反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

カテゴリ:その他(総合・寝技系)( 798 )

DEEP5周年

 『kamipro』に載っていた佐伯繁DEEP代表のインタビューを拝見。「資金繰りが苦しい中小企業の経営者的キャラ」を前面に押し出すようになってから、この人のインタビューは本当に面白い。以前「2ちゃんねるで『道楽』とか書いてる奴がいるけど、こっちは真剣なんだよ!」と激昂していたことがあったが、格闘技団体の経営者で2ちゃんの意見に真っ向から反論を行ったのはおそらくこの人が唯一だろう。

 今回は旗上げ以降の5年間を振り返るのが主眼のインタビューだったが、非常に興味深かったのが「諸事情で流れてしまった幻のカード」のくだり。美濃輪育久VS高岩竜一はぜひやってほしかったなあ。田村潔司VS鈴木みのる戦の話があったことは知っていたけど、「この試合をメインに両国国技館を押さえていて、同じ大会で菊田VSアローナも組もうとしていた」というのは驚き。いつごろの話かについては触れてなかったけど、たぶん2002年前後でしょ?こういうカードを本気で組もうとするんだから、やはりこの人は「経営者」ではなく「小金を持っている格闘技マニア」だ。

 真面目な話として、赤字を抱えながらも「格闘技が好き」という単純明快なモチベーションでコツコツと興行を打ち続けている佐伯氏のことは、格闘技ファンとして非常にリスペクトしている。こういうプロモーションにちゃんと固定客がつくことが、本当の意味での「格闘技ブーム」なんだろうなあ。

 書いているうちにふと気になって調べてみたら、2003年9月の大田区体育館大会を最後にDEEPの会場観戦をしていない。予定に組み込んでいなかったけど、来週の5周年記念大会はひさしぶりに足を運んでみようかな。
 と思って公式HPを見たら「チケット完売」という表示が。本当かよ?

 こうなると何としても行きたくなってきた。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-01-28 16:54 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 5月に開催されるUFCでホイス・グレイシーVSマット・ヒューズが決定。
 冗談抜きで聞いた瞬間、心拍数が少しだけ上がった。本当に驚き。

 ここ数年のホイスがまさにその象徴だけど、グレイシー一族って知名度のある相手との試合は多くても、本当の意味での「トップグループ」と戦うことがほとんどないから、実力の位置付けが測りにくい部分があるじゃないですか。ほとんどの人が「もう時代遅れだよ」と思いつつも、大敗をしないから低い点数をつけにくいみたいな。日本人相手のマッチメイクを組みたがるプロモーター側にも責任がありますけど。
 でも今回は「77キロ級世界最強」と言って何ら差し支えないヒューズが相手。これ以上ない物差しだよなあ。前から一度見てみたかった「完膚なきまでにボコボコにされるホイス」という絵柄が遂に現実のものになるか。これでホイスが勝つと時計の針がもの凄い勢いで逆回転を始めてしまうので勘弁してほしいところだが。

 それにしてもこのニュースから読み取れるのはやはりUFCの懐具合。ヒューズみたいな「戦うストーリー性がないけどむやみやたらに強い」相手なんて、グレイシーが一番いやがる手合いじゃないの?そこでホイスの首を縦に振らせるだけのギャランティーをUFCが提示できたってことなんでしょうかね。
 BJ、ティトに続いてホイスまでもオクタゴンに復帰。やはり今年はUFC大逆襲の流れか?

 WOWOWとしては儲けものか。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-01-19 08:49 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 GCMコミュニケーションズ主催の新格闘技イベント「MARS」旗上げ興行のカードが出揃ってきた。

光岡映二VSビトー・“シャオリン”・ヒベイル
門馬秀貴VSホドリゴ・グレイシー
浜中和宏VS尾崎広紀
弘中邦佳VSライアン・シュルツ
矢野卓見VSハニ・ヤヒーラ
渋谷修身VSターレス・レイチ
田村彰敏VSイアン・ラブランド
ミッコ・ルッポネンVSアントニー・レア


 MAXの真裏でこの面子で有明コロシアム。大丈夫か?いや、大丈夫じゃないと思ってるから書いているんですが。せっかくK-1の協力が得られているのなら1日ずらせばいいのに。DEEPと被った方がまだ楽だろ。

 金網使用のD.O.Gに比べるとこれといって特色が見当たらない「普通の格闘技イベント」という感じで、正直この時期になんで?という気がしなくもない。将来的にはPRIDEとDEEPの関係同様にHERO’Sの二軍的な位置づけになるんだろうか。HERO’S本体も二軍が作れるほど陣容が厚いとは思いにくいが。

 旗上げ戦の顔ぶれを見ると、注目は何といってもシャオリンでしょう。PRIDEと関係の深いイギリスのCage Rageに出ていたからこのまま武士道に来るかと思っていたのに。なんかもったいない。アブダビ準優勝のヤヒーラは昨年のD.O.Gで鮮烈な日本デビューを飾っているので(試合映像見てないけど)、引き続き注目したいところ。

 この2人だけでも見ておきたいので、他に用事がなければ足を運んでやらんでもないのに(何でこんな偉そうに書いているんだろう、俺)。返す返すMAXと被ったのが惜しまれる。

 代々木第二ぐらいにしておけばいいのに。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-01-16 08:57 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)
 結論から先に書くと、私にとって「DEEP=謙吾VSドスカラスJr(1回目)」である。同じ認識を持っている人は意外に多いのではないかと勝手に思っている。

 カード発表時点では「新興団体が話題作りのために組んだイロモノカード」という認識で見に行ったのだが、始まってみればドスJrが裏投げ一閃で謙吾の腕を破壊。「キャラクター枠」から「プロレスファンの救世主」という華麗かつ予想外の転身を遂げてしまった。(なおこの時に私と友人が座っていた席はパンクラスファンが固まっているブロック。決着時に静まりかえる周囲の客を無視して歓喜の声を上げ続けた結果、以後の試合を周りからの微妙なプレッシャーの中で見続けることとなった。)

 確率は低くとも「何が起こるか分からない」のが格闘技の醍醐味であり、この一戦はその醍醐味を最大限に発揮してくれていたと思う。

 このように以前は「総合格闘技のビックリ箱」としての魅力を提供してくれていたDEEPだが、02年の有明コロシアム大会が失敗に終わって以降は規模縮小・そしてPRIDEの下部組織化の道をたどっていったことは周知のとおり。PRIDEとの提携を発表したときに佐伯代表が発した「まあ長いものには巻かれろということです」というコメントは、日本がアメリカ並の弱肉強食社会に突入したひとつの証と言えるだろう。言えないか。

 最近はそれなりに安定した気配が見え、今やっているフェザー級王者決定トーナメントなんかも非常にいい面子を揃えているとは思う。それでもなお、以前のDEEPを知るファンとしては、日本VSルチャ、日本VSムエタイという企画を平気で組んでいた旗揚げ当時の「何でもあり感」を再現して欲しいと思ってしまう。一部マニアのわがままかもしれないが。

 前田VS今成、決勝でぜひ実現を。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2005-11-30 08:49 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

UFCの逆襲

 BJペンがUFCに電撃復帰
 まあこのままK-1と付き会い続けて、年2試合程度(しかもヌルイ相手と)しかやってくれない状態が続くよりは、UFCにカムバックしてくれる方が格闘技ファン的にも大歓迎。
 それにしても訴訟まで行ってたのにこんなあっさり和解できちゃうんだ。ということは日テレもいずれは態度を軟化させてまた大晦日に(以下略)。

 そうこうしている内に、移籍確実と見られていたティト・オーティズが「TUF」のコーチとして事実上これまたUFCと復縁。つい先月ぐらいまで「K-1とPRIDEを両天秤にかけているらしい」とかいう話だったのに。

 選手とプロモーターが離縁する原因なんて突き詰めればギャラの話に尽きるわけだから、今回の相次ぐ復帰劇はUFCがテレビマネーをバックに急速に財政力を上げている証明なんだろうね。やっぱり日米を問わず地上波の力ってすごいんだな。

 この分だとじきにPRIDE・K-1からUFCに移籍するこれまでと逆パターンも出てくるかも。現にランペイジにはオファーあったらしいし。PRIDEも全米進出は諦めて国内の市場固めに徹した方がいいかもね。

 頼むから日本大会開いてくれ。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2005-11-28 01:29 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)
 会場改装の都合で恒例の年末が延期になっていた修斗の代々木第二大会、来年の2月17日(金)に正式決定(こちらを参照。)。
 また平日だよ。会場まで行くのは無理だな。

 気になる対戦カードは、前々から話が上がっていた川尻達也VSヨアキム・ハンセンのウエルター級タイトルマッチが決定。武士道GPの結果で五味・マッハ>川尻・ハンセンという図式ができあがってるとはいえ、見逃せない組み合わせ。負ければ本当に全てを失うことになる川尻、巻き返しへの第一歩を踏み出せるか。

 あとはミドル級の青木真也が菊池昭への挑戦をアピールしてるみたい。ランキングが中途半端だけど、上位によく分からん外人が多いから意外と実現したりするのかも。
 ペケーニョVSメレンデス、マモルVSホビーニョといった辺りもこの辺で組んでもらいたいところ。ここ1年の急速な開放政策の結果がどう出るか、タイトル戦線以外の意味でも注目の興業になりそう。

 ペケーニョはメレンデスとは相性が悪そう。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2005-11-07 08:24 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

あんたがTAISHO

 10月28日に行われたDEEPフェザー級トーナメント1回戦、前田吉朗に32秒KO負けを喫したTAISHOが、戦前の予告どおり総合引退を表明。

 引退の覚悟を背負ってリングに上がるTAISHOに「ひょっとしたら」と期待する気持ちも少なからずあったが、待ち受けていた結果は下馬評以上の前田の圧勝。でも、これはこれで悪くない結末だと思う。時として映画以上にドラマチックな展開に出くわすことができるのが格闘技の魅力なら、大多数の場合においてそうではない過酷な現実を見せられるのもまた格闘技の醍醐味のはずだから。

 それにしても関心させられたのはTAISHOの引き際の潔さ。トーナメント出場決定の際に今回限りでの総合引退を表明し、それから試合本番を迎えるまでの淡々として落ち着いた態度は、引退する格闘家の姿としては非常に新鮮だった。

 リタイアのタイミングを判断するのはどの競技の選手にとっても難しいことだと思うが、1試合ごとに命を削る格闘技の世界では、その判断ミスが悲惨な事態を招きかねない。明らかに選手としてのピークを過ぎているのに、きれいな引き際を見せることができず醜態を晒してきた選手の何と多いことか。

 そんな中で、今回のTAISHOの悲壮感なき引退劇には、見ていて何か安心させられるものがあった。体を限界までボロボロにしながら続けるだけが格闘技じゃない、という点はもっと多くの人に理解されてもいいと思う。

 フェザー級のベルトはこのまま前田に巻いてほしい。人気blogランキングへ 
[PR]
by nugueira | 2005-11-01 02:23 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

近藤VS金原

 PPVで録画したパンクラス横浜文体大会、とりあえず近藤有己VS金原弘光を鑑賞。

 うーん、いい試合だけど名勝負というほどじゃない、近藤強いけどドギモ抜かれるほどじゃない、といったところ。
 序盤を見る限り金原の動きのキレもすごく良かったけど、近藤の当て勘の良さがそれを上回った。一方でコーナーに詰めてからのショートレンジのパンチなんかもすごく巧く打ってたので、センス+技術が非常にハイレベルに融合している感じ。それだけに、勝つだけじゃなくて綺麗にKOで締めて欲しかったというのは贅沢な要求だろうか。

 とりあえず勝利という最低限のハードルはクリアしたので、次は大晦日、早ければ次のPRIDE出場か?でも外国人とやるには圧力不足の感は否めないかなあ。個人的には武士道ウェルター級の日本勢の中に放り込んで力関係を見てみたい。長南との試合なんかは実現したら面白いと思うんだけど。

 文体の他の試合、見る気にならない・・・。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2005-10-05 23:59 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 宇野→HERO’S、ハンセン・五味・川尻→武士道といった勢力分布になっている歴代修斗ウェルター級王者の中で、動向がはっきりしないヴィトー・シャオリン・ヒベイル。先日イギリスで行われたCage Rage13でジーン・シウバを破り、ライト級王者のタイトルを獲得。

 Cage RageはPRIDEと仲がいいから、シャオリンも将来的には武士道参戦という流れになるのかな。GPの優勝者と年明けにでも戦ってくれれば面白そう。いきなり勝たれてもシャレにならんが。

 それにしても、歴代王者にこれだけの人材を輩出していながら、なんで修斗本体は今のような状況なのか。今年は年末の代々木第二大会もないみたいだし。結局「企業」対「競技団体」では資金力の差は如何ともしがたいということか。

 「シャオリン」というニックネームは「少林寺」が語源なんだって。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2005-09-18 12:42 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

不動心VSボヤキング

 取り上げるのが少し遅れたが、10月のパンクラス横浜文体で近藤有己VS金原弘光のノンタイトルマッチが決定

 菊田の負傷欠場で果たしてどうなるかと思ったが、一応日本人の実力派を担ぎ出すことに成功。意外性もあるし、かつてのリングスとパンクラスの因縁を知っている人間からすれば感慨深いものがあるマッチメイクか(書いてる私自身、リアルタイムでは知らないけど。)。

 とはいえなあ。金原は近年精彩を欠くどころか、リングス解散以降勝ってないからなあ(一番最近の勝利が2001年12月のポール・カフーン戦。)。先月はリングス・エカテリンブルク大会でよく分からん選手にTKO負けしてるし。どういう展開になるかは読めないが、少なくとも金原が勝つ展開は見えてこない。とりあえず近藤が「こんなことなら武士道ウェルター級GP出とけばよかった」と思うような内容は避けてほしい。

 10月のパンクラスって高阪のタイトルマッチもやるんだっけ。でも相手見つかるのか?えーと、あと他に出るのが高橋義生?北岡?河野?

 ・・・PPVで見ておけばいいか。

 金原が一時期改名していた時の名前ってどういう漢字だったっけ?人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2005-09-11 01:16 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)