反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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修斗伝承の感想

 ネットでみた動画の感想を。

廣田瑞人○-×石田光洋(1R KO)
 パンチの間合いを外してローを当て続ける石田の戦略が上手くいっているように思えたが、廣田の圧力を捌ききれずパンチの連打をもらってしまいダウン。最後は石田もタックルの体勢に入っていたのであのタイミングでのストップには異論もあると思うが、個人的には関節技の見込み一本と同じで、パウンド連打を浴びた段階でストップという判断基準は妥当だろうと思ってます。

中蔵隆志×-○五味隆典(2R KO)
 両者ともボクシングに徹した試合運び。序盤からお互いのパンチの間合いに入るが、パンチラッシュにはならずジリジリと圧力をかけ合う、パルバー戦とはまた異質の緊張感。これ、会場で生観戦したらすげえドキドキしただろうな。
 中蔵は五味のパンチをもらう場面はあっても最後まで落ち着いて対応していたし、2Rはローを中心に中蔵がペースを握っていたと思うが、2R終盤にパンチ連打でダウンを奪った五味がそのままパウンドラッシュでKO。ここまで殺気と説得力のある五味の試合を見たのは石田戦以来か。ここまでの名勝負になったのも中蔵という極上の対戦相手があればこそ。中蔵は敗戦を恥じる必要はないでしょう。試合後の中蔵の王座返上が受け入れられず、本当に安心した。

リオン武○-×佐藤ルミナ(1R KO)
 序盤からいい動きで攻め続けたルミナが1R終盤にリオンをダウンさせるものの、リオンが首相撲に捕えられた状態からのパンチ連打であっという間の逆転KO勝利。セミの五味戦にインパクトを持っていかれておかしくない流れの中、文句なしの内容でメインを締めくくってみせた。
 ルミナが環太平洋王座を獲得したときの試合を後楽園ホールで生観戦していたが、ルミナが勝った瞬間の会場の沸きかえり方は尋常ではなかった。修斗ファンにとってはルミナの勝利、ルミナの戴冠というのが最高のエンディングだったのだと思う。だけど誰もが望む結末を迎えられないのが格闘技の醍醐味であり、残酷なところでもある。負けてもなお、あるいは負けたからこそ修斗の、格闘技のこうした魅力を体現できるルミナは、メインイベンターのひとつの姿だろうと思う。
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by nugueira | 2009-05-14 23:17 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)