反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2017年 05月 18日 ( 1 )

村田vsエンダムの予想

 いよいよ20日に迫ったWBA世界ミドル級王座決定戦、村田諒太vsアッサン・エンダム。終わった後で「実はこう思っていた」と言い出すのが(当たるにせよ外れるにせよ)格好悪いので、事前に自分のスタンスを示しておくためにも勝敗予想を。

 エンダムの印象で強く残っているのはレミューとの試合で4回ダウンを奪われながら判定まで持ち込んだ試合。「打たれ脆い」と取るか「しぶとい」と取るかは人によって分かれると思うが、自分は後者。ダウンを奪われたラウンド以外では結構ポイントも取っていたしなあ。4連続KO中の村田とはいえ、強打のレミューでも仕留められなかった相手を倒せるとはちょっと考えにくい。
 一方でエンダムが攻撃のリズムをつかんだら村田が捌ききれるかというと…判断材料がないというのが正直なところ。これまでピンチらしいピンチがなかった、というよりそこまでシビアな相手との対戦経験がないだけに、劣勢になった時の村田のしぶとさがどの程度なのか、何とも言い難い。まだ底を見せていない、というよりはプロのリングでの修羅場を経験できていない、という評価の方がしっくりくるか。

 トータルで見るとやはりプロキャリアに勝るエンダム優位、と考えるのが妥当。じゃあ勝敗予想はどっちに印をつけるか、と聞かれたら迷わず村田。
 「何じゃそりゃ」と言われそうだが、この試合に関しては客観的な予想はさておき、前のめりになってテレビにかじりつきたい。日本人がミドル級で世界のベルトを視界に入れて戦うチャンスはこれが最後、とまでは言わないが、今回ダメだったらチャンスはあるにしても相当先になるはず。竹原の戴冠時にボクシングファンをやっていなかった自分としては、日本ボクシングの歴史的瞬間をやはりこの目で見たい。

 プロの実績では不利とはいえ、怪物ひしめくミドル級にあって相対的にはどうにかなりそうな相手を、ホームリングに引きずり込むという絶好の環境を作れているのは確か。何より、五輪金メダルという誰も想像できなかった頂を経験している村田なら、この一世一代の大勝負も自分のものにしてしまうのではないか…と思いたくなってしまうのだ。

 村田が判定勝利で王座戴冠。予想や期待というより、こうなることを信じて20日を迎えさせてもらいます。

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by nugueira | 2017-05-18 23:53 | ボクシング | Comments(0)