反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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PRIDEヘビー級タイトルマッチ
エメリヤーエンコ・ヒョードル○-×ミルコ・クロコップ(判定)


 誰もが知りたがっている。誰が一番強いのかを。
 誰もが結論を求めている。誰が最強という呼び名にふさわしいのかを。
 だからこそ、その結論を提示してくれる場所から、目を離すことができない。時にその結論が目を背けたい現実であったとしても。

 「ターミネーター」のテーマとともにミルコのここまでの道のりをまとめた紹介V。今回もまた、映像作成スタッフの完全勝利。少年時代の内戦云々の話は正直マユツバだと思う。だけど、この2年間のミルコの歩みが、格闘技というジャンルが生んだ最高のドラマであることは間違いない。

 入場の瞬間から割れんばかりのミルコ・コール。やはり多くの格闘技ファンは、長いドラマに最高の結末を求める。一方で少数ながら、確実に存在を誇示するヒョードル支持派。強いやつが正しい。これもまた格闘技ファンのあるべき姿の一つか。

 開始早々から前にプレッシャーをかけ、フックを振り回しながら飛び込んでくるヒョードル。パンチをかわして回り込みながら、細かいパンチ、そしてミドルを入れていくミルコ。正確性に勝るのはミルコ、しかしヒョードルのパンチも1発当たれば確実に流れが変わりそう。まばたきすら惜しい、ケタ違いの緊張感。
 1R中盤、ミルコのストレートがヒョードルの顔面を捉える。ぐらつくヒョードルにラッシュをかけるミルコ。しかしここで攻めきれず、逆にハイキックをかわされて遂に上を取られてしまう。パウンドを狙うヒョードルに、下から必死のガードを続けるミルコ。結局1Rはこの状態でゴング。スタンドで優位に立ったのはミルコ、しかし終盤はヒョードルが取り返し五分の展開か。

 2R、ヒョードルがいきなり踏み込んでコンビネーションブロー。ボディがきれいに入り、ミルコが露骨に表情を歪める。さらに組み付いたヒョードルは、ミルコに突き放されながらも離れ際にフックを打ち込む。打ち合いでも組み合っても自分のペースを崩さないヒョードルに対し、組まれたらディフェンスに徹するしかないミルコ。無尽蔵のスタミナで前に出続けるヒョードルに、早くも口を空けて息をし始めたミルコ。徐々に、試合の流れができてくる。多くの客が望んでいない方向に。結局ヒョードルはテイクダウンも奪い、このラウンドは完全にリード。

 3R。スタンドでは相手に有利な距離を取らせず、ロープ際の組み合いでミルコが踏ん張ればとっさに体重をかける方向を変え、投げの打ち合いになっても必ずギリギリのタイミングで優位なポジションを取り続けるヒョードル。強さに全く底が見えない。最後はスタンドでも力の無い打撃しか出せなくなったミルコ。多くの観客のため息とともに終了のゴング。

 残酷なまでに。非情なまでに。ここはやっぱり、PRIDEのリングだった。3年越しのドラマにハッピーエンドを期待した観客の前に突きつけられたのは、またも圧倒的現実。こういう場面は初めてではない、むしろこういう場面の方が多いのに、なんでここまで切ないのだろう。

 試合前、あと2年で現役を退くプランを明らかにしたミルコ。タイトル再挑戦への残り時間は意外に短い。ここから見せてくれるのか?もうひとたびのドラマを。
 一方のヒョードル。強い。他の表現を探す気をなくさせるほどに。果たしてこの男に勝てる人間が存在し得るのか?残念ながら、「はい」というだけの自信は私にはない。他の大多数の人間もそうだと思うが。

 この試合は歴史の1ページだと、確信を持って言い切れる。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-31 23:26 | PRIDE | Comments(5)
ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×ローマン・ゼンツォフ(1R 腕十字)

 開始早々ゼンツォフをコーナーに詰めると、両足タックルでテイクダウンを取ったヴェウドゥム、あっという間にマウントへ。「こりゃあと30秒ぐらいで終わっちゃうよ」と思っていたらゼンツォフがスイープして上になる。おいおい、大丈夫かよ柔術世界王者。
 とはいえ上になったゼンツォフもパウンドを奮うでもなく、ヴェウドゥムがうまく下からコントロールしている感じ。この後ヴェウドゥムは上を取ったり取られたりとややもたついた感もあったが、最後は下から三角絞め→腕十字で貫禄の一本勝ち。
 これでゼンツォフは総合通算戦績9勝10敗。頼むからもう日本に入国しないでほしい。


吉田秀彦○-×タンク・アボット(1R 片羽締め)

 アボットは日頃からコツコツ不摂生を重ねているんだろうなあ、と思わせる見事にたるみきったボディを披露。私の後ろに座っていた女性客3人組は会場初観戦の様子だったが、アボットを見て「ていうか脂肪じゃん!」という非常に的確なコメントをしていた。
 開始早々、吉田のハイキックがアボットをかすめる。チャンスと見た吉田がラッシュをかけようとするが、ここでアボットがタックルにきてテイクダウン。がっちりガードする吉田、体重をかける以外の運動をするのが億劫な様子のアボット。試合は膠着した展開に。吉田は三角を狙っていたけど、さすがにあの体型に極めるのは難しいよなあ。
 ブレイクがなかなかかからずイライラさせられたが、ようやくスタンドから再開。するといきなり吉田がフック→タックルをがぶって脳天にヒザ連打。だいぶ場慣れしてきたという感じか。最後はバックに回って片羽締めで一本勝ち。
 試合後のマイクで吉田は「これからもみなさんの応援があれば重い方でもできるかな?」とヘビーへの転向を宣言。でも体重差以外に取り柄がない相手にもたついているようじゃねえ。去年と違って来年のヘビー級GPは人数あわせの選手も少ないだろうし、結構厳しいと思うけど。
 それでも茨の道を敢えて進むか、柔道王?

 続きはまた明日。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-30 23:55 | PRIDE | Comments(0)
8月28日(日) さいたまスーパーアリーナ

 金曜の夜あたりから、楽しみな余り緊張してくる。オマエいくつだよ、と思いつつもこの高揚感がたまらない。
 会場近くに来るとものすごい人混み、熱気。おそらくは、日本が世界に誇ってもいいであろう「祭り」がいよいよ始まる。


GPリザーブマッチ 中村和裕○-×イゴール・ボブチャンチン(判定)

 カズは今回柔道着は着るんだろうか、と思っていたら入場の花道途中で上半身裸に。さすがにね。
 打撃の距離の測りあいからカズがタックルに行くが、これはボブチャンチンが切って上のポジション。さっそく大ピンチだが、ここはカズがスイープに成功。この後もカズはたびたび上は取られるのだが、ガッチリガードしてスイープの後に関節技を仕掛けていく。極めが全然甘いけど。
 2Rもほぼ同じ展開で、ダメージを与えたとは思えないが仕掛ける機会の多かったカズが印象点で判定勝ち。
 ランデルマン、ボブチャンチンに勝てる日本人がいるっていうのはすごいことだと思うんだが、一向に上がる気配がないファンの支持率。カズは打撃の練習はもういいから、極めを強くした方がいいんじゃないのか?


準決勝第1試合 ヴァンダレシ・シウバ×-○ヒカルド・アローナ(判定)

 ややタイミングを逃してしまった感はあるが、ファンとしては以前から実現させて欲しかったカード。リング上で対峙する2人を見て急にそんなことを思い出した。
 開始直後から間合いを計り続けながら攻めに転じない両者。動きはないが膠着とは異質な緊張感。シウバがローキックを出し始め、だんだん当たった時の音が強くなる。ところが逆襲に転じたアローナのロー1発でシウバが尻餅をつくようにダウン。バランスを崩したか?いずれにしても念願の上を取ったアローナはシウバに起きあがる隙を与えず鉄槌・パウンドを着実に打っていく。
 ブレイクがかかっての再開後も、アローナは握ったペースを離さない。シウバが打ち込んでくるとバックステップでかわし、逆に膝蹴りを交えながら組み付いてテイクダウン。結局2Rで都合3回のテイクダウンを奪ったアローナ、最後までシウバに自分の距離を取らせない。
 会場中のファンの悲鳴がこだまする中、無情のゴング。判定は文句なくアローナ。遂に訪れた。絶対王者が同階級に敗れる瞬間が。
 アローナは完璧な作戦勝ち。雑誌のインタビューで「シウバとの距離、そして自分と後ろのロープとの距離がカギになる」と言っていたとおり、常に自分の後ろに逃げるスペースを残して動き続け、シウバが打ち終わった後に距離を殺してテイクダウン。これまで誰もがこうすれば勝てるだろう、と思いながら、5年以上に渡って誰もできなかったシウバ攻略法をこの男はやってのけた。
 という結果分析はいくらでもできるが、正直、まさかシウバがこのタイプの相手にこんな負け方をするなんて・・・。見たくなかった。でも仕方がない。勝った奴が正しい。格闘技のリングはそういう場所だ。


準決勝第2試合 マウリシオ・ショーグン○-×アリスター・オーフレイム(1R TKO)
 
 ゴング直後からアリスターが大爆発。腰が重いはずのショーグンから難なくテイクダウンを奪うと、グラウンドでは膝蹴り、そしてチョーク。スタンドになってもショーグンにテイクダウンを許さず、組み合いからの膝蹴りを効果的に打ち込んでいく。こいつこんなに強かったか?と会場内の誰もが驚きに包まれた。
 が、猛攻を凌いだショーグンが1R中盤になった辺りから逆襲に転じる。アリスターを浴びせ倒しのようにテイクダウンして初めて上になると、サッカーボールキック、さらにはマウントからパウンド、そしてハリトーノフ・ポジションからの鉄槌の雨あられ。完全に失速したアリスターに返す気力はなく、ショーグンが逆転のTKO勝利。ホジェリオ戦もそうだが、この男は一度劣勢になっても本当にしぶとい。
 破れたとはいえ、アリスターも見事な大善戦。課題はスタミナだけだな。結果的にミドル級の世代交代を印象づける一戦となった。

 この後も長いので明日以降へ続く。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-29 23:55 | PRIDE | Comments(0)
うざったいはずなのに、妙に愛おしい人込み。高揚感を通り越した末の緊張感。
祭が、始まる。

中村和裕〇―×イゴール・ボブチャンチン(判定)
だいぶ微妙な判定だが3―0で中村。場内ブーイングも。

ヴァンダレイ・シウバ×―〇ヒカルド・アローナ(判定)
パウンドで攻め続けたアローナがシウバを完封。絶対王者破れた!

マウリシオ・ショーグン〇―×アリスター・オーフレイム(1R TKO)
序盤のアリスターの猛攻を凌いだショーグン、スタミナ切れのアリスターをマウントパンチ葬。

ファブリシオ・ヴェウドゥム〇―×ローマン・ゼンツォフ(1R 腕十字)
ヴェウドゥムが三角→腕十字で完勝。

吉田秀彦〇―×タンク・アボット(1R 片羽締め)
アボットとの体重差に序盤苦しむも、吉田が順当勝ち。

エメリヤーエンコ・ヒョードル〇―×ミルコ・クロコップ(判定)
スタンドでミルコに自分の距離を取らせなかったヒョードルの完勝。これが現実だ。これが結論だ。

・川尻が五味に対戦要求。GP1回戦での激突が確実に。

ヒカルド・アローナ×―〇マウリシオ・ショーグン(1R TKO)
ショーグンが猛攻。最後はフットスタンプでアローナのガードを跳び越えた後に顔面パウンド連打。

長いようで短い、待ち続けた1日が終わった。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-28 22:53 | PRIDE | Comments(0)
 公式HPでトトカルチョやってるけど、選択肢に「ノーコンテスト」ってないんだね。

 実際問題ルール整備はちゃんとされてるのか?人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-28 03:27 | PRIDE | Comments(0)

速報予告

 28日(日)はPRIDEミドル級GP決勝ラウンドを会場から速報。

 今回は地上波の当日放送ないよ!スポナビの速報もたぶん日付変わるまで無しだよ!PPV見ない人はここでチェックしなきゃ!
 もうアクセス記録更新するのにこっちも必死ですわ。
 
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by nugueira | 2005-08-27 02:37 | PRIDE | Comments(1)
 では残り3試合の予想を。去年の方がワンマッチの平均レベルは高いね。まあヒョードルVSミルコがあれば後はどうでもいいか。

中村和裕×-○イゴール・ボブチャンンチン
 リザーブマッチって普通準決勝の後に持ってくるものだと思うんだけど。まあヴェウドゥムVSゼンツォフは危なくて第1試合にもってこれないか。
 カズに頑張ってほしいんだけどなあ。なんか発言を見てると打撃に無駄に自身もっちゃってるから、打ち合いの末に負けそう。これだけ吹かした挙句、開始早々寝技に持ち込んだらたいしたもんだが。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×ローマン・ゼンツォフ
 いやー、連ドラでよくあるよね。無名タレントがレギュラー出演してて何でだろう?と思ったら主役級俳優と所属事務所が同じだった、っていうやつ。
 予想しようにも情報がないので、まずはゼンツォフの戦績をチェック。9勝9敗。目下3連敗中。何かの間違いが起きたとしか思えない。
 まあヴェウドゥムだろうねえ。エリクソン戦見ても、打撃もまあまあ慣れてきてる感じだったし。来年のヘビー級GPのダークホースとして結構楽しみ。

吉田秀彦○-×タンク・アボット
 こういう勝負論の無いカードって吉田の価値観に真っ向から反するはずなんだけど。まあこのところ結果出てないから景気づけには仕方が無いのか。来年のヘビー級GP出るみたいだから、きれいに一本勝ちして会場ワーッ!という展開か。

 PRIDEの記事はやはりアクセスが伸びる。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-27 02:33 | PRIDE | Comments(0)

ミドル級GPの優勝予想

 というわけでヘビー級タイトルマッチの次はGPの優勝の行方を予想。これも4人全員可能性がありそうで悩ましい。

ヴァンダレイ・シウバ○-×ヒカルド・アローナ
 まずはこっちから。「グラップラーじゃ結局シウバを押さえきることはできない。シウバにかつのはストライカー」という持論からするとシウバ勝利なんだけど、1日2試合のため2R制になるのがどう影響するか。スタミナ勝負になればシウバ有利だけど、2Rならアローナが固めこんじゃいそうな気もするんだよなあ。
 でもアローナが押さえ込んでもそこから先の決め手があるとも思えないので、「ポジショニング優位に進めるアローナ、コツコツ打撃でダメージを与えるシウバ。微妙に王者びいきの判定でシウバ」という展開か。いずれにしても消耗戦の可能性が高そうなので、シウバは勝ちあがっても・・・。

マウリシオ・ショーグン×-○アリスター・オーフレイム
 最終結論から言っちゃうと、この試合の勝者が優勝すると思う。ていうかしてほしい。ショーグンがランペイジ・ホジェリオに勝って、アリスターはベウフォート・ボブチャンチンをなで斬りにしてるわけでしょ。厳しい当たりを勝ち上がってきた人間が優勝するのが一番説得力あるもの。
 アリスターが勝つなら短期決着、長引けばショーグンの試合か。ショーグン有利だとは思うが、世間が騒ぐほどシュートボクセ同士の決勝に興味を感じないのでアリスター勝利にしときます。1・2回戦と勝ち上がって欲しい選手をアリスターに潰されてるので、この際お前が優勝してしまえ!という気持ちもあるし。

 で、決勝はアローナ相手に体力を消耗したシウバをアリスターがKOして優勝。そろそろ「絶対王者」が同階級に負ける試合を見たいし、外人相手に2連戦の今回が最大のチャンスだと思うのだがどうだろうか。

 アリスター支持派ってどのぐらいいるんだろう。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-26 01:48 | PRIDE | Comments(2)
 以前の当ブログの記事でも取り上げた、少年マガジンに連載中の『もう、しませんから。』。今週号ではヴァンダレイ・シウバにインタビュー。(題字をシウバに書いてもらうというオマケつき。)
 ヒョードルに続いてシウバ。骨の髄までうらやましい。こんなんなら俺もマンガ家になっとけばよかったよ。毎度軽率な発言が多くて申し訳ない。

 作品中のシウバの発言によると、以前ショーグンがシウバに子犬をプレゼントしたけど後になって「犬代100ドルよこせ」と言ってきたことがきっかけで殴り合いになり、シウバがショーグンをボコボコにしたんだって。ウワッ、下手すりゃGP決勝になりかねないカードをそんな理由で実現させるなんて。作者も書いているが、この人たち「戦いのハードルがものすごく低い」。

 以前「格闘家に技をかけてもらうのが最高のシチュエーション」と書いたけど、シュートボクセ勢の場合「踏みつけ」「サッカーボールキック」っていう方向になっちゃうからなあ。さすがに遠慮しておきたい。

 実は私も広島6区に出馬します。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2005-08-25 01:53 | 雑記 | Comments(0)
 エメリヤーエンコ・ヒョードルVSミルコ・クロコップの大一番がいよいよ間近に。ミルコは5日前には来日するとか言ってたからそろそろ来るころか?

 書かないわけにはいかないと思っていながら全く手をつけていなかった勝敗予想をそろそろ。とはいえ、至高の組み合わせは外野のちゃちな予想を拒否する。いくら考えても、これだ!という結論はなかなか出てこない。これほど予想に悩むのは1回目のノゲイラVSヒョードル以来かも。

 とりあえず展開から考えていくと、ミルコは蹴りは出さないんじゃないのかという気がする。ハイキックKOを期待している方にはいきなり水を差してしまうが。
 際の動きの反応がずば抜けているヒョードル相手に片足の態勢になるのはあまりに危険。ヒョードルはPRIDEデビューのシュルト戦のときも、相手がキックを空振りした後、蹴り足がマットに着く前に胴タックルを決めてるような感じだったし。ミルコもその辺はよく研究しているはずで、ハイキックはおろか、ミドルもうかつに出せないのでは。

 だとすると、どういう展開になるか。組み付こうとするヒョードルと距離を置いてタックルを切りながら、ひたすら細かくパンチを当てていく。ミルコが狙うのはコールマン戦の再現ではないだろうか。スタンドの打ち合いではさすがに分が悪いヒョードル、決定機を作れないまま被弾し続けジリ貧に・・・。

 ずばり、今回の試合は「世界最強のリアル鬼ごっこ」。ヒョードルが組み付いてグラウンドに持ち込むのが先か、ミルコが組ませずに殴り倒すのが先か。
 だけど2分や3分ならともかく、長時間1度もつかまらずに逃げ続けることが果たして可能だろうか。ミルコが勝つなら短期決戦。1回でもつかまえてしまえばいい「鬼」側のヒョードルにとっては、長引けば長引くほど有利になるはず。

 ほとんどの人と同じく、私も心情としてはミルコに勝って欲しい。この2年間のミルコの道のりはまさに格闘大河ドラマ。これで今回ベルトを巻けば、これ以上無理なほどのハッピーエンドだ。ここにきてヒョードルの拳の回復がおもわしくないという好材料も。だけど。ここは、残酷な現実がいやになるぐらい幅をきかせるPRIDEのリング。やっぱりこれまで繰り返されてきた歴史と同じように・・・。

 高田統轄本部長が言っていた「5・1対4・9でヒョードル有利」という予想に、私も乗ろうと思う。

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by nugueira | 2005-08-24 01:05 | PRIDE | Comments(2)