反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2012年 06月 14日 ( 1 )

 WBOがパッキャオvsブラッドリーについてビデオで判定を再検討することを表明。

 まあこれだけの騒ぎになっちゃったんだから、WBOも何らかの手は打たざるを得ないよねえ。とは思いつつ、「一度出たジャッジを覆すことってできるの?していいの?」という疑問も。

 ボクシングの試合結果が覆った例としては、最近だとホプキンスvsドーソンが当初ホプキンスのTKO負けとされていたのが後日引き分けになったケースがある。MMAで言えば三崎vs秋山がノーコンテストに変更されたのが代表的な事例か。

 でもこれらの場合は反則行為の有無(ドーソンの場合はホプキンスを抱え上げて投げた点、三崎は顔面への蹴り)について疑義が生じて、議論の結果ルールの適用の仕方を当日とは違う結論にした、というケース。パッキャオvsブラッドリーの場合は反則行為はなくて試合自体は問題なく成立しちゃってるからなあ。

 今回WBOが再検討して、その結果ジャッジの判定がおかしいと判断したら「こいつらが点数の付け方を理解してなかったんで、パッキャオの勝ち(あるいはノーコンテスト)にします」とかなるわけ?それはそれで変な感じだし、今回ほど極端でなくとも物議を醸す問題判定はちょいちょい起こっている話。今後はそれらについていちいち再判定の道を開く可能性が出てくるとなると、ボクシングのジャッジシステム自体が崩壊すると思うんだけど。

 個人的には「悪法もまた法なり」じゃないけど、プロセス自体に問題がなく試合が終了しているのであれば、出た結果は結果として受け止めるしかないんじゃないかという気がする。試合の結果自体は変更せず、ジャッジ個人に対して何らかの処分、というあたりがオチとしては妥当な線になるのかなあ。
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by nugueira | 2012-06-14 22:44 | ボクシング | Comments(2)