずだが、この辺はさすがというべきか。
 それでも最終的には、落ち着いて自分のペースで戦ったホンマンがダウンも奪って勝利。でも終盤完全にスタミナ切れだったから、どちらかというとメッキが剥げた印象だなあ。決勝トーナメントまでの2ヶ月でどこまで上積みができるか。

 1試合を除いては予想どおりの結果に。8人全員が一長一短という感じで予想が難しいけど、今日の内容からすると1番期待できるのはシュルトだろうか。まあいずれにしても組み合わせ抽選会に要注目。

 一茂の解説は妙に説得力がある。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-23 22:28 | K-1 | Comments(4)
 ウェルターに続いてライト級GPの予想。

桜井マッハ速人×-○ジェンス・パルヴァー
 修斗ではミドル級で戦っていたマッハに対して、ライト級のパルヴァー。2階級分のパワー差を考えるとマッハ有利なんだけど、階級落としてからの2試合でも決定的な強さは見せれていないしなあ。これまではグラップラー相手にうまく押さえ込んで勝っているけど、今回はバリバリのストライカー。極めきれずにスタンドの攻防が続くうち、マッハ初(だよね?)のKO負けシーンが見られるのでは、と予想している。

ヨアキム・ハンセン○-×イーブス・エドワーズ
 優勝候補の呼び声も高い2人がいきなり1回戦から激突。「地味な外人にはあまり残ってほしくない」というDSEの思惑もなんとなく見え隠れ。いい試合になるだろうけど、これ絶対判定まで行くなあ。まあ地力の差でハンセン勝利かな。この前の冨樫戦を見ているのでいまいち信頼できない部分はあるが。

五味隆典○-×川尻達也
 2人のスタイルの構図として「スタンドの五味」VS「パウンドの川尻」なんだろうけど、川尻は果たしてパウンドの体勢までもっていけるか?五味はもともとレスリングも強いし、この夏は大学レスリング部との合宿を敢行。これは川尻対策を意識しているでしょう。差しあいで思うように有利なポジションを取れず、ジリジリとスタンドが続く中で五味の打撃がヒット・・・という展開になると思うんですが。

小谷直之×-○ルイス・アゼレード
 「査定試合をしなかった男」(by ZST)がいきなり本戦エントリー。釈然としないが引き抜いてきた関係もあるから仕方ないのか。でも1回戦がいきなりアゼレード。DSEは小谷を過保護にしたいのか潰したいのかどっちなんだ。小谷は海外のVTルールの試合でもスタンドでのKO負けが多いし、こりゃアゼレードは楽に勝ちあがっちゃうなあ。

 準決勝、まずは再戦となる五味VSアゼレードの方から。個人的には五味は1回戦よりもこの試合の方が心配。前回は鮮やかな逆転勝ちだったけど、アゼレードがあのまま押し切っていても不思議じゃなかったし。リベンジマッチは一度勝ってる方に「なんでまたコイツと」という意識があると不利。まあでも今回はトーナメントの中だから、五味にそういう慢心はないか。若干の不安はあるが五味が返り討ちということで。
 もう1試合、パルヴァーVSハンセン。ハンセンの穴はスタンドの打撃だと思うので、その意味でパルヴァーの一発がこわい。早目にグラウンドに持ち込めるかどうかで勝負が決まるか。でも大晦日にもう1回五味VSパルヴァー見せられてもなあ。マッチメイクありきの予想になっちゃって恐縮ですが、ハンセンが勝って大晦日は因縁の五味VSハンセンということで。

 あとリザーブマッチの予想も。

三島ド根性ノ助×-○チャールズ・クレイジーホース・ベネット
 寝かせばどうにでもなる、とも思える一方で、やっぱりスタンドで先にベネットが一発入れそうな気がする。ベネットが小谷の代わりに本戦に入ってれば面白いのに。ベネットVSアゼレードなんかすごい分かり易い試合になりそうじゃん。

 五味は「武士道の魔娑斗」となれるのか。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-09-22 04:06 | PRIDE武士道 | Comments(0)