反逆のカリスマVSクラッシャー
2009年 06月 10日
これ自体は先月末の時点で既定路線だったので特に驚きはないんですが、記者会見の様子を見て魔娑斗・川尻の盛り上げ方の上手さに感心した、というか痺れた。
「ホントに俺と打ち合うの?」という魔娑斗の挑発に「どっちが勝つとしても3分かからないんじゃないですか?」という川尻の切り返し。
さらには「ケンカ腰で行きます」という魔娑斗に対して「魔裟斗選手はケンカと言うわりにはいつも判定決着なんで、俺が勝っても負けてもKOで終わらせます」という強烈なカウンター。これ、ぜひ映像で見たいなあ。
魔娑斗の強気発言はいつものことなんですが、川尻がここまで強烈なマイクアピールをやってのけたのが意外。とはいえ思い返せば、川尻は05年の五味戦の際には、専門誌のインタビューを媒体に挑発合戦を繰り広げるという格闘技界では珍しい煽り方をやっていたっけ。ストイックな印象が強いけど、ここ一番での自己演出能力には長けているんでしょうね。
両者ともジャンルは違えど格闘技の世界でひとかどの地位を築いてきたわけで、お互いリスペクトの気持ちがないわけないだろうと思うんですが、こうして決戦へのムード作りをやってのける「プロ意識」には本当に感服。「魔娑斗絶対優位」という予想自体は揺らぎようがないんですが、なんか試合当日を迎えるのがめちゃくちゃ楽しみになってきた。
格闘技界を盛り上げようとしているのが伝わってきました。
川尻の饒舌ぶりには若干驚きましたが(^^;
マイクアピールとか見ても、良くも悪くも自分の世界持ってるな、って思います(笑)
日頃は寡黙な印象が強いだけに、こういうここ一番での発言のインパクトが光りますね。この一戦は期待して見守りたいです。