反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ボクシング・ダブル世界タイトルマッチの感想

 いやー、どちらも素晴らしい試合だった。

 まずWBC世界フェザー級タイトルマッチでは粟生隆寛がオスカー・ラリオスを破り、リベンジを果たすとともに涙の戴冠。

 序盤から積極的に手数を出すと同時にカウンターを面白いようにヒットさせ、全く危なげない内容でしたね。前回の対戦では序盤にダウンを奪いながら逆転を許しているだけに、長丁場になった場合はもしや・・・という嫌な予感がしたものの、終盤も攻勢を緩めず、最終ラウンドにきっちりダウンを奪うおまけつき。本当に文句なしの勝利でした。

 ラリオスは全くいいところなしだったものの、ラリオスが弱かったというより、敗戦を糧に着実に成長した挑戦者が王者を追い抜いた、ということなんでしょうね。試合後に素直に粟生の手を上げるグッドルーザーぶりはお見事。

 もう一方のWBC世界バンタム級タイトルマッチ。職場で帰り際にスポーツナビを見たら「長谷川、判定で8度目防衛」という見出しを見た(ように思えた)ので、「えー、またフルラウンド見るの?」と思いながらビデオを見ていたら長谷川が1ラウンドでブシ・マリンガをTKO。俺の見間違いだったのか。

 前回・前々回の防衛戦と同じ感想を繰り返すしかないんですが、長谷川強すぎ。内藤が20パーセント超えの視聴率を取ること自体に文句はないんですが、日本国民はこれだけ素晴らしいチャンピオンが存在するということをもっと認識しなきゃ駄目ですよ。

 指名試合をこの内容でクリアしちゃったらもう相手がいないだろう、という気がするんですが、徳山や新井田といった長期政権王者も王座陥落のときは意外とあっけなく負けているだけに、「防衛疲れ」が心配なところ。
 モチベーション維持のためにも、本人が希望しているラスベガスでの試合を今年こそは実現してほしいですね。
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Commented by HEY at 2009-03-14 03:17 x
間違いないです!

長谷川は日本ボクシング界の宝です!!

ダウン後の落ち着きぶりとか、もう鳥海にぐらつかせたりしてた頃の荒削りな印象は消え去りましたね。
まだ成長していますし!

ほんと2階級制覇やビックネームとの試合、見たいです!
Commented by tarou at 2009-03-14 10:44 x
ラリオスの衰えが見ていて悲しかった…
パッキャオとあれだけ打ちあったラリオスがアオウについていけないなんて…
Commented by あーあ at 2009-03-14 22:35 x
全盛期を過ぎても頑張っているベテランを勢いのある若手が圧倒する。
勝負の世界で当然のことなんですが、どこかさみしいものも感じられますね。

今度亀田次男が同じく全盛期を過ぎたベテランの小松と試合をするそうです。
例によって衰えの目立つベテラン、そして例によって52kgという意味不明なリミット。
もう次男はどうしようもなくダメです。
Commented by nugueira at 2009-03-16 00:05
>HEY様
 残している実績と一般への浸透度にギャップがあるのがなんとも残念です。本人が燃えられる大舞台を今年こそ用意してほしいですね。

>tarou様
 パッキャオ戦は見ていないのですが、昨年の対戦時には粟生の勢いをかろうじて上回っていたラリオスの経験が、今回は完全に追い抜かされてしまったということなんでしょうね。

>あーあ様
 まあ日本人と対戦ということで4分の1歩ぐらいは進歩してるのかもしれませんが。世界タイトル戦以外の試合で不必要なリスクは負わない戦略でしょうね。
by nugueira | 2009-03-12 23:34 | ボクシング | Comments(4)