反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

カテゴリ:UFC( 854 )

UFC on FOXの感想

アンドレイ・アルロフスキー×-○フランシス・ガヌー(1R KO)
 両者スタンドで距離の測り合い。アルロフスキーが踏み込んでパンチを出したところに、ガヌーが左から返しの右をヒット!ダウンしたアルロフスキーに追撃を入れてレフェリーストップ!
 アルロフスキーの打たれ弱さを割り引く必要はあるが、ガヌーは中堅ランカーの元王者相手にインパクト十分の勝利。いよいよトップグループとの対戦が見えてきた。

ドナルド・セラーニ×-○ホルヘ・マスヴィダル(2R TKO)
 セローニがパンチからロー、ミドルで攻める。しかしマスヴィダルのパンチもけっこうセローニの顔面を捉え、ラウンド終盤はセローニの蹴り足をマスヴィダルがキャッチする場面が増える。終了間際、セローニのミドルをつかんだマスヴィダルがワンツーを入れセローニダウン!マスヴィダルがパウンドを入れるが、セローニはラウンド終了のホーンに救われる。
 2Rもダメージの残るセローニにマスヴィダルがパンチと組んでのヒザで攻め続けると、またもミドルをつかんでからのワンツーでダウンを奪取!最後はケージ際でマスヴィダルがセローニを滅多打ちにしたところでレフェリー止めた!
 ウェルター級で快進撃を続けていたセローニがここでつまづくとは完全に予想外。日本でも残業時間の法規制が議論されている昨今、これはやはり働きすぎはよくないという文脈で捉えるべき事例か(そうなの?)。

ヴァレンティーナ・シェフチェンコ○-×ジュリアナ・ペーニャ(2R 腕十字)
 開始早々ペーニャが組み付き、ケージへ押し込んでいく。ペーニャがヒザ蹴りにいったタイミングでシェフチェンコがテイクダウン。すぐ立ち上がるペーニャだが同じ展開から再びテイクダウンすると、シェフチェンコがパウンド。ガードに戻したペーニャは終了間際に下から腕十字にいくが、シェフチェンコが堪えてラウンド終了。
 2Rもペーニャが組み付きケージへ押し込む展開。シェフチェンコはテイクダウンを一度は堪えるが、なおもしつこく組み付いていったペーニャがテイクダウン。ペーニャがパウンドを落とすが、シェフチェンコが下から腕十字を極め一本勝ち!
 シェフチェンコがこの展開で勝つとは思っていなかった。もともとムエタイ出身の選手じゃなかったっけ?ペーニャはヌネス相手にこの戦い方で勝てるかなあ…という気もしたので、打撃でも渡りあえるはずのシェフチェンコの方が面白い試合になってくれそう。

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by nugueira | 2017-01-30 22:47 | UFC | Comments(0)

UFC on Foxの予想

 日本時間29日のUFCの予想。

ハファエル・アスンサオ×-○アルジャメイン・スターリング
 昨年ディラショーに敗れ連勝ストップしたアスンサオ。スターリングも昨年は1試合のみでキャラウェイに敗れている。スターリングの若さに期待しておくか。

ネイト・マーコート×-○サム・アルヴィー
 最近連敗はしていないが勝っても負けてもKOで出入りの激しい試合をしている印象のマーコート。対するアルヴィーは3連勝中。マーコートはやはり打たれ弱さが不安。

アンドレイ・アルロフスキー×-○フランシス・ガヌー
 「カメルーンを脱出するため内陸部から港町まで徒歩で踏破した」というエピソードが格闘技ファンのハートを鷲づかみにするガヌー。ここでアルロフスキーを粉砕して一気に上位陣に食い込んでほしい。

ドナルド・セローニ○-×ホルヘ・マスヴィダル
 昨年はウェルター転向で4戦4勝を挙げたセローニが2ヶ月連続の出陣。これが電通だったら労基署の監査が入ってますよ。マスヴィダルもライト級からの階級アップ組なので、セローニが普通に圧倒しそう。

ヴァレンティーナ・シェフチェンコ○-×ジュリアナ・ペナ
 メインは女子バンタム級の次期挑戦者決定戦。シェフチェンコはホルム戦の勝利で強烈な印象を残したが、グラップラー相手ではどうなのか。とはいえ5Rマッチを経験しているのもプラスに働きそう。ヌネスと対戦したら返り討ちになりそうな気もするが。

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by nugueira | 2017-01-23 23:03 | UFC | Comments(0)

UFN103の感想

ジョー・ローゾン○-×マルティン・ヘルド(判定)
 パンチを打ち込んだローゾンがヘルドのタックルを堪えながらヒジ。崩れ落ちたヘルドに腕十字を狙うがここは逃げられる。ヘルドがタックルからテイクダウンし上をキープするが、ローゾン立ち上がる。バックブローを空振りして倒れたヘルドにローゾンがパウンド。
 2Rはタックルに来たヘルドをローゾンがギロチンに捕らえるが、ヘルドは一回転しながら上を奪うと、バックをキープ。立ち上がったローゾンにヘルドが再度ダブルレッグからテイクダウンするが、ローゾンは下から腕十字。めまぐるしく攻防が入れ替わる。
 3Rはローゾンが前に出ながらパンチを入れるが、ヘルドが繰り返しテイクダウン。しかしそこから先の攻めがなく試合終了。
 2・3Rとも微妙な内容だったが、判定はスプリットでローゾン。ヘルドはテイクダウンの後に有効な攻めがなかったので、納得できる範囲のジャッジ。俺採点では3Rがローゾンだけど、ジャッジは2Rをローゾンにつけていたのね。

ヤイール・ロドリゲス○-×BJ.ペン(2R KO)
 並ぶと身長差が目立つ両者。ロドリゲスがバックスピンキックを狙ったところにペンが組み付くがテイクダウンは取れない。ロドリゲスがガードをすり抜けるように左ハイをヒット。ペンは効いた様子。ロドリゲスはこの後もハイ、バックスピンキック、一回転してのハイキックを次々にヒット。
 打つ手がない様子のペンに2R開始早々、ロドリゲスの前蹴りがヒット!ダウンしたペンにロドリゲスがパウンドを落とし続けレフェリーストップ。
 一般論として何かに挑戦する姿勢は尊いことだとは思うのだが、無策にしか見えないまま蹴られ続けるペンの姿は痛々しかった。残念だが、ペンはオクタゴンに戻ってくるべきではなかった。

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by nugueira | 2017-01-16 23:19 | UFC | Comments(0)

UFN103の予想

 日本時間16日月曜日開催のUFCの予想。まあ薄目のカードなので結果を知ってもさほど勿体なくはないけど。

ジョー・ローゾン○-×マルチン・ヘルド
 相変わらず白星と黒星を交互に続けているローゾンだが、一時期心配された打たれ弱さは最近見られなくなったか。相手のレベル的にも連敗は避けたい。

ヤイール・ロドリゲス○-×BJ.ペン
 メインはペンの復帰戦。なんだろう、RIZINに刺激されてレジェンド路線を模索しだしたか?(実際はけっこう前から復帰予定だったけど。)
 相手のロドリゲスはUFC5連勝中。派手なKOを見せている一方で粗い部分もなくはないイメージだが、とりあえずコンスタントに試合して勝ち続けてる現役ファイターをペンが今さらどうこうできるとは思えない。

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by nugueira | 2017-01-11 23:59 | UFC | Comments(0)

UFC207の感想

 メイン以外の感想を。ちなみにナンバーシリーズは2月11日までないので、ファイトパスを契約している方はDAZNは一旦解約した方がお得かと思われます。

ジョニー・ヘンドリックス×-○ニール・マグニー(判定)
 パンチからタックルに行くジョニヘンに、マグニーはミドル。ジョニヘンが再度パンチから押し込んでテイクダウンを奪う。ジョニヘンがパウンドを入れるが、マグニーは三角に捕えながらヒジで反撃。
 2Rはジョニヘンがバックを取りテイクダウン。立ち上がるマグニーだがジョニヘンはしつこくタックルを続け再びテイクダウン。そのままトップをキープし続け終了。久々にジョニヘンらしい攻めが見られたか。
 3R、マグニーは距離を取って打撃で攻勢。ジョニヘンのタックルを切る。それでもジョニヘンはしつこく押し込んでテイクダウン。だがマグニーが再び三角から肘で反撃。
 ジョニヘンに決定打がなかった一方でマグニーも下になる時間帯が長かったが、判定は三者ともマグニー。ジョニヘンは計量オーバーもやらかしているし、次からはミドル級に上げるしかなさそう。

キム・ドンヒョン○-×タレック・サフィジーヌ(判定)
 1R、サフィジーヌが足払いからテイクダウン。ドンヒョンが払い腰で投げるがバックをキープされる。スタンドの展開でパンチの応酬となるが、サフィジーヌが的確に当てているか。ドンヒョンは空振りが多く息が上がっている。
 2R、サフィジーヌの右がヒット。さらにヒジ、ヒザで攻勢。ドンヒョンも前に出ながらパンチを入れるが有効打の数はサフィジーヌが上回っているか。
 3R、後のないドンヒョンがラッシュを仕掛ける。これを凌いだサッフィジーヌはパンチとヒザで反撃。ドンヒョンがシングルからテイクダウンするがサフィジーヌはすぐ立ち上がる。終了間際にドンヒョンがバックを奪うがここで時間切れ。
 判定は問題なくサフィジーヌだろう…と思ったらスプリットでドンヒョン。上回っていたのは積極性だけなので、理解に苦しむジャッジ。

TJ.ディラショー○-×ジョン・リネカー(判定)
 リネカーがディラショーの蹴り足をつかみテイクダウンするが、ディラショーはすぐ立ち上がる。右を狙うリネカーに、ディラショーはタックルからテイクダウンし、上をキープ。ラウンド終盤にはリネカーの左が浅くヒット。
 2R、前に出るリネカーにディラショーはまたもタックルからテイクダウン。リネカーが一度は立ち上がるが、ディラショーが再度タックルからテイクダウン。この後はリネカーを立たせず、ハーフガード越しにヒジとパウンドを入れる。リネカーは足関節を狙うが打たれっぱなしになり、かなり削られてしまった。
 3Rもディラショーがリネカーのパンチをかいくぐりタックルからテイクダウン。パウンドを入れ続け、足関節まで繰り出す余裕を見せる。終盤にリネカーのボディが入りディラショーが苦しそうな表情を見せたが、時すでに遅し。隙のない試合運びを見せたディラショーが完勝。これで次期挑戦権確定か。

ドミニク・クルーズ×-○コディ・ガーブランド(判定)
 クルーズの入り際にガーブランドがパンチを合わせる。クルーズはやりにくいか。クルーズがタックルからテイクダウンするが、ガーブランドはすぐ立ち上がる。終盤にガーブランドもタックルからテイクダウンを奪い返す。
 2R、クルーズはローからのコンビネーションで攻めるが、ガーブランドが入り際にカウンターの左をたびたびヒット。クルーズは懐に飛び込みにくくなる。終盤にクルーズがタックルからテイクダウンするが深追いはしない。
 3R、ガーブランドの右がヒット。クルーズは右目から出血。この後もガーブランドは右を繰り返しヒットさせ、さらにクルーズを挑発する。クルーズは圧力はかけるが有効打が出ない、いつになく苦しい展開。
 迎えた4R、打ち合いからガーブランドの右が入りクルーズがダウン!立ち上がるクルーズだがダメージの色が濃い。無理に攻めにいかないガーブランドだが、終盤に左のパンチでまたもダウンを奪う。
 5Rは後のないクルーズが左右のパンチを振るい跳びヒザも出すが、ガーブランドは落ち着いて対処。サーキットトレーニングのようなパフォーマンスを交えながら完全に逃げきりモードで試合終了。ジャッジ三者ともガーブランドを支持し、アルファメールがバンタム級のベルトを奪還。
 クルーズがベルトを失うとすれば怪我の再発ぐらいしかないと思っていたのだが、完璧に攻略してみせる選手がこんなに早く現れるとは…。ガーブランドはこれまでの試合もボクシング技術でKOを重ねており、いわゆる正統派の部類に属する選手という印象だったのだが、クルーズの変則ステップに完璧に対応し、ダウンまで奪ってみせた。各階級とも大荒れになった2016年のUFC、最後もただでは終わってくれなかった。

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by nugueira | 2017-01-03 22:15 | UFC | Comments(5)
 あけましておめでとうございます。

 大晦日はUFC・RIZIN・ボクシングと興業目白押しで、観戦記は少しずつ消化していこうと思います(そうこう言っているうちに1.4東京ドームの日を迎えちゃうんだけど)。
 まずは大晦日の試合の中で真っ先に触れなければいけない、UFCのメインから。

アマンダ・ヌネス○-×ロンダ・ラウジー(1R KO)
 以前と変わらぬ殺気に満ちた表情で入ってきたロンダ。グローブタッチをすることなく試合開始。
 前に出るロンダにいきなりヌネスのワンツーがヒット!効かされたロンダは組み付こうとするが難なく振りほどかれ、なおもヌネスの連打をもらう。早くも棒立ちになっているロンダの顔面にまたもヌネスのパンチ。ケージ際に後退したロンダにヌネスがコンパクトな連打を叩き込んだところで、さすがのハーブ・ディーンもストップ。わずか48秒で女王の復帰戦は終わった。

 技術論的な話で言えば、ロンダはホルム戦の反省を活かすことなく打撃スキルで上回る相手に突っ込んでしまい、技術の上積みは何ら見られなかった。とはいえ正直な話、今回ロンダがスタイルチェンジした姿を見せてくれることを、果たしてどれほどの人間が期待していただろうか?自分はロンダ勝利を予想していたが、イメージとしては復帰前のロンダと同様、圧倒的な圧力から相手を殴り、投げ、極める姿しか思い浮かべていなかった。これはもはや予想ではなく、それが「オクタゴンの女王」である彼女にふさわしい姿のはずだから、という願望でしかなかったのかもしれないが。

 だがロンダ不在の間も進化し続ける女子MMAに、もはやそんな願望がもぐりこむ隙間は存在しなかった。UFC女子部門のスタート当初、この日のヌネスのようなシャープなパンチを連打できる女子選手がいただろうか?ロンダの存在によって生まれ、ロンダによって切り開かれたオクタゴンの女子MMAは、最後はその生みの親がオクタゴンに居座ることを許してくれなかったのだ。
 ロンダのこの1年強のブランクは怪我によるものではなかったが、それでも彼女はストライカー対策に向け新たな技術を磨く道を選ばなかった、あるいは選べなかった。彼女自身にとって今回のタイトルマッチは、今まで通りの自分がオクタゴンに君臨できるかどうかを試す、そしておそらくはできないであろうことを確認するための儀式であり、この日かつての女王は自らが選んだ儀式に殉じてみせた…という見方はあまりに情緒的に過ぎるだろうか。

 2016年のUFC最後の試合は、一つの時代の終焉を全てのファンに知らしめることになった。ロンダの去就は明らかではないが、ここからのカムバックを彼女に強いる意味はあるだろうか。確かにオクタゴンの中にロンダの居場所はなくなったが、彼女の功績は何ら色あせることはない(できることなら、最後は気高き敗者としてインタビューを受けてほしかったが)。何度となく我々の魂を揺さぶってくれた彼女の激闘に、今はただ感謝の念を捧げたい。

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by nugueira | 2017-01-01 15:32 | UFC | Comments(2)

UFC207の予想

 日本時間大晦日のUFCの予想を。

ティム・ミーンズ○-×アレックス・オリヴェイラ
 ここ3年間で7勝2敗の成績を残しているミーンズ。前回計量オーバーの挙句にブルックスに勝ってしまったオリヴェイラを成敗してもらいたい。

キム・ドンヒョン○-×タレック・サフィジーヌ
 1年ぶりの試合となるドンヒョン。前回の試合も格下との試合だったので上位陣との対戦から遠ざかっているのは不安材料だが、サフィジーヌにはきっちり勝っておきたい。一時期の倒すか倒されるかスタイルだとかなり危なっかしい部分もあるが。

ジョニー・ヘンドリックス×-○ニール・マグニー
 ここ4戦で1勝3敗と下降線をたどっているジョニヘン。マグニーもKO負けからの再起戦だが、ジョニヘンはコンディションを作れるかどうかというレベルで不安。

T.J.ディラショー○-×ジョン・リネカー
 前王者ディラショーがリネカーを迎え撃つ一戦。バンタム級に上げた後も得意の打撃で白星を重ねているリネカーだが、ディラショーを捉えるのは苦労しそう。ディラショーがフットワークでリネカーを翻弄し続け判定勝ちか。

ドミニク・クルーズ○-×コディ・ガーブランド
 セミはバンタム級タイトルマッチ。UFCデビューから5連勝で一気にタイトルマッチまで駆け上がったガーブランドだが、こちらもクルーズをつかまえるのは苦労しそう。復帰後も以前と変わらぬファイトスタイルと強さを維持するクルーズが、変幻自在のノンストップファイトで圧倒するか。

アマンダ・ヌネス×-○ロンダ・ラウジー
 ロンダが1年ぶりの復帰戦でいきなりタイトルマッチかつメインイベントに登場。まあこれまでの実績を踏まえれば当然か。
 特に怪我があったわけではないので、ロンダにとってはモチベーションをどこまで取り戻せているかがカギか。ファイトスタイルでいえばヌネスは一発があるので相性としては怖い相手。
 ロンダの発言を見ていると選手としてのキャリアは確実に終わりへと近づいているのでは、と思えてくる。次の敗北はそのまま引退へとつながる可能性が高いが、彼女がオクタゴンから去る日はもう少し先だ、と思いたい。

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by nugueira | 2016-12-25 23:02 | UFC | Comments(2)

UFC on FOXの感想

 つまみ食いで見た感想を。

エディ・ワインランド○-×水垣偉弥(1R TKO)
 序盤からパンチの応酬。水垣のジャブ、さらにワンツーがヒット。ワインランドもパンチを返すが、水垣はよく見えている感じ。しかし水垣が踏み込んだところにワインランドの右フック!ダウンした水垣、立ち上がるが明らかに効いている。さらに右フックをもらい水垣がダウンしたところでレフェリーストップ。
 ダウン直前までの動きは悪くなかっただけに残念。とはいえここ最近は簡単にKOされる場面が目立つし、ダメージの蓄積も相当あるのでは。残念だがさすがにこれでリリースかなあ。

コール・ミラー×-○廣田瑞人(判定)
 廣田がパンチから組み付いてテイクダウン。立たれた後、ワンツーを効かされた廣田が下がるが、再び組み付いてテイクダウンからパウンド。この後も廣田は繰り返しテイクダウンを奪い、パウンドで削っていく展開で1R終了。
 2Rも廣田があっさりとテイクダウン。ミラーは足関を狙いながら上を奪い返すが、廣田は片膝を着いた状態で踏ん張りながら細かいパンチを入れると、再度上を奪う。この後も廣田がパウンドで削り続けてラウンド終了。
 3R、廣田はスタンドでも上下に打ち分けて攻勢。そこから簡単にテイクダウンを奪うと、試合終了まで4分以上トップポジションをキープし、パウンドを入れ続け試合終了のホーン。廣田が判定で念願のUFC初勝利を挙げ、ようやくUFCへの「リベンジ」に成功。苦戦必至とみていただけにこれは嬉しい誤算。

ユライア・フェイバー○-×ブラッド・ピケット(判定)
 フェイバーが距離を測りつつパンチや組んでのヒザ。フェイバーが片足タックルに行くが、堪えたピケットがもつれるようになりながらテイクダウンを奪う。そこからの立ち上がり際、フェイバーの左フックがヒット!一撃でダウンしたピケットにフェイバーはチョーク狙い、さらにパウンド連打の猛攻。しかしピケットが耐えて1R終了。引退試合なんだからレフェリーもさっさと止めりゃいいのに。
 2R、ピケットのヒザ蹴りをキャッチしたフェイバーがテイクダウン。さらにピケットのタックルをがぶりバックに回るとチョーク狙い。スタンドに戻った後はピケットを押し倒すようにテイクダウンし、立ち上がり際にニンジャチョークに行くがこれも逃げられる。
 3Rもシングルからテイクダウンを奪うユライア。スクランブルの攻防でピケットにスイープを許さず、しつこくチョークを狙いながらパウンドを入れていく。終盤ハイキックにパンチを合わされ尻餅をつく場面はあったが、逆転のチャンスを与えず完勝。
 軽量級の牽引役でありながらUFCのベルトには縁がなかったユライアだが、最後は地元の試合で有終の美。結果的に前回の試合が引退試合になっちゃった、というケースの多いMMAの世界にあって、非常に恵まれた引き際といっていいのでは。

ペイジ・ヴァンザント×-○ミシェル・ウォーターソン(1R 裸絞め)
 ヴァンザントは飛び込みながらのパンチやサイドキック。ウォータースもパンチやサイドキックを返す。ヴァンザントが首相撲からのヒザを入れるが、ウォータースが首投げでテイクダウン!身体を反転させたヴァンザントのバックに回ると、そのままチョークへ。粘ったヴァンザントだがガッチリ極まってしまいレフェリーストップ!
 ヴァンザントは前回のKO勝ちがもの凄いインパクトだったが、早くもそれを帳消しにしかねない完敗。人気は高いので起用され続けるだろうが、これだと上位進出は望めない感じ。

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by nugueira | 2016-12-18 23:22 | UFC | Comments(0)

UFC on Foxの予想

 日本時間18日のUFCの予想を。

エディ・ワインランド○-×水垣偉弥
 ここ4戦で1勝3敗と後がなくなっている水垣。相手のワインランドも厳しすぎるというレベルではないが、このところの負け方が精彩を欠く内容なのが不安。今回も厳しい展開になりそう。

ブライアン・バルベリーナ○-×コルビー・コヴィントン
 ノースカットに勝利しアウェーのブラジル大会でも勝利と、妙に結果を残しているバルベリーナ。コヴィントンはUFC5勝1敗と堅調な戦績の相手だが、今回も何かしでかしてくれることを期待。

コール・ミラー○-×廣田瑞人
 廣田がRTUJ以来ようやくUFCデビュー戦を迎える。もともとUFC再挑戦は厳しい展開になるだろうと思っていたし、アジア圏内での試合が飛んでしまったのも痛い。ちょっと勝つ展開が期待できないなあ。

ユライア・フェイバー○-×ブラッド・ピケット
 フェイバーの引退試合。相手のピケットはここ2~3年の戦績は低調だし、フェイバーにとっては地元でのラストマッチ。さすがに有終の美を飾ってくれると信じたい。

セイジ・ノースカット○-×ミッキー・ガル
 UFCゴリ押し枠のノースカットに、CMパンクの相手として引っ張ってこられたガル。この対戦がセミに持ってこられるのも何だかなあ…という感じ。とりあえずUFCでの試合数が多いノースカットの方が相対的にまだマシか、と予想。

ペイジ・ヴァンザント○-×ミシェル・ウォーターソン
 これもon FOXのメインイベントか?という組み合わせ。最近のUFCのメインイベンター不足を象徴するようなカード。前戦でキャリア最高のKOシーンを披露したヴァンザントに期待。UFCとしても同じ期待をしているんだろうけど。

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by nugueira | 2016-12-14 23:15 | UFC | Comments(0)

UFC206の感想

 今回もDAZNへの苦情から。画像がカクカク止まるし、もの凄くフラストレーションの溜まる視聴環境。これで本当に来年からJリーグ中継するのかね。

ジョーダン・メイン×-○エミル・ミーク(判定)
 ミークがローを入れるが、メインがカウンタータックルでテイクダウン。スタンドではミークがいい打撃を出すが、メインは再度タックルからテイクダウン。ミークの右が効いたか、メインが下がる。お互いボディの打ち合いの後、ミークがロー連打。
 2R、ミークがケージ際でパンチ連打。さらにダブルレッグからテイクダウンすると、肩固めを狙いつつパウンドで削る。メインはガス欠か動きが一気に落ちた。3Rも圧力をかけるミークがメインを潰すようにテイクダウンし、トップキープから削り続けて試合終了。判定は三者ともミーク。メインはブランクが痛かったか。

ティム・ケネディ×-○ケルヴィン・ガステラム(3R TKO)
 1R、ケネディが組み付いてバックを奪いテイクダウン。立ち上がるガステラムだが、ケネディはバックをキープしてチョーク狙いとパウンド。しかしラウンド終盤に振りほどいたガステラムは左を立て続けにヒットさせ、さらに左ハイも入れる。
 2R、ケネディのタックルをがぶったガステラムがバックへ。ケネディもバックを奪い返すが、ガステラム振りほどく。ガステラムの左がヒットし、さらにカウンターの右。ケネディはダメージのせいか前に出れなくなった。
 3Rもガードの下がったケネディにガステラムの左ハイと左右のパンチがヒット。焦らずじっくり攻めたガステラムは最後は左フックを入れ、ケネディが亀になったところでレフェリーストップ。ケネディもさすがにブランクがきつかった。

カブ・スワンソン○-×チェ・ドゥホ(判定)
 1R、ドゥホが左をヒット。さらに首相撲からのヒザ連打。スワンソンは右のオーバーハンドを返す。両者近い距離でパンチの応酬。ドゥホがボディストレート、さらに左。
 2R、圧力を強めたスワンソンが左右のオーバーフック。ドゥホ効かされた!だが追撃するスワンソンにドゥホがカウンターの右!一気に逆襲に転じパンチ連打。スワンソンはこれを凌ぐとテイクダウンを奪い一息。スタンドに戻るとスワンソンがパンチをもらいつつ右を入れドゥホが下がる!だがドゥホもパンチを入れ返し逆襲。スワンソンはカポエイラキックをヒット。
 3R、圧力を強めるのはドゥホ。右からコンビネーションを次々ヒット。だがバックを奪われたスワンソンがトップを取り返すと、スタンドに戻ってから右をヒット!ここからスワンソンが次々とパンチを入れ、さらにスピニングエルボー。しかし驚異的なタフネスを見せたドゥホが最後まで戦い抜き試合終了。
 判定は3-0でスワンソンだったが、ドゥホは敗れてなお評価を上げる内容。並の選手だったら、二人とも3~4回ずつKOしている(されている)試合ですよ。もう今日の出場者から1万ドルずつ没収して、2人に10万ドルずつあげたい。

ドナルド・セローニ○-×マット・ブラウン(3R KO)
 セローニが相打ち気味の右をヒット。さらに左ハイが入りブラウンぐらつく。セローニがローを混ぜながらパンチを入れるがブラウンも打ち返す。ブラウンが蹴りのバランスを崩して倒れるが、覆いかぶさったセローニに三角。けっこうガッチリ入ったが、ここはセローニが脱出する。
 2R、セローニがタックルを混ぜながらパンチ。セローニが左ハイを入れるが、ブラウンが構わず右を打ちこみセローニダウン!動きの止まったセローニにブラウンがパンチ連打。しかしセローニは左ハイから右を打ちこみダウンを奪い返す!この後はセローニがパンチと肘で攻勢。
 3R、前に出るブラウンにセローニがカウンターの右。最後は左ハイを叩き込みブラウン大の字!セローニが圧巻の4試合連続PON獲得。いや、毎度ながら面白い試合してくれるわ。

マックス・ホロウエイ○-×アンソニー・ペティス(3R KO)
 1R、ペティスが二段蹴り。ホロウェイは前に出てパンチを入れるが、ペティス左ミドルを返す。ホロウェイは左ボディから右のオーバーハンド。ペティスはなおも左ミドル。ホロウェイが細かいパンチをヒットさせ、ラウンドを取ったか。
 2R、ホロウェイの右が入りペティス尻餅をつくようにダウン!ホロウェイはグラウンドは付き合わずスタンドで着実にパンチをヒット。左ボディを繰り返しいれていく。ペティスが組み付くが、ホロウェイは堪えながらヒザを入れ続けラウンド終了。
 流れをつかんだホロウェイは3Rもパンチで攻勢。さらに足払いからテイクダウンを奪うとペティスの寝技には付き合わず攻め続け、最後は右ミドルを効かされたペティスにホロウェイがラッシュを仕掛けKO!
 ホロウェイはお見事の一言。怒涛の10連勝で遂に暫定王座を獲得した。一方のペティスはこの負け方だと、今後の展開が見えづらくなってくる。

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by nugueira | 2016-12-11 22:41 | UFC | Comments(3)