反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

カテゴリ:UFC( 847 )

UFC61

 先ほど主要2試合だけビデオ観戦。

 メインのヘビー級タイトルマッチはティム・シルビアが判定勝利でアンドレイ・アルロフスキーを返り討ち。
 シルビアはパンチ技術がオフェンスもディフェンスも格段に上手くなってた。アルロフスキーは前回のKO負けの記憶もあっただろうし、あれじゃなかなか踏み込めないね。内容的にさほど差があったとは思えないけど、シルビアが圧力かけてたし、アルロフスキーは流血で印象悪かったからまあ妥当なジャッジか。
 因縁の対決はこれでシルビアの2勝1敗。でも次回の対決を見たくなる内容じゃなかったなあ。ヘビー級は今後のカード編成に苦労しそう。

 これまた因縁の対決であるティト・オーティズ対ケン・シャムロックは、テイクダウンからのヒジ連打でティトのTKO勝利。こちらも返り討ちという結果に。
 ストップのタイミングについては意見が分かれるだろうけど、まああそこで引き伸ばしても結果は変わらないだろうなあ。個人的にはグラウンドの危険な体勢で連打が入ったら、「見込み一本」と同じでレフェリーは止めて構わないと思うので、あの判断自体に間違いはなかったのではないかと。客にしてみりゃ消化不良だろうけど。ケンシャムは去年の桜庭戦といい、スッキリしない敗戦が続いてますね。

 今回最大のサプライズはシウバVSリデルの電撃決定(リデルがババルに勝つのが前提だけど)。うわっ、今度はUFCからの引き抜きか!でもよく見たらシウバはPRIDEのTシャツ着てる。アメリカ進出を控えたPRIDEが、起爆剤のためにUFCとの本格交流に踏み切ったということろでしょうね。でも何か、新日との交流戦に活路を見出すしかなくなったUインターと被るなあ・・・。最悪の例えを引き合いに出してしまいましたが。

 8月にババルがポコッと勝ったらどうなるんだろう。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2006-07-12 01:56 | UFC | Comments(2)

ヒューズVSホイス

 UFC60、とりあえずマット・ヒューズVSホイス・グレイシーをビデオ観戦。

 まず結論めいた話から。今回の対戦は、勝負論の観点からは何の意味もない試合だった。だが、このマッチメイクが失敗だったとは思わない。格闘技の世界には時々、勝敗の行方は分かりきっていても、組むこと自体に意義がある試合というものが存在する。今回もそういう試合だった、ということだろう。

 UFC草創期を支えた、というよりもヴァーリ・トゥードというジャンル自体を生み出したホイス。そこから進化を続けた現在の総合格闘技の世界で、ひとつの完成形として君臨するヒューズ。この2人の激突はストーリーとして刺激的であっても、競技としての観点からは王者ヒューズにとってのイージーファイトでしかない。

 試合内容は下馬評どおり。序盤はホイスのリーチの長さに様子を見ていたヒューズだが、あっという間に間合いを詰めると、テイクダウンからサイドポジション。後はホイスに一度も有利な体勢を取らせないまま、アームバー、バックマウント、そして強烈なパウンドの連打。
 かつて金網の中で無敗を誇ったホイスが、何もできずにレフェリーストップの瞬間を迎える。時間の流れは正直で、率直で、そしてあまりにも残酷だった。

 「グレイシー最強説」なんていう寝言を未だに本気で信じているファンはほとんどいやしない。それでもこの日は、格闘技にとっては歴史的な一日になったと思う。金網の中の「伝説」が、総合格闘技のリアルな「現実」によって完膚なきまでに破壊された日として。

 この試合を受けたホイスの勇気に感謝。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2006-05-30 02:15 | UFC | Comments(3)

UFC59

 テレビ観戦の感想を。例によって見たい試合だけつまみ食いですが。

 ヘビー級タイトルマッチはティム・シルビアがアンドレイ・アルロフスキーを逆転KOで破りリベンジに成功。最初にアルロフスキーのパンチでシルビアがガクリと倒れたときはこれで決まったと思ったんだけどなあ。最後の止めるタイミングもなんか微妙。でもスローで見るとアゴに入ってるから仕方ないか。
 主催者的にはファンが感情移入しやすいアメリカ人王者が生まれてくれて一安心だろうね。アルロフスキー、これを機にPRIDEに来ないかなあ。日本はいいぜえ、強ければ国籍関係なく応援してくれるから。

 1年2ヶ月ぶりの復帰戦となるティト・オーティズはスプリット判定でフォレスト・グリフィンに勝利。2R以降は完全にガス欠だったけど、それでもスタンドの攻防を落ち着いて捌いていたのがよかった。まあ両者の経験の差が出ましたね。「TUF」を見ていない身としてはグリフィンに乗れる要素が全くないので、負けてくれて一安心。
 試合後のインタビューでティトは「俺にブーイングをくれて構わない。チケットを買って見に来てくれるならね。」と余裕の発言。周りから求められるキャラクターを期待に背かず演じているな、という感じ。

 個人的に注目していたマーシオ・ペジパーノ・クルーズVSジェフ・モンソンは、この前のヴェウドゥムVSエイネモと同じく、お互いグラウンドを避けた結果低レベルなスタンドの攻防が中心になる最悪の展開。やはり総合でのグラップラー同士の対戦は受難の時代なのか。
 ペジパーノはやはりスタンドの甘さが露呈してしまい判定負け。でも勝ったモンソンも大して見るべきポイントはなかったしなあ。これが事実上の時期挑戦者決定戦では、シルビア政権はしばらく安泰か。

 また客席にマイケル・クラーク・ダンカンがいたよ。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2006-04-18 03:07 | UFC | Comments(4)

UFC59の対戦カード

 バウレビで次のUFCをチェックしようと思ったら載ってない・・・ネット媒体に対する取材拒否のせいか。

 なので代わりにご紹介。まあオフィシャルHP見てもらえば済む話なんですが。

ヘビー級タイトルマッチ
アンドレイ・オルロフスキー VS ティム・シルビア

ティト・オーティズ VS フォレスト・グリフィン

ニック・ディアズ VS ショーン・シャーク

ジェフ・モンソン VS マーシオ・ペジパーノ・クルーズ

デビッド・テレル VS スコット・スミス

カロ・パリジャン VS ニック・トンプソン

ジェイソン・ランバート VS テリー・マーティン

チャゴ・アルベス VS デリック・ノーブル

エヴァン・タナー VS ジャスティン・レイブンズ


 前座の選手は発音これで正しいのかあやふや。

 シルビアはこの前アスエリオに勝って挑戦権を手に入れたんだっけ。1年前は惨敗しているけど、差は縮まってるのかなあ。

 出世頭のグリフィン、遂にティトと対戦。個人的にTUF出身者にあまりいい感情を持っていないので、ティトにボコボコにしてほしい。

 ショーン・シャークのニックネーム欄が「"Muscle Shark"」。以前武士道に出てたとき「筋肉鮫」というキャッチフレーズを見て「適当にも程がある」と思ったんだけど、アメリカでもこう呼ばれてるのね。

 モンソンVSペジパーノ、これ微妙に楽しみ。アブダビ重量級王者VS柔術世界王者ですよ。ペジパーノはこれに勝てばいよいよタイトルマッチのチケット獲得か。

 WOWOWのオンエアーは4月17日(月)22:00からなのでお見逃しなく。なんか本当にバウレビみたいになってきた。

 ヒューズVSホイス、早く見たい。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2006-04-09 01:07 | UFC | Comments(0)

UFC58

 遅ればせながら先ほどビデオ観戦したので感想を。

 メイン以上に注目を集めたBJペン対ジョルジュ・サンピエールの一戦は、2-1の判定でサンピエールが勝利。

 うーん、これBJの勝ちじゃないのか?サンピエールが何回かテイクダウン取って後半は前に出ていたけど、試合をコントロールしていたのはBJでしょう。全体的に受けに回ってしまったのが印象を悪くしたか。このままヒューズ戦まで突っ走って欲しかったので残念。

 それにしてもBJはパンチの当て勘の良さといい、片足タックル取られてもあっさり脇を刺し返すディフェンス技術といい、素晴らしすぎ。PRIDEに来てくれないかな。


 リッチ・フランクリン対デビッド・ロワゾーのミドル級タイトルマッチは、なんか消化不良な内容に。逃げ回ってカメになるだけの相手ならきっちり一本勝ちしないとダメだろう、フランクリンは。グラウンドの攻めが妙にもたついていたのも気になるところ。
 この試合を見る限り「磐石の王者」とは言えなくなってきたけど、UFCミドル級もあまり層が厚くないからなあ。

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by nugueira | 2006-03-12 01:33 | UFC | Comments(6)

UFC55の感想

 先日録画したUFC55をつまみ食い観戦。

 ヘビー級王者のアンドレイ・オルロフスキーは秒殺KOで圧勝。ブエンテロがマットの上に倒れてれば衝撃KOシーンだったんだけど、ちょうどオルロフスキーの上に被さるような体勢になったのでパッと見が「早すぎるレフェリーストップ」になってしまい、客席からブーイングが飛んでいたのは可哀想だった。
 オルロフスキーは強いんだろうけど、今のUFCヘビー級の層の薄さでは何とも言いがたいのも事実。PRIDEで試合してくれないかなあ。ベルト持ってる限り無理だろうけど。

 テレビ番組『ジ・アルティメット・ファイター』から上がってきたUFCイチオシの若手フォレスト・グリフィンはエルビス・シノシックに逆転TKO勝利。これもスローでよく見ると納得なんだけど、どうしても「グリフィン保護」の匂いを感じるのはこちらの色眼鏡か。シノシックの方が打撃のキレがよかったのに。

 ペジパーノの総合デビュー戦。入場時のTシャツに書いてあった「NO GI」の文字に軽く感動。解説陣が「2003年のアブダビ王者なんですよ」という話になったとき、高阪が「でもあの時の決勝は本当はヴェウドゥムの方が勝っていた」というぶち壊し発言をしていたのが最高だった。
 ペジパーノは打撃がだいぶ危なっかしいものの、最後はバックを取って裸締めで一本。締めながらカメラ目線で舌を出すアピールまで披露。カメラ慣れしてる柔術世界王者というのも何かイヤだな。

 ところで、UFCは今回からプレスパスの発行相手を制限するようになり、ネットメディアを含む格闘技専門誌を全て締め出したことが話題になった。(詳細はこちらを参照。)
 商業的成功のためには一般層へのアピールは必要だし、時としてそれが過度の一般層への歩み寄りになることはこの際肯定するけど、それって「マニア層完全締め出し」とイコールなのかね。PRIDEの現在の成功も、コアなファンへのアピールを第一にして興行を重ねてきた結果だと思うんだけど。
 とりあえず個人的には今回のUFCの措置が「息の長いファンになってくれる人は無視して、今のブームに飛びついてくれる人だけ相手にする」としか見えず、それって主催者側は『格闘技』というジャンルに自信なりプライドなりは持っていないということなんですかね?という疑問が拭えないので、思うところをつらつら書いてみました。あんまりきれいにまとまってませんが。

 こうなると日本大会も当分無理か。人気blogランキングへ
 
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by nugueira | 2005-10-15 17:01 | UFC | Comments(0)
 WOWOWでUFC52を観戦。
 「世界最強の40代」ことランディ・クートゥアーのタイトルマッチがメインだったけど、負けちゃったねー、ランディの親父。
 選手による事前予想を含めて下馬評は圧倒的にランディ有利だっただけにこの結果には驚き。解説の高阪も言ってたけど、いつもに比べて動きが悪かった感じがする。いつもの勝ちパターンである、気がつくと相手を金網際に詰めるような圧力が今回は見られなかった。
 でもリデルの戦績もよく見ると、2001年以降は12戦して負けたのは前回のランディ戦とミドル級GPのランペイジ戦だけ。よく考えればベルトを巻いても何ら不思議じゃないのか。UFCライトヘビー級はリデル・ランディ・ティト・ベウフォートの4強の対戦が既に2巡目に突入。マンネリといえばマンネリだけど、4人とも一長一短で、ベルトの奪い合いは面白くなりそう。レナート・ババルあたりは是非この中に割って入って欲しいけどね。次はリデルVSティトか?

 UFC絡みでは残念なニュースも。TOPページでは既に書いたけど、6月の横浜アリーナ大会が延期に。
http://www.boutreview.com/data/news/050604ufc53.html
 PRIDEはラスベガス進出を毎回ぶち上げては延期しているが、UFCも同じような状態になってきた。金網の試合は一度見てみたいんだけどなあ。GCMがやってるD.O.Gに一度行ってみるか。あるいはラスベガスまでUFC見に行っちゃう?でもツアーとかはないだろうし、面倒くさそう。銃とかテロも怖いし。やっぱり日本に来るまで待とう。そうしよう。

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by nugueira | 2005-04-20 23:30 | UFC | Comments(2)