反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2012年 06月 10日 ( 1 )

パッキャオ敗れる

 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリーの生中継を視聴。

 1・2Rは先手を取ってパンチを打っていくパッキャオにブラッドリーもきっちり打ち返していく展開。手数と積極性でパッキャオという印象だが、非常に競った試合になりそうなムード。
 しかし3R辺りからパッキャオがプレッシャーを強め、左ストレートを打ち込む場面が増えてくる。ブラッドリーは上体をスウェーしてクリーンヒットを避けるものの、パッキャオの連打を徐々にさばき切れなくなってくる。5・6Rはブラッドリーのスピードがガクンと落ち、気が付けばパッキャオが前に出続けるいつもの展開に。
 それでも7R辺りからブラッドリーは盛り返すようになり、再びスピードのギアを上げてパッキャオにクリーンヒットを入れさせない。パッキャオは前半で飛ばし過ぎたせいもあってか終盤のラウンドは手数が落ちてしまい、ブラッドリーに追い上げられた印象で12Rが終了。

 まあ前半の貯金でパッキャオの勝ちだろうな。しかしパッキャオは安定感はあるけど一時期の凄味はなくなっちゃったよねえ・・・などと思いながら判定を聞いていたら、三者とも115-113のスプリット判定でブラッドリーが勝利。

 いやいやいや、これおかしいでしょ。終盤の4Rはブラッドリーが取っていたにしても(この辺は正直流し見していたのだが)、それ以外のラウンドは基本的にパッキャオが主導権を取っていた。今にして思えば1・2R辺りも微妙な差ではあったけれど、それにしてもブラッドリーが7ラウンドも取ってたか?
 前戦のマルケス戦でパッキャオはピークを過ぎた感じはあったし、いつかこの日が来るだろうとは思っていたけど、この試合内容でボクシングの歴史が変わってしまうのはちょっと納得がいかない。
 普通は微妙な判定でも「確かに言われてみればこういう計算にもなるよねえ」と理解できなくはない部分があるものだけど、今回はツイッター上の反応は国内外を問わずバッシングの嵐、さらにWOWOWの中継スタジオはお通夜のような空気。ここまでフォローの入らない問題判定は逆にレアですよ。

 ただ、それじゃあ再戦してパッキャオがタイトル奪還を果たしめでたしめだたし、さあいよいよメイウェザー戦へ…となるかというと、正直難しい気が。
 先ほども触れたとおりパッキャオが下り坂にあるのは事実で、試合後のインタビューでの妙にサバサバした空気も気になるところ。何年か後にこの試合を振り返ってみると「この内容で負けたのは完全にアクシデントだったが、このタイミングで負けたのは必然だった」という位置づけになりそうな気も。
 もともと再戦契約が盛り込まれていたみたいだし両者ともリマッチに前向きなようだけど、次は言い訳の効かない内容でパッキャオが返り討ちにされるのでは・・・という嫌な予感がしてならない。

 WOWOWの木村アナ可愛い。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2012-06-10 15:54 | ボクシング | Comments(5)