反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

カテゴリ:UFC( 835 )

 UFC204、まずはメインの感想を。

マイケル・ビスピン○-×ダン・ヘンダーソン(判定)
 開始からじりじりと圧力をかけるビスピン。ダンヘンは無駄な手数を出すことなく、大振りな右を繰り出すいつものパターン。ビスピンが細かいパンチを出し続けるが、1ラウンド終盤にダンヘンの右がヒット!ビスピンはダウンしながらもガードの体勢を取るが、ダンヘンは上からエルボー!ビスピンは何とか凌いでラウンド終了のホーン。
 痛いダウンを喫したビスピンだが、動きは落ちることなく2Rも前に出ていくと、ワンツー、ハイを打ち込んでいく。1R以上にビスピンが攻勢で迎えたラウンド終盤、ダンヘンのローブローのアピールをレフェリーが流した後にダンヘンの右がまたもヒット!ダウンしたビスピンはガードポジションでこれ以上の追撃を防ぐ。ダンヘン、やはり追い込まれてからが強い。
 3Rも圧力をかけるビスピン。決定打は出ないがワンツー、ローを次々と打ち込んでいく。ダンヘンはさすがにしんどくなってきたか、手数がガクリと減ってきた。
 4Rに入るとダンヘンは再びペースを上げ、ローやパンチ。逆にビスピンは疲れてきたか。それでもビスピンは前に出てハイキックや関節蹴りを出していく。このラウンドはこれまでで最も微妙だが、圧力と手数でビスピンか?
 5R、ダンヘンも前に出るが、ビスピンは下がりながら右アッパーをヒット。終盤にダンヘンが組み付いてテイクダウンするが、ビスピンは立ち上がる。ダンヘンの浴びせ蹴りが空振りに終わったところで試合終了。

 1、2がダンヘン、3、5がビスピン。4Rがかなり微妙だが…と思いつつジャッジを聴いたが、三者ともビスピンを支持。地元で7年ぶりのリベンジとタイトル防衛に成功した。49-46が一名いたことにツイッター上では不満の声も多くみられたが、2Rは終盤のダウン以外はビスピンが押し続けていたので、ビスピンにつけるジャッジがいるのもギリギリ許容範囲では。

 タイトルマッチが決まった時点では批判も多かったマッチメイクだが、終わってみればそんな声も吹き飛ばすような名勝負に。とにかくダンヘンが凄すぎた。唯一絶対の武器である右を炸裂させ、2度まで「あわや」という場面を作ったのはお見事。逆にビスピンはこのピンチを凌いでダンヘンのガス欠を呼び込んだのが逆転につながった。変な言い方だが、ダンヘンの一発をもらう前提で戦っていたようにも見える。

 試合後のマイクでは既定路線通りこの試合限りでの引退を表明したダンヘン。リングスKOKに始まりPRIDE、ストライクフォースでベルトを獲得し、最後はUFCのベルトに指先がかかるところまでたどり着いてみせた。キャリアの長さ以上に特筆すべきは、そのキャリアを通じて「変わらなかった」こと。高阪が雑誌の記事で「ダンヘンの戦い方はガンガン前に出て右。それだけです」と解説していたのはもう7~8年前だったはずだが、そのスタイルを貫いたまま今回も5Rを戦い抜いてみせた。キャリア終盤の明らかな打たれ弱さは見ていて危険を感じるレベルであり、引退の決断はもう少し早くても良かったのではないかというのが正直なところだが、とにもかくにも「鉄人」という表現がこれ以上ないほどしっくりくるMMA人生だった。

 ダンヘンがマイクで話していたコメントの中に「歳の割にオレ、頑張っただろう?」という発言があったが、頑張りすぎだよ。今はとにかくゆっくり身体を休めてください。本当に、本当にお疲れ様。そしてありがとうございました。

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by nugueira | 2016-10-09 22:13 | UFC | Comments(0)

UFC204の予想

 日本時間9日のUFCの予想。北米時間に合わせるので現地時間ではオールナイト興業。イギリスのファンも大変ね。

ステファン・シュトルーフ○-×ダニエル・オミランチェク
 心臓疾患で長期欠場になった際はもう駄目かと思ったが、復帰後はそれなりに白星を重ねているシュトルーフ。オミランチェクもノンランカー相手とはいえ3連勝中なので油断はできなさそう。

オヴァンス・サンプレー○-×ジミ・マヌワ
 ライトヘビー級中堅グループ対決。サンプレーの方が引き出しの多さで上回りそう。

ヴィトー・ベウフォート×-○ゲガール・ムサシ
 ベウフォートも辞め時を見失っちゃってる感じがする。ムサシはさっさとボコボコにしてタイトル戦線に浮上してほしい。

マイケル・ビスピン○-×ダン・ヘンダーソン
 ビスピンがベルトを奪取した経緯も相当劇的…というか「こんなのアリ?」という流れだったが、初防衛戦の相手がなぜかダンヘン。これはさすがに世界最高峰の団体のタイトルマッチとは言い難い。
 ここ何年かはダメージの蓄積が顕著になっているダンヘン。さらにこの試合での引退を示唆しており、ここで勝たれても後の展開がグダグダになるのが目に見えている。さすがにビスピンに勝ってほしいしその確率が高いとは思うが、それでも「ひょっとしたら」という思えてしまうのがダンヘンの強さというか怖さ。振り返ればPRIDE時代からダンヘンの持病である「時々思い出したように強くなる症候群」に度胆をぬかされ続けてきたのだが、最後の最後で大仕事を…という可能性はやっぱりゼロではない。

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by nugueira | 2016-10-06 23:29 | UFC | Comments(0)

UFN96の感想

中村K太郎×-○エリゼウ・カポエイラ(判定)
 いきなりカポエイラがハイキックを出すが、浅くもらいながらもタックルにいった中村がテイクダウン。立ち上がりかけるカポエイラのバックを奪いチョークを狙いながらパウンド。カポエイラに立ち上がる暇を与えない。終盤にようやく立ち上がったカポエイラがパンチで反撃。
 2R、パンチの回転力で上回るのはカポエイラだが、中村もテンカオやパンチを入れている。テンカオにタックル合わせ中村がまたもテイクダウン。バックを奪いパウンドを入れていくが、このラウンドもラスト1分で立ち上がったカポエイラがパンチで反撃して終了。
 3R序盤はカポエイラがスタンドで攻勢。中村が胴タックルからテイクダウンするが攻め切れず、立ち上がったカポエイラが逆にバックを奪うとジャーマン。さらに肩固めをしながらバックマウントを奪う。中村がさらにバックを取り返し目まぐるしい展開となるが、脱出したカポエイラがバックからパウンドを入れ試合終了。
 スタンドの攻勢が評価され、ジャッジ三者とも29-28でカポエイラ。中村は各ラウンドともテイクダウンを奪って見せ場は作ったが、そこから極めきれなかった。勝てない試合ではなかったのであまりにもったいない敗戦。

ウィル・ブルックス×-○アレックス・オリヴェイラ(3R TKO)
 ブルックスが組み付くが、逆にオリヴェイラがケージへ押し込む。計量オーバーの相手ではやはり体重差がきついか。それでもブルックスが抱え上げるようにテイクダウンするが、有効な攻めはできず立たれる。再度タックルに行くブルックスにオリヴェイラがギロチン。これは極まらず。
 2R、ブルックスがタックルから足払いでテイクダウン。マウントを奪いパウンド。立ち上がるオリヴェイラにおぶさりながらパンチとチョーク狙いで攻めていく。振り切ったオリヴェイラがタックルからテイクダウンを奪い返すが、ブルックスがジャーマンから再びテイクダウン、さらに再びおぶさりながらチョークを狙う。
 流れはブルックスに傾いたかと思えたが、3R早々ブルックスのローにオリヴェイラの右がヒット!尻餅をついたブルックスにオリヴェイラは組み付きテイクダウンを奪いパウンドを入れる。立ち上がりかけたブルックスを再度テイクダウンすると、片腕をヒザで固定しながらパウンド、ヒジ、鉄槌連打!レフェリー止めた!
 ベラトール王者はUFCで苦戦という流れをブルックスも覆せず。しかし体重オーバーの相手にこういう展開でまけたのはあまりに可哀想。

ジョン・リネカー○-×ジョン・ドッドソン(判定)
 1R、両者ローの蹴り合いからスタート。圧力をかけるリネカーにドッドソンはカウンター狙い。リネカーがミドル、さらにボディから返しのフック。終盤にドッドソンがリネカーを投げ飛ばすが、深追いはしない。
 2Rも圧力をかけるのはリネカー。しかしドッドソンのフットワークを追いきれない。リネカーは足を止めてドッドソンを挑発。リネカーのボディから左右のフックがドッドソンを捉えるが、ドッドソンもパンチを入れ返す。
 3R、リネカーがボディから左右フックを7~8発ノンストップ連打。ドッドソンは動きは落ちていないが、入り際にパンチを合わされ少しやりづらいか。4Rもフットワークで動き回るドッドソンだが、リネカーの圧力も弱まらない。ドッドソンをケージ際に詰め左右のボディ連打。ボディを打たれドッドソンやや苦しそう。
 5Rはさすがにリネカーの手数減るが、それでも圧力をかけボディショット。残り1分でドッドソンがタックルからバックを奪いおぶさるが、逆転にはつなげられず。
 判定は三者48-47のスプリットでリネカー。最近のダメージ重視のジャッジからするとリネカーのボディショットが評価されると思っていたので、スプリットになったのはやや意外。リネカーは0.5ポンドの体重超過でミソはつけたが、ドッドソン相手にこの展開で勝ったのは大きい。タイトル戦線が視野に入ってきたか。
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by nugueira | 2016-10-02 23:33 | UFC | Comments(0)

UFC Fight Night 96の予想

 明日のUFNの予想を。

中村K太郎○ー×エリゼウ・カポエイラ
 K太郎が今年3戦目。日本人でここまでハイペースで試合をこなすのは珍しいが、なぜK太郎?とはいえ前回の試合では打撃で劣勢になることなく最後はしっかり一本。今回も勝ってステップアップにつなげられるか。

ウィル・ブルックス○ー×アレックス・オリヴェイラ
 元ベラトール王者ブルックスのUFC2戦目。内容の伴う勝利で上位陣との対戦につなげたいが、相手のオリヴェイラが元々ウェルター級かつ今回派手に計量オーバーをやらかしているのが心配。

ジョン・リネカー○ー×ジョン・ドッドソン
 メインは元フライ級という点も共通するバンタム級ランカー対決。総合力ではドッドソン優位だと思うが、リネカーの派手なKOに期待。計量は0.5ポンドオーバーなのでこれで特段優位になったわけではなさそうだけど。

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by nugueira | 2016-10-01 17:15 | UFC | Comments(0)

UFC Fight Night 95の予想

 日本時間25日のブラジル大会の予想を。

エリック・シウバ○ー×ルアン・チャガス
 ポテンシャルの高さは感じさせつつも勝ったり負けたりのエリシウ。気づけば2連敗。さすがに見たことない選手を相手にする今回は踏みとどまると信じたいが。

ハニ・ヤヒーラ○ー×田中路教
 日本人選手にとって鬼門のブラジル大会に田中が挑む。相手はしぶとく連勝を重ねているヤヒーラ。トップポジションからパウンドで削る展開に持ち込めば勝てない相手ではないはずだが、やはりアウェーなのが気になるところ。ヤヒーラ判定勝利と予想。

チアゴ・サントス○ー×エリック・スピスリー
 UFC200でムサシに完敗したサントスが再起戦。相手は無名選手なのでチューンナップ・ファイトという感じか?

ロイ・ネルソン○ー×アントニオ・シウバ
 ともにここ5戦で1勝4敗。とはいえペザォンは打たれ弱さが顕著になっている負け方ばかりで、今回も打撃戦になったら厳しそう。ここでKOされたらさすがに引退勧告か。

ヘナン・バラォン○ー×フィリップ・ノヴァー
 バラォンのフェザー級2戦目。前回はフィジカル差が顕著で、いいところなく完敗。今回はさすがに…と思いたいが。

クリス・サイボーグ○ー×リナ・ランズバーグ
 メインはサイボーグのUFC第2戦。前回の試合は久しぶりに「格闘技の名を借りた暴力」を見ちゃったという感じで、今回も圧倒的な勝ち方をしそう。バンタム級に落としてくれないのでタイトル戦線の面から楽しめないのが難点だが。

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by nugueira | 2016-09-22 11:04 | UFC | Comments(0)

UFN94の感想

 ボクシングの裏でつまみぐい視聴。KO・一本の多い当たり興業だった。

チャス・スケリー○ー×真騎士(1R ダースチョーク)
 開始と同時に跳び蹴りで吹き飛ばされる真騎士。タックルで凌ごうとしたところをダースチョークに捕えられ一本!交通事故的な要素も多分にある負け方ではあるけど、そろそろリリースがチラついてくるか。もとからフェザー級は選手があぶれ気味だし。

ユライア・ホール×ー○デレク・ブランソン(1R KO)
 突っ込んでいくホール組み付くブランソン。ケージ際での組み合いが続いた後、離れてスタンドへ。ブランソンがタックルのフェイントを混ぜつつ放った左フックがヒット!ホールが崩れ落ちブランソンのKO勝利。今になってみるとホールがムサシに勝ったのはいったい何だったのか…。

ダスティン・ポイエー×ー○マイケル・ジョンソン(1R KO)
 ジョンソンがキレのあるパンチ連打。押され気味の展開だったポイエーが踏み込んで連打を繰り出すが、アッパーの打ち終わりにジョンソンが右から返しの左フックを叩き込みポイエーがダウン!追撃のパウンドを入れたところでレフェリーがストップ。
 ポイエーはライト級の転向が4でストップ。このところ精彩を欠いていたジョンソンだが、今回は序盤からパンチがよく出ていた。

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by nugueira | 2016-09-19 10:07 | UFC | Comments(0)

UFC Fight Night 94の予想

 日本時間18日のUFNの予想を。えらいへんぴな場所で開催するらしいが、それに応じたのか地味目のカード。

ガブリエル・ベニテス×-○サム・シシリア
 シシリアは昨年の韓国大会でドゥホに敗れて以来の試合。出入りの激しい戦績だが、今回は明らかな格下なのできっちり勝ちそう。

ユライア・ホール×-○デレク・ブランソン
 ホールは昨年のシドニー大会以来。前回は雑な戦いでムサシに勝った貯金を早くもチャラにした感じ。3連続KO中のブランソン相手はちとキツいか。

ダスティン・ポイエー○-×マイケル・ジョンソン
 うーん、これがメインになっちゃうか。ライト級に戻ってから4連勝中のポイエーと、2連敗中のジョンソン。勢いの差がそのまま結果に出そう。

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by nugueira | 2016-09-15 23:17 | UFC | Comments(0)

UFC203の感想

 遂にDAZNと契約。画質はさておき、時々画面が固まるのが何とかならないか。ファイトパスでPPV申し込むよりは安上がりなので続けるつもりだけど。

ジェシカ・アンドラジ○-×ジョアン・カルダーウッド(1R ギロチンチョーク)
 カルダーウッドは前蹴り。アンドラージがパンチから組んでのヒザ、さらに引っこ抜いてテイクダウン。カルダーウッドが三角に行くが、アンドラージはリフトしてマットに叩き付ける。パウンドで削り続けたアンドラジが、最後はカルダーウッドの立ち上がり際にギロチンを極めて一本。パワープレーで押しきった。

ユライア・フェイバー×-○ジミー・リベラ(判定)
 ジリジリ圧力をかけるのはユライア。タックルに行くがリベラが左を返す。ユライアはプレッシャーはかけるが目立った攻撃は出せずに1R終了。
 2Rに入るとリベラが徐々にペースを上げ、手数を増やす。左右のパンチが浅くユライアを捉え、さらにローをもらったユライアが度々バランスを崩して転倒後がないユライアだが3Rも流れは変えられず、前蹴りに合わせられ左右のパンチを被弾。三者フルマークでリベラが完勝。
 クルーズに敗れベルト返り咲きは事実上絶望的になったユライアだが、遂にノンタイトル戦で格下に敗戦。いよいよ進退の話が出てきてもおかしくなくなってきた。

CMパンク×-○ミッキー・ガル(1R チョークスリーパー)
 開始と同時に突っ込むパンクに、ガルがどんぴしゃのタックルでテイクダウン。ヒジとパウンドを落とし続け、サイドへ。さらにマウントを奪うと、最後はバックマウントからパウンドで削りチョークで一本。
 まあ練習歴1年半の37歳がいきなりオクタゴンに入るとこうなるんだろうなあ、という試合内容。WWE時代のパンクの映像を一度も見ていないので正直試合前からピンと来なかったのだが、この後はどう使っていくんだろうか。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×トラヴィス・ブラウン(判定)
 開始と同時にヴェウドゥムの跳び蹴りがブラウンの顔面にヒット!この後もヴェウドゥムは浴びせ蹴り、さらにレフェリーに何かアピールしているブラウンにパンチを入れるなどやりたい放題。ラウンド終盤にはヴェウドゥムの右ストレートがヒットしブラウンがダウン!ヴェウドゥムはパウンド、さらにチョークにいくが時間が足りない。
 2R以降もヴェウドゥムはテイクダウンこそ奪えないものの、ミドルやワンツーを着実に叩き込み優勢。3R終盤にはローからワンツー、組んでのヒザでラッシュ。雑な動きも多かったが完勝。
 試合終了後のブラウン陣営との乱闘騒ぎも含めて、ヴェウドゥムは情緒不安定な感じ。タイトル再挑戦はもう少し先になるか。

スタイプ・ミオシッチ○-×アリスター・オーフレイム(1R KO)
 距離を取りながら様子をみるアリスター。アリスターの左がいきなり入りミオシッチがダウン!さらにギロチンに捕らえるアリスターだが、ここはミオシッチが脱出。再開後もアリスターは背中を見せつつ距離をキープしながら、飛び込んでの左をたびたびヒット。ダウンのダメージか足元がおぼつかなかったミオシッチだが、徐々に圧力を強めるとタックルから押し倒すようにテイクダウン。ガード越しにパウンドを連打すると、これがアリスターの顔面にクリーンヒット!アリスターが失神し、ミオシッチが逆転勝利で初防衛に成功。
 アリスターはダウンの後に殴り続けた方が良かったと思うが、あそこでギロチンに行くのはかつての必勝パターンだからなあ。一世一代のチャンスを逃したのはあまりに痛かった。きょうび、あそこまで綺麗なガード越しのパウンドアウトもなかなか見れませんな。

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by nugueira | 2016-09-11 14:55 | UFC | Comments(4)

UFC203の予想

 今回からいよいよDAZNと契約予定。とはいえナンバーシリーズにしては地味なラインナップ。CMパンクのデビュー戦はさすがに判断材料がなさすぎるので予想パスします。

ユライア・フェイバー○-×ジミー・リベラ
 6月にタイトルマッチをフルラウンド戦ったばかりのフェイバーが早くも復帰戦。ベルトに手が届かないままキャリアを終えるのはほぼ確定的なわけで、今後のモチベーション維持ができるのかが不安材料。今回はさすがにクリアするだろうが、今後格下に取りこぼすようになると厳しい。

ファブリシオ・ヴェウドゥム○-×トラヴィス・ブラウン
 こちらも元ヘビー級王者ヴェウドゥムの復帰戦。ブラウンは一度勝っている相手だし、ミオシッチ戦のように無謀な打撃戦にいかなければそれほど危険ではないか。

スタイペ・ミオシッチ○-×アリスター・オーフレイム
 メインはヘビー級タイトルマッチ。ドーピング検査陽性からの連敗で落ちるところまで落ちたアリスターが、4連勝で遂にタイトルマッチまで到達。ここ最近はガムシャラに攻めてガス欠というパターンに陥らず、ペース配分しながらの戦い方を心得ている。とはいえ一方でかつての破壊力が鳴りを潜めているのも確か。ボクシング技術に勝るミオシッチがKOしそう。とはいえ最近のUFCはスタンドでの一撃による王座交代が相次いでいるし、ましてやヘビー級。「いやーまさかアリスターはないでしょ」と思っている時ほど、その「まさか」が起きたりするんだろうか。

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by nugueira | 2016-09-06 23:18 | UFC | Comments(0)

UFN93の感想

ライアン・ベイダー○-×イリル・ラティフィ(2R KO)
 ベイダーが圧力をかけながらハイ、ミドルを繰り出し、ラティフィのタックルは切る。クリーンヒットはないがベイダーのペースか、と思った残り30秒でラティフィの右フックがヒットしベイダーダウン!だがラティフィはこれ以上の追撃には入れず。
 2Rもラティフィの右がかすめ、さらにベイダーのタックルを切ってバックを奪う。まさかの劣勢に追い込まれるベイダーだが、組み付いてから離れ際のエルボーで反撃すると、パンチのフェイントからラティフィが頭を下げたところに右ヒザ!ラティフィは一撃で大の字に倒れ、追撃の必要もないKO劇でベイダーが勝利。

アレクサンダー・グスタフソン○-×ヤン・ブラホヴィッチ(判定)
 グスタフソをはジャブから打ちおろしの右。ブラコヴィッツもパンチで反撃。ブラコヴィッツが前進しながらパンチ連打を繰り出すが、グスタフソンが外掛けからテイクダウンを奪うとエルボーで削っていく。
 2Rも近距離でパンチが交錯するが、グスタフソンがまたもテイクダウン。ブラコヴィッツは背中をマットにつけ、エルボーをもらい続けて2ラウンドを終える。3Rもグスタフソンは右ストレートやアッパーをヒットさせた後、テイクダウンからエルボーという再生映像のような展開。快勝というほどではないが、グスタフソンがブラコヴィッツを寄せ付けず再起戦を勝利。

アンドレイ・アルロフスキー×-○ジョシュ・バーネット(3R 裸絞め)
 1R早々アルロフスキーのパンチが入りジョシュがヒザを着くが、ジョシュの反撃をもらったアルロフスキーもヒザを着く。開始30秒で両者打たれ弱さを露呈するすごい展開。ジョシュがケージへ押し込むがアルロフスキーが外掛けからテイクダウン。さらにスタンドでアルロフスキーがパンチ連打。このラウンドは取ったか。
 2Rは両者身体を入れ替えながら互いにケージへ押し込む。ジョシュはボディへのパンチ。アルロフスキーがまたも外掛けからテイクダウンに行くが、ジョシュがマウントを奪取。パウンド連打でアルロフスキーを追い込む。
 劣勢のアルロフスキーだが、3Rは再びパンチで攻勢。指が目に入ったかジョシュが背中を向けてしまい、アルロフスキーがラッシュに行くが何とか凌ぐ。アルロフスキーにバックを取られるジョシュだが、かつての桜庭-ヘンゾ戦のようなムーブでキムラを取りながら上になる。しばらく腕を狙い続けたジョシュだが、そこからマウントに移行するとパウンド。最後は亀になったアルロフスキーにチョークを極めて一本勝ち。
 シーソーゲームの面白い展開だったが、両者の粗さも出た試合。勝ったジョシュも今後上位陣との対戦は厳しいかなあ、と思わせる内容だった。腹も若干ダブついている感じだったし。

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by nugueira | 2016-09-04 23:56 | UFC | Comments(0)