反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2017年 08月 21日 ( 1 )

 日本時間27日に行われるフロイド・メイウェザーvsコナー・マクレガー、例によって終わってから「俺はこう思っていた」と言うのはみっともないので、事前に自分のスタンス及び予想を。

 当ブログでこのコメントを述べるのはもう3回目ぐらいになるが、自分はこの試合が何かの到達点だとか、ここから何かが生まれるとは全く思っていない。巨額の金が動くビッグビジネスであるのは間違いないが、ただそれだけ。試合後に何が起こるかといったら、マクレガーという稀代のビッグマウスが大金をつかみ、UFCライト級戦線は停滞したまま放置される、というMMAファンにとってはマイナスの結果しか残らない。もっとも、こうして文句を言っている自分自身もいざ当日になれば映像はチェックするんだけど。

 では勝敗予想は…と言うと、バウレビに載っている村田諒太のコメントが全てを言い尽くしてくれている感じ。

 「マクレガーがラフなパンチで攻めて、メイウェザーが受けて、1・2Rは『オーッ』てなりますけど、次第にメイウェザーが当て始めて、中盤KO」
 「マクレガーは特にパンチの打ち方がオープンだしワイルドなので、12R持つとは思えない」
 「逆にマクレガーが変にボクシングを覚えてきたら、メイウェザーにとっては『下手なボクシングを覚えてきたな』ってなって楽」

 という指摘には大概の格闘技ファンがうなずくのではないか。アルバレス戦で見せたマクレガーのパンチ技術が素晴らしかったこと自体は認めるが、プロボクシングではただの1試合もこなしていない選手と、49戦無敗を続けた5階級制覇王者。客観的に見て技術水準には天と地ほどの開きがあるし、この対戦が実現したこと自体が何かの大きな手違いとしか思えない。

 村田が言っていたもう一つのコメント「マクレガーが勝つチャンスがあるとすれば序盤」についてはアメリカの関係者も同じようなことを言っていたが、自分はこれには与しない。この試合の唯一の不確定要素である「メイウェザーのブランク」がこういう予想というか想像の余地を生んでしまうのだろうけど、1度もダウンを喫することなく49の白星を積み上げたメイウェザーが今さらMMA選手のパンチをもらうのだろうか?振り返ればメイウェザーはパッキャオ戦も自分にとっていいタイミングで受けていたわけで、今回も計算ずくで復帰のタイミングと相手を選んだように思えてくる。

 村田が言うところの「格闘技だから100対0はない」というのはごもっともなのだが、この試合に関していえば、この台詞を口にしてしまうのは単なる逃げ。メイウェザーがマクレガーにチャンスらしいチャンスを与えず、8R以降にKO勝利。こう予想させてもらいます。

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by nugueira | 2017-08-21 23:14 | ボクシング | Comments(7)