反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2009年 02月 06日 ( 1 )

 GAORAで見た1・4全日本キックの感想。

割澤誠×-○瀧谷渉太(判定)
 首相撲に苦しむ場面もあったものの、3Rに怒涛の攻めを見せた瀧谷がダウンをきっちり奪って勝利。

寺戸伸近○-×那須儀治(判定)
 寺戸がロー主体の攻めで2度ダウンを奪い完勝。寺戸って強い時期は上下のコンビネーションがきれいにできていたけど、最近はちょっとローに頼りすぎの印象が。

藤牧孝仁○-×大高一郎(延長判定)
 本戦は互角、というよりお互い決め手を欠く展開のまま終了。延長Rは大高のパンチで藤牧がグラついた印象の方が強かったが、2-1のスプリット判定で藤牧が勝利。解説の小林は勝ちにいく姿勢が見えない両者に対して非常に厳しいコメント。まあ長年メインを張ってきた人間の発言なので、非常に説得力がありますが。

貴之ウィラサクレック○-×CRAZY884(判定)
 序盤から的確なパンチを入れ続けた貴之が完勝。884は今回初めて動いているところを見たが、さしたる印象は残せないまま試合が終わってしまった感じ。

寺戸伸近○-×瀧谷渉太(判定)
 序盤は瀧谷が思い切りのいいパンチで攻め込む場面もあったものの、首相撲からのヒザでペースを握った寺戸が3Rにはダウンを奪い、貫禄の勝利。瀧谷は経験の差がモロに出た形だが、キャリアを考えればここからまだまだ強くなれるはず。次のチャンスを目指して頑張ってほしい。
 寺戸は戦い方が安定していたと言えばそうなんだけど、ちょっとインパクトに欠けたというのが率直な感想。あらしに挑戦した頃の方が強かったかな。あらしとの差が埋まらない一方で他のランカーとの実力差は歴然としており、戴冠後の展開が見えにくいところだけど、再び存在感を発揮することができるか。

山本真弘○-×ペットエーク・ソー.スワンパクディー(2R TKO)
 ペットエークはスピードが速いというより、一発を狙いすますタイミングが非常にうまい印象。序盤はお互い間合いとタイミングを計りあうような静かな展開だったものの、2Rに真弘がカウンター気味のパンチでダウンを奪うと、追撃の蹴りでペットエークの鼻をへし折り、文句なしの快勝。もはやこの階級では一人だけ別の次元にいる、と言ってもいい強さでしたね。
 これでもK-1には出場の機会が回ってこないんだから、やってられませんわ。

石川直生○-×スアフワンレック・シービューガーデン(3R KO)
 前半はお互い決定打を許さない互角の攻防が続いたが、3Rに石川が跳びヒザからのパンチ連打でスアフワンレックをマットに沈め、圧巻のKO勝利。ラジャの現役ランカー相手にこの勝ち方ができたのは大きいでしょう。
 石川の試練の七番勝負は中盤でムエタイ相手に痛い2連敗を喫したものの、そこからの2試合は跳びヒザという新しい武器を使って、逆にムエタイ相手に連続KO勝利。借りをきっちり返したうえに、お釣りもついてきた形で七番勝負を締めてみせた。
 試合後に飛び出した「今年の大晦日はキックルールでDynamite!!に」という発言は、実現性もさることながら「大晦日中心に回る構造はもうそろそろいいのでは」という個人的な思いもあり、なかなか乗ることができないんですが、主要ファイターの目がK-1へ向いている中で、あえてキック中心の価値観を打ち出してみせる心意気やよし。今年1年間の石川のアクションを、まずは見守りたいと思います。

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by nugueira | 2009-02-06 23:25 | 全日本キック | Comments(0)