反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2017年 07月 31日 ( 1 )

 UFCもRIZINも見どころ沢山だったのだが、観戦記は随時消化。まずはUFC214のメイン、ダニエル・コーミエvsジョン・ジョーンズのライトヘビー級タイトルマッチ。
 
 開始からジョーンズが関節蹴り、パンチ、ローで攻勢。コーミエが組み付いたところでジョーンズがテイクダウンするが、コーミエすぐ立ち上がる。この後もジョーンズはパンチ・ロー・前蹴りと上下左右全方向から打撃を繰り出していく。コーミエは距離を詰めながら右のロングフック。時おりジョーンズを捉えはするものの、当たりが浅いか。
 2Rもジョーンズがスタンドで主導権を握り、前蹴りに加え左右のボディもヒット。それでもコーミエは前に出続け、効いていないというジェスチャーを交えながら右フックを狙っていく。
 迎えた3R、尚も前に出るコーミエにジョーンズが打撃を入れ続けると、左ハイをヒット!フラつきながら下がるコーミエを追撃のラッシュで押し倒すと、うつ伏せになったコーミエにパウンド連打。レフェリーがストップし、ジョーンズが王座奪還に成功。

 度重なる不祥事でファンの期待を裏切り続けたジョーンズを支持する気にはなれず、ブランクの影響も考えればコーミエが制裁を加えてくれる可能性はあるのでは…と思っていたのだが、残念ながらオクタゴンの中でものを言うのは強さのみ。ジョーンズがMMA史上類を見ない才能の持ち主であるという事実を忘れていた、というより無理やり目を背けていた。
 コーミエのパンチも単発で当たってはいたがジョーンズが焦っている雰囲気は全くなく、かつての絶対王者時代の戦いぶりそのもの。招かれざる王ではあるかもしれないが、チャンピオンベルトは本来の持ち主の腰に戻ってきた…と言うしかないぐらい、今回の勝ち方は説得力十分だった。

 王者のマネーファイト優先の姿勢が最近のUFCをおかしくしていると思うのだが、AJも引退してライトヘビー級に明確な対抗馬がいない中、ジョーンズvsレスナーは組めるなら組んじゃっても仕方ないのかな、というのが率直な感想。レスナーがそこから継続参戦するとは思えず、このメガファイトの先に生まれるものは何もないんだろうけど。

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by nugueira | 2017-07-31 23:01 | UFC | Comments(2)