反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

Krush!3の感想

 録画していたGAORAをやっと見たので感想を。

ファイヤー原田○-×正巳(1R KO)
 開始早々猛然とパンチラッシュを仕掛けたファイヤーが、またたく間に3度のダウンを奪いKO勝利。この映像を見るとGPへのエントリーも納得せざるを得ないか。正巳は体格差もさることながら、ファイヤーの勢いに完全に呑まれてしまった感じ。

瀧谷渉太×-○卜部功也(判定)
 両者とも回転力のあるコンビネーションで攻めるが、瀧谷は体格差が苦しいか。2Rから卜部がコーナーに押し込む展開が目立ち、ヒザ蹴りを食らい続けた瀧谷はグロッキー気味。最後まで劣勢を挽回できず、瀧谷は判定ながら完敗と言っていい負け方。60キロでの試合は少し無理があるか。

大高一郎×-○AKIRA(判定)
 2Rに大高が飛び込んできたところへパンチ連打を入れてダウンを奪ったAKIRAが、そのまま逃げ切って判定勝利。大高はこの試合内容でGPにエントリーされているのが不思議。

白濱卓哉×-○TSUYOSHI(3R TKO)
 TSUYOSHIが持ち味の強烈なパンチで攻勢を仕掛け、3Rにパンチ連打を叩き込んだところで白濱の負傷によりドクターストップ。TSUYOSHIは全日本のリングに上がるときはいい試合するね。

喜入衆×-○中島弘貴(3R TKO)
 1Rに中島が飛び込み様のパンチを入れてダウンを奪取。喜入も2Rにパンチで中島をグラつかせる場面は作ったものの、最後は中島が計3度のダウンを奪いタオル投入を呼び込んでの勝利。中島はスピードがものすごく早いわけではないが、一発のパンチ力が強いタイプなのか。70キロ戦線で注目の存在になりそう。

廣野祐×-○スコット・シャファー(判定)
 スコット・シャファーはてっきりイアン・シャファーの身内かと思っていたが、そういう解説は全くなかったので何も関係ないみたいね。
 開始早々にシャファーがパンチ連打でダウンを奪うものの、ラウンド後半から攻め疲れを見せたシャファーに廣野がボディー攻めを繰り返し一気に主導権を奪う。2R以降はシャファーは防戦一方だったが、廣野も攻めきることができずスプリット判定で惜敗。開始30秒だけで逃げ切られてしまった形で非常にもったいない負け方だったが、形勢逆転してから明確なポイントを奪えなかった廣野が悪いか。

石川直生○-×上松大輔(延長判定)
 ローとミドルで攻める石川に対して、上松はパンチで応戦。石川は大月戦に比べて動きはいい印象。
 2R以降は石川がパンチで下がる場面が目立ったものの、両者とも決定打がなく本戦はドロー。延長ラウンドは左目が塞がった上松に対して石川が着実に有効打を入れて判定勝利。
 石川は持ち味を活かせないK-1ルールでよく頑張ったとは思うが、やっぱり物足りない感じも。K-1ルールへの挑戦という選択肢は不可避のものであったかもしれないが、果たして妥当だったのか。

山本真弘×-○“狂拳”竹内裕二(2R KO)
 1Rは真弘が手数を出し続けるものの、今までに比べると慎重な立ち上がりか。2Rにローとミドルで攻め続けた真弘がパンチで竹内をぐらつかせるものの、打ち合いになった途端に竹内が左右のパンチを叩き込み、まさかの逆転KO勝利。
 あの場面で勝負に行く真弘の選択は間違っていないし、ああいう場面できっちり仕留めにいけるのが真弘の持ち味でもあるが、今回はそれが完全に裏目に出てしまった形に。苦戦した裕樹戦の内容からしても、一発のあるパンチャー相手なら「まさか」が起こりうるのではと思っていたが、その「まさか」がこんなに早く起きてしまうとは。とにもかくにも、60キロ戦線はこれで一気に混迷の展開となった。

 真の主役が誰かは、GPで答が出る。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2009-07-11 17:59 | 全日本キック | Comments(0)