反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2017年 11月 16日 ( 1 )

 先日のUFCを見ていたらデミアン・マイアの入場時に「UFC通算勝利数2位タイ」といった表示が出ていて、マイアってそんなに勝ってたの?1位誰?と思いデータを確認したところ、ランキングは以下の通り。

ジョルジュ・サンピエール
マイケル・ビスピン    20勝

ドナルド・セローニ
デミアン・マイア     19勝

マット・ヒューズ     18勝

アンデウソン・シウバ
ジム・ミラー       17勝


 先日GSPがビスピンに勝利しトップタイに並んだ。GSPはともかくビスピンが最多勝!?と思ったが、よく考えるとビスピンは長らく「タイトルマッチコンテンダーには負けるがそれより下の選手にはきっちり勝つ」というポジションをキープし続けてきた。一度連敗モードに入ると坂道を転げ落ちる選手が多いUFCにあって、息の長いキャリアを重ねてきたこと自体が立派ということか。

 トップタイのこの2人がこれ以上白星を重ねるか、というとこれが微妙。GSPはウィテカーと王座統一戦を戦うとなると苦戦は免れないだろうし、ビスピンは今月の上海大会にスクランブル出場するのが吉と出るか凶と出るか。今のビスピンにはガステラムも安全パイとは言い切れない感じ。

 では他の選手が2人を追い抜く21勝目を挙げるかというと、これまた難しそう。連敗でキャリア末期を感じさせるセローニやマイアがこれから2勝を積み重ねるのはかなり高いハードルだろうし、アンデウソンは陽性反応で出場停止。
 このランクのさらに下のメンバーに目を向けるとフランキー・エドガーやRDAが16勝だが、この2人があと5つ白星を積み重ねるのも簡単ではなさそう。現在15勝のデメトリウス・ジョンソンがあと6つ勝つ方が可能性が高そうだが、それとてUFCの試合ペースでは2~3年かかる。絶対王者が突然コロッと負けるのは何度も見てきた光景で、DJといえど無傷で防衛回数をあと6回積み重ねると断言する材料はないなあ。

 という風に考えていくと現在トップの2人の凄さがよく分かる。特にビスピンの「細く長く」の芸風は馬鹿にできないな(最終的に王者になってるから決して細いわけでもないのだが)。

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by nugueira | 2017-11-16 23:32 | UFC | Comments(2)