反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2017年 08月 22日 ( 1 )

コットvs亀海の予想

 日本時間27日に行われるWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦、ミゲール・コットvs亀海喜寛の予想を。同日のメイウェザーvsマクレガーに話題性では完全に負けているが、日本ボクシング界にとっては非常に重要な一戦。まさか日本人がコットと対戦する日が来ようとは。

 ロバート・ゲレーロ戦をはじめアメリカを舞台に好勝負を繰り広げながらも、目立った結果には恵まれなかった亀海。しかし昨年2度に渡る激闘の末にソト・カラスを破り、今回のチャンスをものにした。一方のコットはパッキャオ・トラウトに連敗した時点でもうキャリアの終焉かと思えたが、ミドル級でマラビージャを破り4階級制覇を達成。2015年にアルバレスに敗れて以来、今回が1年9ヶ月ぶりの試合。

 最初に書いたとおり日本人がコットと戦うというシチュエーション自体が奇跡的で、亀海はここまでたどり着いた時点で勝算に値する…というより勝利はあまり期待されていない、というのが実態のはず。
 亀海の試合を見ていると、層の厚い中量級で欧米人相手に打ち合いを演じてみせる根性とタフネスには感心させられるのだが、やはり最後は火力の差で押しきられてしまう場面が多い。一方のコットは言うまでもない百戦錬磨の強豪で、アルバレス戦も敗れはしたものの、手数重視のジャッジなら判定が割れていてもおかしくなかったのでは、と思わせる戦いぶりだった。1年9ヶ月のブランクが影響ないわけがないのだが、それを差し引いても五分…とはとても言えず、6-4でコット優位ではないか(これも相当亀海寄りの見方だと思う)。
 コットがこれ以降トップ戦線の選手と戦うことを条件にHBOが放送を承諾した、といった話もあり、コットにとってもこの試合は復帰戦のウォーミングアップに手頃な相手を選んだ、というところか。

 とはいえ、「この試合が組まれただけで満足」などと受け入れてしまったら日本のボクシングファンにとってはあまりに味気ないし、亀海にも失礼。コットはコンディション面での不確定要素は少なくないはずで、亀海が序盤に上手く自分のリズムを作れれば勝機はあるはず。判定で亀海の勝利、と予想させてもらいます。

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by nugueira | 2017-08-22 23:38 | ボクシング | Comments(0)